NZ旅行-0「ファレオロ空港」
サモア国立大学の仕事始めは1月3日。
仕事納めは12月23日だったので11連休!
さすが南の島!!
...と思ってたら、年末間際になって「やっぱり1月8日から」とお達しが。
学長の一声で、なんと5日も休みが増えました!
年の初めからこの調子なのが、いかにもサモアっぽいです。
って、国の休日さえ直前で決まるくらいなので、大学は何をか言わんや。笑
本題。
NZ旅行について書こうと思いましたが。
実はまだサモアの空港について書いてない!?ので、今回はエピソード0です。
格安フライト!
私は、わりと途上国ばかり行っています。
と言うのも、先進国は年を取って体が動かなくなっても行けそうだから。笑
なのになぜ今回NZを選んだのか。
それは、この時期NZへのフライトが格安になるからです。
サモア人はNZに山ほど(サモア内人口と同じくらい)出稼ぎに行っていて。
クリスマス&年越しに、大挙して帰ってきます。
そのため、NZ航空がサモア便を増発したり、大きい機体に変えたりするんですが。
でも、その戻りの便にはお客さんがいないんじゃ?
ということで、サモア人の逆向き、つまり年末にNZに飛んで年明けにサモアに戻る便が安くなる、と。
ふだん往復4.5~5万円くらいですが、私は今回2.7万円でした。
もちろん私だけが考えることではなく。
この時期、大勢のサモア隊員がNZに出かけます。
なので、行きは同期隊員、帰りは先輩隊員2人と一緒になりました。
他の日も、多い日は7人?が同じフライトになったようです。笑
ファレオロ空港
ま、同じ便になるには他にも理由があって。
そもそもフライト自体が超少ないんです。笑
これ↓私が乗った日ですが。
24時間に6便しかない!
それもオークランド(NZ)とナンディ(フィジー)のみ。
念のため書きますが、このファレオロ空港がサモア最大ですよ...。汗
そんなファレオロ空港は、30年くらい前に日本の援助で建て直しました。
が、さすがに老朽化したので、一昨年(のはず)今度は中国の援助で建て直しました。
なので(出国ターミナルは)外も中もきれいです。
入国ターミナルはプレハブ?みたいなボロい建物です。悪しからず。
↓これでほぼすべて。使ってる搭乗口、2つだけなので。笑
↓一応、免税店も。
↓なんと言っても、空港周りの海がきれい!
※ファレオロ空港へのアクセスは↓。
マルチリンガル案内
そして、日本&中国が建て直したという歴史のためか、案内表記が英語、サモア語、中国語、日本語です。
えー?それ必要~!?
...こんなところに援助国のエゴが見え隠れします。
日本でも、英語以外に、中国語、韓国語の案内が増えましたね。
浜松はATMでポルトガル語が選べたり(ブラジル人が多い)、地域によって特色も。
でも...こういうの増えれば増えるほど、逆に不親切のような気もします。
情報は多ければ多いほど探しにくくもなる訳で。
個人的には「その国の公用語&英語」が最適解では?と思っています。
ま、ごく近い将来、ハンディデバイス(スマホとか)での自動翻訳が誰にとっても当たり前になるので。
東京オリンピックを控えたからと言って、今更そんなインフラにお金をかけるのはちょっとね...と個人的には思います。
出国手続き
チェックインしたら、もう出国するしかありません。
空港(サモア国内側)には店とか本っ当~に何もないので。汗
出国は荷物チェック窓口1つ、パスポートコントロール窓口2つの超シンプル構造。
が!意外とマジメで。
水のペットボトルを捨てさせられました。
南の島はどこも結構いい加減なイメージで、セブなんて毎回余裕でペットボトル持ち込めたんですが。
サモアはダメでした。
...でも夏に家族が来た時は、水筒がノーチェックだったので。
単に運の問題かもしれません。笑
パスポートコントロールは、たいていどこの国も出国時は余裕ですが、サモアは輪をかけて余裕。
特に何も聞かれず、ほぼ素通りです。
で、出国したとは言え、空港内にはやっぱり特に何もありません。汗
ま、ビールでも飲んでゆっくり待つしかありません。
小売店でWST3.5、高級レストランでWST6のビールがWST7ですが...。
どこの空港でもいつも思いますが、「免税なのに市場価格より高い」って何だよ!!怒
東京ドームのビールとかと同じボッタクリ感がありますよね。
...って、それでも呑んじゃう私みたいなのがいるからなんですが。笑
次回こそ、いよいよNZの話!