Notes in Apia

常夏の島サモアで暮らす、青年海外協力隊員の覚え書き

みんな自分が大好き! なのか。

おぉぉ、終わってしまったGW。orz

連休だった私はボラカイ島に行ってました。

海入ってビール呑んで昼寝、また海入ってビール呑んで寝る、みたいな毎日でした。

 どこの海に行ってもやることは変わんねーなー。笑

楽しい時間が過ぎるのはあっという間ですね...。

日本に帰ってきたら、意外と肌寒くて&乾燥してて参りました。

サモア以来、すっかり体が「南の島モード」になってしまったようです。

 

ボラカイ島行きについては、旅行記にしません。

フィリピン航空のスケジュール変更でエラい目に遭ったり、

悪名高いマニラ空港でヤラレかけたり、やや大変だったりしたんですが。

フライトが全部プレミアムエコノミーにアップグレードされたり、

結局は全部問題なく移動できたりで、結果オーライだったので。

 いつもありがとう、旅の神様!!

何より、こんなメジャーな旅行はネットに山ほど情報があるので。

ニッチブログとしては手を出しません。笑

 

今回は、そんなボラカイ旅行で感じたこと&それで思い出したサモアネタをちょっと。

 

写真が目的!?

もう最近は言われすぎて、何を改めて、って感がありますが。

観光地って、みんな写真に夢中になり過ぎ。

ホント、旅行の最大の目的は「映える写真撮るため」なんだね、って感じ。

 

海は小道具

特に日中台韓の東アジア人!

もうね、海に入りすらしない人が大半。

浸かって、せいぜい膝まで。

一人旅だろうと、カップルだろうと、家族だろうと、ひたすら写真撮るだけ。

それも、何枚撮るんだよ!?ってくらい、ずーーーーーっと撮ってる。

撮ってんなー、と思って、ひと泳ぎして浜に戻ってきてもまだ撮ってるくらい。

どんだけ自分大好きだよ?笑

↓ずっと滞在したホワイトビーチ。こんなきれいなのに、なんで入らないの??驚

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中でも驚愕したのは家族連れ!

Tシャツ短パンのお父さん、ワンピースのお母さん...は、まぁ海に入る気ゼロだね。

でも子供には、半袖ウェットとかラッシュガード着せてる。

それなのに!!

子供が海に入った瞬間、お母さんが「やめなさい!!(多分)」とか怒ってやめさせる。

えー???超かわいそうなんですけどー。

周りではフィリピンの子たちを中心に、はしゃぎまくる子供たちがいて。

そりゃ自分も入りたいよなぁ。

でも何事か説教されて、砂遊びすら満足にさせてもらえず。

...って、一組だけじゃなくて、こんな家族を何組も見ました。

だったら南の島のビーチになんて来るなよなぁ。

 

自分が主役

さらに!

子どもたちを連れてビーチに来て、自由に遊ばせてるのはいいけれど。

お母さんは子供に目もくれず、お父さんをカメラマンに、ひたすら撮影会。

って、アンタの子ども(おそらく2歳くらい)、溺れかけてましたがな!!怒

 

...いや、別にいいんですよ。他人事だし。

ただね、写真撮ることに文字通り命かけてどうするの?と思います。

映えるセルフィーのために崖から落ちて死んじゃったりとか、いまだにありますが。

アンタが自分が映える写真に夢中になってる間、子供が死んだらどうすんだよ??

ホント、何のために生きてるんだか...。

 

SUPなんてもちろん小道具

ホワイトビーチにはSUPに乗ってるスタッフがたくさんいて。

声かけてきて、30分いくら、みたいな感じでレンタルしてくれるんですが。

借りる人は多いんですが、実際にSUPする人はごくごく少数(多くて4~5%って印象)で。

ボードに乗ってポーズとって、ただただ写真撮るだけ。

...少しくらい立ってみようとか、漕いでみようとかしてみない??

SUPを楽しみたいんじゃなくて、SUPを小道具に写真を撮りたいだけ、なのね...。

 

...いや、ホント別にいいんですが。

その写真を後から見て楽しいの??と思っちゃいます。

SUPに挑戦して、立てなくて落ちちゃって、とか、

カッコ良く漕げてるつもりが実はへっぴり腰でした、とか?

