大家族!
サモア研修の締めくくりとして、村にホームステイに来ています。
ステイ先は、ウポル島南部のFalealili郡?にある、Vaovai村。
新隊員6人それぞれが、別々の家に1週間ステイします。
他のみんなは、2~7人くらい(要は一家族)の家に行っていますが、私はなんと15人家族!と聞いてドキドキしてました。
が、行ってみるとそれ以上。
大人だけで10人、子供が7人、計4世帯?が同じ敷地に住む大家族でした。
(さらに犬3匹、豚10頭くらい、鶏40羽くらい!)
祖父・祖母、大叔母、父母、その姉・弟・兄夫婦、さらに子供たち。
片親がNZで仕事していたりすることも関係するのか、どの子が誰の子とか全然関係なく、一緒に生活しています。
お婆ちゃんやお兄ちゃんが宿題を見てあげたり、みんなで2歳児の面倒を見たり、とても仲良しで合理的。
私も非常に温かく迎えられ、さっそく家族の一員として楽しんでます!
他人どころか、言葉も満足に通じないにも関わらず、あまりの居心地の良さに、家族とは?なんて改めて考えてしまったり。
祖父・祖母は、なんと13人の子持ちで、孫は41人いるとか。
大半はNZやOZも出稼ぎに行って、そのまま現地人と結婚して住み着いているとか。
もちろん帰ってくる人もいて、兄嫁はNZ人で、娘がアメリカから遊びに来てたり。
他にも山ほど書きたいことがありますが、キリがないので、ひとまず今日はここまで。
PCを持ってきていないので、デジカメで撮った写真etc.、アピアに帰ったら追加します。
サモアの正装(♂)
今日からvillage stayということで、久しぶりに正装しました。
↑上から、アロハシャツ、もらったネックレス、ファイタガ、ビーチサンダル。
えーと...本当にこれが正装です。
冠婚葬祭や大学の講義はもちろん、省庁への表敬訪問もこれでOK。
他に、日曜の教会は白シャツというルールのようですが、外国人だしOKとのこと。
すべて現地調達可能です。...って、当たり前か。
協力隊員にとっては、荷物が少なくて済むのでありがたいです。笑
実際、長ズボンや革靴、ネクタイetc.は着る機会がないので、まったく必要なし!
むしろカビが生えるだけだから持って来てもムダ!とも言われました。実感。
そしてファイタガ!
正確には、ie faitagaという、男性用の巻きスカート。
これが予想外に快適です。
本当は下着と短パンを履いた上に着ますが、下着だけだったり、何も履かずに!着たりもします。
私はさすがに下着は履きますが、風が入ってすごく涼しい!
女性が夏にフワッとしたスカートを履く理由が分かった気がします。
すごい気に入ったけど...
日本で着るのは難しいよなぁ。汗
Samoa Cultural Village
昨日でサモア語研修が終わり、明日からVillage Stay、谷間の今日はSamoa Cultural Villageという体験施設?に行ってきました。
歌やダンスはもちろん、カービング、ココナツ削り、刺青etc.が見学でき、カヴァセレモニーの実演やココナツジュースまで付いて、なんと無料!
2時間に亘ってサモアの文化を解説してもらえて(もちろん英語)、ふつうに1,000円くらいは取っていいような内容だったので、超!おすすめです。
平日オープンですが、火~木10:30からのツアーがマストです。
...って、誰も来ないか。笑
すべてを書いているとキリがないので、印象に残ったことだけ。
・ココナツ削りはタンザニアと同じ方法!そもそもはどこ発祥なんだろう?
・刺青はサモア発祥と主張。...うーん。英語の「Tattoo」は、サモア語「Tatau」を含めたポリネシアン圏が語源と。
真偽はともかく、完全に文化の一部。刺青してたら一律で入湯NGなんて、ちょっと視野狭すぎかもね。
・Tapa(木の皮で作る布)の製造は機械化が難しそう。高価な理由が分かった。
・サモア人は、ミュージシャンでもチューニングがずれてても気にしない人が多い!笑
ランチは歩いてすぐのNourish Cafeへ。
ベジタリアンやグルテンフリーに対応したメニューが数多くあって、内装も、ここがサモアであることを忘れる、超おしゃれカフェ。
もちろんお値段も最上級でしたが、味も大満足レベルでした。
↑チリチキン(WST28≒¥1,260)。鶏肉の下にあるのは、タロイモのスライスとパルサミ(タロイモの葉をココナツミルクで煮たサモア料理)。
↑食べ物ついでに、昨日のランチ。現地スタッフおすすめのAmanaki Hotelのフィッシュサラダ。おいしかった!
