メンテ週間
週末、日本と電話して気付きましたが。
日本はゴールデンウィークだったんですね。うらやましい。
...なんて書くと「お前は2年以上の連休じゃねぇか!」とお叱りが来てしまいますが。笑
自分でコントロールせずに、ポンと連休が存在するのはやっぱりうらやましいです。
先日、「友達がみんな帰っちゃったよ」的なことを書きましたが。
全っ然そんなことはなく。笑
色んな方が声をかけてくれて新しい人間関係ができたり、もちろん従来の関係も。
相変わらずフットワーク軽めに諸々参加させてもらってます。
ホント、優しい人たちばかりでありがたいです。
隊員としての活動も忙しいのですが、だからこそ逆に大学にずっといなくてもな、と。
むしろ今までよりonとoffがはっきりしやすくなりました。
で、プライベートの時間をちょっと多めにして、最近はメンテ週間でした。
家のメンテ
誤解を恐れず言えば、サモアの家は半分外です。笑
↓壁なし、屋根だけのオープンファレ。ホントにサモア人はこういう家に住んでます!
さすがに私を含め、協力隊員の家がオープンファレってことはありませんが。
それでも開口部が大きく、窓はルーバーで、よほどの雨風でもない限り開けっ放し。
しかも家の中に虫(特にシロアリ)がたくさん住んでるので、毎日の掃除は必須です。
さらに言うと、湿気がすごいんで、水周りとか油断するとすぐカビが...。
が!
2ヶ月に亘る放蕩生活の間、どうしても手抜き掃除になってしまっていたので...。
さすがに大掃除が必要だろう、と。汗
帰国隊員から大量の物資も頂いたので、整理整頓もしないと!
ということで、ひたすら断捨離して掃除!
雨季も終わりかけ、すっきりするにはちょうどいい時期です。
ちょっとはきれいになったかな、と。
ギターのメンテ
帰国隊員からギターを一本頂きました。
と言っても、我が家にはすでにエレキとアコギが1本ずつあるので...
後輩隊員に譲ることにしました。
先日のフィアフィアの時、軽くセッションしたんですが、それがまた!
めちゃくちゃ楽しかったんです!!
ま、平たく言うと、うまいんです。彼が。
ブルース進行とかでバッキングしてくれて、上でソロ弾かせてもらったんですが。
いやー、超気持ちいい。
バックがうまいと自分もうまくなった気がしてテンションが上がります。
酔って出したミストーンも、あれ?ちょっとアウトした?みたいに聞こえたり。笑
そんな訳で、ぜひ彼にもギターを持っておいてほしい!と。
で、ネック、ナット、サドルの調整、フレット摺り合わせetc.でいい感じに。
弦もエリクサーをサービス!
サモアに来てから何本かギターを調整しましたが。
やっぱり日本メーカー製は間違いないです。
多少狂ってても、ある程度以上の状態には必ずもっていけるというか。
「いや、これどうもならんわー」ってことがありません。
仕事でギターを調整するときの最低基準は「自分がそのギターでステージ立てるか」。
日本メーカー製のギターは、そこまでの状態にできます。今のところ。
高温多湿のサモアはギターには過酷な環境なので、今後ひどいのにあたるかもしれませんが...。
別に「日本製」である必要はないんです。 そんなの高くて買えないしー。
大事なのは「日本のメーカー製」。
やっぱり、いくら見た目や寸法をパクって作っても、材料は木ですから。
材の品質も違えば、木目の取り方、下処理、塗装etc.見えないノウハウがたくさん。
品質管理だって、日本のメーカーに敵う海外メーカーは滅多にないですよね。
協力隊員でも、任国で楽器を買う人は少なくないと思いますが。
「日本のメーカー製」、これ守っとけば間違いないですよー。
私が楽器メーカーの社員だから言う訳じゃありません。笑
↓以前メンテしてたギターのペグ穴をヤモリの子供が巣代わりに。かわいい!笑
PCのメンテ
大学のオフィスで使ってるPCが飛びました。
ちょっと前から調子悪く、突然再起動したりしてたんですが。
先日、電源入れたら「!」が画面中にいっぱい!
長年PC使ってますが、そんな画面、初めて見ました。
マンガとか映画で「ウィルスに感染した!」みたいな?笑
ま、現実にはハードウェアの故障です。
上にも書いたとおり、サモアはオフィスも半分外です。
なので埃もすごいし、湿気もすごい。
...と何が起きるか。
「埃が湿気吸って電気が流れちゃう」ってヤツです。
日本でも「トラッキング火災」なんて話題になりますね。
これから梅雨時も発生しますよー、ご注意ください。TVの裏とか!
電子工学隊員なので、日本人/サモア人問わず、色んな家電や電気製品が集まってきて。
修理できないか、たくさん分解して診てきましたが。
これがサモアの故障原因No.1です。
たまに中を掃除する、エアを吹くだけで全然違うんですが。
ま、ふつうは思いもよらないですよね。
ちなみに原因の2,3位は虫です。
中でゴキブリが死んで、死骸が導通しちゃってたり。
調理器具の中にこぼれたおいしい何かを食べようと、内部の電線がかじられてたり。
気持ち悪いですが現実です...。
↓虫にかじられた電線inトースター
PCに話を戻して...。
マザーボードまで全部ばらして掃除して。
ヒートグリス塗りなおして組み立てて。
...と、機嫌良く動き始めました。
どこが原因か突き止めてませんが、たいていはこれで直ります。
気をつけるのは廃熱周り。
ヒートシンクとかファンに埃が詰まって熱暴走とかよくあります。
特にDELLはこの辺の設計が昔から超下手なんで注意ですね。
タンザニア時代、DELLのノートを使ってて痛い目に遭いましたよ...。
体のメンテ
ダイエットに成功して油断し、ちょっとサボってしまっていたので。汗
で、久しぶりにいつもの筋トレしたら筋肉痛に!
