オカマちゃんの膝の上
サモアのバスはTOYOTAのトラックとか、日本メーカーの車がほとんど。
ネパールやブータン辺りで見かけたトラックと同じかな?(雨季なので曇り空)
車内には木の2人掛けベンチが2列並んでます。
混んでくると、子供はもちろん、大人でも膝の上に乗せて仲良く座ります。
身内に限った話ではなく、見知らぬ人でも関係なく。
ただ、多くの場合、同性どうしのように思います。
これはタンザニアを含めて、意外とあるあるかもしれません。
サモアは、性別の点では割とおおらかなようです(今のところ、何事も、ですが笑)。
たとえば学校で男の子はラグビー、女の子はネットボール、というような場合でも、希望すれば好きなほうに参加できるとのこと。
そして性別のおおらかさを象徴するように、オカマちゃんが多い!
大洋州では一般的らしいですが、なかなか新鮮な体験。
日本と違うのは、産まれたときから女性として育てられるケースが多いこと。
だからなのか、ふつうに社会に溶け込んでいます。
珍しくもないし、ジロジロ見たり、非難的な雰囲気は全然感じません。
人によって程度は違うようで、「常に女性」な人もいれば、「男性として仕事して、アフター5は女性」とか、「外見は男だけど中身は女性」とか。
トイレや更衣室も、完全に女性もいれば、その時々で変える人もいるとか。
じゃ、バスではどうするか。
オカマちゃんの膝にはオカマちゃん、ではなく、女性や子供を乗せるケースが多いそうです。
そりゃそうだ。
が!
オカマちゃんの好みのタイプが立っていると、膝に乗っておいでと手招きされるとか。
体験したらレポートします。笑