...2日連続で高級ランチを食べてしまった。汗
初Live!
...と言っても、ちらっと演奏しただけですが。笑
今日はサモア語研修の発表会?でした。
いつものホテルの大会議室を借りて、サモア語で自己紹介&ひとネタ。
集まったのは、JICAサモア支所のスタッフ10名くらい(日本人&サモア人)。
ひとネタは何でもいいそうですが、歌が多いということなので、私がギター(ドミの共用品)を弾いて、みんなで歌いました。
サモア語の教科書に載っている曲は、過去の隊員たちが何度もやっていると言われ、先生に紹介してもらった曲を。
La'u Lupe - The Mavaega Sisters
シンプルですが、日本人の心にも響く、切ないメロディーですね。
しかも、このバージョンはC,C7,G,F,Amくらいしか出てこないので簡単です。
いくらなんでも...だったので、最後ちょっとだけ変えてみました。
==========
La'u Lupe (capo1)
==========
C
La’u lupe ua lele, lele i le vao mao
G C
Talofa e i la'u pele, la'u pele ua leiloa
C
Ta'agae o teine o lo'o ua gasolo mai
G C C7
Ou mata e tilotilo e te le o sau ai
F C
Ua to'ulu'ulu mai
G C C7
O le sau mai heremoni e
F C Am G C
Ua to'ulu le alofa i luga o Kipeona
Oi oi oi e i lenei malae
O le oti fa'afuase'i ile lalolagi e
La'u fua rosa e la'u fua veloveta e
La'u fua ua uimoto ae le'i matala e
Ua to'ulu'ulu mai
O le sau mai heremoni e
Ua to'ulu le alofa i luga o Kipeona
Ua to'ulu'ulu mai
O le sau mai heremoni e
F G/F C Am Dm G C
Ua to'ulu le alofa i luga o Kipeona
first kiss
昨日は先輩隊員主催の歓迎会@Rendez-vous Restaurantでした。
サモア隊員はウポル島、しかもアピア周辺に集中していることもあって、かなりの割合の隊員にお会いできました。
これで、会の前までにお会いした方も含めると、9割くらいには会えた計算かと。
10年前のタンザニアとは異なり、シニアボランティアが多い印象。
環境的に、気候も治安も良くて、電気も水も安定、というのが理由でしょうか。
2次会はマリーナ沿いのEdgeへ。
海風が気持ちいいテラスや、DJがいるクラブ空間がある、エンタメスポット。
向かいにはXなるクラブもあって、近くのシェラトンホテルの観光客を取り込むエリアみたいです。
店内は外国人とサモア人が半々くらい?
土曜夜ということもあって、それなりに盛り上がっていました。
が!サモアの法律的に、営業は0時までだとか。
日本の感覚だと、むしろ0時スタートくらいじゃないの!?って感じもしますね。
ある意味、健康的ですが...。
座っていた席の後ろには、サモア人グループ。
急に後ろから首にネックレスをかけられ、「友達の印にこれをあげる」と。
先輩隊員曰く、公式の場などに付けていくような、けっこう高価なものだとのこと。
酔っ払ってるなぁと思って、こっそり返したのですが、やっぱり「あげる」と首にかけてきます。
その後、先に帰るようだったので、どうしようかと迷っていたら、後ろからガッツリ抱きつかれキスされました。
ブチューッという効果音がぴったりな感じのヤツを。
...100kg超のゴリゴリの体のサモア人、もちろん♂です。
頬っぺたでしたが、サモアでのファーストキスでした。orz
「お前は友達だから、困ったことがあったらいつでも連絡しろ!」なんて呂律の回らない口で言ってましたが。
名前すら知らんがな!
サモアのビール、To Sua Ocean Trench
2日ブログをサボってしまった...。
ということで、水曜日の出来事から。
サモアのビール
水曜日は、Home Cafeという(サモアの中では)おしゃれなカフェ&バーで、持込BBQがOKな日。
ということで、アピア中の外国人が集まるらしいです。
アピアにいる隊員も毎週のようにBBQしているとのことで、参加させてもらいました。
雰囲気もいいですが、一番すばらしかったところはビール!
サモアには、2つのビールメーカーがあり、それぞれVailima、Taulaというブランドのビールを売っています。
どこにでも売っているのが、Vailimaの2種類(Lager、Pure)、ちょっと落ちてTaulaです。
味はやや甘いですが、どれも悪くないです。
Vailima Pureが一番日本人好みかな?と。
次いでVailima Lager→Taulaと甘くなる感じ(↓暗いところで撮ったので画質がアレですが)。
が、個人的に一番気に入ったのが、Taulaと同じメーカーから発売されているManutagiというピルスナー。
飲み口は軽いですが、飲み込んだ後にフワッとホップの香りがして、プレモルみたいな感じです。
話を元に戻して...
