Notes in Apia

常夏の島サモアで暮らす、青年海外協力隊員の覚え書き

TOEICで900超(補足)

最近のことを全然ログしてませんが。汗

超大事なことを書き忘れていたので、英語ネタ再び。

 

先日こんな記事を書きました。

で、書き忘れてたことは大きく2つ。

 

英英辞典を使う

中高生には早いかもしれません。

が、難関大を受験するような人&大学生以上は英和辞典は捨てましょう。

「捨てる」は言い過ぎかな...。笑

でも単語の意味を調べるなら英英です!

 

理由は3つあって。

 

英語は英語で理解しないと!

例えば「go」と「come」って、誰でも知ってる超基本の英単語ですが。

日本語で「行く」「来る」って理解していると...

 I'm going to the party.

 I'm coming to the party.

の違いが分かりません。

 「take / bring」なんかも同様ですね。

 

言語はまったくもって完全互換じゃないので。

どうしても日本語にできない言葉&その逆が山ほどあります。

日本語で外国語を考えていると、絶対に自然な言葉にはなりません。

なので、英単語は英語で覚える(ニュアンスを把握する)しかないと思います。

 

さらに、類語辞典(thesaurus)も超おすすめです!

 thesaurusって何だよ、どんな恐竜だよ、と思ったのは昔の話。笑

特に何かを書く際。

うまい単語や表現が出てこないとき、もっとピタッとくる言葉ないの?に大活躍。

それぞれの言葉のニュアンスや用途の違いが詳しく書いてある辞書が良いです。

 

私はイギリス英語なので、Oxfordを愛用してます(最近はGoogleかも笑)

Paperback Oxford English Dictionary 7/E Oxford Paperback Thesaurus 

 

頭の中を英語モードに!

先日も書いたとおり、言語習得はその言語に「浸かる」のが大切です。

英語を勉強してるとき、いちいち日本語にスイッチするのはもったいない!

頭の中の思考から英語になっていないと学習効率が上がりませんよー。

100%英語モードで勉強しましょう。

 

英語⇔日本語してると会話にならない

読んだり書いたりは即時性が求められないので大丈夫ですが。

会話においては、聞くのもしゃべるのもスピードが必要です。

頭の中が日本語で、いちいち翻訳していると絶対に間に合いません。

日本人が「読み書きはできるけど会話ができない」と言われるのは、これが原因かと。

 まぁ英語と日本語は、文法構造が違いすぎるってのも不利ですね。

 

ということで、頭の中が英語モードになっている必要があります。

上に挙げた2つの理由ともリンクしますが、日々の勉強の時点から、英語で理解して&英語モードに切り替えられるようになっていれば、会話のスピードにもついていけるはずです。

 

英語モードへのスイッチは、使っていないとONするのにめちゃくちゃ時間がかかるようになります...。

協力隊の訓練でも、初めの内は英語モードになかなか入らなくて苦労しました。汗

が!

一度ONすれば、むしろ日本語より楽なときもあります。

特に英語に関する質問をされたとき。

「ごめん、日本語で説明するより楽だから英語で説明していい?」なんてことも。

 すごい嫌味っぽいよなー。汗

でも本当です。

頭が英語モードになると、逆に日本語が出てこなくなると言うか、片言になります。

例えばレポートの課題とか、英語で考えて、日本語に訳しながら書くので、翻訳文みたいな妙に固い文章だったり。

 

通訳さんの日本語もおかしかったりしますよね。

でもあれは本当に全っ然別の特殊技能で。

私は、複数人で外国人と話していて、「今、何て言ったの?」と聞かれると、分かっているのに言葉にできないことが多々あります。

逆も同じで「訳して」と言われても、なかなか言葉が出てこなかったり。

英語モードのときは日本語が介在していないので、いざ英語→日本語、日本語→英語を要求されても、すぐには対応できないんです。

通訳さん(同時であれ、逐次であれ)は、英語モードと日本語モードを両立させることができるってことで。

ホントにすごいと思います。

 その状態が常に当たり前なのが、真の意味でのバイリンガルとかマルチリンガル

 

以上に挙げた3つの理由は大きく言うと根は同じで。

「英語モードに慣れよう」ってことです。

このスイッチを手に入れて、かつ即座にONできるようになれば、かなり有効です。

 

色んな英語を聴く

書き忘れてた2つ目です。

誰かの英語にだけ慣れて聞き取れるようになっても、あまり使えないんですよね。

よくイギリス英語、アメリカ英語なんて言いますが。

同じ国の人でも、地方や世代、性別、社会的クラスetc.によって全然違います。

 ま、日本語もそうですよね。

 

近所のPeace Corp.のおじいちゃんの英語はよく分かるけど。

先日会ったハワイのおじいちゃんの英語はいまいち聞きにくかったり。

会社で国際会議に来るギリシャ人は、ホントに英語?ってくらい全然聞き取れない。笑

...ま、その人の英語がどうこうってより、聴く側に得手・不得手があるんですよね。

どんな英語が来ても対応できるように、色々な英語を聴くことが大切だと思います。

 ま、時にはネイティブですら「アイツ何言ってんだか分かんない」ってこともあるので、程ほどでいいとは思いますが。笑

 

逆に、自分が話すときは「イギリス英語ならイギリス英語で統一するほうがいい」らしいです。

もちろんアメリカ英語でもフィリピン英語でもいいんですが、混ざってるとネイティブには違和感とのこと。

 たしかに関西弁と東北弁と九州弁が混ざってたら気持ち悪いですよね。笑

英語の場合、意味が変わってしまったりもするので、特に注意が必要です。

ある程度上達してきたら、どこの英語を身に付けるかの意識も大切かと。