Notes in Apia

常夏の島サモアで暮らす、青年海外協力隊員の覚え書き

サバイイ島二周目-2

日記的なブログはお休み。

連休で決行した、サバイイ島二周目(時計回り)の旅の記録です。

 

2日目(3/31)

この日は距離36.5km、最大標高差170mの移動。

 相変わらず変更した経路が埋込地図に反映されず、距離が若干違います。

目的地であるFalealupo Beach Falesの直近(Neiafuの先)は南側の道路を行きました。

あくまで「一周」なので。笑

 

距離は短いのですが、アップダウンが連続する上、この日も「超」快晴で暑っっっい!

さらに、この辺りは断崖絶壁なので、絶景はいいけど、たまーにしかビーチがなく。

しかも、そのたまのビーチも階段や傾斜を下りないと行けない...。

せっかく水着&ラッシュガードなのに、めったに海に浸かって涼めない!!orz

 

が、登りきるとこの景色↓。疲れが一瞬で報われます! 写真じゃ全然伝わらんなぁ...涙

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メインロードを離れると悪路の始まり。

一部舗装されているところも荒い&穴あきだし、他はダートor砂道。

発汗量がハンパないので、大量の水とバナナ(MgとK補給)が必須です。

最後は海がめちゃくちゃきれいなゾーンなので、時々浸かって涼みながら進みます。

↓いかにも南国!で、見た目は好きなんですが...。笑

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が!

それらの苦難を超えて辿り着くのは、私的サモアNo.3ビーチ!(暫定)

なんて言うか...フォトジェニックなんですよね、ここ。

いや、実際にめちゃくちゃきれいな海なんですが。笑

写真でも遺憾なく発揮される感じ。

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サモアタイムゾーンを変更する前、ここの岬が世界最西端?だったそうで。

つまり「世界最後の夕陽が沈む海」だった訳です。

が、水平線近くにはいつも雲がかかり、きれいに晴れることは滅多にないとか。

↓こんなにきれいに見えるのは結構レア!? "元"世界最後の夕陽!笑

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しかもこの日は満月!

怖いくらい美しい月とはこのこと、って感じでした。

たまたま遊びに来ていた、仲良しのJICAスタッフにビール&ワインをご馳走になりつつ、毎度のことながらゲラゲラ笑い転げる。

楽しかったー!

 

あ、Falealupo Beach Falesは夕・朝食付いて、一泊WST70(≒3,150円)。

サモアではごく平均的なファレ&ご飯かな、と。

それでも、この僻地で、と思うと実は破格かもしれません。

辺りに店は少ない上、品揃えが極小なので、飲食物は十二分な量を持ち込むほうが。

 

3日目(4/1)

朝から昨夜の出来事で盛り上がる。

夜中とは言え、ビーチファレで暴れちゃうなんてすごい神経だね!と。

いくら南の島でも解放的すぎー。笑

 

きれいな海に後ろ髪を引かれつつ、この日は16.6km、最大標高差180mの移動。

「一周」って言うなら、Papautaから北側の道だろ!?と思いますよね。

えぇ、私も思いましたとも。

走り始める前までは...。

が、メインロードまでの9kmが悪路&上り!!

前日(2日目)の、メインロードを離れた瞬間からの悪路が思い出されて。

メインロードを離れることが怖くなってですね。

距離も2km弱長くなるしー。と。

...はい。日和りました。笑

 

またも超快晴で暑っっっい中、すぐ浸かれる海も横になく。

ただひたすら悪路を延々と上り続ける前半戦はなかなかの地獄でした。orz

が!

上りきった後の下り!!

一気に駆け下るその先に見える景色!!!超爽快です。 写真じゃ分からん!

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降りきった先にはこんな海。一気に汗を流せて気持ちよかったー!!

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そしてこの日の泊まりのVaisala Beach Resort。

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ここも特に期待してなかったのですが。

実はシュノーケリングにいいです!

特に東側の岩場あたり。

深くなりながらサンゴ礁が続いていて、魚影が濃い!

いかにも熱帯魚!って感じのカラフルな魚も多く、なかなかオススメです。

 

宿はビーチファレが朝食付一泊WST80(≒3,600円)。

ここはサバイイ最大級のホテルで、ファレだけじゃなく、部屋もロッジもあり。

しかも夕食は、今までのサモア食で一番!ってくらい野菜が食べられました!!

