Notes in Apia

常夏の島サモアで暮らす、青年海外協力隊員の覚え書き

貧すれば鈍す

大阪地震、何人かの友人から「ご家族大丈夫?」とご心配いただきました。

サモアにいても尚、大阪の家族まで気にかけてもらって、本当にありがたい限り。

震源から離れていることもあって、おかげさまで家族は無事です。

高槻に住む友人たちも、私の知る限り、みんな幸運にも停電も断水もなく。

会社の同僚たちも大きな被害はないとか。

不幸中の幸いでした。

 

発生直後から家族などと連絡が取れたせいか、被害を想像できていませんでしたが。

各種報道を見ると、なかなかひどいですね。

特に、小学校のブロック塀の下敷きになった女の子。

こんなことで娘が死んだら…と想像するだけでおかしくなりそうです。

ご遺族のお気持ちを察するに余りあるというか…。

心からご冥福をお祈りします。

 

 

貧すれば鈍す

辞書的には

> 貧しいと、世俗的な苦労が多いので、才気や高潔さが失われてしまう

という意味ですが。

ハーバードの研究によると実際にそうらしいです。

もちろん「貧しいと教育を受けられないから知的レベルが低い」なんて話ではなく。

 

World Development Reportも同様の調査をしているようです。

 

ま、「心に余裕がないと、誤った判断をしがち」ってのは誰しも思い当たりますよね。

それを難しく表現しただけって気もします。笑

 

心がやられてるときは人に優しくできなかったり。

傷ついてるときは人を信じられなかったり。

...うん。ふつうに”あるある”だ。

 

今回の地震でも、スーパーとかコンビニで我先に!って買占めが起きたとか。

うーん...落ち着けって。

気持ちは分かるんだけども。

ちょっと大阪人の悪いとこ出ちゃった感があるぞ。

こういうときこそ、その人の地が出るというか。

むしろ「武士は食わねど高楊枝」的な清貧感?品格?を見せてほしいなぁ。

 

おっさん、反省する

先日、密室ミステリーが起きたと書きました。

ウチの隣(敷地内)に、日本人の留学生が住んでたんですが。

帰国前日の夜、携帯がなくなったんだとか。

「部屋の鍵は全部してあったのですが、誰かに盗られたようです」と。

えぇ~~!?

いくらサモアの家とは言え、我が家も隣家も、鍵してるのに盗るなんて無理な造り。

 というのは、前回書いたとおり。

 

で、実は荷物に紛れ込んでるとか、家のどこかに転がってるのを期待してたんですが。

帰国して荷解きしても出てこないらしく。

家も、新入居者(大家の娘)と一緒にかなり探したのですが出てこず。

ホントに盗られたのか...。

充電残ってたのに、翌朝コールしてもout of reachだったそうなので、その可能性は高かったんですが。

それにしてもミステリー過ぎます。

 詳細な状況や、私の推理(笑)は後日改めて。

 

....と、本人から

「家の敷地内に住んでいる誰かに盗まれたのではないかと思っています」

「私はサモアにいる全員疑っています」

とメールが。

 

おいおい...ファミリーまで疑うのか!?

どれだけお世話になったと思ってんだ...。

家賃を4割近くも安くしてくれただけじゃなく。

冷蔵庫も洗濯機もホットシャワーも新しくしてくれて。

ご飯とかイベントにだって再三呼んでもらったはず。

サモアでも突出するくらい、めっちゃくちゃ人柄のいい人たちなのに。

しかも娘・息子たち全員が海外の大卒以上の、超エリートで大金持ちファミリー。

夜、わざわざ携帯なんか盗りに来るはずがない。

孫たちはまだ携帯ほしいなんて年じゃないし、夜に子供だけで出歩けないしなぁ。

 

って言うか!

オレと娘でどれだけ家の中を探したと思ってんだ!

ソファひっくり返したり、暑っい中、超汗だくだぞ!?

