Notes in Apia

常夏の島サモアで暮らす、青年海外協力隊員の覚え書き

ラスト・フィアフィア

昨日は(も?笑)朝から盛りだくさんでした。

 

新しい仕事

朝、まずはサモア気象局へ。

つい先週、送別会に参加したばかりですが、帰国隊員の最終プレゼンがあったので。

↓サイクロンGitaで半分に折れてしまった気象局の通信塔。

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実は、プレゼンを聞きに行っただけではなく、活動の一環です。

ひとつ前の帰国隊員の時も、活動先の学校からコンピュータ教育を打診されましたが。

今回も同様で、気象の計測機器などのメンテナンスをサポートしてもらえないか、と。

なので、まずはプレゼンを聞いて、彼の活動内容を詳細につかんで。

で、今後の打ち合わせや、気象局の概要や実際の現場を知ることが主眼でした。

 

協力隊は、基本的には自分の派遣先で活動しますが。

こうやって人と人との繋がりから、自分のできることで協力するのも活動の一環です。

もちろんJICA事務所も了解してます。

前大使からは「ガンガン暴れちゃってよ」なんて言われてるし。笑

 

気象局での活動がどれくらいの頻度になるかは不明ですが。

やっぱり新しい環境、新しい人たち、新しい仕事というのはワクワクします。

スタッフもすでに顔馴染みだし。

ホント、いい機会を与えてもらいました!楽しみ!!

 

中間&帰国前報告会

午後は、JICA事務所で報告会。

私のひとつ下の隊次の中間報告と、帰国隊員の最終報告でした。

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サモアの学校年度の兼ね合いもあって、1次隊(7月派遣)、3次隊(1月派遣)は学校隊員が多く、2次隊(10月派遣)や4次隊(4月派遣)は専門職が多くなる傾向があります。

今回報告した4次隊は、全員が専門職で。

ふだんは活動について詳しく話す機会もあまりないですが、やっぱり仕事の話になると表情からして違って新鮮だし、技術レベルが高い人たちなので、活動内容も高度です。

やっぱりみんな、その道のプロなんだよなぁ、と尊敬の念を改めて。

 

中間報告は、初めて後輩隊員の報告を聞くので、なんだかちょっと親みたいな気分。笑

帰国前報告は、いつもは外に出さない熱い思いを感じるシーンがあったり、言葉のひとつひとつが響いて、とても感動的。

帰国隊員2人は、とても近しい存在だっただけに尚更でした。

ホント、涙をこらえること数回。汗

 

ラスト・フィアフィア

報告会の後は、隊員ドミトリーで帰国隊員と最後の呑み会です。

本来は送別会ですが、前回の送別会で合同開催してしまったので(1ヶ月も前なのに!)

 

あ、「フィアフィア」というのは、直訳が難しいですが...

「お楽しみ」とか「Happy」とか、そういうイメージの単語です。

この場合は「party」って意訳できるかと。

「最後のお楽しみ」、もしくは「最終パーティー」って感じです。

 

ちょうど公立校の学期休みと重なっているので、地方の学校隊員もたくさん参加。

SV(シニア・ボランティア)も含めて、ほぼ全員来たんじゃないか?ってくらい。

↓みんなで持ち寄り。この後、椅子をやめて座布団にしたら居酒屋みたいでした。笑

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私は、男性隊員の熱いリクエストでラフテー(沖縄の角煮)

女性隊員からの、これまた熱いリクエストでレアチーズケーキ。

他、同じくリクエストで、もやしナムルと煮卵の計4品を提供。

自分からは同じものを何度も持っていかない主義ですが。

リクエストがあれば話は別です。

 

特にラフテーは、想定以上の三枚肉が手に入ったのでテンションが上がりました!

味の最終チェックは、生まれも育ちも沖縄の隊員からお墨付きをもらって。

2kg作っていきましたが、結構あっという間になくなりました。

遅れてきた人が食べられなかったり。笑

4品とも大好評で食べてもらえたので何よりでした。

 

本当に喜んでもらえるか/喜んでもらえているか分からないよりは。

リクエストをもらって、目の前で「おいしい!」って次々消えていくのを見るほうが。

そりゃやっぱり。

ね。

 

サーバーのビール(50L)は無事に空いて。

とても!おいしくて楽しくて盛り上がった呑み会でした。

帰国隊員が自宅に戻った後も、数人となんだか真面目な話で朝まで。

結局、最後まで呑んで&起きてたのは私でした。笑

 

オッサン、一番元気じゃん! って、ホント無理すんなよ、オレ...。orz