Notes in Apia

常夏の島サモアで暮らす、青年海外協力隊員の覚え書き

ガシコウカンカイ

NZ旅行の話は一旦お休み。

土曜日は「ガシコウカンカイ」に出席しました。

 

...何それ?

と、私も最初聞いたとき思いました。笑

まぁ日本人のイベントなので「ガシ交換会」だろうと。

いや、「ガシ」って何だよ!?

日本人会の理事会のとき、こっそりスマホで確認したら「賀詞」でした。

おぉ、「賀詞交換会」か!

...って、やっぱりピンと来ない。汗

 

ま、平たく言ってしまうと「新年会」なんですが。

日本大使館が主催なので。

「"新年会"なんて浮ついたもんじゃない!」と前大使が言ったとか言わないとか。

それで「賀詞交換会」なんて堅苦しい名前になったらしいです。

 たしかに、サモアとは言え、国のお金で「新年会」なんてダメですよね。

 

先日の「天皇誕生日レセプション」と同じ会場に、在サモア邦人が大集合。

と言っても、9割はJICA関係者。

あとは大半が大使館職員。

JICAも大使館も関係なくサモアに住んでいる人はわずか数人です。

そして私もほぼ1年住んでいるので、狭いサモアのこと、ほとんど知った人でした。

 

あ、もちろん服装はフォーマルですよ。

大使館の正式なイベントですから!

 と言っても、Pacific Formal(開襟の半袖シャツ(アロハOK)、巻きスカート、ビーサン)ですが。笑

 

大使の新年の挨拶に始まり、今回も鏡割り!

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前回、「日本から空輸?」なんて書きましたが。

実は樽は使い回しだそうで。

 言われてみれば、そりゃそうか...。汗

中身もお酒がなみなみ詰まっているわけではなく。

2リットルくらいで一杯になるよう、上げ底?されているとか。

それでももったいないってことで、今回はボトルの1/3くらいしか入れてない、と!

何事も舞台裏には色々ありますね。笑

 

料理もお酒も、天皇誕生日レセプションとはもちろん比較にならない質&量でしたが。

ふだん一堂に会することがない人たちと色々な話ができて、非常に楽しい時間でした。

 

その後も隊員の家に集まって、夜中まで宴席は続き...。

完全に飲み食いしすぎました。

ダイエット中なんだけどな。orz

 

...ま、たまには。

「楽しい」には勝てない。笑

NZ旅行-4「ダイビング@Paihia」

パイヒアはとにかく海(と島の景色)で有名らしいです。

私も「NZ 北島 ダイビング」で検索して決めたと思います。

ということで、ダイビング in NZの前半戦、パイヒア編です。

 

ダイブショップ

お世話になったのは、その名も「Paihia Dive」。そのまんま。笑

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事前にWeb予約していたこともあり、すんなり受付。

タブレットが渡され、情報を入力するのですが、ダイブショップでそんなの初めて!

個人的に紙媒体が嫌いなので、これだけで非常に好感が持てます。笑

 

受付後、店の裏手でウェットスーツなどのサイズ合わせ。

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が、オークランド編で書いたとおり、寒い!!!のです。

いや、昼間ふつうに歩く分にはTシャツ&短パンで全然OKですが。

海に潜る(しかも深い)となったら話は別。

そもそも7mmウェットを貸してくれますが、さらに「オレ、熱帯で潜っても凍えるんだよ?」と言って、フード付ベストと厚手のグローブを借りました。

グローブするとデジカメが非常に操作しにくくなりますが、背に腹は変えられません。

 

また、自分のフィン(MEW)を持っていったのですが、「これじゃ小さいから」と言って、一回り大きなフィンを貸してくれました。

...って、MEWを一目見て不十分って、どんだけ潮強いんだよ!?驚

 

パイヒアには2隻の船が沈めてあり、レック(沈船)ダイブが楽しめます。

が、深い(約30m)ので、アドバンスト以上のライセンスが必要です。

 ふつうのライセンス(OWD)だと、NZ$50追加だったかな?

また、このショップでは半年以上潜っていないと事前講習が必要(別料金)な点も注意。

 

Canterbury

一隻目は戦艦Canterbury。全長110m以上ある大きな船です。

深さは甲板上で水深25~28m、水底37m。

店から港まで、観光客でごった返す中をリヤカーに載せて機材を運びます。

パイヒア港を出て、向かいの半島Russellでもお客さんを一人乗せ、いざポイントへ。

ポイントは近いですが、揺れがややあるので、弱い人は酔い止めを。

 

沈船は魚礁になるので、小さな魚も、それを狙う大きな魚も見られます。

私は見逃しましたが、1m超のKing Fish(ヒラマサ)もいたとか。

↓上甲板はカワハギだらけ。

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船自体を探検するのも楽しい。

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ふと覗くと、山ほど魚が集まっていたり。

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この日はゲスト16人、スタッフ3人だったかな?

