Notes in Apia

常夏の島サモアで暮らす、青年海外協力隊員の覚え書き

村でのステイ先-1 「大マタイ?」

今日から村でのステイ先について、何回かに分けて書きたいと思います。

 

村での私のステイ先は地元の名刹で、ある種「特殊」でした。

百聞は何とかなので、まずは地図から。

ピンが立っているのが母屋で、他に大小いくつもの屋根が見えます。

この敷地、すべてステイ先の家族が住んでいます。

 

※母屋の南南西にある大きな屋根がマタイ会議用のファレです。

 他の家がすっぽり入ってしまうくらい大きいですね。

↓南からマタイファレを。
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↓マタイファレの横から母屋を。
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地図をちょっと引くと分かりますが、他の家々と比べて明らかに広大です。

そして、すぐ東にある村道と、北にある幹線道路に囲まれた辺り、ほとんどこの一族のもので、貸してるんだとか...。

さらに言うと、南に見えるNuusafee島も!

 

で、家の住所としてはVaovaiという村ですが、西の隣村であるPoutasiを治めています。

何でも、昔は辺り一帯を治める、大マタイだったんだとか。

 

...どこまで信じていいのか分かりませんが、大真面目でした。汗

実際、お金持ちらしく、トラクターやモーターボート、草刈車、バギー、カヌー、カヤックなど、たくさん持っています。

 

↓敷地の一角にはマリア像も。
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そして、これだけ広大な土地を持っているので、畑もすごいです。

サモアで一般的なタロイモ、ココナツ、パンの実、バナナの他、レモン、オレンジ、カボチャ等々、食のほとんどを賄えるんじゃないかってくらい。

おかげで他の同期隊員と比べると、かなり健康的な食事を頂けていたそうです...。

これはまた後日。