Notes in Apia

常夏の島サモアで暮らす、青年海外協力隊員の覚え書き

NZ旅行-1「NZで使うSIMはどこがいい?」

サモアに戻ってから毎日雨です。

ま、乾季でも日本の梅雨時より降水量がある国なので、雨季は仕方ありません。

と言っても、一日中降ることはあまりなく、週に2日くらい?

たいてい午前中は晴れて、昼過ぎ~夕方くらいに降り始めます。

夜はほぼ100%雨。

ま、夜は乾季でも半々くらいの確率で雨なので。これまた仕方ありません。

 

困るのは洗濯物です。

朝干しても、帰る頃には必ず雨なので...。

いや、もちろん屋根の下に干してますよ。

が!本当に滝のような雨がゴーゴー(ザーザーじゃなくて!マジで!)降るので。

大気中の湿度がすごい!!

ということで、いつも若干生乾きでしっとり感のある服を着ることに...。orz

 

でも先輩隊員(♀)曰く

サモアは美容にはいいはず!だって美顔器の中に住んでるようなもんだから」

と。

なんてポジティブ!

何でも考え方ひとつですね。笑

でも紫外線には注意...。

 

今日はNZ旅行のエピソード1、オークランド編です。

ずいぶん長くなったので、SIM情報だけ知りたいって人は目次からどうぞ。

 

フライト by NZ航空

サモアオークランドは4時間。あっという間です。

格安チケットなので、水・お茶・コーヒー以外は有料(機内食もなし)ですが。

むしろおいしくない機内食より、自分で用意できるほうがありがたい。

機内エンタメ(座席ディスプレイ)も、コンテンツが制限されてます(別途払えばOK)。

が、タブレット持ってるし、これも全然問題なし。

って、最近は座席ディスプレイ自体を廃止し始めてるみたいですね。

そりゃコスト増&重量増だし、電気も食うし、やめられるならやめたいよなぁ。

我々顧客としても「デフォルトで不要なサービスが盛り沢山!でも高い」より、

「自分で必要なサービスを選べて、その分だけ払う」ほうがいいですよねー。

もはや飛行機移動は全然プレミアムじゃないので。

どんどんシンプルなサービス、リーズナブルな料金体系に移行してほしいです。

 

オークランド空港

サモア赴任時にトランジットして以来、11ヶ月ぶりのオークランド空港ですが。

11ヶ月前→「NZ最大の空港にしては何もないし、小さい空港だな~」

今→「スゴい!さすがNZ!!何でもある!!!すべてがピカピカしてるよ~涙」

...人の基準なんて、わずかな期間で変わるものですね。笑

 

荷物のピックアップも入国も、ほとんど待ち時間なくスムーズ。

が、パスポートコントロールでインド系の人に当たり、英語が聞き取りづらい。

...のに、どうでもいい話をしてくる。笑

「何しに来た?」「どこに泊まる?」「何日滞在?」とかは分かりますが。

「何コレ!?オフィシャルパスポート?何でそんな持ってるの?」

「外交官じゃないよね?あ、日本のパスポート、外交用は別?」等々。

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そう、青年海外協力隊員を含め、JICA関係者には「公用旅券」が発給されます。

もちろん活動期間限定で、その間、通常のパスポートは取り上げられます。

 ※パスポートの二重携行(多分、罪です)を避けるため。

が、前回の協力隊の時から、公用パスポートで不便を感じたことはありません。

むしろビザ代が免除になったり、一般窓口に並ばなくて済んだり、いいことだらけ。

 

ですが。

身分証明で見せた時とか、たまーにこうやって「何コレ?」的な質問を受けます。

中には一応「コイツはJICAのメンバーだよ」とか書いてあるんですが。

ごくごく一部の人を除いて「JICA?何それ?」じゃないですか。

せめて「ボランティアの国家事業に参加してるよ」くらい書いといてほしい。

 

ま、公用パスポートのおかげか、税関の荷物チェックがスキップできたので。

あんまり文句を言うつもりはありません。笑

 

空港→市街

オークランド空港から市街へはバスです。

 お金持ちはタクシーをどうぞ...。

各種バス会社があるようですが、私はパッと調べて出てきたSkyBusにしました。

翌日から利用するInterCityなら割引になりましたが、都合のいい便がなかったので。

 

SkyBusは片道NZ$18ですが、Webで事前購入すればNZ$17です(差はNZ$1だけ...)