船の定員ギリギリって感じでした。

↓お昼休憩中。南国っぽく見えますが、水は超冷たくて凍えます(水温20℃以下)。

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ここで今回の旅で唯一、日本人と一緒になりました。

「寒いね~」って心から共感できるのは日本人くらい?笑

ちなみにショップでランチを頼むとNZ$12ですが...高い割にイマイチだったようです。

店で買うなり、作るなり、自分で用意したほうがいいかと(私はサンドイッチ等を持参)

お茶・コーヒーなどは無料です。

 

2本目は浅い(と言っても18m)ポイントで洞窟ダイブ。

NZを含め、オセアニアの島々は火山島なので、海中洞窟も多々あります。

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熱帯魚ではないので、青など地味な色の魚が多いですが、数がすごい!

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↓雑誌に載ってそう。合成写真みたいですが、本物です。笑

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レアものは撮れませんでしたが...

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何かを撮ろうとしても、たくさん魚が寄りすぎて訳分からないことに。笑

ケルプフィッシュとクレナイベラかな?右上は何だろ?

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上2枚にも写っていますが、ウニが山ほど。

岩の窪みという窪みに棲んでいて、エチオピアの岩窟教会の修行僧を思い出しました。

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インストラクターがナイフでウニを刺し、軽く振ると...周囲の魚が一斉に群がって、あっという間に食べてしまいます。

やっぱりウニのとげとげって大事なんですね。

って言うか、魚にとってもウニはおいしいのか!と。笑

 

水の中も、船に上がってからも寒い!ので、対策は必須です。

が、さすが7mm+フード付ベスト(グローブ&ブーツも)。

覚悟してたよりは、寒いなりに快適に潜れました。

 

Rainbow Warrior

二隻目はRainbow Warrior。悪名高き(?)Green Peaceの船です。

その歴史・事件についてはリンク(Wikipedia)からどうぞ。

Canterburyより10mくらい浅いですが、やっぱりアドバンスト以上のライセンスが必要なことには変わりありません。

 

Rainbow WarriorはCavalli Islands周辺に沈めてあるので、まずは車移動。

装備やボンベが載ったリヤカーを車で牽引して、Matauri Bay Holiday Parkへ。

NZには、車やテントで寝泊りできる、こういうキャンプサイトがたくさんありました。

長く滞在できるなら、こういうところを車で泊まり歩くのが楽しそう。

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ビーチから船を浮かべ、乗り移ります。

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ここでも南国っぽく見えますが...さっそく海が冷たい!

ちなみに船の名前はAka-Maru。和名のようですが、由来は不明。

 

さっそく船内探索。

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こんなかわいいヤツらばかりかと思いきや。↓カワハギ

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↓Triplefin(ヘビギンポ)

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ウツボが隠れてたり

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ケルプフィッシュが潜んでいるので、不用意に手を伸ばしたらいけません。

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この日のランチは無人島の砂利ビーチに上陸。

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南国っぽく見えますが...(以下割愛。笑)

凍える私を見て、一緒に潜った、立派なお腹のオッサン達が「肉がないからなぁ。もっとパイを食えよ!こいつの腹を見ろ!(爆笑)」と。

いや、だからエアがすぐなくなって、早めに上がる羽目になるんじゃん!笑

 ちなみに私はたいてい一番長くエアがもって、最後にインストラクターと上がってきます。

 

2本目はケルプの森へ。

ケルプをかき分けるとウツボ(たくさんいる)や

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タコ(サザエを食べたっぽい)

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エイなんかがいました。

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この日も寒かった!ですが、重装備のおかげでそれなりに。

日本人は7mmウェットに加え、フード付ベスト、グローブ、ブーツを借りましょう。

あ、車移動もあるし、船もやや時間が長い&揺れるので、弱い人は酔い止め必須です。

 

まとめ

どちらの船にもホットシャワーがないので、上がった後の寒さ対策も大事です。

タオルやパーカーなどより、風や水を通さないジャケットがいいかと。

私はこれ↓の上下を愛用してます。

サモアの豪雨にも対応する上、半袖にもなって便利!洗ってもすぐ乾くし。

 

どのダイブポイントも、イソギンチャク、スナギンチャク、サンゴの類がめちゃくちゃカラフルできれいでした。

ピンクや水色で群生していて、まさに水中花って感じ。

 写真で見るとどうしても地味に見えちゃいますけどね...