わざわざ行くほどではないかもですが、地味~にオススメのホテルです。

 

4日目(4/2)

この日は距離41.5km、最大標高差230mの移動。

 あ、埋込地図とは違って、実際はメインロードを離れてません。理由は前述のとおり。笑

元々、ここが最大のヤマ場ってことは分かってました。

だって峠道だし。途中は村がないエリアが長いし。

 

が!

これほどとは...。orz

もう1回、一周の旅をするとしたら、ここだけはスキップしたいなぁ。ってくらい。

 

ま、コンディションの問題もあります。

何度も書きますが、この日も超快晴!! 

とにかく暑っっっいんです。

それなのに、延々アップダウンの繰り返し。

「あのコーナーの先こそ!」なんて頑張るじゃないですか。

で、着いて、その先が見える度に「The long and winding road~♪」。

心の中で何度ポールが歌ったことか...。orz

 

村がない=応援してくれるサモア人もいないしさぁ。

何なら、車も全然通らないし。

すっごい孤独な戦い。

木陰で休めば蚊に襲われるし...。

と、身も心もホントに折れかけました。

 

しかも、ひたすらアップダウンを繰り返し、ようやくAopoに着くも水が売ってない!!

次の村、その次の村、と売店6,7軒で聞くも、どこにも売っていません。

百歩譲ってコーラでも何でもいいから飲み物!と思いましたが、それも売ってません。

「マジでヤバい!倒れるかも!」と思い始めた頃、旅の神様の祝福が。

なんと、急に陰って涼しくなりました!

しかも気持ちいい風まで!!

当然ながら追い風です。

ホント、旅の神様にはとことん愛されているようです。嬉

 

結局、NUSの卒業生が営む売店で、煮沸水を譲ってもらったのは、既出メモの通り。

文字通り、生き返った~って感じでした。

 

↓峠から北を臨む。原生林の広がる先に太平洋!きれい! だけど辛すぎて写真が全然ない。

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やっとの思いでしたが、峠を下りてビーチ沿いに出れば、こっちのもの。

とにかくきれいな海がずっと隣にあるので。

暑くなったら飛び込めばいいんです!笑

 

目的地Manaseは、ビーチがめちゃくちゃきれいで、サバイイ島一の観光エリア。

5,6軒のビーチファレが軒を連ねると共に、高級リゾートも立ち並んでいます。

私の宿はJane's Beach Fales、夕・朝食付き一泊WST70(≒3,150円)。

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ファレなのに、テラスと部屋の造りが珍しい。

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部屋の中にはベッドが。

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サモアはどこもアットホームですが、ここは輪をかけて超アットホーム!

複数のママがとにかく色々お世話を焼いてくれます。笑

そういう雰囲気が好きな人にはオススメ!

 

↓ビーチは超きれい。が、遠浅すぎてシュノーケリングはイマイチ。海水浴に。

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サバイイ島二周目-1

アピアは今日も断続的に豪雨。

ま、雨季なので、ふつうに起こり得ること。

むしろ私の旅の間、全然雨が降らなかったことがかなり奇跡的です!

 

ということで。

イースター休みと大学の学期中休みを利用して、サバイイ島を一周した話を。

3/29~4/8の、実に11日間。

前回一周した時()は車でビュンと周ってしまいましたが...。

今回は充分すぎる時間をかけて、ゆっくり気ままな一人旅。

向きも前回とは逆に時計回り。

サバイイ島の沿岸部を超!満喫してきました!

 

リアルタイムにメモは書いてきましたが、ネットが遅くて写真も載せられなかったし、改めてちょっと詳しく。

 

 

はじめに

...と言っても、観光スポットや絶景ポイントを紹介するつもりはあまりありません。

そういうのは自分で見つける?出会う?ものだし。

自力で行って体感するのと、人から聞いて車で行って、では全っ然違うはずなので。

 

何より、正直言ってビーチの名前とかイチイチ確認してないんですよねー。汗

昼間は水着&ラッシュガードで過ごし、移動中に暑くなると、きれいなビーチなり村のプールなりで涼む、の繰り返しだったので。

もしかしたら名のあるビーチだったかもしれないし、村の無名なビーチだったかも。

だから紹介したくてもできないんです。

秘密の思い出、ということでご容赦ください。笑

 

そう、サモアは観光資源が山ほどあるのに全然開拓&宣伝されていないので、名のあるところより、全然有名じゃないところのほうがきれいだったりもします。

サバイイ島には「~cave(洞窟)」と「~fall(滝)」がいくつかありますが。

そういうところもいいけど、自分で見つけたスポットのほうがもちろん断然感動的。

Lover's leapなんてポイントも、ちょっと離れたところのほうがよっぽど絶景だったり。

そういう意味でも、自分で色々行ってみて発見するほうが絶対楽しいと思います。

 

そんな訳で観光情報としてはイマイチかと思いますが、あしからず。orz

 

ゼロ日目(3/29)

朝イチで大学に行き、若干の残務を片付けると共に「出勤」の事実を作る。笑

10時前にはバスターミナルに行って、12時のフェリーでサバイイ島へ!