盗んだヤツ/ファミリーがそこまでするかってんだよなぁ...。

 

で、正直、完全に投げました。

「もう知るかよ。オレも疑われてまで探す義理はない」と。

怒るとか呆れる、心が冷めるとかじゃなくて。

なんだろう?「心が乾いた」が一番ピッタリくる表現かな。砂漠感?無味乾燥。

もう何の興味もなくて、まったく心が動かない感じ。

ホントにどうでもよくなって。

 

...が、ここでちょうど時を前後して大阪の地震

各種報道を見ながら、「あ、あの子もまさに今、”貧すれば鈍す”なんだよな」と。

思い直せば、携帯なんて今時はまさしく命綱なわけで。

それが帰国前日に盗られた?ってなったら、そりゃ心の余裕なんてない。

後から聞いた話だと、なんと!バックアップも取ってないって言うし...。

そもそも若いしなー。

途上国経験も英語力もなくて。

他にもPC壊れたり、犬に咬まれたり、余計なビザ代払わされかけたり、けっこう散々な目に遭ってるんだよな...。

隣家にも、住んで4ヶ月半?くらいじゃファミリー感も薄いかも?

 「ファミリーを疑うなんて何事だ!」って反射的に思うオレのほうがサモアに染まりすぎだわ。笑

自分が20台前半の頃なら?って考えたら。

うん、そりゃ無理だ。疑い100%だわ。笑

 

ということで思い直しました。

だって私が投げちゃうと、誰も何もしなくて、結局携帯は出てこない。間違いなく。

大家は超いい人だけど、この件に対して能動的にアクションはしないだろうから。

それはいくら何でもかわいそう。

 

....って頼まれてもないどころか、むしろ容疑者扱いなのに。

 いや、もちろん釈然としないけど。

我ながらお人好しだな。笑

そんなお人好しモードに入ると、どこからか

「えー?そんなのほっといたらえぇやん!84がせんでえぇことやんか!?」

なんて、以前よく言われた声が聞こえる気がしますが。

そもそも隣家を紹介したのも私だからなー。

責任がまったくないって言ったら嘘になるような。汗

 

とりあえず、村の若い奴らに

「日本人が携帯なくした!見つけてきたらWST150(≒7,000円弱)!」

って言い回ってます。

盗ったのが村人なら、どこからか出てくるだろうと。

ロックかかって使えない携帯よりは目先の現金でしょ、きっと。

 

もっといいアイディアあったら教えてください。

 

LOVE南堀江

...今回、ちょっとダーク多めだったな。

ってことで、最後に嬉しかったニュース。

やったー!家から歩いてすぐ!

こういうのって、買わなくても(買えなくても?笑)、見るだけで幸せですよねー。

帰国が楽しみだー!!

日本を想う

先日、大先輩の奥様からカスピ海ヨーグルトの菌?種?を頂いて。

牛乳さえあれば、無限にヨーグルトが生産できます。

ようやく安定して、おいしいヨーグルトが食べられるようになりました!

 サモアで買えるヨーグルトは高いし、何かケモノ臭いというか、ちょっと癖あり。

で、喜んで、ほぼ毎日食べてるんですが。

なんと昨日また蕁麻疹が!

...って、まさか犯人はヨーグルトなのか!?

あの日も食べたかどうか覚えてませんが...。

牛乳は毎日飲んでますが、何もありません。

アレルギーに牛乳はOKでヨーグルトはNGなんてあるんでしょうか?

 

えー、せっかくおいしいヨーグルト食べられるようになったのにー。

でも体調が悪くない限り、アレルギー反応は出ないと見た!

もうちょっと体調が回復したら懲りずに食べてみます。笑

 

父の日

昨日は父の日でしたね。

が!家族とSkypeするまですっかり忘れてました。

というのも、サモアの父の日は8月なので。

って、なんで2ヶ月もずれてるの??

うーん...そもそも父の日って何なんだ。笑

 私は去年も調べたので、気になる人はググってくださいませ。

 

横浜を想う

大使館の人から借りた「外事警察」のDVDを見ました。

10年位前に放送されたNHKのドラマですが。

渡部篤郎かっこいいなー、尾野真千子若い!なんて楽しんでたら。

不意にロケ地が横浜のシーンが!