そういう写真なら、思い出深く見られると思うんだけど。

試してもいないボードに、ただ乗った写真に何の思い出もなくない??

 

ご飯も...

泊まったホテルに併設のカフェが、たまたまTrip Advisorかなんかで2位?とかで。

やっぱり東アジア人が大挙して長居して、ひたすら写真撮ってましたが。

 足を洗うところがカフェのすぐ横で、見たくなくても目に入る。汗

オッサンとしては、ボラカイ島まで来てパンケーキ食う???なんて思っちゃう。

 

いや、本当~~~に他人事だし、それぞれ好きなもの食べればいいんですが。笑

私は旅すると、絶対どローカルな食堂に行きたいです。

どんな国・地域でも、たとえ言葉が通じなくても、必ず何とかなったし。

本当にそこの地のものが食べられるし、おいしいし、思い出がはっきり残ります。

今回も、毎日ローカル食堂で一食100円以下のご飯食べてました。

↓文字通り、毎日通った。笑

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↓好きなおかずを選んで、ご飯と一緒に食べる。

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↓外はトライシクルがバンバン通る大通り。

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↓ちょい辛のレバー。

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イカの煮付け。

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↓どハマりして、テイクアウトしてビールのつまみにした、ゴーヤのマリネ(?)。

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そういや、サモア人も

で、思い出したのが、サモアのこと。

みんなすごーーーーーく自撮りとかFacebookが大好きでした。

何でもない日常でも、めちゃ写真撮って→ガンガンFacebookにアップする。

それも、違うメンバーとか、違う構図で複数枚なら分かりますが。

え?これ連写してない?みたいな、同じメンバー&同じ構図で何枚も、とか。

 それはせめてベストショット一枚にしろよ。笑

 

って、さすがに大学の教員とか、大人はそれほどでもありませんが。

NUS(サモア国立大学)の学生たちとか、すごかった。

まぁ大学に通えるくらい裕福な家の子たちなんで、スマホとかふつうに持ってて。

私も、理学部の生徒ならともかく、全っっっ然知らない子からも「写真撮って」って言われたり。

それも、イベントでも何でもない、ふつうの平場の日に。

何?日本人が珍しいの??なんて最初は思いましたが。

よく見てると、サモア人同士でも、何でもない日にもバンバン撮ってる。

 

...え?日本でもそうなん??ただのジェネレーションギャップ??

オジサンが若い子の流行を分かってないだけって可能性もありますね。汗

 

自分大好き?

そもそもさ。

自分の写真なんて、そんなに見たいもの?

みんな超キメ顔&キメポーズ・キメ角度で何枚も撮ってるけど。

 傍から見ると超滑稽ですよー。気付いてますかー?笑

後から見て、「オレor私、イケてる」とか思うの??

オッサンからすると、それマジ超痛いんですけどー。 ←無理すんな。笑

 

私は自分の写真とか全然いらないです。

特にキメ顔とかで写るの、絶対やだ。

もちろん、みんなで撮るときとか、わざわざ避けたりまではしませんが。

多分ほとんどの写真において、ふざけたポーズとか変顔で写ってます。

マジでキメ顔作るとかありえない。

ま、不細工なオッサンのキメ顔なんて需要ねぇよ!ってのもありますが。笑

自分でもそんなの見たくねー!!!

 

私の世代にとっては、「ナルシスト」って超ダサい感覚だと思うんですが。

今は「自己愛」として認められてる、ある意味いい時代なのかもしれませんね。

 

いやでも、顔とかポーズとか服とかキメる前に、まず体形なんとかしろよ!!

それはサモア人だけじゃなくて、ボラカイのビーチでも多々思いましたとさ。笑

 

...あ、なんか超辛口で終わってしまった。汗

 

↓ダイビングの写真でお口直し。一本¥3,000くらいで超格安!おすすめ!!

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↓レックダイブもあり。

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クマノミ類が山ほど。

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↓見つけた時はうれしかった!Flying Gurnard。ホント、飛んでるみたいだった。

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