熱帯魚がいない海で潜るのは初めて(50本超えてるくせに)でしたが、また違った楽しさがありました!

 

あ、最後に。

MEWじゃ小さすぎるってことでしたが。

別に全然そんなに潮は強くなく。

むしろ慣れないフィンに苦労し、脛が筋肉痛になりました...。汗

ショップでも一応借りといて、自分のフィンも持っていくのがいいですね。

NZ旅行-3「Paihiaへ」

NZでの最初の目的地は、北の町Paihia。

Bay of islandsなど、とにかくきれいな景色とビーチで有名なようです。

私はもちろんダイビングが目当て。

 

オークランド→パイヒアはInterCityというバスで移動しました。

Sky Tower直下にバスターミナルがあるので、迷いようがありません。

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事前にWeb予約しておくと、ドライバーの持つ端末に名前が表示されます。

なので、乗るときは名前を言うだけでOK。

 

ちょっと離れると、オークランドがいかに大都会か分かります。

Sky Towerがちょっと異様ですね。

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オークランドを出ると、あっという間にこんな景色に。

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って言うか、こっちが本当のNZの姿ですね。笑

牧草地が広がる丘陵が主で、湖水地方エジンバラの道や、アイルランドを思い出しました。

 

ほぼ国道1号線を一路北上。

途中、いろんな街でお客さんの乗り降り&1回休憩を挟みつつ、パイヒアまで4時間。

バスは新しくてきれい&静かで、暑すぎず寒すぎず、とても快適でした。

 

パイヒアに着いてびっくり。

面積は狭いながら、一大観光地でした(よく調べてない。汗)

店がぎっしり立ち並び、観光客と車でごった返しています。

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バスの終点はまだ先ですが、乗客の半数以上がパイヒアで降りました。

 

パイヒアでの泊まりはCentabay Lodge

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バックパッカー宿ですが、個室もあるし、車で寝泊りもできるし、テントも張れます。

例によって、バス停、ダイブショップ、スーパーが近い!と利便性で決定。

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地図上、右下を走るウィリアムズ・ロードが目抜き通り(2枚上の写真)。

バス停までは300m足らず、徒歩5分。

そして徒歩2分のスーパーは、もちろんcountdown!笑

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 ただ、冷えたビールを売っていないので、ビールだけは向かいにあるFour Squareへ。

 

部屋はシングルの値段でツインをもらえました。

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オークランドの宿と違って、きれい!&広い!

共用のキッチンもトイレもシャワールームも、きちんと管理されてきれいです。

もちろん、使い方はその時のゲスト達によるでしょうが、スタッフが毎日ちゃんと掃除しています。

当たり前のようですが、バックパッカー宿ではかなり適当なところも多いので...。

 

スタッフも、フレンドリーでありながら過干渉せず。

部屋の前や中庭にはイスやベンチがたくさんあって、ゆっくりするには最高です。

ダイビングから帰ってきたら、シャワー浴びてビール飲んでのんびり、が日課でした。

 

あまりにも開放的過ぎて(外から誰でも簡単に入れる)、ドミトリーだと(鍵もかけないから)盗難などがやや心配ですが。

観光地にありがちな治安の悪さを全然感じない町だったので、あんまり気にしてなくてもいいかもしれません。

 

私にとっては利便性、快適性、雰囲気、コスパ、すべて良かったのでオススメです。

 

次回、いよいよダイビング前編! 引っ張りすぎ。笑

NZ旅行-2「ビール三昧」

「毎日雨」って書いたら、また!昨日は一日晴れました(夜は雨でしたが)。

おかげで洗濯物が久しぶりにパリッと乾きました。

ホント、ブログに愚痴ると解決するのはなんでだろう。 なんて。笑

 

NZ旅行、またも番外編っぽいですが、エピソード2はビールです。

 

NZの伝統料理?

