Notes in Apia

常夏の島サモアで暮らす、青年海外協力隊員の覚え書き

帰国直後 荒&粗まとめ

新居を決めて引越して新職場に通い始め...大忙しです。

って、ずっと日本にいたら何てことなかったタスク量だと思うんですが。

2年に亘るサモアのんびり生活のおかげで、頭も体も追いつきません。

それなりのリハビリ期間が必要です。笑

 

更新をサボっていたのにはもうひとつ理由があって。

家にネットがまだ引けてない!からです...。

物理的な工事がいらないのに、申し込みから2週間以上かかるってどうよ?

日本もたいしたことねぇなぁ。 なんて。

スマホはもちろん生きてますが、なぜかテザリングできず。

サモアに行く前の夏から使っているので、もういい加減、買い替え時なんですが。汗

 

って言うか、そもそも引越が激混みらしく。

一昨日まで荷物も届かずマットに寝袋で生活してました。

ま、お風呂入れてビール呑めりゃそれだけで天国なんで、全然問題なかったんですが。

タンザニアサモアのおかげで、どこでも楽しく生きていけるようになってます。笑

 

とりあえず前回に続き、サモア出国から帰国直後までを荒く&粗くまとめます。

こっそり涙を拭いたファレオロ空港の後から...。

 

帰国前夜:オークランドで呑む

前回書いていませんが、出国当日は朝からビール呑んでました。

空港でも呑んで、機内でも呑んで。

何とも言えない気持ちを肴にお酒を呑む。

呑まずにやっていられない。

...うん、アル中まっしぐらな、良くない呑み方ですが。

人生でちょっとくらい、そういう時期があってもいいと思うんです。笑

 

機内では同期6人バラバラでしたが、オークランド空港ではなんとなく一旦集まり。

それからそれぞれの宿泊先へ解散。

って、女性3人、男性2人はそれぞれ同じところで。

ひとりなのは私だけでしたが。

 

重い荷物を引きずって市街に行くのは嫌なので、ちょっと高いけど荷物を預けます。

日をまたぐトランジットの際は便利かもしれません。

 

荷物を置いたら、さっそく呑みに出かけます!

カナダのヨットガール(オークランドに滞在中)や同期女性も集まるはずだったんですが。

諸々の事情で、結局は同期の男3人だけで呑むことに。

これ、気付いたら実はかなりレアでした。

なかなか同期の男3人だけで呑むことありません。

...って、もしかしたら初めてだったかも?

 

オイスターバーでワイン空けて。

アイリッシュパブで久々のギネス!!!涙

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なかなかない機会に、積もる話は尽きず...。

2時過ぎまで呑んじゃいました。

翌朝フライトなのに。汗

 

帰国当日:空港・機内・新宿で呑む

絶対に寝過ごすわけにはいかない!と目覚ましを二重にかけましたが。

目覚まし前にちゃんと起きました。

呑みすぎ&寝なさすぎ&体調激悪の割には頑張った。笑

 

日本からのフライトが遅れたため、折り返しで乗る我々も当然遅延。

そんなときは朝だろうが呑むに限ります!笑

フライト中も機内食をつまみにビールを呑み。

あとはただひたすら寝るだけです!

インフルエンザが猛威を振るってると聞いていたので、このフライトからマスク必須!

食事とトイレ一回以外、ほとんどずっと寝てました。

って、ゆっくり寝たのは久しぶりな気が...。汗

エコノミーシートなのに、まったく問題なく爆睡!

 

同期の一人は牧師の家に2年間ホームステイしていて。

それで、ここ最近のご飯前は毎回サモア風のお祈りをリクエストしてたんですが。

↓もちろんフライト中もシートチャットで!笑

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私:お祈りよろしく

相手:(お祈り) アーメン

私:アーメン ありがとう

 

成田上空で旋回を始めると、見紛うことなき日本の景色が。

ホント、何とも言えない気持ちでいっぱいになります。

嬉しいような寂しいような楽しいような悲しいような。

Welcome Japanボードの前で同期6人で写真を撮って。

サモア隊員のLINEグループに送り。

最後のメッセージを投げたらグループを退会。

これ、ほぼ毎回、先輩隊員たちがやってきた通りなんですが。

うーん、ホントに終わり!

自分の番になるとやっぱり寂しい。

 

到着ロビーではやっぱりなんとなく6人で集まって。 どうせまたすぐ会うのに。笑

それからそれぞれの宿泊先へ。

重いスーツケースはさっそく送りました。

 

って、他の国に派遣されていた同期が待ってくれているので急がないと!

 ※フライトがすでに1時間遅れ。

そう、派遣が一番遅かったサモア隊員は、帰国も当然一番遅いのです。

一番早い国との差は、なんと1ヶ月!

時期が近い国でも1週間は早く赴任&帰国しています。

もう日本の生活に復帰しているのに、呑み会を企画してくれました。

 

が!そんな同期呑み会は、これまた諸々の都合で予定通り行かず。

蓋を開けたら、サモア隊員男3人と、他国隊員男2人だけ!

寂しい...。

なんて言いません!

それぞれ英語のクラスが一緒で、ひとりは生活班も一緒で、身内も同然。

めちゃ遅れてしまったけど、男5人で楽しく呑みました。

 

帰国翌日:サモアOB・OGと呑む

前日は、電車を降りてからホテルまで、心底凍えました...。orz

「この冬一番の寒気」なんてニュースでも言ってたし。

何より、30℃超のサモアから真冬の日本は温度差ヤバすぎです!

本当にマンガみたいに歯がカチカチ鳴るくらい、全身震えました。

 

ということで、さっそく防寒着を手に入れないと!

新宿の人混みにはマスク必須!

というか日本に向かうフライトから片時も手放せません。

この体調でインフルウィルスに曝露したら、確実に感染&発症します...。

背に腹は代えられないので、手近なユニクロでセーターとヒートテックを。

おぉぉ、ユニクロ様。なんて温かいんだ!!笑

 

本来、帰国の翌日はJICA本部で帰国研修ですが...

金曜に帰国したので、この日は土曜日!

JICAだってもちろん土日は休みです。

 

ということで、夜はサモア隊員OB・OGたちと呑み会です。

みんな日焼けで真っ黒だったのに、白くなっててビックリ!

って、まぁ当たり前なんですが。

黒いイメージしかないので、日焼けしてないのが違和感ありすぎです。笑

↓そんな愛すべき先輩たちへのお土産はサモアビール!同期6人で1本ずつ手分け。

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2次会も行って、その後カラオケまで行って、朝5時まで!!

