Notes in Apia

常夏の島サモアで暮らす、青年海外協力隊員の覚え書き

サバイイ島二周目-1

アピアは今日も断続的に豪雨。

ま、雨季なので、ふつうに起こり得ること。

むしろ私の旅の間、全然雨が降らなかったことがかなり奇跡的です!

 

ということで。

イースター休みと大学の学期中休みを利用して、サバイイ島を一周した話を。

3/29~4/8の、実に11日間。

前回一周した時()は車でビュンと周ってしまいましたが...。

今回は充分すぎる時間をかけて、ゆっくり気ままな一人旅。

向きも前回とは逆に時計回り。

サバイイ島の沿岸部を超!満喫してきました!

 

リアルタイムにメモは書いてきましたが、ネットが遅くて写真も載せられなかったし、改めてちょっと詳しく。

 

 

はじめに

...と言っても、観光スポットや絶景ポイントを紹介するつもりはあまりありません。

そういうのは自分で見つける?出会う?ものだし。

自力で行って体感するのと、人から聞いて車で行って、では全っ然違うはずなので。

 

何より、正直言ってビーチの名前とかイチイチ確認してないんですよねー。汗

昼間は水着&ラッシュガードで過ごし、移動中に暑くなると、きれいなビーチなり村のプールなりで涼む、の繰り返しだったので。

もしかしたら名のあるビーチだったかもしれないし、村の無名なビーチだったかも。

だから紹介したくてもできないんです。

秘密の思い出、ということでご容赦ください。笑

 

そう、サモアは観光資源が山ほどあるのに全然開拓&宣伝されていないので、名のあるところより、全然有名じゃないところのほうがきれいだったりもします。

サバイイ島には「~cave(洞窟)」と「~fall(滝)」がいくつかありますが。

そういうところもいいけど、自分で見つけたスポットのほうがもちろん断然感動的。

Lover's leapなんてポイントも、ちょっと離れたところのほうがよっぽど絶景だったり。

そういう意味でも、自分で色々行ってみて発見するほうが絶対楽しいと思います。

 

そんな訳で観光情報としてはイマイチかと思いますが、あしからず。orz

 

ゼロ日目(3/29)

朝イチで大学に行き、若干の残務を片付けると共に「出勤」の事実を作る。笑

10時前にはバスターミナルに行って、12時のフェリーでサバイイ島へ!

 サバイイ島へのアクセスはこちらを

フェリーターミナルで、ウポル島へ向かうサバイイ隊員3人と会って応援される。

 彼らもちょうど4連休なので入れ違い。

 

一人サバイイ島に残る同期隊員宅へ荷物を置いて、その後ホテルまで最初の移動。

 あれ?経路変更が埋込地図だと反映されない...。実際は8.6kmの経路。ま、ほんの少しの違いです。笑 

 

泊まりはThe Savaiian Hotel

サバイイ初上陸の時も泊まりましたが。

安いし雰囲気はいいしご飯はおいしいしスタッフは超フレンドリーでオススメです!

↓この部屋でWST55(≒2,500円)、朝食付。破格!!

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夜はおいしいご飯を同期と。

新卒にして既に色んな経験をしていて、考えていることもちょっと違う。

年は離れているけれど、とても尊敬する隊員の一人です。

同期と言えどサシで呑む/話す機会はあまりないので、非常に貴重な時間でした。

 

↓朝焼けでピンクに染まる海。超きれい! でしたが...写真じゃ半分も伝わらないなぁ。涙

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初日(3/30)

いきなりこの旅で最長距離の57.2km。

サバイイ島の南辺を走破する、なかなかの健脚コース!

というのも、南側にはほとんど宿がないんです。

フェリーターミナル付近とAganoaにはあるんですが...

前者は泊まっても面白くないし、後者は一泊約USD300と超高級!

それなら初日だし、距離で勝負するぞ!と。

 

が、このコース、最後(南→西へ北上する辺り以降)になかなかの峠です。

標高差は85mほどなんですが、めちゃくちゃ急な上、アップダウンがエグい...。

しかも暑っっっい!

内陸に入ってしまうとビーチで涼むこともできず。

木陰で休みつつ進んでいくしかありません。

 

と!

たまたま出会ったサモア人が「日本人か?」と。

で、「オレは日本人が大好きだ!ウチで飯食って休んでけ!」と誘ってくれました。

こんなとき他の国、例えば以前のタンザニアだったら。 

やっぱり心のどこかで多少なり「コイツ大丈夫か?」と危険を勘案してしまいます。

 いや、地方ならまず大丈夫ですし、実際、同じようにご飯食べさせてもらったこともありますが。笑

が、ここはサモア

好意100%&悪意0%なのは間違いありません。

こういう点では、南の島のイメージ通りの楽園です。

 

目的地まではあと下るだけだと言うし、時間も早かったので、ありがたく頂くことに。

と、実はこの人、小学校時代に協力隊員に習っていたとか。

しかも奥様(学校教員)は、同じく協力隊員と一緒に働いたことがあるとのこと。

それで夫婦揃って親日派なんだそうで。

さすがサモア大洋州で最初に協力隊を派遣した国だけあります。

しかも対人口比で考えると、これまで相当な数のボランティアが入ってきたはずで。

こうやって「日本人に世話になった」と言ってくれる人に出会う確率も高い訳です。

ホント、世界中の途上国で感じることですが、JICAは評判いいですよ~。

旅する身としてはありがたい限り。

↓ご馳走になった家の仲良し兄妹。頑張って英語話してた。超かわいかったー!!

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この日の泊まりはSatuiatua beach fale。

ファレの中にベッドがある、あまりないパターンです。

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夕食&朝食が付いてWST80(≒3,600円)は標準的ですが...

なんと夕食がメニューから選べる!これはなかなかレアです。

ビールは、小瓶(355ml)がWST6なのに、大瓶(750ml)はWST9と、謎の値付け。

そりゃ大きいの呑むだろー。笑

 

海は期待していませんでしたが...サンゴの密度がすごい!

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遠浅の海にエントリーした瞬間から、サンゴがぎっしり。

サモアNo.1密度かもしれません。

水深が浅いため、もちろん小物しかいませんが、一見の価値ありかと。

干潮時のシュノーケリングは厳しいので、満潮前後2時間くらいを狙って。