職場訪問&家下見
サモアに到着して2週間、ようやく職場を訪問しました。
私の職場はサモア唯一の国立大学、通称NUS(National University of Samoa)です。
職種は電子工学で、理学部(Faculty of Science)で働きます。
名称は理学部ですが、コンピュータ科があったり、日本で言う「理工学部」が実態です。
学部だけで先生が約40名もいるので、たくさんの人に紹介されましたがとても覚え切れません。笑
WEBサイトにも紹介されている通り、教員は半分以上が女性でした!
日本で女性教員のほうが多い理系の大学なんてあるんでしょうか?
さらに驚いたことに、日本語を知っている先生や生徒が多い!
「こんにちは」「私の名前は~です」くらいは話せる人が結構います。
語学に日本語コースがあって、日本語教師として同期隊員が派遣されるくらいなので、当然かもしれませんがビックリです。
中には日本に留学していた先生(科学科の主任)もいて、立命館の学位記を部屋に飾っていたり。
今日は挨拶だけで、実際の活動は3/6からですが、さっそく部屋をもらいました。
講師の詰所的な部屋を想像していたら、教授・助教授たちと同じ扱いで2人部屋へ!
自分のデスク、PC(ネット接続!!)だけでなく、エアコン付の上、窓からは海が見える!
...10年前のタンザニアからは想像もできない待遇です。
ボランティアに来たとは思えません。
大学のスタッフに限らず、サモア人はみんな「超」が付くほど明るくて社交的なので、楽しく過ごせそうです。
午後は、今後2年間住むことになる家へ。
まず首都アピアに住む同期隊員である女性2人の家から。
2人とも長期滞在型のホテル形式で、コンパクトな住まいながら、冷蔵庫やエアコン、電子レンジ完備で過ごしやすそうです。
オーナーはNZやOZ?ですし、同じ施設に他の隊員が住んでいるため不安もなく、街やタクシー乗り場に近接なので、とてもいいところでした。
私個人としてはギターを弾いたり、時には爆音で音楽を聴きたい上、なるべく現地人コミュニティに入りたいので、どうなることかと思っていましたが。
なんと一軒家!すぐ隣がオーナーの親族、その隣がオーナー家と、閑静&高級っぽい住宅地の一角でした。
広いLDKに、これまた広い1ベッドルーム。さらにトイレ、シャワーが別です。
大きな冷蔵庫やガスコンロ、天井ファンや扇風機、何よりホットシャワーが付いていて、すぐにも暮らせそうな感じ。
ホテル形式でよくある、1室タイプの冷蔵庫(冷凍スペースが小さい上、イマイチ冷えない)や、電気コンロは個人的にNGだったので、ほぼ満点です。
電子レンジもエアコンもありませんが、コンロは4口もあるし、風通しが良さそうなので、おそらく問題ないでしょう。
オーナー家の犬2匹もすぐに慣れたし、職場にも歩いてすぐ。
買い物は街まで降りる必要がありますが、大学の正門前から片道1WST(≒\45)でバスが出ているし、快適環境です。
家についても10年前のタンザニアとは比較になりません。笑
目下、唯一の心配は洗濯ですが...最悪、二槽式でもいいから買ってしまおうかと。
※手洗いは苦じゃないのですが、雨季に手絞り脱水だと、全然乾かずカビだらけになってしまうとか。