そもそも捨てなければいいのに。
サモアでは、ちゃんとゴミの収集があります。
自宅も隊員ドミトリーも、各家の前にゴミ出しスタンドがあって、週に2回収集に来てくれます。
私の住むエリアではダストビンに数字が振ってあるので、家の場所を説明するのが分かりやすい。笑
火曜と木曜が収集日ですが、朝出したのに、夕方まだ残ってたりして、収集の現場を見たことがありません。
...しかも収集日がバランス悪い。月木か火金にしてくれないかなぁ。
入れるのがちょっと大変なほどスタンドが高いのは犬避けらしい。
野良犬も多いし、放し飼いの飼い犬も多いので。
日本ではゴミ対策と言えばカラスですが...そう言えばサモアで見ない!
鳩もいないし、雀もいないような。
あれ?そんなはずない??
フルーツバードとか、野鳥の類は山ほどいるんですが...。
さらに言うと、ハエも少ない!
...ま、長くなりそうなんで、また別の機会に。汗
ゴミは、燃える/燃えないの区別なしです。
資源ゴミも、以前書いたとおり、リターナブルなのはビール瓶だけ。
それ以外は全部まとめて捨てます。
...集めたゴミはどこに行くんだろ?
でも収集があるのはすばらしいですね。
さすがに家の前まで来てくれるのはアピアだけかな?
村ステイのときは、ゴミ出しスタンドは幹線道路沿いだけだった気がします。
ちなみに10年前のタンザニアでは、学校内にゴミ用の大穴(半径&深さ3~4m)が掘ってあり、いつでも何でも捨てていいことになっていました。
適当に溜まると誰かが燃やしてましたが、村の子供たちが何かいいものが捨てられていないか漁ったりするので、ケガやダイオキシンなどが気になってました...。
サモア人はよく掃除をします。
特に自宅の敷地は、頻繁に草刈りやゴミ拾いをして、かなりきれいにしています。
が!
普段はなぜかゴミをその辺に捨てます。
「どうせ掃除するからいいじゃん」とか言いますが、そもそも捨てなければ掃除も楽、とは思わないんでしょうか?
ゴミがあろうとなかろうと掃除はするから、ってこと??
大学(NUS)構内にも「KEEP NUS CLEAN」なんてポスターや注意書が貼ってありますが。
なぜかゴミ箱は少ししかないんですよね。
そりゃ、その辺に捨てちゃうよー。
NYに遊びに行ったとき、現地人がタバコをポイ捨てする際に「オレがゴミを捨てなかったら、ゴミ拾いの仕事がなくなるだろ?オレがゴミを捨てるおかげで雇用が創出されてる」なんて、けっこう本気で言ってましたが。
それに通じるメンタリティが、世界では散見される気がします。
私のような古い日本人の美意識からは理解不能です...。
(4/13追記)
↓ゴミ箱の有無が問題じゃありませんね...。