Notes in Apia

常夏の島サモアで暮らす、青年海外協力隊員の覚え書き

サモア一有名なリゾート「Return to Paradise」

師走とはよく言ったもので、こんな南の島でも慌しい日々です。

大学も授業は終わっていますが、連日様々なイベントがあり。

ブログネタが増えるのはともかく、書く時間と気力が...。汗

 

そんな中、サモアに来て初めて、いわゆるリゾートホテルに行ってきました。

その名も「Return to Paradise(以下、RtoP)」。

同名の映画のロケ地になった場所だとか。

そのおかげで、どうもサモアで一番有名なようです。

 

アクセス

地図を見ると分かるように、この辺りは幹線道路が海岸線から離れていてアクセス難。

今回はSV(シニア・ボランティア)のお誘いだったので、車で行きましたが...。

車の運転が禁じられている我々JV(青年海外協力隊)はタクシーしか手段がありません。

アピアからだとWST65(≒2,900円)くらいはかかりそう。

 RtoPのシャトルは、当然ながら超高いのでNG。

安く上げるなら、Lefaga行きのバス&タクシーかな?

幹線道路からの分岐点にちょうどタクシースタンドがあるので。

そこから未舗装路を約4km。

RtoPの案内では、幹線道路までのタクシーがWST8(≒360円)になってました。

ふつうはWST1/600mくらいですが、道も悪いし、他の選択肢もないので妥当かと。

 

ロケーション

村のさらに先、RtoPのためだけに切り拓いた道の先が敷地。

途中にはゲートもあります。

ゲストと関係者以外、まず入ってこられないので、治安はかなり良いかと。

 

ちなみに日帰り利用もできますが、ゲートでクーポンを買う必要があります。

クーポンは、中での飲食に使えますが、プールは利用できなかったり、クーポン自体がそれなりに高い(金額失念)ので、オススメしません。

あくまで泊まりに来るところかな、と。

 

部屋&施設

部屋は一部しか見ていませんが、きれい!&広い!です。

ここにケチを付けたら、サモアでは他のどこにも泊まれませんってくらい。笑

シャワーも温度・湯量とも十分。

 カーテンがなかったり、床に傾斜がなくて水が溜まったりはご愛嬌。笑

設備もエアコン&ケーブルTV、冷蔵庫、電気ポット、ドライヤーと完璧です。

 久しぶりにNHK World観ました。笑

椅子もベッドもテラスも快適です。

 

あ、シャンプー、リンス、石鹸はありましたが、歯ブラシはありませんでした。

SVが持ってきてなくて、WST10(≒450円)で買わされてました。高っ!

 

 

プールは小さいのが4つ。

泳ぐ大きさでもないし、塩素臭がかなり強く、個人的にはあんまり。

足を浸けて本を読んでる人がいましたが、そういう使い方がいいかも。

 

レストラン&バー

宿泊した水曜夜はFiafiaショーでした。

Fiafiaは直訳しにくいですが、この場合「お楽しみショー」って感じでしょうか。

 サモア語は苦手です...。笑

サモアのホテルは平日の集客のためか、たいてい水か木の夜がFiafiaです。

内容はどこも大差ないらしく、アバ(カバ)セレモニーがあって、歌と踊り、ファイヤーダンスです。

 ファイヤーダンス以外は、Cultural Villageでも楽しめます。

 

RtoPも例外ではなく、取り立てて言うこともないかな、と思いましたが。

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...なんと、この少年↑、サモアンダンスのJr.チャンピオンだとか!

大人たちに混ざっても遜色ない、エネルギッシュなダンスでした。

 

サモアのダンスはどこで見ても、すごい揃ってる!みたいな感動はありません。

が!どこで見ても「みんな超楽しそう」なので、すごく幸せな気分になります。

やっぱり演者が楽しんでいるというのは、「良いステージ」の一条件かもしれません。

この夜も、とても!楽しい時間でした。

 

ちなみに料金はWST30(≒1,350円)。

内容的には十分ペイする金額と感じました。

料理も込みだとWST80(≒3,600円)。

こちらは見た感じ、別途アラカルトで注文するほうがいいかなぁ、と。

ま、金額的には同じくらいになりましたが、好きなものを頼めるので。

肝心の味は...おいしかった!文句なし!

↓海老のカッペレッティ

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↓Fish of the day。この日はマシマシ(シイラ)のロースト

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朝食は海を向こうに見ながらプールサイドで。

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ビュッフェの内容は、高級ホテルにしてはイマイチだけど、ロケーションは◎。

 

バーも海の真上にあって、ロケーション的には最高ですが。

ビールはともかく、カクテル1杯WST25(≒1,125円)とか、超高いので...。

ワインとか、おつまみなんかを持ち込んで部屋飲みが正解ですね。

部屋は本当に快適です!

 

ビーチは...Google Earthで見ると分かりますが狭いです。

幅150mくらい?

ドロップオフがすぐそこに迫っているので、奥行きも60mほど。

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きれいはきれいだけど、ちょっと残念だな...

と思いきや!

中に入ると、魚影が濃い!

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魚の量も種類も豊富で、70~80cmのカツオみたいな大物もいました。

サンゴ礁、砂地、岩場、磯が、狭いエリアにギュッと濃縮されています。

やや波が強いですが、干潮時は大人なら十分足が着くので安心です。

ただ、真水が流れ込んでいるので、干潮時は水がユラユラして見えます。

すぐ近くのSavaiaと同じで、急に冷たい真水に当たったりもするのが玉に瑕。

やっぱり王道の「満潮から1時間後」くらいを狙うのがいいかと。

 

まとめ

ロケーション、施設、食事、海、すべてにおいて高水準。

さすがにいい値段するだけあります。

白人のゲストに囲まれて、日常を忘れるにはベスト・プレイスかと。笑

 

しかもなんと、100%サモア人所有&運営だとか!

ホントかよ...と、すぐには信じられないくらい、レベルが高かったです。

接客は、外資系の高級リゾートには劣るようですが...。

協力隊員としては、こういうところにこそ、お金を落とさないと!

サモアに来たら、Return to Paradise。オススメです。

映画を見てからだと、より楽しめるかもしれません。