空港内はフリーWiFiがあるので、着いてから購入でOK。

距離の割にちょっと高い?と思いましたが、バスは新しくてきれいだし、バス内でフリーWiFiが使えたし、まぁいいか。

 

いくつかまとまった停留所の前ごとにドライバーが「降りる人いる?」と聞きます。

丁寧に近くのメジャーなランドマークを言ってくれますが、英語に自信がなければ、あらかじめWebサイトの地図で下りたい停留所を探しておいて、ドライバーに伝えておけば教えてくれます。

実際、そうしてる人もいました。

 

オークランド市街

オークランド市街に着いたのは19時頃。

サマータイムを導入しているから実質18時だし、夏なので太陽もまだ出てますが。

真っ先に感じたのが「寒い!!!」です。

天気予報などで、最高気温24-25℃、最低気温18-20℃と知って、覚悟はしてました。

でも予想以上に寒かった...。

サモアは夜でも25℃を下回ることはまずないので、私の体感が狂ってます。きっと。

が!

アジア人観光客でダウンジャケット着てる人(←さすがにやりすぎ)とかもいたので。

みんな、「(行く前)南半球は夏だよねー」→「(来た後)え、寒くない?」って感じかと。

ま、夏とは言え、北半球で考えれば6月頃、緯度的には金沢とか宇都宮なので。

そりゃそこまで暖かくはないよね、と。

 

そして坂の街!

知らなかった!!

シカゴか?ってくらい、結構急な坂。

バス停から宿泊先まで距離があると、荷物を転がすのが大変かもしれません。

 

あと、乾いてる!!!

着くなり乾燥を感じて、鼻奥が痛くなり、喉がイガイガしました。

ま、雨季のサモアは湿度100%近いので。

多分、と言うか間違いなく、やっぱり私の感覚が狂ってるんだと思います...。

4,5日後には気にならなくなってましたし。

 

って、日本に帰国するの、来年の1月末なんですが。

寒さも乾燥もオークランドの比じゃないよなぁ。

どうするんだ...。汗

 

NZ旅行で使うべきSIM

最近の海外旅行は、まずSIMの入手から始まりますよね。

特に協力隊員は、常にJICAスタッフと連絡できるようにする義務があります。

で、行く前からNZのSIMについて調べてたんですが。

ワーホリとか留学とか、中長期で滞在する人向けの情報ばかりのような。

キャリアが4つあるのですが、各社のサイトを見ても、いまいち分かりづらい。

 ま、サモアのネットが遅すぎて、面倒になったというのもあります。笑

 

では、独断と偏見に満ちた結論から!

今、2週間以下の滞在でNZに行くなら「Skinny」!!

です、はい。

 

↓SIMサイズは3つ共通(型抜き)なので気にしなくてOK。早く日本もこうなれ。

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NZのキャリアは「Vodafone」「Spark」「2degree」「Skinny」の4つです。

で、空港内にオフィスがあるのは、前者2つ。

なので、「Vodafone」「Spark」のどちらかを選んでしまう人が多いと思いますが。

経験則的に、空港内でSIMを入手するのはNGです。

デメリットは「他のキャリアと比べられない」だけではありません。

「空港内専用プランしか選べない」ことが多いからです。

ということで空港内はスルーしたので、NZがどうだかは知りません(無責任。笑)

でも、たいていの国で「空港内でSIM入手は悪手」なのは間違いないかと。

 

ちなみにNZは、空港も市街へのバスも、泊まるホテルもフリーWiFiがあるので。

焦ってSIMを入手する必要は全然ありません。

 