旅行に行ったら、現地のものを食べたいですよね。

が!国や地域によって、外食はかなり高かったりします。

NZはどちらかと言うと高い部類。

選択肢も少なめだし。

 ま、日本以上に色んな料理が超安価~超高級まで存在する(しかもおいしい!)国は他にありませんが...。

 

何より、伝統的なNZ料理!ってないですよね。

侵略&植民によって文化が大変革したから当たり前か。

と言うか、強いて言えばマオリ料理(ハンギ)がそれなんですが。

外食で食べるものじゃないですよね。

しかも、サモアでウム(ハンギと同じく、石で蒸し焼き)食べてるしなぁ...。

オセアニアの伝統料理はどこも大差ないだろうと判断。笑

 

NZビールの最小単位

ということで、自炊です。

当然、アルコールも調達しますが、もちろんNZ産を呑みたいところ。

ビールが大好きな私は、スーパーの棚を見て大歓喜!どれから呑もう!?

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イギリス領の歴史があると「飯はマズいがビールはうまい」というのが定説です。笑

 

が、しかし。

値段を見ると、けっこう高いぞ??

そんなはずないでしょ...と思って、さらによく見ると。

棚の上段に1本ずつ並ぶビールは、少量生産のクラフトビールとか。

日本でも、その手のビールは高いですよね。

で、下段の箱入りビール。

こっちがふつうの定番ビールで、値段も安い。

 

...って、12本入りしか選べないのかよー!orz

色んなビールをたくさん味見したい私には辛い選択です。

しかも、330mlとは言え、12本飲み切れるか? と、若干悩みました。

 

あ、嘘です。2秒くらい。

12本は余裕だけど、24本いけるかな?って考えました。笑

 

で、結局、滞在中にこの2種×12本。

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...って、両方とも飲んだことあるし、なんならサモアで買えちゃうんですが。

「おいしい」には勝てない。

12本買ってハズレだったら、と考えると冒険できませんでした...。弱

 

いずれもNZのド定番ですが、一応私見を。

左のSteinlager Pureは、めちゃくちゃ飲みやすい。

暑いときにガバガバ飲める感じ。

でも味や香りが弱いわけではなく、特に飲み込んだ後に残る香りが上品。好き。

右のSPEIGHT'S Old Darkは、ちょい癖アリ。

でもブラウンエールが好きなら難なくいけると思います。

LONDON PRIDEが好きなんですが、同じ系統の味&香り。好き。

 

...ま、ワインみたいにグダグダ語らず、ビールはグッと飲んで「うまい!」で十分。笑

 

すばらしい発明!!!

で、そんな無難なチョイスをしておいて、今さらながら大発見が。

SPEIGHT'S Old Darkの王冠をよく見ると...

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「TWIST OFF ONLY」って書いてある!

で、ひねってみたら、もちろん開く!!

瓶の口も、よく見たら、ねじ山が!!!

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栓抜きがなくても開けられるビール!?

え?当たり前??よくある???

...恥ずかしながら、私、ビール好きとか言いながら知りませんでした。

って言うか、SPEIGHT'S Old Darkも栓抜きで開けてた。恥

 

えー、世界中のビール、こうしようよー。マジで。

だって、タンザニア人とかサモア人、栓抜きがないと歯で開けたりしてるよ?笑

ひねればいいだけになったら、そりゃもう格段に便利になる!

世界中がウェルカムでしょ!!

 

...って、特許だよなぁ、きっと。

あるいは瓶の口にねじ山作るのがコスト↑かなぁ。

 

もし私が億万長者なら。

即、特許権買って、全世界で無償で使えるようにする!

...頼むよ、ビルゲイツぅ。

ザッカーバーグでもいいや。柳井さんでも。

使い道に困るほどお金持ってるでしょー?よろしく!笑

 

変り種ビール

Steinlagerブランドで「東京ドライ」なるビールが。

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漢字に目を引かれ、一本売りしてたので買ってみました。

「NZの材料を日本の製法で」的な謳い文句が書いてありますが。

味は...可もなく不可もなく...かなぁ。

ブログのネタにはなりましたが、ふつうにSteinlager PUREのほうがおいしいかと。

 もちろん味の好みは人それぞれです。

 

↓東京ドライのCM。これがNZで流れてると思うと、ちょっと面白い。

 

もう一種。

↓ビールで初めてジャケ買いしそうになった。笑

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飲んでいないので、味は不明。

1本売りなら、間違いなく買ってみたんですが...。

意外とまじめな、ごくふつうのビールだったりするんだろうな。きっと。

NZ旅行-1「NZで使うSIMはどこがいい?」

サモアに戻ってから毎日雨です。

ま、乾季でも日本の梅雨時より降水量がある国なので、雨季は仕方ありません。

と言っても、一日中降ることはあまりなく、週に2日くらい?

