Notes in Apia

常夏の島サモアで暮らす、青年海外協力隊員の覚え書き

ソーシャル空き巣

帰国する家族を見送るついでに、フィジーに来ています。

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日本→サモアはいくつかルートがありますが、成田→オークランドアピアが一般的でしょうか。

大阪からも成田経由はアリですが、今回は乗継時間や価格を考慮して、関空→香港→ナンディ→アピアとしました。

で、せっかくなので一緒にナンディまで行って家族を見送り、一人でフィジー旅行、と。

 

青年海外協力隊員には「任国外旅行」という制度があります。

年間20日を上限に、派遣国以外へ私用で行けるというものです。

もちろん費用は自腹です。笑

しかも、派遣国ごとにJICAが指定する行き先にしか行けません(SVは制限なし)。

サモア隊員の場合は、フィジーの他、トンガ、米領サモアタヒチ、NZ、OZ、ハワイです。

さらに、その時々の情勢によって変化し、例えば「大統領選があるから半年は渡航禁止!」などが起こり得ます。

今回も、フィジー東部にはNG地域があります。

ちなみにタンザニア隊員の頃は、指定行き先のほとんどが暫定禁止のままで、実際にはイギリス、マラウィ、ザンビアしか行けませんでした。orz

 

フィジー旅行については、サモアに戻ってから詳しく書きますが、到着3日目の感想は...

サモアとフィジーはまっっったく違う国!」です。

こんなに近いのに、ここまで違うか!って、かなりの衝撃です。

 

本題。

ブログやSNSで、このように外出計画を明らかにするのは、空き巣に情報を渡すだけだ!なんて言いますよね。

「ソーシャル空き巣」なんて言葉が、以前ちょっと話題になったように、確かに危険です。

 

...ふつうは。

 

が、私の場合、家の場所の詳細まで明らかにしているとは言え、サモア住まい。笑

万が一、サモアで日本語を分かる人が読んでいても、我が家は行き止まりの村の最奥で、途中には攻撃的な犬たちが山ほどいます。

それでも我が家までたどり着いたとして、敷地にも7匹の番犬。

さらに同じ屋根の下には、大家の娘夫婦。

私が留守にしていることも知っています。

...どう考えても鉄壁です。

空き巣できるものならしてみろ!と。笑

 

ちなみに大家一族は、私なんかよりよっぽど裕福な大金持ちなので。

身内もまったく心配ありません。

タンザニア時代は、校内の教員住宅でさえ、家を空けるのが不安でしたが...。

本当にありがたい環境に滞在させてもらっています。