自分で髪を切る
海外で暮らしている人は、どうやって髪を切っているんでしょう?
先進国なら、美容院とかヘアサロン的なものがいくらでもありますよね。
英語圏だったら好みのスタイルにしてもらうのも、それほど難しくないかと。
でも第2外国語以下の言語圏では、コミュニケーション的になかなかですよね...。汗
途上国で暮らす協力隊員は、
1.美容院などを利用
2.他の隊員に切ってもらう
3.自分で切る
の3パターンでしょうか。
美容院などを利用
お金さえ払えばいいので一番お手軽です。
協力隊員は、基本的に現地の一般庶民と同じ生活をするので、現地語をどんどん覚えます。
不安だったら英語(や日本語)のできる友達・生徒に一緒に行ってもらうなどもできますし、国によっては大きい街やリゾートホテルなどに、外国人やお金持ちがターゲットの美容院(日本と変わらない)があったりします。
現地で流行の髪形にしてもらうなど、文化の違いを楽しめるのが利点ですね。
私もタンザニアでコーンロウやラスタにした時に利用しました。
サモアでも、アピアに隊員御用達の美容院(カットは中国人らしい)があるそうです。
それ以外にも、街角にヘアカットの看板を見かけます。
他の隊員に切ってもらう
以前は国内訓練の選択科目に「散髪法」みたいな講義がありました。
そうでなくても、たいてい1人や2人は得意な隊員がいるので、「1回ご飯おごる」とかで切ってもらったり。
職種が「美容師」の隊員が近くにいたら大当たりです。
多分、大人気でしょうね(激レア職種?なので、私は会ったことがありません)。
タンザニアでは、私はいつも隊員に切ってもらっていました(他の隊員の髪を切ったことも)。
美容院などを利用しないのは、お金の問題ではなく、感染症のリスクを避けるためです。
サブサハラなど(タンザニアも)、HIV感染者の割合が25%以上なんて地域も多いため、ハサミや剃刀を使う施術はJICA事務所からも止められていました。
日本では考えもしないことですが、非常に大切です。
自分で切る
男性(特に髪の短いスポーツ隊員など)や地方隊員に多いですね。
日本からバリカンを持ってきていて、ガーッと短く刈り込んでしまう。
NTCやKTC(国内訓練所)でもよく見ました。
女性も、毛先を揃えたり、前髪を切ったりくらいは(日本でも)しますよね。
今回は、初めて自分で切ってみました。
というのも、先日帰国した隊員から「ヘアセルフカットセット」なるものをもらったから。
↓こんなの
まぁ失敗したら街の美容院に行けばいいや、最悪ボウズに近くても。くらいの勢いで気軽に。笑
他人の髪を切るのは割と得意で、タンザニア時代など、それなりに上手く切れていると自負していたのですが。
当然ながら、自分の髪はまったく勝手が違います。
左手で髪を取って右手で切るので、想像するだけでも、右と左が同じように切れるはずがありません。
合わせ鏡ができるほど大きな鏡もないので、後ろは、触った感じで切っていってデジカメで確認、の繰り返し。
結果。
それなりに苦労しましたが、いい感じに切れました!
自分の好きに切れるので、下手な店に行くよりよっぽどいいんじゃない?と自画自賛。
ま、気になるところがない訳ではありませんし、切ってから日本人に会ってないので、日本人からは未評価です。
実は後ろとかガタガタかもしれませんが。汗
いずれにしても、初めてにしては上出来かと。
一度はサモアのヘアカットも試してみたいですが、この2年はセルフカットで乗り切ろうと思います。
↓参考にしました。webは偉大です。