Notes in Apia

常夏の島サモアで暮らす、青年海外協力隊員の覚え書き

父の日inサモア

フィジーから戻りました。

...って、戻ったのは日曜です。汗

 

さっそくフィジー旅行を振り返りたいところですが。

今回は、時系列的に、その直前にあった「父の日」について。

 

え?「父の日」は6月の第3日曜でしょ?

と、私も思っていましたが、ここサモアでは8月の第2日曜です。

理由は知りませんが、Wikipediaにもそう書いてあります。笑

ちなみにブラジルでも8月の第2日曜だとか。

 

以前書いたように、「母の日」はサモアでも日本と同じ5月の第2日曜ですが。

Wikipediaを見ると、両日とも世界的には色々な日付があるようです。

 

サモアでは、「母の日」と同じく、「父の日」も祝日。

翌日の月曜は振替休日です。

 

「父の日」当日は日曜だし、家族も来ていたので、村の教会へ。

いつもの礼拝と思いきや、説教のあとに歌のコーナーがあったり、何か違う雰囲気。

...と言っても、滅多に礼拝に行かないので、よく分かりませんが。笑

 

そうこうするうちに、終わっていないのに、くだけた空気になり。

いろんな人が前に呼ばれて、お菓子の首輪をかけてもらっていきます。

「ん?何かのお祝いか?」と思うも、何だか分からず。

全部サモア語なので、何が行われているか、正直ほとんど理解不能です。汗

我が村の牧師は、サモア隊員にとってサモア語の先生ですが...。

ごめん!ほぼ分からん!orz

 

↓お菓子の首輪はこんな感じ(写真がないので、卒業式のとき)。ラップで包んである。

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と、突然私の名前も呼ばれました!

よく分からないままに前に出ると、同じようにお菓子の首輪をかけてくれました。

みんなの拍手を受けながら席に戻ろうとすると

「Happy Father's Day!」

と声をかけられました。

 

そうです。

「父の日」のお祝いだったのです。

かなり若い人もいたので気付きませんでしたが、前に出たのはすべて男性。

父親ってことだったんですね。

日本では、教会でお祝いするようなイベントじゃないですよね?

想像もしていなかったので驚きました。

 

礼拝の後は、家族で牧師宅に招かれ、トオナイ(日曜のご馳走)

これも、いつもより更に豪勢な気がします。

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お腹いっぱい食べて、さらにお皿一杯に持ち帰りを頂き。

いつもどおり大満足の食事でした。

 

職場でも、私が休んでいる間、お祝いをしたそうです。

フィジーから戻って出勤したら「父の日のお祝い」と、マグカップをもらいました。

サモアの「父の日」は、なかなかビッグイベントのようです。

 

↓500mlが余裕で入る、サモアン・サイズ。何に使おう?笑

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ソーシャル空き巣

帰国する家族を見送るついでに、フィジーに来ています。

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日本→サモアはいくつかルートがありますが、成田→オークランドアピアが一般的でしょうか。

大阪からも成田経由はアリですが、今回は乗継時間や価格を考慮して、関空→香港→ナンディ→アピアとしました。

で、せっかくなので一緒にナンディまで行って家族を見送り、一人でフィジー旅行、と。

 

青年海外協力隊員には「任国外旅行」という制度があります。

年間20日を上限に、派遣国以外へ私用で行けるというものです。

もちろん費用は自腹です。笑

しかも、派遣国ごとにJICAが指定する行き先にしか行けません(SVは制限なし)。

サモア隊員の場合は、フィジーの他、トンガ、米領サモアタヒチ、NZ、OZ、ハワイです。

さらに、その時々の情勢によって変化し、例えば「大統領選があるから半年は渡航禁止!」などが起こり得ます。

今回も、フィジー東部にはNG地域があります。

ちなみにタンザニア隊員の頃は、指定行き先のほとんどが暫定禁止のままで、実際にはイギリス、マラウィ、ザンビアしか行けませんでした。orz

 

フィジー旅行については、サモアに戻ってから詳しく書きますが、到着3日目の感想は...

