Notes in Apia

常夏の島サモアで暮らす、青年海外協力隊員の覚え書き

常夏風邪

サモアの島 常夏だ~よ~♪

なんて歌にもあるとおり、サモアは年間を通して暑いです。

と言っても30度そこそこなので、木陰に入れば涼しいし、快適なレベルの暑さです。

乾季も実は名ばかりで、日本の梅雨と同じくらいの降水量があって。

日本の冬やタンザニアの内陸部のように空気が乾くなんてこともありません。

 

...って書くと、風邪なんて存在しなさそうですが。

今回は見事に風邪ひきました。

「夏風邪は馬鹿がひく」なんて言いますが、「常夏風邪」は大馬鹿でしょうか。 汗

 ※元々の意味は「愚鈍な者は、冬にひいた風邪を夏になってから罹ったことに気付く」だとか。

 

ちなみに前回のデング疑惑は、実はインフルエンザだった可能性が高いらしいです。

体調が悪い隊員が何人か送別会にいて、その後あっという間に広がりましたが。

病院に行った複数の人がインフルと診断されたそうです。

確かに症状的には同じだったし、抗生剤が効かなかったのも腑に落ちますね。

 

ともあれ。

今回は、原因は明らかなんです。

いわゆるエアコン風邪。

...って、全然途上国っぽくないですね。笑

 

大学がテスト期間を控えて、会議など打ち合わせが多かったのですが。

最近ちょっと油断していて、上着を持っていませんでした。

自分のオフィスは相変わらず一人なので、自由に空調をコントロールできますが、会議室はそうはいきません。

なるべく風が直接あたらないところへ座るのですが、それでも温度が低い!寒い!!

サモアの皆様は、肉(脂肪?)という分厚い上着を着ていらっしゃるので...。笑

そして空気も乾燥します。

 

ちょっと喉がイガイガする!ヤバい!!とは思ったものの。

暴飲暴食期間の後だったので、弱ってたんでしょう。

あっという間に喉がパンパンに腫れて、熱がガツンと出ました。orz

幸い、すぐ微熱になりましたが、 喉の腫れと全身の倦怠感が長引き。

日本から持ってきていた、非常用のアクエリアスと蜂蜜飴が大活躍しました。

 

> 途上国に滞在する人

アクエリアスでもポカリスエットでも何でも構いませんが、スポーツドリンクの粉末を持ってると 、こういう時とても便利です。

協力隊員は「経口保水液の作り方 」なんて訓練所で習いますが、体調崩したときに、そんなの作ってられませんよー。笑

非常用にいくつか、オススメです。

 

また、「喉には蜂蜜がいい」というのは、もはやWHOも認める民間療法ですが。

私のオススメは、蜂蜜そのものよりも蜂蜜飴です。

長い時間、口の中に留まるためか、効果が格段に高いように感じます。

中でも、蜂蜜だけで作った扇雀庵本舗の「はちみつ100%のキャンデー」!

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日本にいるときから、家に常備していました。超オススメ。

どこのスーパーでもコンビニでも、たいてい置いてると思います。

 ...って、大阪だけ?いや、駒ヶ根でも買ったな。ベルシャイン(笑)で売ってた。

 

ついでに書くと、体温計ももちろん必須です(JICAにも言われます)。

10秒計とか、パッと測れてバックライトが点くやつがいいですね。

 

あ、あと、何度か書きましたが、アセトアミノフェン系の解熱剤。

飲み慣れてるからって適当な薬を飲むと、マラリアやデングだった時、超悪化します。

 

 

今回、寝込むのに合わせるかのように、毎日スコールが降り始め。

「雨が降ったらお休みで~」を実現したかのような先週でした。笑