青年海外協力隊(の募集案件)の真実 2
今日はこのブログのもうひとつの柱、青年海外協力隊の情報です。
レギュラープログラムと言うには、これまたずいぶんゴブサタですが...。笑
なぜ急に...と言うと。
JICAのWEBサイトに、私の後任となる協力隊員の要請が掲載されていました!
青年海外協力隊に参加したい!という人は、JICAのサイトに行って。
こういった情報を基に、自分ができそうな/やりたい案件を見つけて応募します。
前回参加時の応募(14年くらい前...汗)では、個々の案件に対しては応募できず。
あくまで職種だけで応募だったと記憶してます。
なので、どの国に行くかとか、合格してみないと分からない!
「英語圏希望」とか、ざっくりした希望は出せたかと。
今思えばひどいやりかたですが...時代は変わりましたねー。笑
現在は案件の詳細まで分かった上で応募するので、ミスマッチは格段に減ります。
なので。
当然ながら、この要請=「募集ボランティア要望調査票」は非常に重要です。
応募する人にとっては、この情報がほぼすべてな訳ですから。
私みたいにブログを書いていたり、情報を公開している人はそこまで多くありません。
最近ではFaceBookとかTwitterなんかでうまく検索すると、前任を探せたりするかも?
ただ、この情報、どういうルートで上がってくるかと言うと...。
理想(建前?公式?)的には、
配属先となる機関が、その国の公用語でJICAにリクエストシートを提出
→その国のJICAオフィスが精査&和訳
→日本のJICAオフィスが情報整理&WEB掲載
となります。
が、実際には...
そもそも配属先がリクエストシートを書かない。
なんせ、自分で頑張って書類作ってまで、ボランティアを欲しくない訳ですから。
って、これ問題発言かもしれませんが、私は真実だと思ってます。
じゃ、どうなってるのか。
継続案件の場合は、そのとき活動している隊員が書いたりします。
もちろん配属先の責任者のチェックは受けるにしても。
私も例に漏れず、リクエストシートは私が書きました...。
だってウチの学科長、締切2ヶ月過ぎても2行しか書いてなかったんだぜー!マジかよ!?orz
さらに。
その国のJICAオフィスが精査って言っても、個々の案件をそこまで把握していません。
特に専門性の高い職種(電子工学もそのひとつ)だと、スタッフも理解しきれませんよね。
下手に和訳すると、意味が全然通じなくなったりしかねません。
ということで、日本のJICAオフィスに送る用の和訳も、隊員が作ったりします。
もちろん私も作りました。
...つまり。
配属先→JICAのレターも、派遣国JICA→日本JICAの情報も、現役隊員が作ってるケースがある訳です。
その割合が多いかどうかは分かりません。
が、サモア同期6人の中でも私だけじゃないので、推して知るべしかと...。
いや、それがダメって言うつもりはありません。
分かってない人が下手に書くより、現役隊員が後任のことを思って書く訳ですから。
結果的には一番いい情報になるはずです。
ま、本来の理想からは遠いけどね...とは思いますが。
しかーし!!
そこまで私がやったにも関わらず、ですよ。
WEBに掲載された情報には間違いがいくつか...。orz
何やってんだ、JICA!
定型文に当てはめるために、文章だとかを改変するのは全然いいんですが。
情報自体を勝手に変えちゃダメだろ!!怒
まぁ即直してもらったんですが、何より問題だったのは↓
【特記事項】
活動ではサモア語を使用する。
いや、ウソウソ!!!
私、生活の99.5%くらい英語ですけど!?(日本語除く)
サモア語なんて、村人とすれ違うときのあいさつくらい。
なんでそんな誤情報をわざわざ足してきたのか理解不能です。
で、後から聞いたところによると。
「サモアの案件には、全部この情報が足されてた」そうで...。
いつ誰が、なぜ、どんな判断で始めたか分かりませんが。
いくらなんでも雑で杜撰な処理じゃないですか?
ホント、これ始めたヤツ殴りたい。アホちゃう?
大事なことなのでもう一度書きます。
「応募する人にとっては、この情報がほぼすべて」なんです。
しっかりしろよ、JICA!!!怒
...ちょっと一息ついて。
落ち着け、自分。笑
私の案件に興味ある方、ぜひ応募を!
実務経験年数とか学歴とかを全部とっぱらって、応募しやすくしたつもりです。
協力隊の中でも超トップレベルにいい環境ですよ~。
質問などあれば、何でも気軽にどうぞ!;-)
↓サモアでは虹は日常です。先週の朝、大学構内から校門側を。