サモアとフィジーはまっっったく違う国!」です。

こんなに近いのに、ここまで違うか!って、かなりの衝撃です。

 

本題。

ブログやSNSで、このように外出計画を明らかにするのは、空き巣に情報を渡すだけだ!なんて言いますよね。

「ソーシャル空き巣」なんて言葉が、以前ちょっと話題になったように、確かに危険です。

 

...ふつうは。

 

が、私の場合、家の場所の詳細まで明らかにしているとは言え、サモア住まい。笑

万が一、サモアで日本語を分かる人が読んでいても、我が家は行き止まりの村の最奥で、途中には攻撃的な犬たちが山ほどいます。

それでも我が家までたどり着いたとして、敷地にも7匹の番犬。

さらに同じ屋根の下には、大家の娘夫婦。

私が留守にしていることも知っています。

...どう考えても鉄壁です。

空き巣できるものならしてみろ!と。笑

 

ちなみに大家一族は、私なんかよりよっぽど裕福な大金持ちなので。

身内もまったく心配ありません。

タンザニア時代は、校内の教員住宅でさえ、家を空けるのが不安でしたが...。

本当にありがたい環境に滞在させてもらっています。

アピア観光まとめ&Moana

ずいぶんサボってしまいました。

日本から家族が来たので、休みを取って遊びまわっていました。笑

ということで今回は、一緒に観光して改めて気付いた点などを備忘録的に。

 

空港⇔アピアのアクセス

タクシーは、街中⇔空港がWST60。

加えて、街中⇔目的地+α。

例えば我が家は街中からWST7なので、WST67が妥当(実際の距離的にはWST65?)。

...なんだけど、早朝・深夜便が多いし荷物も運んでくれるので、WST70。

時間は、早朝・深夜なら最低40分。昼間は最低1時間見ておくほうが安全。

 

空港→街中は、シャトルバスもある。

WST25/人らしいので、3人以上ならタクシー一択。

 

平日昼間なら、ふつうのバスもあり。

空港から見て左に行くバスは全部アピアまで行くので、どれでもOK。

 

空港行きのバスは、魚市場横のバスターミナルから「Faleolo」行きが間違いない。

WST3。

「Pasi o vaa」など、空港の先に行くバスに乗ってももちろんOK。

空港はバス道路にあって、絶対に見過ごすことはないので。

でも本数は少ない。

時間は、道路事情や停まる回数(寄り道含め)で読みづらい。

最低でも1時間半くらいは見ないと危険。

 

Palolo Deep

アピアでシュノーケルと言えば、ここに来ない手はない。

サモアではめずらしく、なんと日曜もオープン!

この一週間、顔を覚えられるくらい通ってしまいました。汗

大人WST5、小人WST2。おつりがないと安くなったり。笑

日によって海草が多かったりしますが、遠浅で波が弱く、子供も楽しめます。

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「軽食を持っていって飽きるまで遊ぶ→EdgeかSeafoodで食事」、これ最高です。

お酒や眺めメインならEdge、食事メインならSeafoodかな?

 

↓The Edge。ドラフトビールが飲めます。

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↓Seafood Gourmet Bar & Grill。ここのPokeはサモアNo.1とも(写真はOka)。

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Samoa Cultural Village

以前も書きましたが、とてもタダとは思えない充実っぷり。

ここも行かない手はありません。

パフォーマンスは、火~木曜の10:30~12:30だけな点に注意。

あ、実際には11時過ぎのスタートです。サモア時間ですから。笑

前回は、刺青の説明やココナツを割ったり絞ったりの実演あり。

が、今回はそれがなく、代わりに木彫や料理の実演&説明がしっかり。

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ショーの後も、ココナツジュースのみ→ウム料理(美味!オススメ!!)だったり。