横浜に住んでる人でも気付かないかも?くらいの場所。

でも私にはすぐピンときました。

もはや、横浜にいた時間より、離れてからのほうが長くなってしまいましたが。

それでもやっぱりホームタウン。

私にとってはアイデンティティーの大切な要因なので。

こうやって見たりすると、急に郷愁の念にかられたりします。

以前、これ↓見たときも懐かしすぎてヤバかったなぁ。

 

大阪を想う

そんな私にとって、第2のホームは大阪。

住んだ時間で言えば、まだ浜松のほうが長いんですが。

そもそも好きな街だったとは言え、住んだら予想以上にハマった感じ。

もちろんキタじゃなくてミナミ。

特に我が町、南堀江! を筆頭に、なんば~天王寺あたりが本当に好きで。

世界のどこにもない、日本っぽくもない笑、あの独特の雰囲気が最高!

 褒めてます。念のため。笑

サモアでは「なるみ・岡村の過ぎるTV」を見るのが一番のリフレッシュかも。

日本にいるとき、第1回の放送からチェックしてて。

あのユル~い大阪の感じがたまりません。

 斎藤真美アナがかわいいってのもある。おおいに。笑

 

ストレスが少ない都道府県

が、私の好きな神奈川&大阪。

ストレスオフ県ランキング2018によると...

神奈川41位、大阪30位だとか。

はぁ!?そんな下じゃねぇよ!!!怒

 

ちなみに私の好きな&縁ある都道府県たちは...

北海道44位、福島40位、長野46位、沖縄42位。

軒並み40位台?

おいおい、マジかよー!?orz

 

浜松のある静岡県は...なんと2位!

うーそーだーろー???

あ、いや、別に静岡を悪く言うつもりはまったくありませんが。

私個人の感覚だと、むしろ逆なんですけどー。

 

大阪いいとこ一度はおいで。

 

地震

今日、そんな愛する大阪を地震が襲いました。

地震発生の2,3分後には、私の携帯にもアラートが!

会社が契約してる安否確認でしたが、ニュースや気象情報より早かった!優秀優秀。

大阪市西区は震度4だったので、それほど心配してませんでしたが。

すぐに家族とも連絡が取れて。

 それでも歩いててよろめくくらいだったとか。

タンザニアにいた頃だったら、今頃ようやく地震のニュースを知ったくらいかも。笑

いい時代になりました。

今週の荒まとめ

何だか忙しくて怒涛の日々です。

南の島で楽園生活のはずが...。汗

とりあえず今週をログしときます。

 

時期はずれマンゴー?

先日、市場でマンゴーを見ました。

...って、え!?時期おかしくない??

サモアのマンゴーシーズンは年末あたり。

半年ずれるって真逆じゃない??

買いはしませんでしたが、特に高い訳でもないし、出来が悪い訳でもない。

うーん...と思ってたら。

通勤路のマンゴーの木にも実が付いてました。

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最盛期ではないにしても、6月前後も食べられるんですね。

2年目にして初めて知る真実。笑

よし、次、市場行ったら買うぞー!!

日本で買うのがバカらしくなるくらい安いから、今の内に食べとかないと。

...って、タンザニアでもそうやって相当食べた記憶が。笑

 

サモアの贅沢?

またまた会議室の氷温クーラーにやられて鼻かぜ気味に...。

サモア人みんながホントに暑がってるなら、16℃設定とかでも許せるんですが。

温度を下げて、わざわざ上着を着る先生も少なくないっていうのがどうも。

札幌時代、冬に暖房ガンガンの中、Tシャツでアイス食べてたのを思い出します。笑

 

密室ミステリー

一昨日の夜、隣人宅(同じ敷地内)で驚愕の事件が!

話に聞いただけですが、すべてを言葉通りに受け取るには不可解な点が多すぎです。

一旦事実関係を確認した上で整理して、改めて書こうと思いますが。

全部の鍵が閉まった状態で泥棒なんてできるんでしょうか?

ルーバー窓とは言え、すべての窓に虫除け網が付いてるんです...。謎

ホームズ?コナン?金田一?誰でもいいから推理してー!

 

日本食祭り

帰国隊員が日本から送ってくれた荷物が届きました。

協力隊員は、帰国すると後輩の現役隊員たちに日本食などを送る慣習があります。

おそらく、どの時代もどの国も。

タンザニア時代も送ってもらいましたし、私も帰国後に送りました。

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代表して私宛に送ってくれたので、ついでに色々お願いしてしまいました。

そのひとつが、サモアではいくらあっても困らないTシャツ!

サイズはともかく、柄などはお任せで。

...と!絶妙なチョイス!!