平均年齢高めなメンバーでしたが...酒も夜も年寄りのほうが強いと言う。

誰が筆頭?...まぁ予想通りです。笑

 

帰国2日目:高校同期と呑む

毎日命を削りすぎです。

このままではインフルにならなかったとしても倒れてしまう...。

ということで、ホテルで爆睡。

ベッドでちゃんと寝るのは...実に一週間ぶり?汗

 

が!夕方からは高校の同期と呑みです。

しばらく日本を離れるといいのは、行く前や帰国したときに「せっかくだから」って色んな人から声をかけてもらえることかもしれません。

日本でふつうに生活していたら何年も会わなかったりするのに。

 

で。

どんなに久しぶりでも、会った瞬間、当時に戻るのが古い友達の良さですね。

「変わんね~」とか言い合いながら、お酒が進みます。

ただ...タンザニアから帰ったときから感じてたんですが。

やっぱり日本でずっと仕事をしてる人と私では、感覚や価値観が大きく異なります。

話しながら、時々言いようもなく遠くに感じて、少し寂しくなりました。

って、変わったのは自分のほうなので何ともですが。汗

 

どんなに長くごぶさたをしてても

電話ひとつかけるだけ

学生に戻れる

 

一緒に呑んだのは、友人の中でも1,2を争う酒豪。

ちゃんと勝負したら多分負けるだろうな、ってくらい。

この日も2人で快調に呑んで...たら、なんと!

店の瓶ビールを呑み尽くし、各々好きなお酒を。ってタイミングで。

トイレに立とうとして、ふらついてコケた!!驚

えぇっ!?そんなに呑んでないよ?大丈夫??

店を出る頃には完全に千鳥足で。

腕を掴んで支えて歩いて、駅の改札までは送りましたが。

あれくらいの酒で酔っ払う奴じゃなかったのに...。

年?

いやいや、ストレス。多分、間違いなく。

中間管理職って辛いよなぁ。涙

オレももうすぐあの姿か...と思うとサモアに帰りたくなりました。

 

帰国3日目:健診前日でも呑む

明けて月曜日、JICAによる帰国研修1日目です。

今回はたまたま金曜に帰国だったので、土日ゆっくりできましたが。

ふつうは帰った翌日から帰国研修です。

 

協力隊はぴったり丸2年で帰国します。1/26出国なら2年後の1/25帰国。

 ※もちろん教員の現職参加任短、延長などを除きます。

なので、出国日が一緒だった国は、帰国日も同じ。

当然、帰国研修も一緒になります。

そこで国内訓練が一緒だった同期と会って「わー、久しぶりー!」みたいな。

タンザニアから帰ったときはそれが楽しかったり。

 

が!

何度も書きますが、サモア隊員は他の同期よりずいぶん遅く出発しました。

ので、帰国研修もおなじみの6人だけ。

なんて言うか...おなじみ過ぎて、帰ってきた感が薄いんだよなぁ。笑

 

研修と言ってもたいしたことをするわけではなく。

帰国して協力隊経験をどう還元するか、なんて話とか。

就職斡旋の話もあったり。

外務大臣からの感謝状をもらったり。

 

あ、あと公用パスポートを失効させて、自分のパスポートを返してもらったり。

そう、以前ちらっと書きましたが、協力隊員には公用旅券が発行されます

失効後はちゃんと手元に返ってくるので、旅の思い出は残ります。笑

 

他、職種などによっては個人面談が別途あったり。

JICA関連なら、さっそく就職関係の話を聞きに行ったりもできます。

 

私は、と言うと。

研修後、ずっと求めていた温泉へ!

ホントは同期男3人で行くつもりだったのですが、一人が色々長引いて2人で。

サモアで刺青入れたヤツもいるので、タトゥーOKな蛇骨湯へ。

和彫りガッツリのお兄さんもいてましたよ。えぇ。笑

 

都内のど真ん中で「無加温の源泉かけながし」なんて贅沢言いません!

気持ち良かった~~~。涙

ジェットバスも露天も良かったけど、何よりサウナが。

数日前まで天然サウナみたいな国にいたのに。笑

 

上がった後は、またも同期男3人で呑み。

って、翌日健診ですが。

帰国したばかりで日本の酒を我慢しろなんて無理です、無理。

健診結果が悪かったら何なの?って感じ。

ダメな大人の見本。笑

 

しかも行った店がたまたまプレモルMaster's Dreamのドラフト!

...もうね、震えた。

比喩じゃなく、本当に文字通り震えた。あまりに旨くて。

日本ってすごい国だな...。

こんなに旨いビールが存在するだけで比類なく素晴らしい。涙

 

帰国4日目:健診後も呑む

JICA帰国研修2日目は健康診断です。

自覚がなくても、寄生虫もらってたり、感染症に罹っている可能性もあるし。

JICAとしては絶対に必要なアフターケアだと思います。

 

遅刻が当たり前のサモアに慣れきった同期6人...。

心配でしたが、なんと5人は時間前に到着!

遅れたのは1人だけでした。ちょっとだけ。

 

で、問題になったのが検便。

前日午後に容器をもらって、当日朝までに採取。

これ、便秘気味の人は無理ですよね。

 実は遅れた一人は出すために頑張ってたらしい。笑

それでも5人は提出したんですが。

提出した5人中4人が「量が足りない」と言われてしまいました!

えー!?それって説明書の指示がおかしくないか?5人中4人がNGだぜ??

しかも「今日の16:30までか、今週中に持参してください」だって。

いやいや、今日みんな各地に帰るよ!怒

 

ということで、出さなきゃいけません。

中にはフライトを予約しているので、時間がよりタイトな子も。

「じゃ、食べに行こう」とすぐ一致するのが我が同期の良いところ。笑

10時半くらいでしたが、近くに24時間営業の日高屋が!

ラーメン!チャーハン!餃子!ビール!!

テンション上がって、さっそく向かいます。

で、6人揃って日高屋で酒宴。

平日午前中ですけど何か?

周りの目なんて気にもなりません。笑

 

同期6人だけで呑むのも滅多になくて、事前訓練から合わせても4回目くらい?

もちろん上で書いたサモア語のお祈りもして。

でもこんな機会も本当に最後なのか...と思うと、急に寂しくなります。

初めは、おなじみのサモア隊員6人だけでつまらない!なんて思いましたが。

逆に最後まで6人だけってのは、むしろ贅沢だったのかも、と。

同期ともちゃんとお別れする、いい機会でした。

 

...あ、肝心のものはちゃんと出ました!

出なくても、送るか、地元で検査して結果だけ送ればOKとのこと。

無理して出さなくていいらしい。

当たり前か。笑

 

新幹線に乗って、いざ大阪へ!

出張とかでもそうなんですが。

御堂筋線に乗って淀川を渡ると「あぁ、帰ってきた!涙」と。

新大阪辺りは私の中で大阪じゃないらしい。笑

 

さっそくなじみの美容室へ!