日によって若干違うので、雨が降って行く場所に困った時など、2回目もありかも。

↓左下から白身魚の蒸し焼き、パルサミ、石焼タロイモ、石焼バナナ(ピント!汗)。

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Moana(モアナと伝説の海)

せっかく家族が来たので、2回目を見ました。

前回はサモア赴任直後に見たので、よく分かりませんでしたが。

実はとても!よくできていることに気付きました(なぜか上から目線。笑)。

遠浅の海(薄い水色)が続き、沖でサンゴ礁が途切れるドロップオフで高い波(白)。

その先は深くなるから濃い青。

まさにサモアの海です。

おそらくフィジーやトンガ、トケラウなど、舞台になった島々も同じかと(想像)。

他にも、火山島ゆえの切り立った山の感じや、椰子やバナナを含めた植生など、細かい点も違和感がほとんどありません。

正直、別にファンでも何でもありませんが、「さすがディズニー!」と感心しました。

 

あえて辛口なことを言うなら、刺青人口の少なさ。

サモアはもちろん、オセアニアの人たちは男女ともに刺青します。

成人していれば100%では?と思うくらい。

もちろん、世界中で公開される子供向け映画なので、しょうがないのは分かります。

この辺りも、「さすがディズニー」の一部ですね、きっと。

ショートカット

私の通勤ルートは道一本。

家は袋小路の一番奥なので、毎日村を縦断して行き来しています。

Door to doorがちょうど1kmで、たいした距離ではないので徒歩です。

雨だとちょっと嫌ですが、そんな時は、たいてい後ろから来る車が乗せてくれます。

 

が、実は大学の敷地までは300mくらいなんです。

正門までぐる~っと回り道するから1km。

↓地図を見れば一目瞭然ですね。

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で、その大学の敷地と出会う場所(家からの最初の曲がり角)にも、門があるんですよ。

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常時、施錠されているんですが、もしここを通れたら...

↓こんな風に、だいぶショートカットできるわけです。

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1kmが、600m弱に!

半分とまではいきませんが、40%以上カットできます。

しかも大学は斜面に建っているので(南側が山)、赤ルートで大学に入ると、そこは2階。

私の居室も2階なので、上下移動も減ることになります。

 

↓北側から見た大学。矢印の位置が私のオフィスです。

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 改めて見ると、本当にいい位置にオフィスをもらいました...(周りは学部長や学科長レベル)。汗

左奥から下りてきて、上辺を右へ。右枠外へ下りてから、下辺の道を左に来る、と。

かなり大回りですね。

件の門は、左上のサモアンファレと上辺にあるラグビー場の間です。

そこからまっすぐ来るほうが断然近いですよね。

 

門は、近くで見ると大きくて「そびえてる感」が強い。笑

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ここを通れたらな、というのは赴任当初から思っていました。

でも常時施錠ではどうしようもありません。

正門前には、通勤ルートで唯一のビールを売る店もあるので、まぁいいかと。

どうせビール買うし、瓶も返すから、多少の回り道くらい。

 

...が。

よく見ると、門の穴、大きいんですよね。

体の大きいサモア人はともかく...日本人ならイケんじゃね?笑

↓穴部分アップ

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...いや、正直に言うと、それも最初から気付いていました。

が、赴任当初に、しかも外国人ボランティアの私がやるのはマズいでしょ、と。

仮にも教員ですし...。

門の穴をくぐり抜けて通勤してくる大学講師なんて聞いたことない。笑

 

半年経った今。

「誰が気にすんだよ?」

うん、誰に見られても問題ない。笑

私が大学の教員ってことはみんな知ってるし(=不法侵入者じゃない)。

歩くのが嫌いなサモア人は、むしろ「穴通れていいな」くらいに思うはず。

 

思い立ったが吉日。さっそく試しました。

...一応、人のいない土曜日に(休日出勤だったので)。

 

結果。

余裕でした。

荷物を先に通して。

上の穴から上半身を中に入れ、反転して内側から門をつかむ→腕の力で足を抜く。

その間、10秒もかかりません。

まったく問題なし。

近い職場がますます近くなりました!

