Notes in Apia

常夏の島サモアで暮らす、青年海外協力隊員の覚え書き

サモアのインフラ:ガス

サモア隊員は、ホームステイもあれば、一人暮らしもあります。

ホームステイと言っても、家族とは別棟で、実質的に一人暮らしというケースもあり。

同様に一人暮らしと言っても、ホテルのロングステイだったり、日本人長屋だったり、半分共同生活みたいなケースもあります。

 

私の場合は、大家の娘夫婦と同じ建物ですが、完全に二世帯に分かれているので、プライベートは守られつつ、安心感は高いという、ありがたい環境です。

サモア人の村の中にあるので、村生活を楽しめるという意味でもラッキーです。

 ※他の首都隊員は、街中やロッジなど、村生活からは隔絶された住居がほとんどです。

 

ありがたいことに、我が家は設備についても非常に恵まれています。

そもそも大家が「ずっと日本人に貸したい!」と言うほど親日家で、代々隊員が住んでいることもあって、サモア人の家にはあまりないホットシャワーがあったりします。

先日は、壊れかけの二槽式洗濯機に代わって、全自動洗濯機を買ってくれました!涙

 ※大家宅にも娘宅にも洗濯機なんてないのに...。

 

そんな超恵まれた環境にあって、特に気に入っているのがガスコンロ。

サモア隊員宅では電気コンロが一般的ですが...なんと4口でオーブン付!

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料理する人は分かると思いますが、やっぱりガスが一番便利です。

オーブンがあるとケーキが焼けたり、選択肢も広がるし。

 

タンザニア時代は、色々試しました...。

電気コンロ→瞬間的な火力がないため、炒め物とか残念な仕上がりだし、何より停電になると使えない。長時間の煮物には便利。

灯油コンロ→燃料を入れる面倒さを我慢しても、臭いとススがすごい...。

炭コンロ→味は抜群においしいけど、手間がかかりすぎ。

...おかげで炭熾しは当然のように達人級になり、BBQなどでは活躍できますが。笑

 

ということで、ガスコンロ最高です。

IHなんて選択肢は当然ないので。汗

電気ポット、炊飯器、電子レンジも揃えたので、日本と大差なく料理できるのは本当~にありがたいです。

 

が!

もちろんガス管が敷設してあるはずはなく。

プロパンです。

で、一昨日ついに切れてしまいました。

日本と違って、業者が換えに来てくれたりはしません。

自分でボンベを外して店に持っていき、新しいボンベを買ってくる必要があります。

 

一応、人生初なので、隣のお父さんに外し方を習いました。

...って、もちろんただ捻るだけなんですが、見てると逆ネジでした(聞いてよかった)。

で、当然のように店まで車を出してもらえることに。

手で持っていくには難しい重さ&距離とは言え。

本当にサモア人は優しくて、何から何まで面倒を見てくれます。

とてもありがたいし、この家に住めてよかったと心から思います。

車の中で「今度、日本食作ってくれよ」とか頼まれましたが。笑

 

↓今までより1段階大きいボンベを購入(WST60≒¥2,700)。

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どれくらい使えるか分かりませんが、小さいヤツ(3kg?しかも新品ではない)が5ヶ月もったので、これ(4.5kg?)は1年くらいは使えそうです。

料理にしか使わないとは言え、年間¥2,700なんて信じられない値段ですよね。

 

しかも、使った後は毎回元栓を閉めたほうがいいとか。

「コンロとかから微妙に漏れるからねー。笑」って。

ちゃんと閉めると、帰国まで換えなくて済むかも??