 サバイイ島へのアクセスはこちらを

フェリーターミナルで、ウポル島へ向かうサバイイ隊員3人と会って応援される。

 彼らもちょうど4連休なので入れ違い。

 

一人サバイイ島に残る同期隊員宅へ荷物を置いて、その後ホテルまで最初の移動。

 あれ?経路変更が埋込地図だと反映されない...。実際は8.6kmの経路。ま、ほんの少しの違いです。笑 

 

泊まりはThe Savaiian Hotel

サバイイ初上陸の時も泊まりましたが。

安いし雰囲気はいいしご飯はおいしいしスタッフは超フレンドリーでオススメです!

↓この部屋でWST55(≒2,500円)、朝食付。破格!!

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夜はおいしいご飯を同期と。

新卒にして既に色んな経験をしていて、考えていることもちょっと違う。

年は離れているけれど、とても尊敬する隊員の一人です。

同期と言えどサシで呑む/話す機会はあまりないので、非常に貴重な時間でした。

 

↓朝焼けでピンクに染まる海。超きれい! でしたが...写真じゃ半分も伝わらないなぁ。涙

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初日(3/30)

いきなりこの旅で最長距離の57.2km。

サバイイ島の南辺を走破する、なかなかの健脚コース!

というのも、南側にはほとんど宿がないんです。

フェリーターミナル付近とAganoaにはあるんですが...

前者は泊まっても面白くないし、後者は一泊約USD300と超高級!

それなら初日だし、距離で勝負するぞ!と。

 

が、このコース、最後(南→西へ北上する辺り以降)になかなかの峠です。

標高差は85mほどなんですが、めちゃくちゃ急な上、アップダウンがエグい...。

しかも暑っっっい!

内陸に入ってしまうとビーチで涼むこともできず。

木陰で休みつつ進んでいくしかありません。

 

と!

たまたま出会ったサモア人が「日本人か?」と。

で、「オレは日本人が大好きだ!ウチで飯食って休んでけ!」と誘ってくれました。

こんなとき他の国、例えば以前のタンザニアだったら。 

やっぱり心のどこかで多少なり「コイツ大丈夫か?」と危険を勘案してしまいます。

 いや、地方ならまず大丈夫ですし、実際、同じようにご飯食べさせてもらったこともありますが。笑

が、ここはサモア

好意100%&悪意0%なのは間違いありません。

こういう点では、南の島のイメージ通りの楽園です。

 

目的地まではあと下るだけだと言うし、時間も早かったので、ありがたく頂くことに。

と、実はこの人、小学校時代に協力隊員に習っていたとか。

しかも奥様(学校教員)は、同じく協力隊員と一緒に働いたことがあるとのこと。

それで夫婦揃って親日派なんだそうで。

さすがサモア大洋州で最初に協力隊を派遣した国だけあります。

しかも対人口比で考えると、これまで相当な数のボランティアが入ってきたはずで。

こうやって「日本人に世話になった」と言ってくれる人に出会う確率も高い訳です。

ホント、世界中の途上国で感じることですが、JICAは評判いいですよ~。

旅する身としてはありがたい限り。

↓ご馳走になった家の仲良し兄妹。頑張って英語話してた。超かわいかったー!!

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この日の泊まりはSatuiatua beach fale。

ファレの中にベッドがある、あまりないパターンです。

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夕食&朝食が付いてWST80(≒3,600円)は標準的ですが...

なんと夕食がメニューから選べる!これはなかなかレアです。

ビールは、小瓶(355ml)がWST6なのに、大瓶(750ml)はWST9と、謎の値付け。

そりゃ大きいの呑むだろー。笑

 

海は期待していませんでしたが...サンゴの密度がすごい!

