Notes in Apia

常夏の島サモアで暮らす、青年海外協力隊員の覚え書き

教員の現職参加&ビール瓶

教員の現職参加

昨日は一部の先輩隊員の送別会でした。

 

教員で現職参加した隊員は、学校の年度に合わせて派遣されます。

日本で3月いっぱいまで働いて、2年後の4月から復職する、ということです。

通常の隊員は「任国での活動期間が丸2年」ありますが、現職教員の場合は「休職する期間が丸2年」なので、国内の事前訓練や派遣前準備の分、3ヶ月ほど活動期間が短くなってしまいます。

 

ただでさえ短く感じる活動期間なのに3ヶ月も短くなる上、任国の学校年度と派遣期間が一致することはまずありません。

サモアの場合は1月スタートなので、7月に赴任してもサモア語研修などがあって、後期の開始には間に合わず、本格的に活動できるのは次年度からでしょう。

もちろん帰国年度も授業をメインで持つことはできないだろうし、実質1年の活動とも言えます。

 

これ、何とかならないんでしょうか。

...かと言って、帰国するタイミングがずれたら復職しづらいし。

逆に、現職教員は丸3年の休職なんてどうでしょう?

ただでさえ各教育委員会が出したがらないのに、もっと難しくなりますかね。笑

 

ビール

サモアのビールは瓶です。

飲みに行けばドラフトの店もありますが、基本は瓶。

大瓶750ml(約6.5WST≒300円)、小瓶355ml(約3.5WST≒160円)だったかな?

缶は...おそらく輸入ビールだけかと。

 

で、瓶はリターナブルです。

たしか1本当たり40c(セネ:1WST=100c)のデポジットが含まれていて、瓶を返すと返金されます。

タンザニアもそうでした。

30年くらい前までは日本もそうでしたよね(って、今も瓶は返せる?)。

缶よりエコな気がしますが、配送や洗浄なんかを考慮すると、トータルではアルミ缶のほうがエコなんでしょうか?

...ま、一消費者としては面倒だし重いし、というのは否めませんが。笑

 

で、私の住んでいるToomatagiというエリアには、ビールを売っている店がありません!

と言っても40世帯くらいで、小さい個人商店が4つだけですが。
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↑イメージ。

(サモアでは、家の敷地に店を出し、奥さんが手の空いた時間に店を開けるケースが多いような)

 

なので、買うのは街でよくても、瓶を返せません。溜まる一方...。

昨日の送別会のときに先輩隊員に相談したら

「そこ、アルコールNGな地域じゃない?そういうとこあるよ!?」と脅され。笑

「タクシーで出かけるときに持っていくしかないね」と。

やっぱりそうか...。汗

 

サモアの土曜日

以前、「土曜日はごちそうを作る日」と書きましたが。

そのための買い物の日、とも言えます。

が、店もバスも昼前後で終わってしまうので、午前中は戦争です。

スーパーや市場、銀行、携帯ショップなどは、いつもの3倍増くらいの人が集まります。

 

...なのに、バスの本数は半分以下に。涙

サモア人は自家用車やタクシーを使うことが多いからかと。

しかも、大学と街を往復するバスは、土日は当然走っていません。

(ま、バス通りまで500mほど余計に歩けばいいんですが)

ということで、今日はしっかりスニーカーを履いて(いつもはサンダル)、街まで歩きました。

 

街まで5km弱の下り坂ですが、とにかく暑い!

日本の真夏ほどではないにしろ、午前中でも30℃超です。

おかげで汗だくになりました。

 

が、もちろん収穫も。

なんと大学の校門前の店がビールを売っていました!

灯台下暗しとはよく言ったものです。一安心。

...が、これで毎日飲む生活が確約されてしまったとも言えます。笑

 

そして市場や街中で、異常な数の日本人が!

明らかにJICAや大使館の関係者ではありません。

(全然慣れてないし、きれいなカッコしてる)

で、思い出してみると、今日はピースボートが寄港してるんでした。

昨日、酔っ払った耳で聞いたのですっかり忘れてましたが、突然たくさんの日本人を見てビックリしました。

 

村の土曜日

ステイ先でも同様の土曜日でしたが、買い物と炊事はママたち、おばあちゃんが洗濯とアイロン、男は畑仕事&ごちそう準備、子供たちは洗濯物干しやゴミ拾いなど、役割分担がきっちりできてました。

 

↓とてもよく働く娘たち

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日曜日は休息日(キリスト教徒)なので、土曜に一家総出で一週間分の家事を片付ける!という印象。

メリハリがあっていいですね。

自分の生活にも取り入れたいかも。