初上陸!サバイイ島
またすっかり空いてしまいました。汗
先週末は、初めてサバイイ島に行ってきました。
...遊んでばっかりと言われそうですが、今週は講師向けにセミナーしたり、わりと忙しく働いています。
一応。笑
サバイイ島は、サモア最大の島です。
首都があって人口が集中し、栄えているのはウポル島ですが、その分、サバイイ島のほうがサモアの伝統や文化が今も色濃く息づいているとのこと。
きれいなビーチが有名で、毎週末でも行きたいと思っていたのですが。
9ヶ月目にして、ようやく初上陸しました!
今回は、間もなく帰国する先輩隊員の卒業旅行という企画です。
総勢20名以上が集まる賑やかなイベントでした。
タンザニアでは(国が広すぎて)、こんなに人が集まることは滅多になく。
卒業旅行に行くとしても、ごく仲の良い数人で行くのが普通だったと思います。
このあたり、派遣国ごとのカラーが出て面白いです。
サバイイ島へのアクセス
ウポル島とサバイイ島の間は約20km。
フェリーが、月~土は5便、日曜は2便、運行されています。
タクシーだと、空港まで+WST10が目安。
が、高いので、バスがオススメです。
フェリー出航時間の2時間前に、魚市場隣のターミナルからバスが出ます。
海に向かって左側にある長距離バス溜まりから、Pasi o vaa行きで終点までWST4。
フェリーの時刻表はこちら↓ たまーに変わるので要チェックらしいです。
船は3隻ありますが 、乗っていいのはLADY SAMOA III。
元々日本で使われていた船2010年に日本から寄贈された新造船で、大きく速く、快適です。
車40台、人400人くらい?は乗れそう740名が乗れるとのこと。
(↑誤りの指摘を頂き、修正しました。汗 10/22)
他2隻は、30分ほど余計にかかる上、揺れるし、日陰が小さくて暑いとのこと。
↓乗っちゃいけないほう。笑
料金は同じWST12(≒¥540)なので、そりゃ日本船に乗りたいですよね。笑
一番上にテラス席、甲板レベルに室内席、船底に車、と通常通り。
船内でちょっとした飲み物や食べ物が買えますが、港の店で買っておくほうがbetter。
室内席は映画が流され、クーラーが効いているので、サモア人で一杯になります。
が、日本人には寒いかと...。
テラス席も日除けはあるので、雨風が強くない限りは、こっちがいいかな。
サバイアン・ホテル
卒業旅行は土日だったのですが、早起きを避けて、一日前乗りしました。
土曜8時のフェリーに乗るには、6時発のバスなので、遅くとも5時起きです...。
現在、サバイイ島には隊員が5人いますが、なんと、内3人が同期!
3人とも港の近郊に住んでいることもあり、金曜夜を楽しく付き合ってくれました。
ホント、持つべきものはいい同期です。
泊まり&夕食はThe Savaiian Hotel。
安くて海沿いで、3人の任地の中間くらいにあったので選んだのですが。
砂浜こそないものの、とてもきれいで、スタッフもフレンドリーで、オススメです。
Garden Viewで十分。
海を見ながらビール飲んでゆっくり。
のんびりユル~い空気がたまりません。笑
港からはバスでWST1。
フェリーの到着に合わせて、何台か停まっています。
↓分かりにくいですが、中央上のほうにバスの屋根が並んでいます。
ほとんどは島を反時計回りに走るので、ほぼどれでもOK。
内1,2台は時計回りに走りますが、ドライバーにホテル名を言えば確認できます。
JICAスタッフの出張や隊員の最初の任地訪問では、港近くのJet Over Hotelを利用するそうですが、便利さはあってもリゾート感はだいぶ減るので、観光にはどうかと。
Lano Beach
卒業旅行自体は、さらに北上したラノ・ビーチ。
遠浅の海にビーチファレが並び、いかにもサモアのリゾート!という感じ。
南(右)向きの潮がやや強いですが、満潮でも大人なら足が付くくらいなので安心です。
眼前の海にはサンゴが点々としかなく、魚影は皆無です。
が、北側(隣のファレあたり)からエントリーするとサンゴが群生しており、たくさんの魚が見られます。
潮に乗って、南にドリフトしながらシュノーケリングするとちょうどいいかと。
レギュラーメンバー(笑)の他は...クマノミが多かったかな?
カクレやハナのような華やかなヤツではなく。名前が分かりませんが、地味な色の。
どこもそうですが、干潮時は海面~サンゴが近いので、引き始めから2~3時間が勝負。
食事タイムと重なったのか、チョウチョウウオの大群に遭遇しました。
ファレの食事はサモアご飯。
しかも日曜の昼はトオナイでした!
もうすっかり慣れてしまっているし、とてもおいしいです。
初めて食べる人はどうだか分かりませんが...外国人観光客もおいしいと言ってました。
ここものーんびりできて、とてもいいところでした。
高いお金を払ってリゾートホテルも悪くありませんが、サモア感あふれるローカルなファレに泊まるのも、また違った楽しさがあります。
ウポル島への帰還
日曜の午後便はさすがに混雑します。
フェリーで座れないなんてことはありませんが、港からのバスが...。
もうすぐ着岸の放送が流れると、ふだんはゆっくりなサモア人が機敏に降り口へ。
バスにぎゅう詰めに乗り込んでアピアへ向かいます。
私たちは大勢いたのでタクシーに乗りましたが...
ちょっとあのバスには乗りたくありません。
涙を飲んで午前便で帰るか、半休取って月曜8時の船か。
ま、お金に余裕があればタクシーですね。
サバイイ最高!
初めて上陸しましたが、島のわずか10分の1周しか見ていません。
それでもウポル島よりも、さらにユルくてのんびりした空気が最高でした。
建物の感じなども印象がちょっと異なっていたり、違う島ならではの特色があります。
帰国までにゆっくり1周したいなぁ、と思わせる島でした。