 

 

...って、運動不足に輪がかかるだけでは?なんてツッコミはなしで。汗

ロボコン!サモアで!?

昨日は土曜ですが、休日出勤しました。

私の勤める大学でロボコンが開催されたからです。

そう、にわかに信じがたいですが、サモアでロボット・コンペティションです。

NHKがやってるのはロボット・コンテストかな?

ま、中身は一緒です。

規模は天地ですが。笑

 

そもそも、私が派遣された案件の要請は「ロボット工学コースの立ち上げ」。

実際は全然違ったのは以前書きましたが、これが根源であることは間違いありません。

 

JICA「ボランティアいらんかえ~」

大学「最近ロボコンとかやってるんですよ。ゆくゆくは大学でもロボット工学とか」

JICA「それ、いいじゃないですか!隊員入れましょう」

 

いや、ここまで単純ではないと信じたいですが。

工学部もなく、工学の講師も授業もない大学に、電子工学の隊員をひとり入れたら「ロボット工学コースが立ち上げられる」なんて、誰がどう夢見たら可能だと思うんでしょう?

まさに絵空事です。orz

 

…話を戻して。笑

大学が主催していますが、参加するのはアピア近郊のCollege4校。

ややこしいのですが、サモアで「College」と言うと、大学ではなく中高です。

Primary Schoolが、日本で言う年長から中1までの8年。

Collegeが、中2から高3までの5年(合ってるかな?たしかそんな感じ)

要はCollegeではなく、Secondary Schoolと呼ぶべき学校ですね。

 

中高4校に加えて、特別参加の小学校1校。

って、小学生がロボットなんて作れるの!?

もちろん、そりゃ無理です。

中高生だって無理です。笑

 

VEX RoboticsというNZの企業が提供する、学習用キットを組んだものです。

「ロボット」と個人的には呼びたくありませんが、要はラジコンです。

NHKロボコンもそうだったかな?

コントローラで操作して課題にチャレンジする、と。

 ※PCでプログラムを組み、自律動作も可能なので、本来の「ロボット」としても使えます。

小学校は先生が中心でしたが、中高はしっかり生徒が組んだものを持参。

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が、さすがはサモア

10時スタートのはずが、10時から集まり始め(いつものこと)。

それからゲームフィールドを作り始める↓(予め作っとこうよ!)。

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なんだかんだで、始まったのは11:30(もともとの終了予定時刻)。

対戦用フィールドですが、一機で時間制限の得点式に変更(これは好判断)。

一校ずつ始めるも、予想外のことが起こるたびに、次々ルールが変わる(後攻有利)。

重量バランスを考えていないので、ロボットが転んだり倒れたりが頻発。

もちろん強度も考えず、手が取れたり支えごと落ちたり↓(嵌め込み式キットなので)。

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結局、「もう一回」とか「フィールドで調整させて」とか、グダグダな空気に。

得点も最初しか書いておらず、どこが何点で優勝なんてのは一切なし。

終わりも、いつのまにか一校、また一校と帰っていく、ユル~い展開でした。笑

 

でも各校いろいろなロボットがあり。

生徒たちが、かなり真剣&夢中になっているのを感じました。

NHKロボコンで言えば、最初の地区予選?校内予選?それ以下かもしれませんが。

いいプレイにはみんなが拍手して、惜しいプレイはみんなが悔しがり。

「争う」とか「勝負」なんて空気が全然なかった点がサモアらしくて好きです。

今回は前段階にほとんど絡めませんでしたが、来年はぜひ企画から!と思いました。

 

サモア人が食べるのを後回しにするなんて!!笑

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だから嫌われるんだよ。

今朝から携帯のネットワークが復活しました!