たいてい午前中は晴れて、昼過ぎ~夕方くらいに降り始めます。

夜はほぼ100%雨。

ま、夜は乾季でも半々くらいの確率で雨なので。これまた仕方ありません。

 

困るのは洗濯物です。

朝干しても、帰る頃には必ず雨なので...。

いや、もちろん屋根の下に干してますよ。

が!本当に滝のような雨がゴーゴー(ザーザーじゃなくて!マジで!)降るので。

大気中の湿度がすごい!!

ということで、いつも若干生乾きでしっとり感のある服を着ることに...。orz

 

でも先輩隊員(♀)曰く

サモアは美容にはいいはず!だって美顔器の中に住んでるようなもんだから」

と。

なんてポジティブ!

何でも考え方ひとつですね。笑

でも紫外線には注意...。

 

今日はNZ旅行のエピソード1、オークランド編です。

ずいぶん長くなったので、SIM情報だけ知りたいって人は目次からどうぞ。

 

フライト by NZ航空

サモアオークランドは4時間。あっという間です。

格安チケットなので、水・お茶・コーヒー以外は有料(機内食もなし)ですが。

むしろおいしくない機内食より、自分で用意できるほうがありがたい。

機内エンタメ(座席ディスプレイ)も、コンテンツが制限されてます(別途払えばOK)。

が、タブレット持ってるし、これも全然問題なし。

って、最近は座席ディスプレイ自体を廃止し始めてるみたいですね。

そりゃコスト増&重量増だし、電気も食うし、やめられるならやめたいよなぁ。

我々顧客としても「デフォルトで不要なサービスが盛り沢山!でも高い」より、

「自分で必要なサービスを選べて、その分だけ払う」ほうがいいですよねー。

もはや飛行機移動は全然プレミアムじゃないので。

どんどんシンプルなサービス、リーズナブルな料金体系に移行してほしいです。

 

オークランド空港

サモア赴任時にトランジットして以来、11ヶ月ぶりのオークランド空港ですが。

11ヶ月前→「NZ最大の空港にしては何もないし、小さい空港だな~」

今→「スゴい!さすがNZ!!何でもある!!!すべてがピカピカしてるよ~涙」

...人の基準なんて、わずかな期間で変わるものですね。笑

 

荷物のピックアップも入国も、ほとんど待ち時間なくスムーズ。

が、パスポートコントロールでインド系の人に当たり、英語が聞き取りづらい。

...のに、どうでもいい話をしてくる。笑

「何しに来た?」「どこに泊まる?」「何日滞在?」とかは分かりますが。

「何コレ!?オフィシャルパスポート?何でそんな持ってるの?」

「外交官じゃないよね?あ、日本のパスポート、外交用は別?」等々。

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そう、青年海外協力隊員を含め、JICA関係者には「公用旅券」が発給されます。

もちろん活動期間限定で、その間、通常のパスポートは取り上げられます。

 ※パスポートの二重携行(多分、罪です)を避けるため。

が、前回の協力隊の時から、公用パスポートで不便を感じたことはありません。

むしろビザ代が免除になったり、一般窓口に並ばなくて済んだり、いいことだらけ。

 

ですが。

身分証明で見せた時とか、たまーにこうやって「何コレ?」的な質問を受けます。

中には一応「コイツはJICAのメンバーだよ」とか書いてあるんですが。

ごくごく一部の人を除いて「JICA?何それ?」じゃないですか。

せめて「ボランティアの国家事業に参加してるよ」くらい書いといてほしい。

 

ま、公用パスポートのおかげか、税関の荷物チェックがスキップできたので。

あんまり文句を言うつもりはありません。笑

 

空港→市街

オークランド空港から市街へはバスです。

 お金持ちはタクシーをどうぞ...。

各種バス会社があるようですが、私はパッと調べて出てきたSkyBusにしました。

翌日から利用するInterCityなら割引になりましたが、都合のいい便がなかったので。

 

SkyBusは片道NZ$18ですが、Webで事前購入すればNZ$17です(差はNZ$1だけ...)