そもそもセンスの光るTシャツをよく着ていた人なので期待大!でしたが。

一目見て、「さすが!!!」と。

年を取るほど、人に服を選んでもらうなんてこと滅多にないですよね?

でも信頼できる人が一発でビビッと来る服を選んでくれるなんて、ホント幸せです。

今までで一、二を争うくらい気に入ったかも!

いやー、でももったいなくて着られないぜー。 なんて。笑

 タンザニア時代の先輩隊員がくれたジャケットもいまだに着てるな。10年前なのに。笑

 ま、その人、古着&リメイク服店の元店長だからセンス抜群!なんですが。

 

日本食は、現役隊員みんなで分けたら、それほどの量にはなりません。

が!これまたOBならではのさすがのチョイス!

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サモアに何がないかも、隊員が何が欲しいかも、よーく分かってる!!

本当にありがたい限りです。

 

ここ数日、体調がイマイチでご飯を作るのが面倒なので...

ウチの食在庫を解放して、一人日本食祭り!絶賛開催中です!!笑

やっぱ食は日本だなー。しみじみ。

↓貸してた炊飯器が返ってきた。日本のは炊き上がりが全然違う!!涙
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プロポーズ大作戦!

Mt.Silisili編が長引いちゃってましたが、ちょっと戻って先週の水曜日の話を。

 

小学校へ

Laulii小学校の出張授業、第3回目に行ってきました。

...と言っても、1回目は学校まで行ったのに、先生がいなくなるってことで授業せず

2回目は体調不良で断念...。

ということで、私的には実質1回目です。汗

 

今回は、一緒に行く体育隊員がちゃんと前々日に電話してくれているので安心です。

と思ってたら!

行ってみると「ラグビーの試合で8年生(日本で言う中1)は半分くらいいないわよ」だって!

しかも、体育の授業をするのに、体操着を持ってくる指示を忘れたとのこと...。

いやいや、それじゃ事前に電話してる意味がないじゃん!

 

本来は、8年生を2グループに分けて。

体育とPC教育を前後半で入れ替えてやるつもりでした。

が...PCの第1回目を半分の生徒が受けられないのはなぁ...。

 

ということで、体育だけ授業することに。

 いつになったら授業できるんだ...。でもこれがサモア。笑

私は体育を見学させてもらって、写真&ムービーを撮ってました。

 

体育隊員は、本人が「苦手」と公言するように英語が流暢ではありません。

が!

さすがは体育隊員。

自分でやってみせて&生徒をノセるのがすごくうまい!!

時にはサモア語も交えながら、ちゃんとしっかりした授業してました。

何より、サモア人生徒たちがみんな楽しそうでキラキラしてたのが印象的。

↓リズムに乗って色んなジャンプ!

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人の活動を見ると刺激になりますね。

みんなすごくいい活動してます。

ホント、協力隊って人材の宝庫だよなぁ。

 

プロポーズ大作戦

夕方からは、友人(日本人)のプロポーズのお手伝い。

やっぱり頼ってくれたら力になりたい!ですよね。 ←の続編です。

...って、人のプロポーズに立ち会うなんて!

欧米人じゃあるまいし、滅多にない機会です。

もちろん40年以上生きてて初めて!!

 

彼には理想のプロポーズがあって。

・星の見えるビーチで

・合図したらメッセージが砂浜に浮かび上がり

・「結婚してください!」

・もちろんサプライズ

と。

まぁ他にも多々あったんですが。笑

サポートチーム3人で話を整理して、こんな感じに。

 

メッセージを出す電飾は、日本からLEDチューブを送ってもらって。

字を作るために、丈夫な蚊よけ網?を買って、テグスで固定。

 みんなで数日かけてやりましたが、かなり時間かかりました...。

 

場所はなんとPalolo Deep

所有してるファミリーに話したところ、快く貸してくれました。

もちろん営業時間外ですが、なんと無料で!!

 

当日はいい天気で星もバッチリ!

母屋からビーチまで電源を引っ張って。

彼女(サモア人)にバレないように砂をかけて隠して。

電飾のスイッチを操作する我々も、木陰で小さくなって隠れます。

 

...と、車が来た!

2人の人影が見えて、近づいてきます。

 

って、ドキドキするーーー!!!