小汚さに輪をかけたオッサンが堀江界隈を歩いていいのか?ってドキドキしながら。笑

「あんまり黒くないし、長髪じゃない!誰が切ってたの?」なんて言われ。

久しぶりに自分以外の鋏が入りました。

そう、サモアでは結局ずっと自分で切りました

一回くらいサモアの床屋とか、ファミリーに切ってもらえばよかったかな?

でも酔っぱらうと切りたくなって、シャワールームで切っちゃうんですよね。

で、翌朝愕然!みたいな。笑

慌てて修正すること多数でした。

当然なんですが...日本のプロが切ると違うなぁ~~~。嬉

8年くらいずっと切ってもらってたし。

さっっっぱり!!

 

家では子どもたちが大きくなっててビックリ。

2年も離れてれば当たり前?

いや、夏に一回遊びに来たし、2週間に1回はSkypeしてたのに。

でも実際に会うと「デカ!」ってなります。笑

健康&まっすぐに育っていて喜ばしい限り。

相方には頭が上がりません。

 

もちろんこの日もビールやら自家製梅酒を。

プレモルブラック!これも旨い!

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その後:呑みは続く...

えーと...「呑んでばっかりだな」って?

はい。帰国前後は、もうホント冗談抜きにずーーーっと呑んでました。汗

 

この後も、前職場の上司と呑んだり、仲いい後輩の旦那(どんな関係だ笑)と呑んだり。

他の国に行った同期の子と会ったときは昼前から呑んでました。笑

 

サモアでも日本でも、一緒に呑んでくれる人がたーくさんいて。

一人で寂しがる時間を与えてくれないと言うか。笑

いや、本当に人に恵まれた人生だな、と。

 

前回と同じ締めになってしまいますが...「感謝」これに尽きます。

サモア出国まで 荒&粗まとめ

帰国から早10日余。

サモアを出る前もそうでしたが、日本に着いてからも超!慌ただしい日々です...。

 

が、この間、何人かの方から「ブログ、ちゃんと続けてね!」と激励いただき。汗

更新をサボっている間にも、アクセスしていただいている方もいらっしゃいます。

このニッチなニーズしか満たさないブログに対し、本当にありがたい限りです。

 

せっかくなので、書き残しているネタを消化するまでは続けたいと思います。

細々と?かもしれませんが。笑

 

ということで、遅ればせながら今回はサモア出国までを荒く&粗くまとめます。

先日の「ただただ呑む」の続きから...。

長ーーーくて写真がありませんが、よかったら。

 ※この間、人の顔が写ってる写真ばっかりなので

 

出国7日前:ラストとことん会

結局、最後まで月イチペースを守って開催された「とことん会」。

当初のコンセプトの「とことん呑む」はいつのまにか薄まり。

すっかり「とことん美食」になりました。笑

そこで原点回帰すべく、今回のテーマは「とことん突き出し」になり。

各自が自慢のつまみ&肴を持ち寄りました。

結果...やっぱり「美食会」でした!笑

みんなの創意工夫で、サモアで手に入る食材をとにかくおいしく!

「え?こんなのどこで買ったの?」なんて驚きがあったり。

料理のアイディアを共有したりする、本当にいい機会でした。

もちろんみんなと仲良くなれるし。

毎回毎回、とにかく食べ物がおいしくて、ついつい食べ&呑みすぎましたが。

最後もまたおいしかったーーー!!!

 

...のはいいんですが。

参加していた、私を含め帰国隊員4人。

誰も翌日の報告会資料ができてない!!汗

しかも私は連日寝てなくてフラフラ。

「ちょっとでいいから寝かせて」と言ったんですが、30分足らずで起こされ。

結局いつもと変わらず、最後まで起きて朝5時まで呑んでましたー。

命削りすぎ...。orz

 

あ、そういえば、一本残していたタヒチワイン

ロゼは残念でしたが...白はめちゃくちゃおいしかったです!!

梅酒!?ってくらいフルーティーで、みんなにも好評でした。

買うならこっち!です。

↓写真右がおいしい白。左は残念なロゼ。

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出国6日前:帰国報告会→送別会

それでも朝は来る。

ということで、この日は午後イチからJICA事務所で最終報告会です。

2,3時間寝た後、午前中に頑張ってなんとか資料は作りましたが...。

当然のようにアルコールが残ってるだけではなく。

ドミトリーの極寒クーラーで、完全に喉&鼻をやられて風邪っぴき。orz

 

同期のひとりに至っては、一旦寝たのに朝6時に起きて、また呑み始めたらしく。

直前にトイレで吐いてから発表に臨む始末。笑

 

が!そんな状況下でも、それぞれが自分らしい「いい発表」をするのが我が同期。

 って、自業自得で「そんな状況」なんですが。笑

感極まって涙する子もいれば、もらい泣きする子もいたり。

苦楽を共にした同期の発表には、やっぱりいつも以上に感慨深いものがありました。

スタッフからは「会場が酒臭かったよね?」なんて言われてしまいましたが。

「気のせいです!」と断言。

...どう考えても無理があるよなぁ。笑

 

発表後はサモア支所長と個人面談。

と言っても、つい2ヶ月ほど前に赴任したばかりなので、特に何とも。なんて。笑

歴代支所長、みなさんそうでしたが、今回の方も非常に気さくでフレンドリーな方。

私は立場的にも気を遣っていただいて、スタッフに混ぜてもらって一緒に呑んだり。

ごく短期間でしたが、本当にお世話になりました。

 

そう、JICAスタッフの任期も2~3年なので、隊員任期中に変わったりしますが。

この2年のサモアの支所長は変わりすぎ!でした。

繋ぎで短期に来た方も含めて、4人目。

これほど変わる例も珍しいと思います。

もちろんサモアに問題があったとかではなく、偶然です...。

 

その後はいよいよ送別会。

が、会が進む中でも、全然自分のこととは思えず、実感のないままで。

自分が主役のパートもある送別ムービーを不思議な気持ちで眺め。

みんなの前に立たされるまで、まるで他人事のように感じていました。

記念品はいつも、帰国隊員それぞれに縁の深い?隊員から渡されるのですが。

そこで大好きな子から渡されて、ハグした瞬間!

急に「あ、ホントに最後なんだ!」と現実感が襲ってきて。

いきなりどうしようもなく寂しくて切ない気持ちでいっぱいになりました。

最後のあいさつも(多分無意識に考えるのを拒否していて)準備していなかったのですが。

その場で言葉を絞り出す中で、どんどん「最後感」は大きくなり。

危うく泣きそうになりました。

 小汚いオッサンの涙なんてまったく需要ありませんから!ホント、気を付けないと。笑

 

体調は悪化する一方でしたが、二次会にも顔を出して。

でも最初の一杯以外は水とニウ(=ココナッツジュース)のみ!

