サモア在住ほぼ一年
またNZ旅行の話はお休みです...。汗
サモアに派遣されて、ほぼ一年。
ということで、健康診断と中間報告会がありました。
健康診断
青年海外協力隊では、2年の任期中に一度、健康診断を受けます。
もちろん費用はJICA持ち。
タンザニアに行ってた頃は2回だったような...。記憶が曖昧です。
派遣国によっては、近くの医療状況が良い国に移動して受けるケースもあります。
最近はもうそんなケースないかも?
と言っても、一部の検査は採取した血液などをNZに送って実施します。
なので、結果が出るまで2,3ヶ月とも。笑
火曜日、まずは、熱を出したときなどに受診する顧問医のクリニックへ。
身長&体重測定や血圧、心音・呼吸音の聴診など、ラボ不要な項目をチェックします。
↓顧問医@診察室。フィジーの大学で学位を取ったとのこと。実は私と同い年。笑
私を含めて同期6人、みんな背が2,3cm伸びてました!
さすがサモア。植物だけでなく、人も育つんですね。
...って、そんなはずはない。笑
もちろん測り方の問題です。
↓これの前で、定規を頭の上に載せられました。絶対正しくない。幼稚園かよ!笑
どんなに真面目に統計を取っても、途上国の数字は当てにならない所以ですね。
その後、国立病院へ。
胸部X線、血液検査、尿検査、検便。
↓容器はもちろん事前に渡されましたが...漏れそうで怖い!!
採血も怖くて、なんと私は針を刺す前のアルコール消毒を忘れられました...。orz
でも他のみんなも、カラカラに乾いた脱脂綿で拭かれただけだとか。
国立病院でそれか...。大丈夫かよ...。
そしてさらに!
「今日は血糖値の検査できるドクターがいないから、金曜にまた来て」と。
...えーと。
いや、先生がいきなり休むのは分かるんです。
ここはサモアですから。
家族最優先(という建前)のサモアでは、何かと理由をつけて、平気で仕事を休みます。
学校、省庁、病院、警察、どんな職業だろうと関係ありません。
まさに「南の島に住む人は~♪」の世界。
自由の国、サモアです。笑
が。
その日に検査できないと、採血も2回に分ける必要があるの?
医療にはまったく詳しくないので分かりませんが...
まとめて血を採っとく訳にはいかないんでしょうか?
フレッシュな血じゃないと検査できない??
そんなことないと思うんですが...。
日本でも個人病院だと、検査センター的なところに送って(委託)検査しますよね??
...ま、ここはサモア。
郷に入っては何とやらですね。
また金曜日に全員で行くことになりました。
って、また前日禁酒&朝ご飯抜くのかー。
お腹空くんだよなぁ...。
中間報告会
水曜日は中間報告会でした。
以前、タンザニアでは発表形式ではなかった、と書きましたが。
どうも報告会は、世界的に発表形式に変わったようです。
国によっては、あまり隊員が集まれないかと思いますが、他の隊員の活動を知ることは非常に有意義です。
発表者にとっても、意見やアイディアをもらえるので、かなり有益だと感じます。
今回は、一人20分の発表の後、5分の質疑応答。
笑いあり涙あり、6人それぞれの個性がかなり濃く出たプレゼンでした。
ホント、バラバラ。笑
が、規定の項目に加えて、みんなで示し合わせたように同じ項目を加えててびっくり。
さすが同期。考えることが似てます。
同期と言えども、ふだんはあまり活動のことを話したりしないので、お互いに新たな発見や驚きがあって、とても楽しく充実した時間でした。
私も貴重な意見や質問を頂いて、非常に感謝。
やっぱり他人の視点というのは大切ですね。
送別会
その後は、ちょうど1年先に派遣された先輩隊員の送別会。
SV(シニアボランティア)ばかり4名です。
みなさん60歳超などの大先輩ですが、「次は中南米に」とか、めちゃくちゃ元気!驚
ホント、協力隊で出会う人はみんな若い!
肉体的に、もありますが、何より気持ちが。
「こんな風に年を取りたい」と思わせてくれる、素敵な大人の見本がたくさんです。
おかげで、年を取ることが嫌でも怖くもなくなります。マジで。
入れ替わりで金曜日に派遣される4名は、SVゼロで、みんな青年海外協力隊員。
「平均年齢がグッと下がります!」なんてネタにされてましたが...。笑
私のような年長者からすると、先輩が少なくなるのはやっぱり寂しいですね。
...いや、でも若いパワーももちろん楽しみ。
どんな隊員が来るかなー。
↓USA製が売ってた!(WST2≒90円。特売?) なんとNo MSG。※本文関係なし