自分のことじゃないのに。笑

 

合図と共に電飾操作!

うまくいった!!

「Will you marry me?」

 

結果は...?

・ 

分かっていたけど大成功!

いやー、他人事ながら、めちゃくちゃうれしい!!

その後、2人&サポートチーム3人で軽く食事したんですが。

すごく幸せな空気が伝わってきて、こっちも幸せになりますね。

家に帰って一人になっても、ずっとホワッとした何かに包まれてるような。

人生の大切なイベントを手伝えて&立ち会えて、すごく嬉しい時間でした。

 

↓お幸せにー! 電飾、相当大きいでしょ?笑

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サモア最高峰、Mt.Silisiliへ!-4

最近どんどん忙しくなってます。

派遣先以外の活動や、新しい人間関係が増えたってのもありますが。

隊員イベントの企画や運営なんかに絡み始めたから。

当初は、協力隊2回目だし年寄りだし、今回は控えようと思ってたんですが。

やっぱりそういうのが好きなんですよね。笑

そりゃステージなら、観るより立つ/作るほうが楽しいし。

踊るより踊らせる、受身より能動的、コンシューマーよりクリエイター。

今までも&多分これからも、そっち側で生きていくんだろうな、と改めて。

 

ということで、ブログをサボりがちですが。汗

いい加減、Mt.Silisiliは今回で完結します!

ちなみに「silisili」は...main, principal, very great, supreme, almightyなんて意味です。

 

1~2日目

キャンプサイトは標高1,000mを余裕で超えるので、サモアとは言え夜は寒い!

ので、万全の体制で寝ました。

包まる寝袋とは別に、寝袋を2人で1つ借りて下に敷いて。

私は長袖Tシャツの上にTシャツ、ジャージ、レインジャケットを着て。

下は登山タイツに短パン、レインウェアの重ね履き。

これで楽勝! ...と思ってました。

 

が、夜中、妙に寒くて目が覚めると...。

なんと、テントのアウターが飛んでいきかけてる!

4隅を留めるタイプでしたが、3隅までも外れてました。orz

ガイドが立ててるのを見て「いかにも素人だなぁ、大丈夫か?」と思いましたが、寝る前にチェックするのを忘れてました。

しょうがないので寒い中、起き出して修正。

 他のテントも同様だったそうで、4テント中3つが何かしらNGだったとか。

 

さらに明け方、今度は強風で隅が持ち上がり、ペグが抜ける!

砂~砂利地で柔らかいのに、短いペグを手でグッと挿してるだけだったからなぁ...。

これまた起き出して修正。

なかなか大変でしたが、超早く寝たおかげで睡眠時間は確保できました。

テントさえ寝る前に修正しておけば、寒くもないし、完璧だったはず。汗

 

2日目

いよいよ登頂日!

...ですが、我々のペースが遅すぎるので、よく考えると下山がかなり遅くなりそう。

村からキャンプサイトまで8時間かけて登ってきたわけですが。

キャンプサイト~頂上は片道3時間だとか。

頂上までの往復と、キャンプサイトから村までを単純に足すと14時間!

朝6時に出ても20時着になってしまいます。

下りのほうが断然早いとは言え、暗くなる18:30くらいまでには下りたいところ。

 

...ということで。

昨日のうちに、ガイドが6:30出発と言うのを6時出発に変更してもらって。

まずは頂上まで行ってみて、その時間で判断しよう!と。

 

頂上アタック

朝食はマシポポ(ココナツビスケット)とみかんを配って、お茶も飲まず時間短縮!

...を狙ったんですが。

結局なんだかんだで遅くなり、予定通りの6:30出発。汗

↓この日も夜明けとともに!

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キャンプサイトと頂上への分岐点近くに重い荷物を置いて、軽装で行けます。

が、頂上まではまた熱帯雨林で、滑るだけでなく、かなり急峻です。

もちろん道なき道を行くので、距離はそれほどありませんが時間も体力も必要です。

↓しかも障害&アップダウンが多い!!

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結局3.5時間かかって登頂!!

...と言っても森の中なので、眺めがいい!とか、頂上感は一切なく。

木に付けられたコンパスが頂上の目印だとか。

↓これかよ!?簡単に付け外しできちゃいそう。笑

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が、東西両側に、木々の間から景色が見えるポイントがあって絶景が楽しめます。

Mt.Silisiliは頂上に雲がかかっていることが多いので、雲の切れ間から時々、ですが。笑

 

下山

みんなで記念写真を撮って、いざ下山!