なぜなら翌日も大切なイベントがあったから。

 

出国5日前:賀詞交換会→男呑み

去年も書きましたが、「ガシコウカンカイ」。

音で聞くと、何それ?って感じですが、文字で見ると「賀詞交換会」。

なんとなく「あ、新年会?」って感じですよね。笑

去年まではサモア日本人会と日本大使館の共催でしたが、今年は大使館主催。

ということで、去年に増して硬めです。

 

で、それがなぜ「大切なイベント」かと言うと。

昨年末の天皇誕生日レセプションで歌った日本&サモア国歌

これのリベンジをしよう!と目論んだからです。

あのときは一人欠けてしまったので...。涙

 

が!そこはお硬い上にお硬い、大使館のこと。

最初に打診したときは「日本国歌はともかく、サモア国歌はNG」でした!

曰く「在留邦人のイベントで、その国の国歌を歌うなんて前例がない」と。

いや、最初は「硬すぎない!?」と思いましたが、よく考えると確かにそうで。

これがサモアのポップソングなら問題ないんです、きっと。

でも国歌となると話が別です。

大使館という公式な立場で他国の国歌を軽々しく扱えない、というのは理解できる話。

 

...とは言え。

そこをサラリーマン生活で培った交渉術で何とかするのがオッサンの役目です!笑

大使は日本に一時帰国中だったので、直訴は控えましたが...

書記官?参事?役職は分かりませんが、実務担当に熱いメッセージを送って。

大使館職員にも「絶対無理だと思います」と言われる状況から、何とか大使に打診していただくところまで持っていき。

なんと!両国国歌の歌唱OKの回答を頂きました!!涙

 

...いや、自分でも何でそこまでこだわったんだろ?とも思いますが。

天皇誕生日レセプションに向けて、5人でかなり練習したんです。

最初は「大丈夫か、これ?」ってレベルから、練習の度に良くなっていって。

本番直前には「あ、これアカペラでいけるじゃん!」ってとこまで。

なのに、一人欠けてしまって。

それも欠席した本人がめちゃくちゃ責任感が強い子で、ずーっと気にしていて。

だから帰国する前に、できれば大使もいる公式のイベントでリベンジしなきゃ!と。

 

迎えた、賀詞交換会での歌唱本番。

君が代の斉唱も好評を頂きましたが。

その後に歌った、サモア国歌。

私の隣に前回欠席したアルトの子がいることだけでも嬉しかったんですが。

歌い終わった後の拍手とどよめきが忘れられません。

会場の音響(深いリバーブと適度なディレイ)にも助けられたとは言え。

練習でもそうそう出ない、なかなかの出来栄え!

何より5人揃って初めて人前で発表した喜び!!

帰国前の変なテンションとも相まって、ステージから降りてメンバーとハグした瞬間、またも泣きそうに...。汗

↓ようやく5人揃ったー!! ボカし足りない?笑

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そんな賀詞交換会の後、もちろん体調は悪いままですが、男呑みです。

そもそも青年海外協力隊は近年ずっと女性のほうが多いんですが。

最近のサモア隊員も女性が多い中、久しぶりに新隊員2人とも男だったので。

これは最後に「男だけの呑み会」をやらないと!と。

訴求力の低い企画なので、おそらく最初で最後の機会だろうな、とは思いましたが。笑

 

が!

蓋を開けてみれば、隊員だけでなく、ODAプロジェクトで来ている邦人も加わって。

総勢20名弱?の日本人男性が集まってくれました。

私も一仕事終えたので、アルコール解禁!です。

後は野となれ山となれ、と。笑

 

呑むだけじゃなくて、汗だくでキャッチボールしたり。

もちろん女性がいたらできない話もしたり。

男って、いつまでたってもガキのまんまだな、と。

でもそれこそが男の醍醐味!

最高の時間でした。

 

出国4日前:ダウン...

翌日曜日。

そもそも最後にファミリーとゆっくり過ごそうと決めてたんですが。

朝から体調激悪です。

って、そりゃそうだよなぁ。汗

 

次の日からも外せない予定がギッシリなので、ひたすら寝てました。

と言っても、自分でコントロールできるレベルではなく。

たまにトイレなどで目が覚める他は、本当に泥のように眠るだけ。

眠ると言うか...半分以上意識を失ってました。

うん、呑みすぎ&眠らなすぎの日々が続きすぎー。orz

 

って、この時点で荷作りも部屋の掃除もまったく始めていないのは秘密です。汗

 

出国3日前:本当のラストダイブ!

月曜朝、熱も下がって、何とか動ける!

となれば、来客を放っておく訳にはいきません!! 

トンガで仲良くなった日本人と一緒に、今度こそラストダイブです。

先日のラストダイブでは足を痛めて潜れなかった子も一緒にリベンジダイブ。

 

今回はAqua Samoaで、ずーっと潜りたかったポイント、Wiko's wardrobeへ!

が...やっぱりシーズンオフです。

残念ながら透明度は低く、一本目は視界10mくらい。

魚影etc.も、直前のタヒチとは比べようもない感じ...。

二本目も、ひどいときは5mくらいで、ほぼ何も見えず。

近くに亀がいても、シルエットクイズ状態。涙

 

それでも最後に潜れてよかった!

雨季なのに晴れただけでも御の字だし。

何より、いい思い出ができました!!

 

結局サモアでは...通算12本?かな??

って、少な!!

2年住んだのに、2週間行っただけのタヒチより断然少ない。汗

もちろんタンザニアより沖縄よりも少ない。

もっと潜れたなー、とも思いますが、シュノーケリングでも十分楽しいからなぁ。

潜りたいところは潜れたし、満足してます。

 

翌日は家の退去。

まったく手付かずの家ですが、ダイビング後に慌てて片付け始め...。

これ、ホントに帰国できるのかよ...。orz

 

出国2日前:Whatever

この日は朝から表敬訪問。

まずはサモア国立大学を管轄する財務省です。

って、ホントは日本大使館財務省と、連続で行けるはずだったんですが。

財務省の都合で急遽時間変更。

朝と夕方、2回に分けて街に降りることになり、片付け中の私にはいい迷惑です。

 

しかも!

なんと急に、街と大学の間の道にある橋の拡幅工事の調査が入って、通行止め!

タクシーで向かったはいいのですが、大混乱&大渋滞!です。慌

「何時から用事?」と、ふだんは時間なんて気にしないサモア人も気を遣ってくれて。

ドライバーの機転で、ぐるっと大きく遠回り。

結果的に、ギリギリ時間通りに到着できました!!

いやー、なじみのタクシースタンドのなじみのドライバーでよかった。

ふだんから仲良くなっておくもんです。笑

もちろんチップははずみました!