じゃ、どこでSIMを? →スーパーです。

私はcountdownで入手しました。

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4社のSIMとパンフが置いてあって、最新の情報をゆっくり比較できます。

キャリアのオフィスと違って、「お困りですか?」的な邪魔者もいないし。

 

が。

...まぁ正直に言うと大差ないみたいです。

エリアも似たり寄ったりのようですし。

SIM自体はNZ$3。SkinnyだけNZ$2(countdown価格)。

 

各キャリアについて、ざっくり私見を書くと

Vodafone →やや高い?でも使う分だけ細かくデータ購入できる

Spark →公衆電話みたいに、街中に無料でデータ通信できるスポットがある(←使う?)

2degree →特筆すべきものなし?目を引くものはありませんでした...

Skinny →回線はSparkと同じ。NZ$16以上のプランを買うと週末限定2GBが付与!

 ※新SIM開通から3ヶ月間、毎週末2GB使えます

 

ということで、Skinnyが一番じゃん?と。

NZ$16プラン(1GB)を購入しました。

SIM代のNZ$2と合わせて、NZ$18で3GB(内2GBは週末限定)。

バスやホテルではフリーWiFiが使えるので、データ量は十分すぎるほどでした。

 

SIMのアクティベートとか課金は、SIMの包装紙を見れば誰でもできるかと。

APNの設定とかも特に必要ありませんでした。

 

まぁ通信系のサービスは移り変わりが激しいので。

来月にはもう変わっているかもしれません。

が!

「空港内でSIM入手は悪手」です。これは間違いない。

NZでは、スーパーに行けば、ゆっくり比較して選べますから。

落ち着いて、自分に合ったキャリアに決めればいいと思います。

 

Surf'n'Snow Backpackers

オークランドの泊まりはSurf'n'Snow Backpackers

夜着いて、朝早く移動の予定だったので、寝られりゃいい、と。

場所の利便性と、個室の料金の安さだけで選びました。

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SkyBusのバス停(左のピン)も、InterCityのバス停(右のピン)も、歩いてすぐ!

何よりcountdown(ホテル右にあるカートマーク)が直近!

このブログで何度か書いてますが、サモアで一番買っているHomeBrand。

これ、WoolWorthグループのプライベートブランドで。

countdownは、WoolWorthグループのスーパーなんです。

今回の旅は(と言うか、いつもですが)、自炊メインなのでスーパーが大事です。

 

じゃ、この宿をオススメするかと言うと...答えはNoです。

その名の通り、バックパッカー宿なので、そもそも全然期待してませんでしたが。

それにしても汚いし、エレベーターもめちゃくちゃ遅くて古臭いです。

Webサイトには「Surf'n'Snow Backpackersはオークランドで新しく、清潔で便利なバックパッカー(ホステル)です」なんて書いてますが、大嘘。

合ってるのは「便利」だけですね。

 

↓外観。ロケーション的には便利。写真が歪んでるんじゃなくて、坂道です。

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もう年寄りなんで(笑)、ドミトリーは避けて個室にしました。

↓室内。写真で見ると、狭いなりにふつうの部屋ですが…。

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床には髪の毛が落ち放題。

デスクは飲み物をこぼしたのを拭いてなくて床までベタベタ。

さらに、シーツも変えてないっぽい。

ドアの内側とかに「チェックアウトの時、枕カバーを持ってきてね」とあるんですが。

「分かった。でも…じゃあ、シーツは?」ってなりません??

実際、細くて長いライトブラウンの髪の毛がベッドに何本も落ちてましたし…。

 

共用のトイレとかシャワールームも汚いです。

掃除どころか、壊れた便座やペーパーホルダーを直してなかったり。

管理してない(する気がない)のがありあり。

 

ま、ロケーション的な利便性は超がつくほど高いので。

清潔感とか気にしないぜ、って人にはいいかもしれませんが。

快適性はバックパッカー宿の中でも下のほうなのは覚悟の上でどうぞ。

 

↓この日はOZビール。わざわざNZ行って!? ...だって、特売してたから。笑

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