濡れた苔で滑る上、急な下りなので転ぶ転ぶ!

多分、疲れで踏ん張りが利かないこともあるんだと思いますが。

みんな一度ならず転んで、足元は泥だらけ!

 天気は晴れてましたが、森の中はぬかるんでます。

 

が、やっぱり下りのほうが早く、荷物を置いた分岐点まで3時間弱で戻りました。

荷物番のガイドがさっと火を熾してくれて。

お湯を沸かして、ランチはカップラーメン!笑

寒くなくても、温かいものを食べるとやっぱり元気が出ます。

 

お昼休憩して再出発の時点で14時前。

車道の終点までは、急いで降りても4時間はかかりそう。

さらに村まで歩いたら、とても明るいうちには戻れそうにありません。

そこで、車道終点まで車の迎えを頼むことにしました。

ガイドに聞いたら、WST50(≒2,300円)と結構高め!

...ですが背に腹は替えられません。

8人で割ると一人300円弱なので、2時間で登ったことを考えれば十分許容範囲です。

ただ、ここでは携帯の電波がなく、村に連絡できません。

なので、断然早く降りられる2人(トレラン&体育隊員)が先に下り、電話してもらうことに。

頼もしいメンバーがいて、ホントに心強い!

 

残る6人も、無理しないまでもなるべく早く下ります。

が、なんと私は派手に転んだ際に膝を強打し、めちゃくちゃ痛い!

休憩の度に若干良くなるんですが、10分も歩くとまた痛い。

かばって歩くからか、マラソンのときに痛くなった膝(反対側)も痛くなってしまい...。 

後半はけっこう地獄の行程でした。orz

 

が!

最後の力を振り絞って歩き続け、なんとか暗くなる前に車道終点にたどり着きました!

みんな、かなり疲れてましたが、6時間弱で登った道を4時間で下りられました。

若い女性たちは弱音を吐きつつも、下りは結構なハイペースで。

ダメダメだったのは私ともうひとりの男性隊員でしたってオチです。笑

 

続く地獄

日没まで30分足らず。

私は膝の痛みが限界だったこともあり、迎えの車は?と見回すも影も形もありません。

嫌な予感がしましたが、ここまで先に下りて電話してくれた隊員曰く

「ここまでは来られなくて、150mくらい下に停まってるらしい」と。

...ま、150mが仮に1.5kmだったとしても、根性で歩けない距離じゃない!

そう思って、足を引きずりながらも車道を下り始めました。

 

が...。

行けども行けども車がいない!

元気な人たちには先に行ってもらったのですが、その人たちからの連絡もなし。

これは...車なんて来ないぞ...。

そうこうするうちに、もちろん辺りは真っ暗です。

山の中なので灯りなんてもちろんなく。

やっぱり星空は超きれい!...でしたが、そんなこと言ってる場合じゃありません。

ガイドが枝を切って作ってくれた杖を両手に持ち。

これまたガイドが携帯で照らしてくれる道を必死に進みます。

2時間で登った道ですが、膝が痛くて遅々として進まず。

村には何時に着けるやら...。

 

で、細かい経緯は省きますが。

帰りが遅くて心配になり登ってきたマタイに状況を話して、急いで村に戻ってもらい。

今度こそ車を呼んでくれました。

 先に電話したときには、どうも別件で使ってて呼べなかったみたい。

途中で孤立していた女性隊員2人も拾って、一気に村まで!

車って速いな、楽だな、発明って素晴らしいな。笑

 

ここでも先行していた健脚チームを抜いたのは村直前!

彼らはちゃんと歩いて村まで戻りました。

が、全員が村に戻ったのは結局20:30。

苦楽を共にしたガイドたちと別れを惜しむのもそこそこに、急いで移動です!

というのも、予約したホテルの夕食は21時まで!!

その途中、ビーチファレに置かせてもらった荷物もピックアップしないと。

21時には絶対間に合わないので電話を入れると、待ってくれるとのこと。

 こうなることを見越して、夕食も先に電話で発注済でした。

 

打ち上げ!

