Notes in Apia

常夏の島サモアで暮らす、青年海外協力隊員の覚え書き

サモアで暇つぶし

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↑今日も学食ランチ(本文関係なし)。

カボチャ、パパイヤ、玉ねぎ、鶏肉の炒め。4WST(≒180円)。

タイ料理などでおなじみの甘くないパパイヤですが、サモアではカボチャに近い甘みがあっておいしいです。

 

雨季は終わったのに、最近ちょっと雨が多いです。

サモアの民家の屋根はたいていトタン葺きなので、スコールが降るとザーッという音がものすごくて。

音楽を聴いたりムービーを見るのは、ヘッドフォンにせざるを得ないくらい。

 

そして雨は色々なトラブルの原因になりますが、特に途上国では電気が停まることが多いです。

タンザニアでは、雨季は雨が降って停電、乾季はダムの水が減っちゃって停電。じゃ、いつ電気あるんだよ!?なんて任地もありました。

サモアも大雨だと、停電したり不安定になることが多いです。

今日は、生活圏の停電はありませんでしたが、学内のネットもスマホのネットも両方が激重だったので、おそらくサモア全体のバックボーン周辺でトラブルがあったようです。

 

ようやく活動内容が決まったので、資料を作ったり、準備のために色々調べ物をしたいところですが、待ち時間が長すぎて仕事になりません...。汗

そんな時は、どうしても気分が乗らないと言うか、集中力が続きませんよね。

で、ついつい眺めてしまうのが...クモの捕食。笑

 

サモアの建物ではルーバー窓(こんなの↓)が主流です。

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防犯的には弱いですが、風が入ってとても涼しいです。

村などではこれだけなので虫が入り放題!

でもアピアではたいてい外側に網が付いていて、虫が入らないようになっています。

 

自宅も大学の居室も網付きなのですが、大学ではエアコンを使うので、基本的に窓は閉めきり。

すると、窓と網の間がちょうどいいサイズなのか、クモが巣を張ります。

と言っても、片面ガラス、片面は網なので、巣にかかる虫なんて入ってこないよなぁ。

(そもそもクモもどうやって入ったんだ...)

 

...ということで、時々部屋にハエなどが出ると、窓の近くに止まった時に、窓を開けて誘い込んでやります。

空気が流れるからか、暖かいからか、かなりの確率で外に出ようとして窓の向こうに行きます。

で、しばらく経つと、クモの巣にぶつかって絡まって...。

 

詳しく書いたり、写真を載せたりは自制しますが。笑

今日は2匹のクモにハエを1匹ずつ献上。

椅子に座ると、ちょうどいい高さで繰り広げられるんです、捕獲&食事タイムが。

クモの種類によるのかと思いますが、食べるんじゃなくて、体液を吸う感じだ!とか。

終わった後は、ちゃんと巣から外して(落として)、糸をきれいに直すんだ!とか。

頭で分かっていても、日本ではあまり目の前でじっくり見ることがないので、実際に見るのは非常に興味深いです。

 

ビーチではヤドカリの殻を外させて、また付けるのを眺めたり、理系オヤジはロクなもんじゃありませんね。笑

ま、時間がゆっくり流れる&虫が多い、南国ならではの暇つぶしでした。