 

表敬訪問後は、一旦家に帰って、ひたすら片付け&掃除です。

当然汗だくなので、裸で腰にラバラバ(サモアの薄い布)一枚の恰好。

誰も見てないし、見てもファミリーだし。

何よりサモアの村の中なら、これが正装!です。笑

 

夕方には、今度は日本大使館へ!

タクシーもかなり早めに手配します。

大使に先日のお礼をしつつ、見知った館員の方々にもごあいさつ。

うーん...ホントに最後なんだよなぁ...。

帰国の実感には波があって、全然帰る気がしない時もあれば、最後!って感じる時も。

 

家に帰り、最後の荷造り&片付け。

ずいぶん遅くなってしまいましたが、何とか17時には終え。

大家ことファミリーのママにあいさつに行きました。

この時は感傷的になんて、まったくなってなかったし、そんな気もなかったんですが。

大家と話していたら、もう抑えようもなく涙が止まらなくなり。

年甲斐もなく、大号泣してしまいました...。

 

犬たちとの別れは覚悟していたのですが。

ファミリーは文字通り家族になっていたんです。

こんな遠く離れた南の島に家族ができたことがうれしくて。

本当に温かい言葉をたくさんかけてもらって。

血の繋がりとか言葉とか国籍とか関係なく、人ってこんなに繋がれるんだな、と。

 

Oasisの至高の名曲「Whatever」の最後のリフレインに

Whatever you do, whatever you say, yeah I know it's all right

って歌詞がありますが。

そんなことを恋人でも家族でもない人から心から言ってもらったのなんて初めてで。

あぁ、ここに本当に心を許せる、安心できる人たちがいるんだな、と。

それってめちゃくちゃ幸せなこと。

この人たちと出会えた、それだけでも協力隊に来た意味があった!と思えました。

寂しい涙じゃなくて、幸せすぎの涙。

 

家を引き払って、荷物を抱えて隊員ドミトリーへ。

なじみのタクシースタンドからバンを出してもらいました。

家も村も大学も、何なら通る道も、すべてが最後だなんて信じられません。

実感のないままドミトリーでご飯作って、泊まってた同期や他の隊員と呑む。

 

出国前日:最後の晩餐

隊員ドミトリーは、我々と入れ替わりに来る新隊員のために大掃除。

が!

そんな中に、昨日私が大量の引継ぎ物品を持ち込んでしまいました...。

でも家電などの大物は、先に引き継ぐ人を決めていたので、あとは食品など。

基本的に大掃除に来た隊員で分けてもらっちゃいました。

 

で、みんなが大掃除する中、私は、と言うと。

荷物の割り振りに四苦八苦。

預入荷物は23kgに、手荷物は7kgに収める必要があります。

2年前にも書きましたが、規定サイズを超えるとめちゃ高い金額を取られるので。

規定に収まらないなら、荷物を1つ足して、事前申請&前払いするほうがお得です。

 

ちなみに今回はNZで一泊するので、預入荷物もオークランドで一旦返されます...。 

翌朝乗り継ぎなんだから、預っておいてくれればいいのにー。

NZは持込制限も厳しい(蜂蜜NGとか)ので、乗り継ぎ時は要注意。 

 

そして!最後の晩餐は、おなじみPaddles!!

何かの節目には必ず来ている気がします。笑

お値段もなかなかですが、雰囲気や味が他ではありえない!ので。

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料理も相変わらずおいしかったし、ワインも一人一本以上空けてご満悦。

至極のひとときでした。

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...って、また「あぁ、ホントに帰るんだなぁ...」なんて。寂

 

ドミトリーに戻ってからもさらに呑んで、またも終わらない夜...。

 

出国当日:涙はこっそり

雨季ですが、朝から嘘のように晴れて。

やっぱりウチの隊次は晴れだよね、なんて。

ドミトリーには旅行会社のバンが迎えに来てくれます。

が、他の隊員とはそこでお別れ、とは行かず。

みんな別のバンタクシーで空港まで来てくれました。

 

...って、これ苦手なんです。

見送るのも見送られるのも。

だってめちゃくちゃ切なくなるじゃないですか!

だからこれまでも、どんなに大好きな、仲がいい人でも、一度も空港まで行かず。

前日夜などにこっそり個別にお別れをしてきました。

タンザニア時代、自分が帰るときには「見送り来ないで」って言ったほど。

 いや、結局その時もみんな来てくれちゃったんですが。困嬉涙

 

サモアの学校スケジュール的に、小中学校は休み期間。

ってことで、教育隊員が多いサモアでは、かなりの人数が暇してて。

さらにそれだけじゃなく、トンガで仲良くなった子や留学生、サモア人まで!

総勢20人以上が見送りに来てくれました。

 

でもホント苦手なんです...。

もちろん気持ちはすごくうれしいんですが。

ということで、ランチ食べるって名目でこっそり少人数で抜けたり。

端のほうでひっそりして、さっさとゲートを抜けてしまおうと画策してたんですが。

当たり前ですが、仲のいい隊員に限って向こうから来てくれちゃうんです。

いや、お前とお別れしたくないから逃げてんだよ、こっちは!涙

↓あーぁ、ついに乗る飛行機が来ちゃった。

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勝手に「こんな弟/妹がほしかったなー」なんて思ったりしてましたが。

よく考えると、ほとんどみんな10歳以上離れてたりするので、ずいぶん図々しい。汗

実際は「年の離れたいとこ」とか「親戚の子」くらいなんですよねー。

それでも全然年の差を感じさせず付き合ってくれて。

お別れの時に泣いてもらえるなんて、ホントいい子たちです。

日本社会で出会っていたら、ありえなかった関係性なわけで。

「人との出会い」、これは間違いなく協力隊参加で得られる最大の収穫です。

 

もう言葉も出ないし、いたたまれない気持ちになって、真っ先にゲート内へ。

と、同じようなことを感じたのか、同期のひとりも早めに。

思えば、一番よく一緒にご飯食べたり呑んだりしたなぁ。

と、出国審査を終えて搭乗口に向かう間に号泣し始めた!

バカ!おい、泣くなよ!!もらっちゃうから!!!

...オッサンは誰も見ていないところで、こっそり涙を拭いましたとさ。

↓搭乗直前に最後のManutagi。苦いよ、苦い。涙

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↓日本に帰るなんて信じられない!

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2年、長いようであっという間です。

以前、誰かが「騙されてるかのように早い」なんて言ってましたが。

まさしくその通り。

タンザニアサモアも、気付いたら終わっちゃってました。

それだけ楽しかったってことの証明な訳で。

とてもとてもとても幸せな時間でした。

協力隊生活で出会ったすべての人に心から感謝。

ついに!最終日!!