この日の泊まりは、私のサバイイ島の定宿となりつつあるThe Savaiian Hotel

私を覚えてくれていて、予約の時点から2割引のオファー!

到着は22:30を回ってしまいましたが、ちゃんと私たちのためにテーブルセッティングし、バーも開けて待っていてくれました!!

着いた時こそ、顔見知りのスタッフから「どれだけ特別か分かってるよな?」なんて言われましたが。

「まずはゆっくりご飯を楽しんで!」と気持ちよく給仕してくれました。

他のスタッフたちも、最後まで嫌な顔ひとつせず。

これって日本だったら当たり前かもしれませんが、サモアでは超!激レアです。

ホント、お世話になったから言うわけじゃありませんが...

安いし雰囲気はいいしご飯はおいしいしスタッフはフレンドリーで超オススメです!!

 

翌日も、プール入ったり、昼前からビール飲んで、みんなでゆっくり。

歩けないかも?と心配していた膝も、すっかり復活!しました。

↓この日もいい天気!ビール最高!!

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↓激戦を物語る靴たち

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まとめ

以前タンザニアキリマンジャロに登ったときも思いましたが。

ますます隊員が好きになりました!

企画&運営してくれて、何事も率先して動いてくれた人、

実は山ガールで、後ろを気遣いながら、いいペースで先頭を引っ張ってくれた人、

家で試作までして、山の上なのに超おいしいご飯を作ってくれた人、

くだらないことを言いながら、ムードメーカーとして盛り上げてくれた人、

超疲れて余計な動きなんかしたくないはずなのに、落ちてたゴミをそっと拾う人etc.

みんなのいいところをたくさん感じられて。

登ってよかった!このメンバーでよかった!!と、心から思います。

本当に感謝!!

 

個人的には...年取ったなぁ、と。

行程的にはキリマンジャロより断然楽なのに、むしろ、より疲れた気がします。

膝も痛くなって迷惑かけたしなぁ...。汗

...ま、筋トレに内転筋メニューも加えたので、少しずつ改善すると信じて!

翌日にはすっかり復活したのも好材料かな?

まだまだイケるぞ、オレ!! ←年寄りの空元気。笑

 

そしてサモア人ガイドの身体能力に驚愕!

先行して下りてくれたトレイルランナー曰く、自分より全然速かった、と。

...え!?ちゃんとトレーニングして、アマチュアでは相当速いのに?それより速いの?

ガイドたち、重い荷物も背負ってるのに。

しかも!足元はビーチサンダルか裸足なのに!?

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彼らがちゃんとトレーニングして、装備も整えたらどうなっちゃうんでしょう。

途上国には埋もれてる才能が山ほどありそうですね。

 

↓一緒に登った犬たち。サモア語で1から5と勝手に名付けた我々。かわいい順。笑

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人生初!アレルギー!?

ただ今サモア時間で午前3時過ぎ。

痒くて寝ていられず起きました...。

昨日はよく晴れてたので、シーツとか洗って布団も干して。

超快適&気持ちよく寝始めたんですが。

まさかの強烈な痒み!

初め「ダニか!?今日洗濯&干したばっかりなのに!」と思ったのですが。

ミミズ腫れみたいな、蚊に刺されたような痕がどんどん増えてく!怖

で、ピンときました。

ウチの子が小さい時にアレルギーがあったので見慣れてます。

そう、蕁麻疹!

...って、私40年以上生きてて初めてです。

いや、ホント痒いんですね。

とても寝ていられない。orz

 

12時過ぎから3時間近く経って、ようやく少し収まってきました。

日本にいれば、子供用に念のため常備している抗ヒスタミン剤をもらっちゃうんですが。

夜中のサモアでは耐えるしかありません...。

 

それにしても、心当たりがないんですが。

特に珍しいもの食べてないしなぁ。

昨日はまたギター会だったので、昼からビール呑んで&色々つまんで。

おかげで夜はお腹が空かず、ほとんど食べてません。

で、よーく考えると。

多分...レーズン?

調べてみると、それくらいしかアレルギー反応が出そうなものがない。

えー!?今まで一度も、怪しかったことすらないのに!

この年でアレルギー発症とかある??

