Notes in Apia

常夏の島サモアで暮らす、青年海外協力隊員の覚え書き

サモアのリゾート島 Namua island

10月第2月曜は体育の日ですが。

サモアでも休日です。

10月第2日曜が「White Sunday」という祝日で、月曜も休み。

いつも日曜には、全身白い服を着て教会に行くので、その点では変わりありませんが。

サモア語では「Aso Fanau=子供の日」と呼ぶそうで、子供たちが主役の祝日です。

教会で歌や踊りの発表会をして、プレゼント(と言っても、服とか学用品が主らしい)をもらったり、普段は大人の後に食べるご飯の順番が最初になったり。

 

...ということで、やっぱり最近のサモアは浮ついていました。

高校以下の子供たちは学期の中休み中だったので別としても。

大学でも「準備」という名目で休講が増え、特に木・金は構内が閑散とするくらい。

そんなでいいのか?と思いますが、ここはサモア。笑

ま、日本でもお祭りが盛んな地域は近いものがありますよね。

 

私は、と言うと。

サモアでは稀少なリゾート島、ナムア島(Namua island)に行ってきました!

↓ウポル島東端にある、水道も電気もない小島です。

日本大使館のスタッフが企画して下さり、大使館・JICA関係者やその家族など、約40名の大イベントでした。

サモア人が家族経営する小さい島なので、ほぼ日本人で貸切です。笑

 

↓ボートの発着所。右奥に見える島に向かいます。

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↓手作り桟橋。1台のボートで何度も往復してピストン輸送します。

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島までは、干潮時なら足が付くくらいの水深の場所がほとんど。

この辺りはウミガメがたくさんいるので、ほぼ毎回見られるそうです。

ボートで並走するので、見せてくれているのかと思ったら。

↓なんと船から飛び込んで捕まえてきました!

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しかも船上からダイブして直接キャッチなのに百発百中!

2回連続で成功でした。

...って、もしや夕食のおかずになるのか!?(サモア人はウミガメを食べます)

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実際は見せるだけで、みんなで写真を撮った後は逃がしました。笑

 

島に着いたら、さっそくBBQ。

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ですが、私は飲食の前にまず海!

大物はいませんが、魚影は濃く、特にチョウチョウウオ系やスズメダイ系がたくさん。

水深が浅くて、波もとても弱く、さらに海底はサンゴ礁でびっしりではなく砂地なので、子供にも安心です。

 

↓ウニを捕まえてきて食べました。

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日本の(寒い海の)ウニとは味が違いますが、生も焼きもおいしかった!

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ヤシガニも山ほどいました。写真は幼生ですが、夜には殻なしの成体も。

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残念ながら、きれいに快晴になった時間は多くありませんでした。

が、快晴の暑さを考えると、雨には降られなかったし、結果オーライかと。

 

↓晴れるとこの色!!

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↓泊まりは3~5人ずつ、ビーチファレに。

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蚊帳に穴が開いていた人が多かったようで、刺されまくった人も。

私は無事でしたが、寝る前にチェックしたほうがよさそうです。

 

気になるお値段は、1泊2食付(ボート往復込)でWST120(≒5,400円)/人となかなか。

日帰りだとWST40、ランチがWST15だそうです。

 我々は大所帯だったので、ローカル価格(WST100/人)になりました。

 

↓採りたてのレモングラスティーなど、食事も悪くありませんでした。

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外資系リゾートでは味わえない、ユル~いサモア感がたまりません。

開発や発展も悪くないかもしれませんが、世界的に同じ感じになってしまっているリゾート地より、ローカルな雰囲気そのままのサモアは、そのローカル感こそが魅力になっていると感じます。

日本では味わえない、ゆーっくり&のーんびりした、贅沢な休日でした。