ついにサモア生活の最終日を迎えてしまいました。

晴れ男人生を象徴するように、雨季なのに快晴!です。笑

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この一週間はジェットコースター以上の高速シェイクでした。

物理的にも感情的にも、盛りだくさんすぎてお腹一杯。

これまで、まっっっっったくと言っていいほど帰りたくなかったんですが...

今朝になって気持ちが帰国に対して前向きに切り替わってきました。

帰ったらすぐサラリーマン復帰なので、早めに姿勢を正さないと、です。笑

 

書きたいことはたくさんあるんですが、あと30分で迎えが来てしまうので、改めて。

このブログは日本に帰国してからも、(多分)少しだけ続けます。

サボってしまったけれど汗、書き残しておこうと思うことがまだそれなりにあるので。

 

とりあえず、サモア離れます!の報告でした。

ジェットコースター

帰国まで、ついにあと一週間。

来週には日本に帰るなんて信じられません。実感ゼロ。

でも確実にその日は近づいてる訳で...。

通勤路を歩く度に「あと何回...」と切なくなってます。涙

↓海を見下ろす眺めが大好きです。

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ただただ呑む

隊員が帰国する時はもう毎度のことなんですが...

毎日ひたすら呑んでます。笑

特に今回は自分の帰国なので、昼からダブルヘッダーとか。

昼から日付が変わるまで呑んで、午前中にバーッと用事を片付けて、また呑んで。

飲酒量も睡眠量もヤバい...。

命削ってます。

 

さらにそんな中、トンガで仲良くなった日本人サモア来訪!!

月曜は大使館の方にお誘いいただき昼呑んで、夕方からはその子を囲んで隊員と呑み。

火曜は憧れの方とサシ呑み。

昨日は我が家でタイ料理会して呑み。

今日はこれからラストとことん会

明日は帰国前の報告会→面談→送別会。

 ↑絶対アルコール残ってる。笑

土曜も昼は賀詞交換会→夜は男呑み。

この合間に、報告書や発表資料を片付けていくという...。汗

家の片付けとか荷作りとか、まっっったく手がついてないし!!焦

 

前日、アルコールが入る前に「明日はこれやってあれもやらなきゃだから何時起き!」と考えて目覚ましとタスクをセットしておいて、起きたら無条件で片っ端から機械的にこなしていく日々。

本当にジェットコースター。

それも、いつ落ちても不思議じゃないヤツ。笑

 

でもま、楽しいからいいんです!

寂しがってる暇もないというか。

この激務(仕事じゃないけど)がなかったら、すごく寂しくなってたと思います。

今は息つく暇なくワーッと忙しくして、帰国してからゆっくり寂しがろうかと。笑

 

正直、ブログ書いてる余裕なんてないんですが。

テスト前に勉強しなくちゃいけないのに、なぜか部屋を片付けるのと同じ。

そう、現実逃避です。笑

 

理学部送別会

上述したとおり、明日金曜日はJICAオフィスで帰国前の報告会。

ということで、ちょっとイレギュラーですが今日を最終出勤日としました。

 って、間違いなくあと何回か来ないと...って感じですが、公式には。汗

 

通常、送別会は金曜昼か夕方、もしくは水曜昼(学部会議のため全員空けてある)なんですが。

なんと今朝、木曜朝に開催してくれることに。

うーん、うれしいけど集まり悪いだろうなー。

せいぜいコンピュータ学科の仲良いヤツらと偉い人だけかな?

...と思っていたら。

ふだんの会議より多く、25人くらいが集まってくれました。

 ま、朝ご飯が出たので、それ目的なんだろうけどー。しかも、安定の1時間遅れスタート。笑

そして予想通り、大量の布!服!!アーンド現金!!! ←サモアの文化です

...正直言うとどれも困るんだよなぁ。

お金も使いきれないくらい残ってるし...。

もちろん気持ちはとてもうれしいんですが!!!

 

サモア国立大学は留学してた講師も多いので、ちょっと気の利いたものをくれる人も。

↓コースターとマットのセット

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↓パネトーネはもちろんイタリア人から!クリスマス前に話したのを覚えてて。

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↓これらは... 非常に... うーん... 味わい深いなぁ。笑 どうしよ...?

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ジェットコースターと言えばこの曲!

と思って、YouTubeリンクを張ろうと思ったら。

ないのね「ループスライダー」。

真心ブラザーズの傑作なんだけどなぁ。

じゃ、他に真心と言えばこれ!至高の名曲。

僕ら今 はしゃぎすぎてる 夏の子供さ
胸と胸 からまる指
ウソだろ 誰か思い出すなんてさ

ラストウチナー&ラストダイブ in サモア

気が付けば帰国まで2週間を切りました!

当たり前ですが、色んなことが「サモアで最後の~」になってます。

そんな中、日本の会社(休職中)からは復職先の内示が...。

現実に引き戻されるなぁ。汗

しかも、なんと本社復帰でした。

 って、これ内密にしないとダメかも?ま、社内の人は読んでないと思うんで、こっそり。笑

本来は「元の所属先に復職が原則」のはずで。

私の思惑&希望もそうだったんですが...。orz

子会社出向から本社復帰なんで、人事的には「文句ある?」って感じだろうなぁ。

「帰国したらやりたいこと」の上位に「ミナミを散歩」が入ってるんですけどー。

まぁ2年3ヶ月も休職してたんで、文句は言えません...。

数年は黙って本社にご奉公するから、大阪に戻してもらいたい。涙

 

ウチナー料理会

何度か書いている、ウチナー料理会も最後になりました。

ラフテー、ジューシー、ヒラヤーチー、ゆし豆腐、にんじんしりしり、もやしチャンプルー、クーブイリチーとずらり。

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今回も、どこからどう見ても「沖縄料理!」と胸を張れる出来栄えです。

相変わらず絶対食べきれない量を作ってしまい、みんなで分けてお持ち帰り。

実はさらにあと2品作ろうとしてたなんて素晴らしすぎる。笑

 

酒量も、一人当たりビール1L強、泡盛1合、ラム酒1杯くらい呑んでて。

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って、これあくまで平均で。

5人中内2人はかなり遅れてきたし、女性2人はあんまり呑まない。

つまり...私がそれなりに呑んじゃってましたー。

これでもかなり抑えたつもりだったんですが。汗

というのも、翌日(今日)はラストダイビングだったから!

 

ラストダイブ

ということで、今日は朝からダイビングに行ってきました。

私の同期2人もサモアでのラストダイブです。

 と思ったら、1人がサモアでライセンス取る!と決意して、最後にならず。笑

ダイビング初めて!という隊員もいれば...

今日が100本目!!(←これがメイン)という隊員も!

