Notes in Apia

常夏の島サモアで暮らす、青年海外協力隊員の覚え書き

サモアでも「My Way」なの!?

昨日は、サモア気象局のBBQにお邪魔しました。

気象局に派遣された先輩隊員が、赴任一周年の感謝を込めて、職場の皆さんにBBQを振る舞うという企画です。

...お前、呑んでばっかりじゃん!と思われるかもしれませんが、そんなことありません!

多分。笑

 

サモア気象局は岬の先端にあり、海がきれいで潮風が気持ちいい!

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↓マグロのお刺身も!「Sashimi」はもはやサモア料理として存在しています(本当です)。

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せっかくなので日本文化の紹介もしたいということで、先輩隊員は浴衣を用意したり、折り紙を実演したり。

その中で、日本の曲を演ってほしい、と。

で、訓練所でも一緒にライブした同期隊員に歌ってもらって、3曲ほど演奏しました。

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選曲はボーカル任せですが、「上を向いて歩こう」「島唄」と、サモア語研修でも演奏した「La'u Lupe」

サモア人は優しく社交的なので、日本の2曲も温かい手拍子と拍手、指笛&歓声で盛り上げてくれました。

…が、やっぱり知ってる曲のほうが、というのは万国共通。

そりゃもちろん、皆で歌える「La'u Lupe」が一番盛り上がりました。笑

今回はアップテンポにアレンジして大正解。

 

余談ですが、「上を向いて歩こう」「島唄」ともに、ネットに落ちてるコードと、私の頭の中で鳴るコードが一致せず...。

両方、山ほどいろんなアレンジがあるのでしょうが、自分アレンジで演りました。

著作権の侵害回避のため、コード進行のみ。キーはボーカル依存。

上を向いて歩こう」 ※2コーラス目は英詞にして、Olly Mursインスパイア。笑
(Intro) C Dm7 Em Dm7 x2
(A) C Am C Am C Em Am G7 C Dm7 Bm7b5 E7 Am Em Dm7 C Dm7 Em Dm7
(A') C Am C Am C Em Am G7 C Dm7 Bm7b5 E7 Am Em Dm7 C C7
(B) F C C7 Fm C G7
(間) C F x2
(A) C F C F C Em Am G C Dm Bm7b5 E7 Am F G C F C F
(A') C F C F C Em Am G C Dm Bm7b5 E7 Am FM7 G C Dm Em
(B) F C C7 Fm Em Dm G

 

島唄
(A) A Bm7 AM7/C# Bm7 E A
(B) F#m C#m Bm7 F#m A C#m D Esus4 E
(サビ) A E F#m7 C#m D E A E
(間) Bm7 AM7 Bm7 A Bm7 A/C# Bm7 AM7 Bm7 F#m E6
(C) D A D C#7 F#m D Esus4 E

 

その後は、ギターだったりPC伴奏でカラオケ大会に。

↓楽しそう。

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私も「一曲演れ!」と言われてOasisの「Don't look back in anger」を演りかけたんですが。

その場のサモア人、誰も知らず…。

サビは聞いたことあるでしょ!?と思ったけど、やっぱり知らず。

割と世界的に鉄板だと思ってたのに...。orz

 

よく聴いてると、サモア人はイーグルス、マドンナ、ボブ・ディラン...と、アメリカの(しかも古い)曲ばかり。

サモア人がヨーロッパの曲を選ぶことはほぼなく、クラプトンくらいしか出てきませんでした。

 

...ま、若い子はどうだか分かりませんが、今後のステージでは「古き佳きアメリカンソング」を念頭に置く必要がありそうです。

下手するとビートルズも危ない。カーペンターズあたり鉄板か?とか。

非常に参考になりました。

 

そして極めつけは、気象局長(50代?カラオケ好き。うまくないけどマイク離さないタイプ笑)の「My Way」。

まさかサモアでも、年配の上司が歌うのを聴く羽目になるとは思わなかった...。

なんで年寄りって「My Way」好きなんでしょうね?

これもまさか万国共通!?

いや、全然悪い曲じゃないんですけど...。

ある程度以上の年代の人は全員!って言っていいほど熱狂的に愛される理由が分からなくないですか?笑

 

話は変わって。

たまたま気象局に出張されていた、日本人開発コンサルタントの方がタンザニア隊員OBでした。

20年くらい上の大先輩で、当時の赴任地もかなり離れていましたが、超久々にスワヒリ語のフレーズが飛び出したり、偶然の出会いを満喫しました。

これで今現在サモアには、前大使とシニアボランティアを合わせ、4人のタンザニア隊員OBがいることになります。

タンザニアには毎年40人くらいを何十年も派遣し続けているので、この狭い業界で出会うのは必然に近いかもしれませんが、やっぱり世界は小さいな、と感じました。