なぜかブログに文句を書くと、色々なことが解決する気がします。

もちろん気のせいですが。笑

 

改めて、このブログは私自身の備忘録であると共に、青年海外協力隊や途上国生活、サモアに興味がある方を想定して書いています。

なので「南の島の楽園生活~♪」とか、充実したことばかりを書くつもりはありません。

 まぁだからと言って、グチったり文句言ったりばかりにもならないように、とも思っています。

ただ実際のところ、サモアで嫌な目に遭うことは、あんまりないように思います。

本当にサモア人は人がいいし、年中穏やかな気候で自然に囲まれてるし、不便もアフリカほどじゃありません。

強いて言えば「虫が多い」とか「カビが...」とか?

あ、ウチの村は「犬」もありますが、さすがに最近はほぼ馴れてくれてます。

私にはストレスフリーな毎日で、肩こりや偏頭痛なんかからは解放されています。

 

が!

久しぶりに怒ったと言うか、一晩経っても嫌~な気分が残ることがあったので。

今日はだいぶネガなことを書きます。

そういうの避けたい人は、ここから読まないでください...。

 

昨日は、最近オープンした中華料理屋に行きました。

相変わらず自分で外食に出ることはありませんが、誘ってもらったので。笑

 

新しいだけあって、店も内装もピカピカ。

ビールがちょっと高いけど(ふつう小瓶WST5→WST6≒¥270)、まぁ誤差の範囲。

ご飯も悪くない。

わざわざ食べに行くほどじゃないけど、誘われたら行くのに躊躇しない感じ?

 

↓焼きそば。麺がインスタントなのはご愛嬌。

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で、金曜の夜ということもあって、食べ終わってもなんとなくウダウダ。

チェックをもらってからも話が終わりませんでした。

ちょっと遅くなって、いざ帰ろう。

...と思ったら。

 

中国人の女性店主?が「個室代WST20(≒¥900)払え」と。

 

はぁ??

 

たしかに個室にいたんです、我々。

が、そもそも普通の席に座っていたら、その女性店主に「個室に移らない?」と言われ。

「いや、別にいいよ」と断ったのに、「実はこれから宴会があるから、個室に移ってくれたほうがありがたい」と。

向こうから言ってきたんです。

 

もちろん、個室代がかかるなんて話は聞いていません。

メニューや部屋のどこかに書いてあるなんてこともありません。

 

本当に理解不能だったので、

「そもそも個室に移ってくれって言ったのはあなただよね?」

「個室を使わせてくれなんて、俺たちはまったく要望してないよね?」

「個室にお金がかかるなんて説明もなかったし、どこにも書いてないよね?」

と言いました。

 

が、「でも個室を使ったのは事実なんだから払え」の一点張り。

よく聞くと「個室を使えるのは1時間まで。それを過ぎたら1時間WST10払え」だって。

...って、3時間もいなかったし!

ま、コインパーキングと同じで、2時間を1分でも超えたら3時間計算なんでしょう。

いや、それにしても。

 

もちろん「払う道理はない!」と言い切って、部屋代なんて払わずに店を出ましたが。

そんな理屈が通るはずないだろ、いくらなんでも!!怒

 

これが「中国なら当たり前」的な、「文化の違い」なら、まだ話す余地があります。

一応、2回目の青年海外協力隊なので、それくらいの柔軟性は持ってるつもり。笑

でもこのケース、中国でも絶対通じないですよね。

中国は何度も出張に行ってるし、台湾や香港、旅行も含めたら、延べ3ヶ月以上は滞在した計算ですが、そんな無茶な話は聞いたことがありません。

 

これが頭の回る、気の利いた人だったら。

「今日は席を移ってもらってすみませんでした。また来てくださいね。

個室は1時間無料で、1時間ごとにWST10で使えますから」

なんて言ってさ。

システムを説明しつつ、婉曲に「実は個室ってVIP扱いしたんだよ?」って伝えられたはず。

 

明らかに日本人グループで、うまくすれば隊員たちがこれからも店に来るのに。

真逆の対応で、「二度と行くか!」と思わせてしまう。

アホだな~と心から思いました。

 