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遠浅の海にエントリーした瞬間から、サンゴがぎっしり。

サモアNo.1密度かもしれません。

水深が浅いため、もちろん小物しかいませんが、一見の価値ありかと。

干潮時のシュノーケリングは厳しいので、満潮前後2時間くらいを狙って。

泥のように眠る...

サバイイ島を一周する11日間の旅を終え、アピアに戻りました!

昨日は無事10km完走して、みんなでビーチリゾートで打ち上げ。

ビール飲んで海で遊んで、超!楽しかった!!

...のですが、さすがに疲れた~。orz

同期宅でもPeace Corp.とさらに呑んで、なんと途中で寝オチ。

個人的に、まずないことですが、昨日はしょうがない!!

一週間かけて島一周して、途中ダイビングもして、最後に暑っっっい中マラソン

数日にまたがって、とは言えトライアスロンみたいなもんですから。

やってみりゃ分かります!

年のせいじゃない!きっと。笑

 

ベッドに入ると、最近では珍しく、朝まで一度も起きずに爆睡。

まさに泥のように、気を失ってました。笑

フェリーでもバスでも寝て、まだなお眠い。

緊張の糸が切れた感じです。

 

自宅に戻ってしばらくしたら、サモアでは久しぶりの超豪雨!

なんと大雨警報が発令されたくらい。

旅の間、一度もまともに降られなかった分、これから降るんでしょう。きっと。

私の晴れ男パワーのせいで、サモアの皆様にはご迷惑おかけしてます。笑

 

夜は視察に来ているJICA理事長と会食。

やっぱりJICAの長になるような人はバックグラウンドもすごい!

めちゃくちゃ面白い話をたくさん聞けたし、何より人柄。

とても気さくで、まったく偉ぶるところがなく、超いい人。

なんだけど、いざとなったら...の迫力も想像できる感じ。

なかなか得られないチャンスを得て、とてもラッキーでした!!

 

ホント、日常に戻るのが嫌になるくらい、超充実した休暇でした。

明日は朝から仕事!

ここはサモアだけど、日本並みにバリバリやるぞ!!

 

...と思うのは今だけ?笑

7日目

昨日の深夜&明け方、また激しい雨でした。

当然寝てたんで気になりません。笑

が!そのまま雨っぽい雰囲気で、午前中~昼過ぎまで降ったり止んだり。

海に入るんで関係ないとは言え、やっぱり晴れたほうがテンションは上がります。

この旅、初の雨日です...。orz

 

今日は同期隊員の家まで距離10km強、アップダウンほぼなしの移動。

が!

いざ移動し始めると、雨は上がり。

...って言うか、移動開始と同時に晴れはじめて、着く頃には虹まで!

 

タンザニア時代、レジャー部会長と呼ばれ、全土をサファリしまくっていた頃、

「84はさぁ、幸運とか強運って言うより”豪運”だよね。どんな状況でも豪腕で運を持ってくる感じ」

と言われたのをふと思い出しました。笑

幼い頃から運の良さを自認してますが、こと旅に関しては特に!

世界中で神懸かりとも言える経験を何度となくしてきました。

今回も、ホント、旅の神様に感謝です。

 

同期宅までの途中でスタート地点を越え、サバイイ島一周を達成!

実に7日かけてのゴールです。

...って、その気になれば、昨日の内に余裕でゴールできましたが。

早く回ることはまったく目的ではないので。

 

ちなみに、ただ回るだけなら、途中の連泊と昨日を抜いた「5日」が標準的かな、と。

そこから1日減るごとに、どこかの日程が結構キツくなるので要注意。

なんと言っても舗装が悪いので、日本基準で考えてはいけません。

トライアスリートとかなら1日でも一周可能でしょうが...楽しくはないだろうなぁ。笑

ま、何を目的とするか、ですね。

 

同期宅は半ホームステイなので、夕食は家族と一緒に。

NUS理学部コンピュータ学科(まさに私の職場)にいとこがいる!なんて話も出て。

誰か聞いてみたら、もちろん知ってる先生。

ホント、サモアは狭いです。笑

 

子どもたちも、最初こそ壁があったものの、すぐに慣れて。

特に私が膝に乗せて遊んでた子は、実はすごい人見知りで、一緒に住んでる同期ですら、最近ようやく話したりできるようになったんだとか。

...ま、子育て2回もしてるからねー。

乳/幼/小児の扱いは、父親経験者には勝てまい。笑

 

明日はみんなと合流してビーチファレで一泊。

そして明後日はいよいよ、この旅の締めくくり、サバイイ・マラソンです!