ということで、総勢6人でウポル島の南側へ。

晴れ男絶好調につき、雨季でもイベント時はもちろん快晴!笑

峠から眺める、めちゃくちゃきれいな南側の海も見納めと思うと胸に迫るものが...。涙

 

行き先はAganoa Black Sand Beach。 ...の直前をちょっと右に入ったところ。

インストラクタ曰く、「初ダイブにぴったりの穏やかなスポットだから」とのこと。

なだらかに深くなる&潮もほとんどなくて、たしかに初心者向き!

でも魚影は薄いし、サンゴ礁もまばらでした...。

ダイブ後、100本達成者と私に「つまんなかった?」と心配そうに聞いてきましたが。

今回は目的が違うからいいんです!!

 

ということで...おめでとう!100本!!

滅多にない機会なので、記念すべきダイブに立ち会えて光栄です。

↓体験組(前列4人)に「息止めちゃダメだよ」って言いすぎた?笑

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年は20近く下ですが、100本は先を越されましたー。

キャリアも私のほうが長いけど、ちゃんと毎月潜りにいくような人には勝てませんね。

 

インストラクタ2人だったんですが、体験組4人が急に浮いちゃったりする(ビギナーあるある笑)ので、我々もお手伝いしてマンツーマンに。

インストラクタ気分を味わえて楽しかった!笑

↓体験組の講習中。暴れるから砂が舞って濁ってる。笑 でもみんな真剣!

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それにしても、もう一回くらい潜れないかなぁ...。厳しいよなぁ...。

ラジオ&ダークサモア再び

またも朝ちらっと雨降っただけで、基本晴れ!

うれしくて、今日も午前中は洗濯&掃除しました。笑

 

ラジオ

昨日のブログにラジオ出演の打診が...

って、「コスモ アースコンシャスアクト 未来へのタカラモノ」じゃん!

聴いてた聴いてた!

車通勤してたとき、いつもTOKYO FM系列かけてたから。

別録り故に、会話の掛け合いが絶妙に不自然なヤツね。笑

 変なところで朝7時出社してた証明。

 

ラジオと言えば、高校まで→FM YOKOHAMA、大学&院→J-WAVE

で、社会人になってからはTOKYO FM

もちろん、特定の番組を聴きたいときはその局に合わせるけど、基本固定で。

...って、ラジオ聴く文化も、ある年齢層以上だよな、きっと。

中学の頃とか、みんなオールナイトニッポン聴いたりしてたんだけど...。

今も「99岡村のANN」とか聴いてたり。笑

 本当にネット様々です。

 

それにしても、なぜ私のブログに?

サモア ブログ」とか検索しても、上位に来ないはずなんですが。

 SEO対策とか一切してないしー。むしろひっそり隠れるように。笑

他にブログ書いてるサモア隊員もいるし、私よりちゃんと書いてるのに。

まぁ内容なんてよく読んでないよなぁ。

だって、あと2週間で帰るのにラジオなんて出られない。

やりとりして台本ができて、録音のために電話する頃には日本だわ。笑

ということで、せっかくですが若い隊員にパスすることにしました。

 

ありがたいことに、色んなお話を多々頂きますが。

何であれ、基本的に若い子に機会を譲る方針です。

私はいいオッサンだし、協力隊も2回目なので。あしからず。

 

実はTVやラジオ、全国放送も含めて数回ずつ出たことあるんですが。 

自分では一度もオンエアを見聞きしたことない。

 って言うか、見たくも聞きたくもない。汗

一番評判が良かったのは、就職サイトに載ったインタビューが就活生の投票で上位になって、それがラジオに流れた時。

記事の時点で美化されてたけど、ラジオもずいぶんカッコ良かったらしい。

マスコミって、そういうもんだよなぁ。笑

 

ダークサモア

今日聞いてビックリしたサモア情報。

 散々「いい国!」とか書いておいて、帰国直前になって急にダーク情報が多めですが偶然です。笑

今年のクリスマス前後2週間の事件数がなんと873件!だったそうです。

もちろん微罪も含むのでしょうが...内、殺人1件、暴行2件だそうで。

クリスマス時期には、在外サモア人が一斉に帰国して、見知らぬ人が増える上。

しかも出稼ぎ者でお金を持っているから、それを狙う犯罪も増えるんですが。

去年と比べても60%くらい増えてるんだとか。

さらに、飲酒運転は120%増(倍以上じゃん!)で、交通事故も60%増だとか...。

 

そももそも、実は人口比にすると殺人も窃盗も日本の10倍以上!?なんて話もあり。

ま、途上国の統計は当てにならないので、話半分としても。

長年住んでいる日本人歯科医も「年々治安が悪くなってる」とのこと。

日本だと顎の骨を折るなんて交通事故くらいだけど、サモアでは週末のバーでの喧嘩で殴られて折れるのがほとんど毎週で、むしろ交通事故で折れた患者なんて年1回くらい、とか。

「お酒飲んだとき」「ハンドル握ったとき」は、日本人でも人が変わりますが。

サモア人も例外ではないので、そこは注意が必要ですね。

週末の夜にがっつり呑むなら高級ホテルがいいかも。

 

こんな帰国直前になってサモア人と喧嘩なんて、想像もしたくないので気を付けます!

↓私の身の周りは、いいヤツばっかりなんですけどね...。

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ワンダフル・サモア(ダークテイスト)

今日は珍しく朝から快晴!

今しかない!と思い、洗濯と掃除に明け暮れました。

もちろん汗ダクで...。

雲行きが怪しくなる瞬間もありましたが、なんと夜まで一滴も降らず!

が、空気は湿っているので、残念ながらカラッとは乾かず...。涙

でも帰国前にこんな時間が持てるのも、おそらく最後のチャンスなので。

掃除が進んだことを素直に喜んでいます。

 

...え?大学?

もちろんサボりました!笑

いや、今日は天気が崩れない予感しかなかったので...。

大学はまだ授業が始まっていないので、会議がないとみんな全然来ません。

本当は授業がなくても年休を取得しないと休めないはずなんですが...。

昨日は理学部の会議でしたが、それでも集まったのは25人くらい。

教員は約40人いるはずなんですけどねー。

 

そんな学部会議は、年始に開かれた学長会議の内容の伝達でした。

曰く「成績出すのが遅いって政府に怒られちゃった。どうしよ?」と。

で、それに対して出ていた解決案が...

A.授業を13→12週にしよう!テスト前の休みもなし&テストも2→1週間!
B.学期を始めるのを2週間前倒し!テスト前の休みも...(以下同文)

えーと。

学長会議って、学長以下、学部長とか、大学の偉い人の集まりです。もちろん。

それで出た意見がこれらって、なかなかすごくないですか?

「84、何かコメントして?」って言われても...正直にツッコんでいいの?汗

 

まずAですが。

大学の単位って基本的に「1単位あたり15時間の授業と30時間の自己学習」のはず。

いや、もちろん日本でだって完璧には守れてないですが。

ただでさえ授業を休講にしまくるサモアにおいて、これ以上授業減らすの?