空港内はフリーWiFiがあるので、着いてから購入でOK。

距離の割にちょっと高い?と思いましたが、バスは新しくてきれいだし、バス内でフリーWiFiが使えたし、まぁいいか。

 

いくつかまとまった停留所の前ごとにドライバーが「降りる人いる?」と聞きます。

丁寧に近くのメジャーなランドマークを言ってくれますが、英語に自信がなければ、あらかじめWebサイトの地図で下りたい停留所を探しておいて、ドライバーに伝えておけば教えてくれます。

実際、そうしてる人もいました。

 

オークランド市街

オークランド市街に着いたのは19時頃。

サマータイムを導入しているから実質18時だし、夏なので太陽もまだ出てますが。

真っ先に感じたのが「寒い!!!」です。

天気予報などで、最高気温24-25℃、最低気温18-20℃と知って、覚悟はしてました。

でも予想以上に寒かった...。

サモアは夜でも25℃を下回ることはまずないので、私の体感が狂ってます。きっと。

が!

アジア人観光客でダウンジャケット着てる人(←さすがにやりすぎ)とかもいたので。

みんな、「(行く前)南半球は夏だよねー」→「(来た後)え、寒くない?」って感じかと。

ま、夏とは言え、北半球で考えれば6月頃、緯度的には金沢とか宇都宮なので。

そりゃそこまで暖かくはないよね、と。

 

そして坂の街!

知らなかった!!

シカゴか?ってくらい、結構急な坂。

バス停から宿泊先まで距離があると、荷物を転がすのが大変かもしれません。

 

あと、乾いてる!!!

着くなり乾燥を感じて、鼻奥が痛くなり、喉がイガイガしました。

ま、雨季のサモアは湿度100%近いので。

多分、と言うか間違いなく、やっぱり私の感覚が狂ってるんだと思います...。

4,5日後には気にならなくなってましたし。

 

って、日本に帰国するの、来年の1月末なんですが。

寒さも乾燥もオークランドの比じゃないよなぁ。

どうするんだ...。汗

 

NZ旅行で使うべきSIM

最近の海外旅行は、まずSIMの入手から始まりますよね。

特に協力隊員は、常にJICAスタッフと連絡できるようにする義務があります。

で、行く前からNZのSIMについて調べてたんですが。

ワーホリとか留学とか、中長期で滞在する人向けの情報ばかりのような。

キャリアが4つあるのですが、各社のサイトを見ても、いまいち分かりづらい。

 ま、サモアのネットが遅すぎて、面倒になったというのもあります。笑

 

では、独断と偏見に満ちた結論から!

今、2週間以下の滞在でNZに行くなら「Skinny」!!

です、はい。

 

↓SIMサイズは3つ共通(型抜き)なので気にしなくてOK。早く日本もこうなれ。

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NZのキャリアは「Vodafone」「Spark」「2degree」「Skinny」の4つです。

で、空港内にオフィスがあるのは、前者2つ。

なので、「Vodafone」「Spark」のどちらかを選んでしまう人が多いと思いますが。

経験則的に、空港内でSIMを入手するのはNGです。

デメリットは「他のキャリアと比べられない」だけではありません。

「空港内専用プランしか選べない」ことが多いからです。

ということで空港内はスルーしたので、NZがどうだかは知りません(無責任。笑)

でも、たいていの国で「空港内でSIM入手は悪手」なのは間違いないかと。

 

ちなみにNZは、空港も市街へのバスも、泊まるホテルもフリーWiFiがあるので。

焦ってSIMを入手する必要は全然ありません。

 

じゃ、どこでSIMを? →スーパーです。

私はcountdownで入手しました。

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4社のSIMとパンフが置いてあって、最新の情報をゆっくり比較できます。

キャリアのオフィスと違って、「お困りですか?」的な邪魔者もいないし。

 

が。

...まぁ正直に言うと大差ないみたいです。

エリアも似たり寄ったりのようですし。

SIM自体はNZ$3。SkinnyだけNZ$2(countdown価格)。

 

各キャリアについて、ざっくり私見を書くと

Vodafone →やや高い?でも使う分だけ細かくデータ購入できる

Spark →公衆電話みたいに、街中に無料でデータ通信できるスポットがある(←使う?)

2degree →特筆すべきものなし?目を引くものはありませんでした...

Skinny →回線はSparkと同じ。NZ$16以上のプランを買うと週末限定2GBが付与!

 ※新SIM開通から3ヶ月間、毎週末2GB使えます

 

ということで、Skinnyが一番じゃん?と。

NZ$16プラン(1GB)を購入しました。

SIM代のNZ$2と合わせて、NZ$18で3GB(内2GBは週末限定)。

バスやホテルではフリーWiFiが使えるので、データ量は十分すぎるほどでした。

 

SIMのアクティベートとか課金は、SIMの包装紙を見れば誰でもできるかと。

APNの設定とかも特に必要ありませんでした。

 

まぁ通信系のサービスは移り変わりが激しいので。

来月にはもう変わっているかもしれません。

が!