...って、10kmだけですがー。汗

 

島一周で削りに削られた後に走る、四十路オヤジの運命はいかに!?笑

6日目

宿のママが「アンタ、これからまた長い距離行くんでしょ?食べなきゃダメよ!」と、朝ご飯が倍の量くらいにサービス。

いや、こんなに食べられませんけどー。笑

一緒に呑んだサモア人客とも「気をつけろよ、ブラザー!」と、ガッチリ別れのハグを交わし。暑

Dive Savaiiのご夫婦&スタッフにも偶然会って、応援を受ける。

出会う人みんなが優しくて、ホントにありがたい限り。

 

そんな今日は距離32km、最大標高差60mと余裕の行程。

パラパラ降ってた霧雨も出かける頃にはやみ。

プチ峠中はいい感じに日陰。

宿直前で雨が降りかけるも、パラパラ雨で涼しくてちょうどいいし、何より追い風!

ぐんぐん進んで、本降りになる前に到着!

 

お茶をごちそうになってる間に雨はやんで快晴に。

ホント、毎度ながら見事な晴れ男パワー!!

...って、実は雨が降ったみたいけど、昼寝中だったから気付かず。笑

 

2時間もかからず到着してしまったので、ただひたすらのんびりタイム。

海入ってビール飲んで昼寝、の繰り返し。

完全にダメ人間モードでした。

って、特にここ1ヶ月くらい、ずっとダメっぱなしだな。

...いいんです。

オレ、そもそもダメ人間!

長い人生、そんな時も必要だしー。

 

イヤ、お前「そんな時」ばっかりじゃん!

なんてツッコミはいりませんよ。笑

5日目

昨日の夜は割と激しい雨でした。

おかげで、屋根の下に干した水着やラッシュガードはおろか、寝具に至るまでしっっっとり。

ま、昼の太陽であっという間に乾くので、気にしないのがサモア流。笑

 

...って、サバイイ来てからようやく初雨だ。

一度も降られてない、自分の晴れ男パワーに我ながら感心。笑

雨具も用意してるんですけどー。なんて。

 

そんな今日は移動なし。

この旅唯一の2連泊です。

ちょうど日程の中間だし、峠越えの翌日だから休みが必要だろう、と。

 

もうひとつ!

すぐ近くにダイブショップがあるから!!

その名もDive Savaii。

...って、あれ?どこかで聞いたような。

世界のダイバーは店の名前にこだわりがないらしい。笑

いや、分かりやすさは正義です!

 

ダイビングの詳細はアピアに帰ってから、ですが。

2本とも、稀に見る会心のダイブ!

ある程度の経験者なら分かってもらえると思うんですが。

水温がちょうどよくて、ニュートラルが意識せずピタッと決まって、何の抵抗もなく流れに乗れて。

泳ぐ意識なくドリフトできて、潮すら自分がコントロールしてるんじゃないか!?って錯覚するくらい。

もうレギュレータ外しても呼吸できるんじゃね?オレ魚じゃん? みたいな。笑

そういう時って、海中で完全脱力してぼーっとしながら「あー、このまま海に溶けられたらいいのになー」ってなります。

ホント、何も考えず海に溶けてたい!

...って、自殺願望じゃありませんよ。ご心配なく。笑

 

ランチは、一緒にボートに乗ったスペイン系美女2人に誘われるまま、隣のピザ屋へ。

以前、開店が遅くて行けなかったリベンジができてウェルカムです。

相変わらず、なぜかスペイン系(だけ)には無類のモテ度を誇る私。

マジでスペインに移住しよっかな。笑

肝心のピザは北部系のクリスピー生地。

おいしかった!!

 

その後は、近くに住む後輩隊員と、目の前にある高級リゾートへ!

何これ!?超いい感じ!

すぐ近くにこんないいとこあってうらやましい!!

...と思いましたが。

よく考えると、アピア近辺にもそれなりにありました、リゾート&レストラン。笑

そもそも、近くに住んでるからって滅多に行かないですよねー。

たまの贅沢だからこそ、いいんであって。

 

新卒隊員の、夢と希望に満ちてキラキラした話をたくさん聞いて、心が洗われた気分。

いい時間だったー!

...のも束の間、家まで送った後の帰り、道の両側から犬が2匹ずつ飛び出してきた!!

さすがに夜は凶暴です。

4匹に囲まれてしまったのは、この旅どころか、サモア生活でもかなり上位のピンチ!