実質的に自分たちの仕事を2週間分減らしたいだけってのが見え見えすぎだよー。呆

 

で、B。

自分たちがサボろうとする姿勢を前面に出してない。かつ、授業量も減らさない。

それはすばらしい。

でーすーが。

今学期から開講を前倒しする気で言ってるのが怖い...。

どうやって生徒に周知するの?

帰国してる留学生とかいますけど??

つーか、2週間早めるって、この金曜に履修登録の締切ってこと?

生徒まだ誰も来てませんけどー?

しかも今期の履修資料もできてないし、時間割も今日やっと草案が出たとこじゃん!

絶っっっっっ対不可能なこと言うなよ~。涙

 

でも冗談とかじゃなく、本気で言ってて。

それでも大学が(言ってしまえば、国全体も同じノリで)一応なり動いてるのがすごい。

ホント、サモアのwonder。

 途上国にいると、日本が真面目過ぎる気がしてきてバカバカしくなる時も。笑

 

 

ダークついでにサモア人の悪いところをもうひとつ。

サモアって「言い訳文化」なんです。

日本って、言い訳したら絶対ダメじゃないですか。

特に大人なのに最初に謝れないヤツって相手にされません。

まずは謝って、相手から「どういう事情?」って聞かれて初めて釈明していい。

これ、日本社会のスタンダードですよね。

が、サモアは謝りません。

とにかく言い訳をするだけ。それも子どもの言い訳レベル以下で。

 ま、サモアに限らず、そういう国、けっこう多いですがー。

 

例えば、何度か書いてる、大学の実習レストラン

知人が食事していると、突然後ろからワインをガバッとかけられたそうです。

もちろんわざとではなく。

他のテーブルにグラスワインをサーブしようとしていて、つまづいたか何かで。

日本だったら、即座に平謝り&ワインで濡れたことに対して何らかの対処をします。

が!

「椅子の脚がこっちに出ていたからつまづいた。私は悪くない」

「グラスが畳まれたナプキンの上にあって不安定だった。トレイに置いた人が悪い」

などと言うばかりで、謝ることはもちろん、タオルを持ってくるなどの対処もなし。

いやいや、マジで何言って/やってんだよ!

百歩譲って謝らなくてもいいから、さっさと拭くもの持ってきたりしろよ!!怒

ホント、これまたサモアのwonder。

 

...あ、実習生だから、と思いますか?

いや、割とサモアってそういう国なんです。残念ながら。

この超狭い村社会では、よほどのことがない限り「許さない」という選択肢はなく。

常に「許される」ことが前提だから、何でもいいから弁解する文化なのかも。

むしろ、「それならしょうがないな」って言わせる何かを提供するのが礼儀と言うか。

そう考えると、みんな優しくて何でも許し合う、美しい文化と言えるのかも?

だからこそ我々外国人が広い懐で許容されている事実もあり...。

 って、全然真似したくないけどな!!

 

学生たちも同様で。

学期末になると、毎回大量の学生がオフィスに成績交渉しに来ます。

 私は授業を持っていないので、同室の教員(数学・統計学)とのやりとりを聞いてるだけですが。

「分かってるけど、単純な計算間違いしただけだから点をくれ」

「分かってなかったらレポートだって書けてなかったはずだけど、オレは出した」

「この途中式までは合ってるから途中点を足してくれ」

「課題を出してないのは家族が病気だったからなんだ」etc.etc.

そんなの交渉材料になってない!もうちょっとマシなこと言えよ!

「あなただけ違う基準で加点したら不公平でしょ?」って教員が言ったら

「じゃ、それで全員に付け直したらいいだけじゃん」だって。

本気で言ってるのが怖い...。

この罪深い無邪気さを大人になっても失わないのがサモアのwonder。

 

ちょっと話ずれますが...もしかして日本の学生も同じ?汗

正直に言えば、私も学生時代、単位落としたことあります。そりゃもちろん。

でもそれって、授業に出ないし勉強しなかったからで。全部自分の責任。

それくらいは分かってました。

さらに言ってしまうと。

大学の単位なんて、ふつうに勉強してれば取れて当たり前でしょ?と。

超~厳しい教員はいたけど、ちゃんと勉強しても分からない講義なんてない。

それなのに教員に成績交渉しに行くのって

「サボったけど単位ちょうだい」か

「頑張ってもバカだから理解できません。何とかして」

って言ってるだけでしょ?アホか! と当時から思ってました。

なので私は一度も成績交渉しに行ったことありません。

 そもそも取らないと本当にマズい単位は落としたことありません。ニヤリ

 ホント、やりさえすれば結果が簡単に出る学生時代は楽でした...。今思えば、ですが。

 

ま、成績交渉だけじゃなくて。

例えばプリントとか取りに来て、目当ての教員がいない時の私との会話。

「Ms.××は?」「もう帰ったよ」

「プリント取りに来たんですが」「明日またおいで」

「いや今日もらわないと...」「そもそもなんで君だけ持ってないの?」

「授業を欠席したんです」「じゃ、自分のせいじゃん」

「そうなんですけど勉強したいんで」「でもホントに帰っちゃったしねぇ」

「プリントどこにあるか知りません?」「もちろん知らないよ」

「僕、探していいですか?」「オレは許可できないよ」

「いやでもホント困るんで」「教員の机を勝手に触っていいなんて言えないでしょ?」

「でも家族が病気*だったんでしょうがないじゃないですか!」

 *「家族が病気」はサモアの言い訳の頻出パターン。めちゃくちゃよく聞く。病人だらけ。笑

(知るかよ...) あのね、オレだってMs.××の机を勝手に触れないし、ましてや生徒の君に触っていいなんて許可できるはずないよね?何言っても無駄だよ。Ms.××には伝えておくから明日またおいで」

そしたらもうね、愕然!!!って顔。

「マジかよ!?」って書いてあった、顔に。笑

 

えー?サモア人だったら許可するの??と思って、翌日Ms.××に聞いてみたら。

「私は許さないけど、許す人もフツーにいるわね」だって!

そっちのほうが「マジかよ!?」だよ!!驚

まさしくサモアのwonder。

 

でもたしかに、オレのペンとかUSBケーブルとか勝手に使われてるもんなぁ。笑

オフィス内の持ち物の位置がちょいちょい変わるし、スプーンが消えてたりする。

でもまぁちゃんと戻してくれるなら許す。うん。

戻してくれるなら、な!

 

 

 

...でもそんなサモアが大好きなので、離れるのが辛くてしょうがないんですが。涙

↓我が校の正門 w/虹

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↓ユル~い教員呑み会in構内も大好きだった!!!

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