別に好物でもないけど...レーズン食べられなくなったら嫌だなぁ。

たまたまだと思いたい。 

 

...痒みが落ち着いてきたので寝ます。

折りを見て、またレーズン食べてみよ。

サモア最高峰、Mt.Silisiliへ!-3

昨日、おとといと、ブログに書くべきイベントがあったんですが。

まだ山に入ってもないのに休んだら、どこかから怒られそう。笑

サモア最高峰のMt.Silisili登山紀、3回目にしてようやく登り始めます!

 

1日目

朝4:30起床。

宿泊先のレセプションに5時に集合して、予約しておいたバンタクシーでAopoへ。

6時には着いたものの、テントや寝袋の数の確認、登山料の支払い等で、出発は6時半。

↓夜明けとともに出発!

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まずは車道を

村からはタロイモ畑に沿った車道(もちろん未舗装)をつづら折に登ります。

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歩きやすくて、もちろん楽勝!

ですが、体力にバラつきがあるので定期的に休憩を取りながら、ゆっくりと。

歩くこと約2時間、車道の終点につきました。

…って、この後どこから登るの!?

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いざ入山!

上の写真で一番左のガイドの後ろあたりから、道なき道へ!

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道を切り開きながら、鬱蒼と茂る熱帯雨林の中を進みます。

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天気は快晴ですが、木陰なので思ったほど暑くありません。日焼け止め不要!

虫もほとんどいないので、虫除けも不要なくらいです。

が!

湿度が高いので、土はぬかるみ、木の根や倒木にはびっしりと苔が着生して。

とにかく足元が滑ります!!

登りでこんな滑るのに、帰りにどうやって下るんだ!?

…なんて考えちゃいけません!笑

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Lava field

そろそろ疲れてきたぞ、と感じ始めた頃(入山して約4時間)、開けた場所へ。

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ここは見通しも良くて歩きやすい…なんてことはまったくなく!!

むしろ、直射日光が当たって暑い(日焼け止め必須)上、足元は溶岩石。

平らな場所などなく、浮石や穴だらけで、めちゃくちゃ歩きにくい!

森の中は滑って滑って大変でしたが、みんなこっちのほうが嫌いでした。笑

ただ、周りにはブラックベリーが山ほど生えてて、歩きながら食べられます!

 後から聞いた話ですが、雨季に登った隊員も食べたそうなので、通年あるのかも?

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キャンプサイト

溶岩地帯に入ってから2時間弱、ようやくキャンプサイトに着きました。

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すぐにガイドたちがテントを立ててくれました。

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火を熾すのも同時進行。

村で鍋を借りるのを忘れたので、やかんで調理!笑

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実はここ、Mt.Silisiliではなく、隣の山。

が、眺めが良く、夕焼けが本当にきれいでした。

↓写真じゃ全然伝わりませんがー。ホントは宵の明星がはっきり見えました。汗

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この後の星空がまた!めっちゃくちゃきれいで!!

サモアで見た中で圧倒的に一番でした。

まさかFalealupoの星空を余裕で超えるとは想像もしてなかった…。

星の出始めこそ、「あれが南十字星で、あれが蠍座で」なんて言ってましたが。

暗くなって、どんどん星が出始めると、星が多すぎて星座が分からなくなるくらい。

ISSがすごいスピードで移動していくのが見えたり。

天の川やいろんな星雲まで肉眼で見えました。

 

山ご飯

ちなみに、この日の朝食&昼食は、前日作ったおにぎりとサンドイッチ。

出発前に各自に配って、それぞれ好きなタイミングで食べました。

私は休憩のたびに、水分と食べ物を少しずつ摂るようにしました。

 

夜ご飯はトマトパスタ!

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玉ねぎ、にんじん、ベーコン、にんにくを炒めたところに、トマト缶と水。

沸騰したらマカロニを入れて、途中でいんげん豆を投入。

マカロニが煮えたら、好みでチーズを追加!

…って、山で食べるにはもったいないくらい、贅沢すぎる料理でした。

おいしかったー!!

おいしすぎてみんなよく食べるので、やかん2回分作りました。笑

↓プラのお皿とスプーン&フォークを持参。

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ご飯の後は「人狼ゲームする?」なんて声もありましたが…

みんな疲れてて、あっという間に就寝。笑

日が沈んだら真っ暗だし、翌日も早いので。