「空港内でSIM入手は悪手」です。これは間違いない。

NZでは、スーパーに行けば、ゆっくり比較して選べますから。

落ち着いて、自分に合ったキャリアに決めればいいと思います。

 

Surf'n'Snow Backpackers

オークランドの泊まりはSurf'n'Snow Backpackers

夜着いて、朝早く移動の予定だったので、寝られりゃいい、と。

場所の利便性と、個室の料金の安さだけで選びました。

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SkyBusのバス停(左のピン)も、InterCityのバス停(右のピン)も、歩いてすぐ!

何よりcountdown(ホテル右にあるカートマーク)が直近!

このブログで何度か書いてますが、サモアで一番買っているHomeBrand。

これ、WoolWorthグループのプライベートブランドで。

countdownは、WoolWorthグループのスーパーなんです。

今回の旅は(と言うか、いつもですが)、自炊メインなのでスーパーが大事です。

 

じゃ、この宿をオススメするかと言うと...答えはNoです。

その名の通り、バックパッカー宿なので、そもそも全然期待してませんでしたが。

それにしても汚いし、エレベーターもめちゃくちゃ遅くて古臭いです。

Webサイトには「Surf'n'Snow Backpackersはオークランドで新しく、清潔で便利なバックパッカー(ホステル)です」なんて書いてますが、大嘘。

合ってるのは「便利」だけですね。

 

↓外観。ロケーション的には便利。写真が歪んでるんじゃなくて、坂道です。

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もう年寄りなんで(笑)、ドミトリーは避けて個室にしました。

↓室内。写真で見ると、狭いなりにふつうの部屋ですが…。

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床には髪の毛が落ち放題。

デスクは飲み物をこぼしたのを拭いてなくて床までベタベタ。

さらに、シーツも変えてないっぽい。

ドアの内側とかに「チェックアウトの時、枕カバーを持ってきてね」とあるんですが。

「分かった。でも…じゃあ、シーツは?」ってなりません??

実際、細くて長いライトブラウンの髪の毛がベッドに何本も落ちてましたし…。

 

共用のトイレとかシャワールームも汚いです。

掃除どころか、壊れた便座やペーパーホルダーを直してなかったり。

管理してない(する気がない)のがありあり。

 

ま、ロケーション的な利便性は超がつくほど高いので。

清潔感とか気にしないぜ、って人にはいいかもしれませんが。

快適性はバックパッカー宿の中でも下のほうなのは覚悟の上でどうぞ。

 

↓この日はOZビール。わざわざNZ行って!? ...だって、特売してたから。笑

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NZ旅行-0「ファレオロ空港」

サモア国立大学の仕事始めは1月3日。

仕事納めは12月23日だったので11連休!

さすが南の島!!

 

...と思ってたら、年末間際になって「やっぱり1月8日から」とお達しが。

学長の一声で、なんと5日も休みが増えました!

年の初めからこの調子なのが、いかにもサモアっぽいです。

って、国の休日さえ直前で決まるくらいなので、大学は何をか言わんや。笑

 

本題。

NZ旅行について書こうと思いましたが。

実はまだサモアの空港について書いてない!?ので、今回はエピソード0です。

 

格安フライト!

私は、わりと途上国ばかり行っています。

と言うのも、先進国は年を取って体が動かなくなっても行けそうだから。笑

なのになぜ今回NZを選んだのか。

それは、この時期NZへのフライトが格安になるからです。

 

サモア人はNZに山ほど(サモア内人口と同じくらい)出稼ぎに行っていて。

クリスマス&年越しに、大挙して帰ってきます。

そのため、NZ航空がサモア便を増発したり、大きい機体に変えたりするんですが。

でも、その戻りの便にはお客さんがいないんじゃ?

ということで、サモア人の逆向き、つまり年末にNZに飛んで年明けにサモアに戻る便が安くなる、と。

ふだん往復4.5~5万円くらいですが、私は今回2.7万円でした。

 

もちろん私だけが考えることではなく。

この時期、大勢のサモア隊員がNZに出かけます。

なので、行きは同期隊員、帰りは先輩隊員2人と一緒になりました。

他の日も、多い日は7人?が同じフライトになったようです。笑

 

ファレオロ空港

ま、同じ便になるには他にも理由があって。

そもそもフライト自体が超少ないんです。笑

これ↓私が乗った日ですが。

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24時間に6便しかない!