だから嫌われるんだよ。

世界中で。

 

 

 

...もちろん、そんな人ばかりではありません。

中国人の友達もいます。

Japanimation in サモア

大学が本格的に稼動したので、ネットワークが死んでます。

学内ネットはもちろん、自前でテザリングしようにもスマホもダメです。

前期の状況から予期していたとは言え、それにしても…というくらい重い。

本当に何もできません。

 ブログをサボってる言い訳じゃありません…。汗

 

さすがに苦情が多かったらしく、ICTチームが「対策します!」と。

何かと思ったら、まずYouTubeとインスタがアクセス禁止になりました。

そう、仕事で使っているならまだしも、先生が映画見てたりするんですよね…。

なので、この施策は正解!だいぶマシになりました。

まだまだ重いから、Facebookも止めちゃえ。笑

 

スマホは、混雑が原因(ex.花火大会とかで人が集まると重くなる)かと思ってたら。

深夜・早朝でも全然ダメ。

LINEでメッセージの送受信すらできず、私のスマホが壊れたかと思うくらい。

電波強度は十分なのに(電話やSMSはOK)ネットがNGなので、基地局の処理の問題か。

みんな文句を言っていたので、きっと数日中には回復するでしょう(と信じたい)。

 

…で、大学にいても仕事が進まないし、昨日はやりたいこともあって早めに帰宅。

と!

いつも村の通りで遊んでいる子供たちが妙に少なく、2,3人しかいない。

不思議に思いつつ歩いていると、近くの家から聞こえてくるのはJ-POP?

'90後半~’00前半に流行った、TK(小室哲也)とかSPEED(エリコ大騒ぎですね)的な。

あの頃のJ-POPのフォーマットって独特で、多分世界中どこ探してもないしなぁ。

 

 サモアの家は、屋根だけ、壁が一部だけ、壁があってもルーバー窓。半分外みたいなもんです。笑

 かつ、たいてい大音量なので、通りでも余裕で聞こえてきます。

 ↓こんな感じ。

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うーん、シンセの懐かしい感じと歪みギター、そしてこの声は…ELTか!?

え?まさかー。と思いながら通り過ぎ。

1,2軒はさんで、また同じ曲が聞こえてきた!

今度はサビだ!間違いない、日本語!持田香織!!

 

「違う家から同じ曲」

→「TV見てる」

→「TVからELT」&「子供たちがいない」

→「日本のアニメ見てる」んだ!!

と気付いたのはいいんですが。

前述の通り、ネットが重すぎてスマホで確認できない。orz

気になったまま眠れぬ夜を過ごし(ウソ)、今日になって大学で調べました。

 

Every Little Thing「Grip!」、犬夜叉のテーマソングでした!

あー、スッキリ。笑

 

そう、サモアでも日本のアニメは超人気です。

ドラえもんポケモンがプリントされた子供用のグッズが当たり前に売られていたり。

日本人の私より、日本のアニメをよく知ってるサモア人もいるくらい。

学科長の娘は「アニメーターになりたいから日本に留学したい」と言ってるとか。

 

そのおかげか、大学に限らず、日本語を知っている人も多く。

今日も通りすがりのお兄ちゃんに「ガンバリマス!」と言われました。

...何を?笑

 

ポドルスキも翼&日向のスパイクで日本デビューしたらしいですが。

車などのハードだけでなく、ソフトも世界中で評価されているのは喜ばしいですね。

 

 

ちなみに…「昨日やりたかったこと」は冷凍庫の霜取り。

湿度が高いサモアでは、我が家の1ドア冷蔵庫は1ヶ月もすると霜だらけ。

月に一度は全部出して電源オフするので、冷蔵庫の掃除にはちょうどいいですが…。

↓この倍くらい霜がつきます(大きさ比較の洗剤は350ml容器)。

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これまた大騒動中のTOSHIBA製。

霜、何とかならんかね…。