Notes in Apia

常夏の島サモアで暮らす、青年海外協力隊員の覚え書き

リアル「南の島のハメハメハ大王」生活

以下、昨日書いたものですが、自宅のネット環境が調子悪く、上げられず...。

これも南の島リアル?汗

 

===ここから===

 

前回書いた全体スタッフ会議以降、構内で声をかけられることが増えました。

今朝は校門にいる守衛から
「Good morning, Mr. Vailima! (私が好きだと言ったビールの銘柄)」
と言われました。

えーと...それはちょっと違う。笑

冗談好きでオープンなサモア人の気質がよく出てますね。

 

まだ後期は開講していませんが、前期の成績が掲示してあったり、授業料の払い込みだったりで、生徒の姿をポロポロ見かけます。

昨日は、理学部に通う、SV(シニアボランティア)の娘さんが部屋に来ました。

どうしたのかと思ったら、「理学部の成績、どこに貼ってありますか?」と。

いやいや、1階のロビーに掲示板が並んでるじゃない?

が、行ってみると、なぜか掲示板が1,2枚なくなってる!

↓つい数日前まで、確かにこの奥に並んで理学部の成績もあったのに...。

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で、誰かに聞こうと理学部スタッフルームに行ったら、鍵が。

中には個室も大部屋もあるのに、誰もいないのかよ...。

私の居室の並び(学部長や学科長、上級講師の個室)を訪ねるも、誰もおらず。

会議でもないのに理学部スタッフ(約40名)全滅でした。

平日の昼、授業がないとは言え、ふつうの勤務日なんですけどー。汗

「雨が降ったらお休み」どころか、「いい天気だからお休み」くらいの勢いです。

 

成績は、多分どこかで掲示板が足りなくなったから、「1,2枚いいでしょ」的なノリで一時的に持っていってしまったんでしょう。

日本人の感覚ではあり得ないし、万が一持っていくとしても、貼ってある掲示物を残った掲示板の裏に移しかえたりしますよね。

が、サモア人は気にしません。

さらに言ってしまうと、成績を見に来た生徒(サモア人)も気にしません。笑

一緒にいたサモア人の子は「じゃ、また来まーす」と帰っていきました。

SVの娘さんも、かなり逞しくなって帰国することでしょう...。

 

サモアは割と一事が万事、こんな感じです。

17時に閉まる店は16:30には閉店しかけてるし。

土曜日は13時までの店も、12時過ぎにはもう入れなかったり。

 

大学でも、13時からの会議、13時に行くと私一人です。

部屋で10分待ってると1,2人来て。

20~25分遅れスタートがデフォルトかな?という感じ。

先日は、ある先生の原稿チェックということで集合がかかったのですが。

時間通りに行くと誰もいない(これは日常)。

10分待っても誰も来ない(たまにある)ので、一旦自室に戻り。

さらに10分後にスタッフルームを覗くと、件の先生が原稿を印刷してる(おいおい)。

じゃ、まだだな、と思って、また自室に戻る。

が、スタッフルームから人が移動する音が聞こえないぞ?

...と思ってたら、20分後、先生が原稿のコピーを一部持ってきて
「誰も来ないからチェックしてもらっていい?何かあったらメールして」
だって。

それでいいのか...。orz

 

青年海外協力隊は、(ボランティアなので当然かもしれませんが)真面目でやる気に満ちた人が多いので、こういう現地のノリに我慢できずイライラしちゃったり、自分だけ頑張っちゃって空回りしたりします。

が、変えようとして変わるものではないので。

自分も一緒になってのんびりしてしまうのが一番かもしれません。

焦ってもいいことないですから。

 

...なんて南の島に染まってると、帰国して日本の生活に戻れるのか不安だったり。笑

 

↓学食の新?メニュー、ドライカレー(本文関係なし)。

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学食にしてはちょっと高めのWST6(≒\270)。

いつもWST5だけ持って買いに行くので、前に遭遇したときは買えなかった。

とにかく量が多い!

でもおいしいから食べちゃう。

ヤバいぞ、摂取カロリー。汗