Notes in Apia

常夏の島サモアで暮らす、青年海外協力隊員の覚え書き

Lake Lanoto'o National Park

サモアで生活していると毎日色んなことがあり、ブログのネタには事欠きません。

が!

「あ、これ書こう」と思っても、その場でメモしたりしないので...

いざ書くときには忘れてて。

後から思い出しても、もう旬を過ぎてて今さら書くのもなぁって感じ。

...これも加齢のデメリットかも。笑

 

ということで、直近の話。

昨日はラノトオ湖国立公園に行ってきました。

サモアで最初にラムサール条約に登録された、山間のカルデラ湖です。

↓ウポル島のへそ!って感じ。

 

メンバーは...SV(シニアボランティア)含め、over30ばかり5人。

ですが!

SVは森林調査が専門で山歩きに慣れてて。

他、トレラン夫婦と体育隊員。

こんな健脚チームに病み上がりの40代はついていけるんでしょうか...。汗

 

幹線道路(Cross Island Road)から国立公園の入口までは、途中から超悪路。

よほどのオフロード車でない限り、とても入口まで行けません。

我々もずいぶん手前に車を停めて歩き始めました。

 

歩くこと数分で国立公園の入口へ。

↓看板が紫外線ですっかり焼けちゃってます。

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目指す湖までは、ここから2.25km。

予定では駐車地点から片道2時間ってことなので、何とかついていけそうです。

いざとなったら根性で...。汗

 

鬱蒼とした熱帯雨林の山中を進みます。

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↓途中にはサモアの国花であるTeuilaや、松林も!

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「国立公園内だから、外来種であるバナナ(!)は伐採して、在来種を植林してる」etc.

森林調査隊員ならではの解説を聞きながら歩きます。

ホント、協力隊員はその道のプロばかりなので、とても勉強になります!

 

よく晴れていましたが、湿度の高い森の中、足元はぬかるんで滑るので注意。

山歩き用の靴と長ズボンが必須です。

↓木は苔むして、コウモリラン的な植物がたくさん着生。

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↓これはユーカリの木。

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以前は倒木やブッシュがすごくて進みにくかったそうですが、割と整備されてました。

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先日のサイクロンの影響か、木が減って眺めも良くなってる!とのこと。

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そして、いざ湖に着くと...

なんと湖畔のテラスが巨大な倒木で破壊されてました!

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これもサイクロンの仕業です、きっと。

 

ちなみに、駐車地点からの到着タイムは...65分!

って、めちゃ早いじゃん!!

途中の解説タイムとかなかったら、どんだけ早かったんだ...。驚

確かに結構なハイペースでしたが...付いていけました。 なんとか。笑

 

湖には金魚など、小さな魚が山ほどいて。

訪れる人がエサをあげるせいか、テラスにいると集まってきます。

水は、見た目はそうでもありませんが、入ると何も見えないくらい濁っているそうで。

シュノーケリングには向かないみたい。

 

が!雰囲気は最高です。

標高が高いからか、日向のテラスでも暑すぎず。

みんなでおにぎりとかフルーツ食べて。

穏やかで平和な空気に包まれて、のーんびり。

サモアで一番静けさを堪能できる環境かもしれません。

旅行で来てわざわざ行くほどでもありませんが...

サモアに住んでいるなら、気軽に行けるハイキングとしてお勧めです!

 

ちなみに...戻りタイムは55分!

もちろん帰りも解説タイムがありましたが、それがなかったらすごい早さです...。

健脚チーム恐るべし。

 ちゃんと付いてった自分を褒めてあげよう。笑

 

帰りはおしゃれカフェに寄って一息。

身も心もすっかりリフレッシュした、贅沢な休日でした!