それもオークランド(NZ)とナンディ(フィジー)のみ。

念のため書きますが、このファレオロ空港がサモア最大ですよ...。汗

 

そんなファレオロ空港は、30年くらい前に日本の援助で建て直しました。

が、さすがに老朽化したので、一昨年(のはず)今度は中国の援助で建て直しました。

なので(出国ターミナルは)外も中もきれいです。

 入国ターミナルはプレハブ?みたいなボロい建物です。悪しからず。

 

↓これでほぼすべて。使ってる搭乗口、2つだけなので。笑

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↓一応、免税店も。

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↓なんと言っても、空港周りの海がきれい!

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※ファレオロ空港へのアクセスは↓。

マルチリンガル案内

そして、日本&中国が建て直したという歴史のためか、案内表記が英語、サモア語、中国語、日本語です。

えー?それ必要~!?

...こんなところに援助国のエゴが見え隠れします。

 

日本でも、英語以外に、中国語、韓国語の案内が増えましたね。

浜松はATMでポルトガル語が選べたり(ブラジル人が多い)、地域によって特色も。

でも...こういうの増えれば増えるほど、逆に不親切のような気もします。

情報は多ければ多いほど探しにくくもなる訳で。

個人的には「その国の公用語&英語」が最適解では?と思っています。

 

ま、ごく近い将来、ハンディデバイス(スマホとか)での自動翻訳が誰にとっても当たり前になるので。

東京オリンピックを控えたからと言って、今更そんなインフラにお金をかけるのはちょっとね...と個人的には思います。

 

出国手続き

チェックインしたら、もう出国するしかありません。

空港(サモア国内側)には店とか本っ当~に何もないので。汗

 

出国は荷物チェック窓口1つ、パスポートコントロール窓口2つの超シンプル構造。

が!意外とマジメで。

水のペットボトルを捨てさせられました。

南の島はどこも結構いい加減なイメージで、セブなんて毎回余裕でペットボトル持ち込めたんですが。

サモアはダメでした。

...でも夏に家族が来た時は、水筒がノーチェックだったので。

単に運の問題かもしれません。笑

 

パスポートコントロールは、たいていどこの国も出国時は余裕ですが、サモアは輪をかけて余裕。

特に何も聞かれず、ほぼ素通りです。

 

で、出国したとは言え、空港内にはやっぱり特に何もありません。汗

ま、ビールでも飲んでゆっくり待つしかありません。

小売店でWST3.5、高級レストランでWST6のビールがWST7ですが...。

 

どこの空港でもいつも思いますが、「免税なのに市場価格より高い」って何だよ!!怒

東京ドームのビールとかと同じボッタクリ感がありますよね。

...って、それでも呑んじゃう私みたいなのがいるからなんですが。笑

 

次回こそ、いよいよNZの話!

ガキ使の浜ちゃん黒塗りから人種差別を考えた

あけましておめでとうございます。

だいぶ遅ればせながら...って感じですが、ギリ松の内なので自分的にはセーフ。笑

 

サモアに戻りました。

NZは最高に楽しかったし、超いいところでしたが、やっぱりサモアはホッとします。

自宅も、雨季なので長く空けるのが心配でしたが、Gの死骸3つで済みました。

ま、隣家と繋がってるし、食べ物を置いてなくてもそれくらいは仕方ないかな。

が!大学のオフィスには8つも!!

狭い個室になぜそんなに...。orz

食べ物なんて一切置いてないのに。

って、廊下のゴミ箱がすぐ近くにあるからだよなぁ。

ホント、せめて毎日ゴミ収集してほしい。涙

 

本題。

ガキ使で浜ちゃんがエディ・マーフィーに扮した黒塗りが問題視されてますね。

その是非はここでは置いといて。

一方、紅白で渡辺直美が扮した白塗りのレディー・ガガは誰も問題にしてないような。

 まさかNHKならOKで日テレはNGって訳じゃないですよね。笑

 

...って、あれ?

「白塗りの白人真似はOK、黒塗りの黒人真似はNG」なの??

どちらかを「差別」とするなら、もう一方も「差別」じゃないのー?

むしろ「黒塗りだけを問題視することこそが差別的では?」と思うんですが。

教えてー、偉い人ー!

 

...たまには協力隊員っぽいことも書いてみる。笑

 

今年もマイペース&適当ですが、よろしくお願いします。

↓初詣はダイバーの聖地のひとつ、Poor Knights Islandへ。スゴかった!!(詳細後日)

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