...でしたが、結局はまぁ恙なく。

「犬の村」こと、我が村Toomatagiで鍛えられてますからー。笑

 

さらに宿に戻った後、驚愕の事実が! ...というのは後日。

肉食っつーか、プレデターですわ。怖

 

今日は珍しく「ザ・観光客」な一日でしたー。

身も心もお腹いっぱい。幸

連休!サバイイ島一周中

ようやく電波が割と安定しているエリアに戻りました。

って、遅いことは遅いですが。汗

 

ひとりゴールデンウィーク

金曜がGood Friday、今日がEaster Mondayということで。

キリスト教圏のサモアでは4連休です。

そして我がサモア国立大学(NUS)では、続く火~金が学期の中休み。

本当は学生が休みなだけですが、私も休暇をとって、実に10連休!!

ひとりゴールデンウィークです。笑

 

ということで今、サバイイ島を一周してます。

こんな機会じゃないと、おそらく二度とできないので。

ひとりで気の向くままぶらり旅。

目的地まで車でビュンと行ってしまったら見えない景色、感じられない空気、出会えない人たちetc.を満喫しています。

言葉や写真では絶対に伝わらない経験ですが、アピアに戻ったら詳しくブログに残そうと思います。

今はとりあえず備忘メモ程度で。汗

 

サマータイム終了!

昨日サマータイムが終了し、日本との時差が5→4時間に。

わずか1時間ですが、日本と連絡したりするにはかなり違います。

 

そして、今まで7:30日出/19:30日没だったのも、6:30日出/18:30日没と、常識的に。笑

ま、NZと合わせる為だけのサマータイムで、ホントは不要だと思ってます。

 

が!

実は最近、意外と好きでした。

日の出前に起きて、朝焼けの中、出勤して。

通勤路の眼下に、朝焼けできれいなピンクに染まる海。

日本に帰ったら絶対懐かしくなるし、きっと一生忘れません。

帰国前にもう一度サマータイムになるのが、すでに今から楽しみです。

 

あ、ちなみに1時間ずらすために、4/1は25時間になりました。

夜中の2時が2回。

2:59の後、もう一回2:00になる、と。

一時間余計に寝られてラッキーな気分?笑

 

以下、旅メモ。詳細はいずれ。

 

2日目

距離37km、最大標高差170mの移動。

エネルギー切れに備えて、かなりしっかり目の夜ご飯&朝ご飯。

あまりの快晴っぷりに、最後のダート&砂浜道でやられかけるも、前半の登り坂は頑張った!

とにかく海がきれい&満月で最高。

 

夜中に隣のファレのカップルが大暴れ。

...って、ファレでしちゃうー!?信じられん。驚

でもそう言えばキリマンジャロ登山中もいたな、テントでしちゃう人たち...。

 

3日目

距離17km、最大標高差180m、楽な移動日。

...と思いきや。

ダートの登りはキツいな~。orz

頑張って登り終えた後の下り!!

間違いなく、この旅のハイライトだろ!ってくらいの景色。

登りの疲れからの下りの解放感、景色、風etc.、アドレナリンが大量分泌されたのか、ヤバいくらいの多幸感。

どっかでドラッグ打たれた?って思うほど。

超~気持ち良かったけど、最後の最後にキツい登りがもう一回あって、ちょっと萎える。笑

海&宿は期待してなかったけど良かった!

マイナーだけど穴場かも!!

 

4日目

距離42km、最大標高差230mの移動。

途中に何もない峠越えを含む、この旅最大のヤマ場。

しかも、昨日昼過ぎの電話で急に産まれた「何やってんだ、オレ?」感。

アピアにいたところで何も変わらない/なかったのはよく分かってるんだけど。

疲労も溜まってるのか、アップダウンの連続に、心も体も折れかける。

 

しかも!この辺、全然水売ってない!!

信じられない...。

どこの国のどんな田舎の村でも、2,3軒行けば必ず水は手に入るのに。

本気でヤバいと思い始めた6,7軒目。

この子、英語きれい!と思って話したら、売り物じゃない自家製の煮沸水をくれた。

なんとNUSの卒業生だった!

サモアは狭いなぁ。笑

 

泊まりはビーチリゾートが立ち並ぶエリアだけあって、海が超きれい!

しかも全然人がいなくて独り占め状態!

 

...が、いまいちテンション上がらず。

やっぱ気持ちが大事。

今日は早く寝てゆっくりしよ。