Notes in Apia

常夏の島サモアで暮らす、青年海外協力隊員の覚え書き

途上国で熱が出たら

熱出ました...。orz

サモアに来てから38℃超えは...3回目かな?

デング疑惑(実はインフルエンザだった)と、あともう一回あったな。

 

原因

今回の原因は...痩せすぎー。

多分、いやおそらく。

上司や部下、友人など、本気のマラソンランナー達が口を揃えて言いますが

「体脂肪が減ったら病気にかかりやすくなった」

...うん、実感した。

 

最近、ちょっとやり過ぎた!ってくらい絞ってしまっていて。

ある程度戻さないとな、と思っていた矢先でした。

ささくれや深爪してしまったところが腫れたりちょっと膿んだりして。

普段そんなことないので、連休の呑み&遊びすぎで疲れが溜まってるな、と。

で、よく食べてよく寝よう、と思ってたら。

会議室の氷温クーラーにやられました。

 

夜、のどがイガイガ&ちょっと体がフワフワして嫌な予感。

と思ったら翌朝、まんまと発熱しました。

この時点では37度台でしたが、喉が腫れると高熱が出るのはいつものこと。

すぐにJICA事務所に連絡して病院を予約しました。

 案の定、午後には39度近くまで上がったので、我ながらナイス判断でした...。

 

病院

が!

いつもの嘱託医がNZに行ってて病院閉めてる!

ということで、第二選択肢の病院に行ってきました。

JICA事務所のある商業施設内なので、アクセスも買い物(薬や食料)も便利!

むしろこっちのほうがいいかも。笑

f:id:jptzws:20180517092833j:image
f:id:jptzws:20180517092841j:image

協力隊員は、事務所に連絡すれば最寄の「信頼できる病院」を紹介してもらえます。

が、単身で途上国を旅しているときは...思い切って大使館に聞いてしまいましょう。

知らない病院は、その地域の医療レベルによっては様々な感染症のリスクがあります。

使い回しの注射針でHIVとか肝炎が伝染った、なんて笑えないですからね...。

 

解熱鎮痛剤

こちらの病院も先生は女医さんでした。

 サモアはホントに女性が活躍している社会です。

もちろん英語が堪能なので、話が早くて助かります。

「解熱剤はあるから抗生剤だけ頂戴」と言うと「パナドールね?」とちゃんと確認。

 

そう、何度か書いていますが、地域によっては解熱剤の選択が超重要です。

旅の本には「飲みなれた薬を」なんて書いてありますが。

こと解熱鎮痛剤に関してはダメです、絶対。

 

というのは、万が一マラリアデング熱、ジカ熱、チクングニア熱なんかだった場合。

アスピリンとかイブプロフェンとか飲んじゃうと重篤化します。

商品名で言うと「イブ」とか「ロキソニン」とか。ダメですよ。ホントに。

旅ブログ読んでると、熱出た→とりあえずロキソニン飲んだ、なんてよく出てきますが。

マジで真似しちゃいけませんよー。

 

じゃ、何ならOKなの?って言うと。

アセトアミノフェンです。

商品名で言うと「タイレノール」「カロナール」。
f:id:jptzws:20180517092904j:image

海外では、パナドール、パラセタモールって薬です。

普段飲んでなくても、熱帯系の途上国で熱出たらコレ!です。絶対。

 

その後

ということで、ぐったりしてた昨日でしたが。

知ってるタクシードライバーや顔見知りのスーパーの店員なんかがみんなすごい心配してくれて、やっぱりサモアはいい国だなぁと改めて。

ホント、この超優しい国民性はどこから来るんでしょう?

 

体重が減っているせいか、初動が早かったのが良かったのか、抗生剤効きまくり。

今朝になったら、喉も指も腫れが引き、熱もほぼ下がりました!

サモアで抗生剤ったらコレ!強い薬が標準なのはデカい人が多いから?笑
f:id:jptzws:20180517092946j:image

今回は高熱が出た割には回復が早くて助かりました。

 ...この回復の早さは筋肉量の増加と関係ある?ない? なんて。笑

いや、まだ油断しちゃいけないですが...。