サバイイ島二周目-2
日記的なブログはお休み。
連休で決行した、サバイイ島二周目(時計回り)の旅の記録です。
2日目(3/31)
この日は距離36.5km、最大標高差170mの移動。
相変わらず変更した経路が埋込地図に反映されず、距離が若干違います。
目的地であるFalealupo Beach Falesの直近(Neiafuの先)は南側の道路を行きました。
あくまで「一周」なので。笑
距離は短いのですが、アップダウンが連続する上、この日も「超」快晴で暑っっっい!
さらに、この辺りは断崖絶壁なので、絶景はいいけど、たまーにしかビーチがなく。
しかも、そのたまのビーチも階段や傾斜を下りないと行けない...。
せっかく水着&ラッシュガードなのに、めったに海に浸かって涼めない!!orz
が、登りきるとこの景色↓。疲れが一瞬で報われます! 写真じゃ全然伝わらんなぁ...涙
メインロードを離れると悪路の始まり。
一部舗装されているところも荒い&穴あきだし、他はダートor砂道。
発汗量がハンパないので、大量の水とバナナ(MgとK補給)が必須です。
最後は海がめちゃくちゃきれいなゾーンなので、時々浸かって涼みながら進みます。
↓いかにも南国!で、見た目は好きなんですが...。笑
が!
それらの苦難を超えて辿り着くのは、私的サモアNo.3ビーチ!(暫定)
なんて言うか...フォトジェニックなんですよね、ここ。
いや、実際にめちゃくちゃきれいな海なんですが。笑
写真でも遺憾なく発揮される感じ。
サモアがタイムゾーンを変更する前、ここの岬が世界最西端?だったそうで。
つまり「世界最後の夕陽が沈む海」だった訳です。
が、水平線近くにはいつも雲がかかり、きれいに晴れることは滅多にないとか。
↓こんなにきれいに見えるのは結構レア!? "元"世界最後の夕陽!笑
しかもこの日は満月!
怖いくらい美しい月とはこのこと、って感じでした。
たまたま遊びに来ていた、仲良しのJICAスタッフにビール&ワインをご馳走になりつつ、毎度のことながらゲラゲラ笑い転げる。
楽しかったー!
あ、Falealupo Beach Falesは夕・朝食付いて、一泊WST70(≒3,150円)。
サモアではごく平均的なファレ&ご飯かな、と。
それでも、この僻地で、と思うと実は破格かもしれません。
辺りに店は少ない上、品揃えが極小なので、飲食物は十二分な量を持ち込むほうが。
3日目(4/1)
朝から昨夜の出来事で盛り上がる。
夜中とは言え、ビーチファレで暴れちゃうなんてすごい神経だね!と。
いくら南の島でも解放的すぎー。笑
きれいな海に後ろ髪を引かれつつ、この日は16.6km、最大標高差180mの移動。
「一周」って言うなら、Papautaから北側の道だろ!?と思いますよね。
えぇ、私も思いましたとも。
走り始める前までは...。
が、メインロードまでの9kmが悪路&上り!!
前日(2日目)の、メインロードを離れた瞬間からの悪路が思い出されて。
メインロードを離れることが怖くなってですね。
距離も2km弱長くなるしー。と。
...はい。日和りました。笑
またも超快晴で暑っっっい中、すぐ浸かれる海も横になく。
ただひたすら悪路を延々と上り続ける前半戦はなかなかの地獄でした。orz
が!
上りきった後の下り!!
一気に駆け下るその先に見える景色!!!超爽快です。 写真じゃ分からん!
降りきった先にはこんな海。一気に汗を流せて気持ちよかったー!!
そしてこの日の泊まりのVaisala Beach Resort。
ここも特に期待してなかったのですが。
実はシュノーケリングにいいです!
特に東側の岩場あたり。
深くなりながらサンゴ礁が続いていて、魚影が濃い!
いかにも熱帯魚!って感じのカラフルな魚も多く、なかなかオススメです。
宿はビーチファレが朝食付一泊WST80(≒3,600円)。
ここはサバイイ最大級のホテルで、ファレだけじゃなく、部屋もロッジもあり。
しかも夕食は、今までのサモア食で一番!ってくらい野菜が食べられました!!
わざわざ行くほどではないかもですが、地味~にオススメのホテルです。
4日目(4/2)
この日は距離41.5km、最大標高差230mの移動。
あ、埋込地図とは違って、実際はメインロードを離れてません。理由は前述のとおり。笑
元々、ここが最大のヤマ場ってことは分かってました。
だって峠道だし。途中は村がないエリアが長いし。
が!
これほどとは...。orz
もう1回、一周の旅をするとしたら、ここだけはスキップしたいなぁ。ってくらい。
ま、コンディションの問題もあります。
何度も書きますが、この日も超快晴!!
とにかく暑っっっいんです。
それなのに、延々アップダウンの繰り返し。
「あのコーナーの先こそ!」なんて頑張るじゃないですか。
で、着いて、その先が見える度に「The long and winding road~♪」。
心の中で何度ポールが歌ったことか...。orz
村がない=応援してくれるサモア人もいないしさぁ。
何なら、車も全然通らないし。
すっごい孤独な戦い。
木陰で休めば蚊に襲われるし...。
と、身も心もホントに折れかけました。
しかも、ひたすらアップダウンを繰り返し、ようやくAopoに着くも水が売ってない!!
次の村、その次の村、と売店6,7軒で聞くも、どこにも売っていません。
百歩譲ってコーラでも何でもいいから飲み物!と思いましたが、それも売ってません。
「マジでヤバい!倒れるかも!」と思い始めた頃、旅の神様の祝福が。
なんと、急に陰って涼しくなりました!
しかも気持ちいい風まで!!
当然ながら追い風です。
ホント、旅の神様にはとことん愛されているようです。嬉
結局、NUSの卒業生が営む売店で、煮沸水を譲ってもらったのは、既出メモの通り。
文字通り、生き返った~って感じでした。
↓峠から北を臨む。原生林の広がる先に太平洋!きれい! だけど辛すぎて写真が全然ない。
やっとの思いでしたが、峠を下りてビーチ沿いに出れば、こっちのもの。
とにかくきれいな海がずっと隣にあるので。
暑くなったら飛び込めばいいんです!笑
目的地Manaseは、ビーチがめちゃくちゃきれいで、サバイイ島一の観光エリア。
5,6軒のビーチファレが軒を連ねると共に、高級リゾートも立ち並んでいます。
私の宿はJane's Beach Fales、夕・朝食付き一泊WST70(≒3,150円)。
ファレなのに、テラスと部屋の造りが珍しい。
部屋の中にはベッドが。
サモアはどこもアットホームですが、ここは輪をかけて超アットホーム!
複数のママがとにかく色々お世話を焼いてくれます。笑
そういう雰囲気が好きな人にはオススメ!
↓ビーチは超きれい。が、遠浅すぎてシュノーケリングはイマイチ。海水浴に。