Home Cafeでは、ふだんTaulaをドラフトで売っているそうですが、この日はManutagiでした!
サモアに来て初のドラフトビールが、一番お気に入りのManutagi!!
BBQはもちろんですが、何よりビールを堪能した幸せな一時でした。
To Sua Ocean Trench
木曜日は、先生の都合で授業が休み。
せっかくのオフ、かつ晴天にも恵まれたので、To Sua Ocean Trenchに行ってきました。
サモアと言えば、ここ!というくらい、一番の観光地(当ブログのトップ画像もそうです)。
アピアからAufaga行きのバスに乗って3時間弱、ようやくTo Suaにたどり着きました。
↓幹線道路沿いに出ている唯一?の看板。見落としそう...。
WST6(≒\270)と激安ですが、寄り道や休憩も多いので、早く行きたいならタクシーのチャーターです。
アピアからおそらく1時間くらいで着きます。
入場料はWST20(≒\900)。
観光地の中には写真と違ってガッカリ、というところも多いですが、ここはイメージ通り!
緑の中にポッカリ開いた、天然の海水プールを楽しめます。
※水深2~3mなので、フィンやマスク、シュノーケルがあると楽です。
そして、プールだけではなく、海がきれい!!
10~15mの海底から干潮時の水面程度まで巨大なサンゴが隆起しており、多種多様な魚が見られます。
ただ、波が強いので、自信のない人はライフジャケット必須です。
自信がある人も、フィン、マスク、シュノーケルの3点セットがないと厳しいかと。
バスで来た私たちは、帰りの足が心配でした(To Suaの受付曰く、バスは一日一本だから、ヒッチハイクが一番だ!とのこと)。
が、偶然帰るタイミングが一緒になった外国人のバンの運転手が声をかけてきて、アピアまで相乗りさせてもらえました!(WST20/人)
話を聞くと、朝、アピア港に停泊していたQueen Elizabeth号のスタッフとのこと。
いつまでいるの?と聞くと、自由時間はわずか5時間!とのこと。
が、そのわずかな間を縫ってまで行く価値があると思える場所でした。
必ずまた行くぞ!
サモア語研修修了
今日でサモア語の研修が終わりました。
5時間×9日(月曜の発表除く)なので、本当に基礎の基礎だけ。
10年前のタンザニア(スワヒリ語)でも同様でしたが、2年後にはそれなりに話せるようになったので、今回も大丈夫かな、と。
最終試験では、先生が教えた中で歴代最高点を取れたらしいですが、超ケアレスミスで失点したので、何とも複雑な気分。苦笑
サモアン・ショッピング
今日の午後は、サモア語のクラスで街の店ツアーに。
授業の一環というのは建前で、みんなの「気になっていたけど、ちゃんと見ていない店」に先生の車で行きました。
工具・家具・家電から食器や日用品まで売っているホームセンターなど3軒。
今日の経験と、これまで見て回った感じで言うと「アピアで手に入らないものは、ほとんどない」です。
昨日の食べ物の話と同じですが、お金さえ出せば、です。
日本ならもっといいものがもっと安く買える、とか
ここがもうちょっとこうなってるものが欲しい、とか
××ブランドの品番△△が買いたい、なんて言い始めるとキリがありませんが。
少なくとも「何もないから買えない」ということはありません。
よく考えると、10年前のタンザニアでもほぼそうだったので、まったく不思議ではありませんが...すっかり忘れてますね。笑
問題の価格は、日本の1.5~2倍くらいです。
途上国(しかも離島)に輸入しているのだから当然かもしれませんが、特に食品以外が顕著です。
趣味のもの、たとえばアコースティックギターを物色しましたが、YAMAHAのF345がWST1,250(≒\56,250)、FenderのCD-140SがWST1,000(≒\45,000)でした。
いずれもアメリカで買うとUSD200程度なので、倍以上!
よほど必要なものか、どうしても欲しいものでないと買えない値段です...。
ただ、中国製などの聞いたことのないメーカー製であれば、WST200~300(\9,000~13,500)程度で買えるので、選択肢はあります。
弦などの消耗品もダダリオEJ16が売っていたり、超定番のもの数種類が並んでいました。
約2週間後には自宅に移動するので、本格的に買い物がスタートします。
その後には、また違った見解になっているかもしれませんが、現時点では「こだわらなければ何でも買える」という感触です。
※いざとなれば、Amazon(NZ)で買うという手もあるそうです。