Notes in Apia

常夏の島サモアで暮らす、青年海外協力隊員の覚え書き

サマータイムどうでしょう?

サモアでは日曜からサマータイムが始まりましたが。

いきなり1時間前倒しになると、生活リズムを合わせるのが大変です。

逆に、サマータイム明け、1時間後ろにずれるのは簡単ですが。

海外旅行で、西に飛ぶのは楽だけど、東に飛ぶと大変なのと同じですね。

 

もちろんサモア人も例外ではなく。

今週は出勤時間が遅いスタッフが多かったです。

って、仕事なのに!? なんて思うのは日本人。

ここは南の島ですから。

何でもアリです。笑

 

サマータイムになると、7時過ぎに日出、19時半に日没です。

大学は一応8時出勤なので、日が出ない内に起きて。

まぶしい朝日が昇る中、出勤です。

夜も、明るい内に帰って、夕食のタイミングくらいに日没。

日本の感覚だと、かなり異常に感じます。

 

が!

よく考えると理に適ってるな、と。

太陽が出ている時間を100%使えるわけですから。

 

日本だと、(特に夏は)日が出てからも数時間は、たいていの人は寝てて。

日が沈んでから過ごしている時間のほうが、だいぶ長いんですよね。

それってなんか無駄にしている気分になりませんか?

 

以前ちょっと書きましたが、太陽と活動時間を合わせるほうが体調がいい!

と、アフリカ生活で実感しました。

つまり、活動時間の中心が、日出と日没の中心と同じほうがいい、と。

言葉を変えると、太陽が昇る前の活動時間=沈んだ後の活動時間、ということです。

まぁ同じにはできないまでも、違いが少ないほうがいい。

 

日本の生活では、仕事は9~18時が一般的でしょうか。

この時点ですでに、(太陽と比べて)後ろにシフトしてます。

その上、残業...。

帰ってもすぐには寝られないから...6時間睡眠だとして、25~7時?

 

太陽が昇る前の活動時間=ゼロ

太陽が沈んだ後の活動時間=6時間くらい?

...これ、きっと肉体的にも精神的にも良くありません。

かと言って、自分だけ早出して定時帰宅、なんてできる職場は少ないですよね。汗

 

となると。

日本こそサマータイムを導入して、社会全体を前倒しにしたらどうでしょう?

元の時間で考えると、8~17時が仕事、睡眠が24~6時。

それでもまだ太陽と比べると後ろにシフトしていますが、だいぶ健康的な気がします。

何なら日本の標準時を1時間ずらして、さらにサマータイムでもいいくらい。笑

 

以前サマータイム導入が話題になったとき、賛否両論、いろんな意見が出ましたが。

個人的には大賛成です。

人間は昼行性の動物ですから!

 

 

ま、サモアの場合、低緯度なので、季節による昼/夜の時間変動は極小。

そもそもサマータイムなんて要らなくて、UTC+14で固定すればいいのに。

...それはまた別のお話。笑

 

↓だんだんマンゴーが育ってきました!夏よ、早く来い!(周りはバナナ)

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