って、一週間サボっただけなのに!!
そんなに高負荷なメニューじゃないだけに、年を痛感。orz
サボらず地道に続けます...。
オカマショー再び!
先日の興奮が冷めやらぬまま2週間...
また行っちゃいました、オカマショー!
...いや、どハマりしてる訳ではありません。 多分。笑
誘っていただいたのですが、断る理由がありません!
しかも!
今回は「Cindy of Samoa」が観られる!!ので。
詳しくは上のリンク(↑)を読んでいただくとして。
もちろん私も知らなかったのですが、これを読んで超観たくなりました。
単純に、この人の人生だけでも、すごく興味が出ませんか?
色々忙しくて開演直前に着いたのですが、真正面のいい席が!
前回以上にめちゃくちゃ混んでいたのにラッキーでした!!
↓呑んでるのはビールですが、ジャグのひとつ上「タワー」です。笑
もちろん、レギュラーの4人も登場!
彼ら彼女たち、「Vailima Glam Fairies」って言うらしい。...妖精ちゃん。笑
で、この4人は前回同様、すごく!楽しかったんですが。
Cindy of Samoaがその遥か上を行って、素晴らしすぎました...。
まず、普段NZに住んでるだけあって、英語がきれいで達者。
それだけでお客さんの反応が良くなる上、もちろんあしらいも上手!
客イジリのうまさ・頻度など、妖精ちゃんたちとはレベルが違います。
↓ハゲたおじさんは必ず獲物に。笑
そして何より!
彼彼女だけは生歌なんです!!
そもそもサモア人は歌がうまい人が多くて。
音程がイマイチでも、声質や声量がすごいんですが。
Cindy of Samoaは別格。
めちゃくちゃうまくて、ふつうに音楽ライブとして十分楽しめます。
すごくコミカルに演出されてて、激しく踊ったり動き回ったりするんですが...
それやめて、ふつうにシンガーとして歌ったら、かなりすごいんじゃない?と。
中でも、デュエットソングを一人で男声・女声で歌うのが圧巻。
それも「ファルセットなしで」ですよ!?
音域が相当広くないと成立しません。
いや、ホントにいいもの観ました!!
楽しい・面白いだけじゃなくて、音楽としてのクォリティが高くて。
何だろう?格?器?華?オーラ?カリスマ性?そういうものの次元が違いました。
ステージに立つ人はこうあるべし!って感じ。
サモアで観たステージの一位を簡単に更新してしまいました。
...って、普段はサモアで観られませんが。笑
いつもはオークランドでショーをしてるみたいなんで、NZに行ったらぜひ。
去年の情報ですが...オカマかどうかなんて全然書いてない。
そんなこと関係なく、ステージ自体が素晴らしいって証明ですね。
↓「Aretha, Tina, Whitney... Cindy」って!それはさすがに言いすぎー。笑
こんな楽しいライブで、「タワー」ひとつで済む訳もなく。
また翌日仕事なのに呑みすぎましたー。
一切反省なし!笑
↓彼彼女からだけ度々アピールされる。そういや前回も...。ここにモテてどうする!?笑
こうして日々は経つけれど 大きなジャンプもせずに あなたはここで何をしてるの?
先日、友人が急に「ちょっと話が...」と。
お?もしかして!?
...と思ったら、案の定すごい幸せなニュース!
いやー、超うれしい!
自分のことのようにテンションが上がりました!!
本当に幸せなニュースは、聞くほうも幸せにしてくれますね。
しかも色々頼ってくれて、それもうれしい。
「頼られると実力以上に応えたくなる」のが男ってもんです、きっと。笑
もしかすると協力隊員の必須要素でもあるかも!?
人が夢を叶えていく過程に立ち会えて、ほんの少しだけでも手助けできて、なんかちょっと誇らしいような気分。
周りが何を言おうとも、雑音を気にせず行動し続けた結果です。
本人には遠回りしたって気持ちもあるんだろうけど、実はそれが一番の近道だったり。
で、思い出したのが、ちょっと前に話題になったコレ↓
昔読んだ記事で90歳くらいのお婆さんが、人生で後悔していることを聞かれて「バイオリンを60歳の時にやりたいと思ったけど、もう遅いと思ってやらなかった。あれから始めてれば30年も演奏できてたのに」てのがあった。
— HRK (@hncgu) 2018年3月24日
この話、私の記憶とは若干違いますが...オリジナル見つからず。
これ、年が上の人ほど響いて、若い人には響かない話かもしれません。
だって、若いと人生まだまだ先があるように思うでしょ?
私もそう思ってた ...し、いまだにちょっと思ってたり。 40超えて図々しい。笑
でも先日も書いたとおり、いつどこで誰に何が起きるかなんて分からないんです。
どんなに若くたって、今60歳のおばあちゃんより先に亡くなるかもよ?
命はともかく、片手動かなくなるとか歩けなくなるとか、目が/耳がetc.
全っ然ありえない話じゃない。
この話って、要は
「今いくつであろうと、やりたいことはさっさとどんどん実行に移せ!
"もう遅い"とか"まだ早い"とか、迷ってる暇があったらとりあえず始めろ!!
お金が/時間がないとか言い訳してないで、とにかく目標に向かって動け!!!」
ってことですよね。
...うん、ホントにそう思う。
私、若い頃から、何でもやりたいことをやりたいようにやってきたと自負してます。
2回も会社休んで協力隊に参加しちゃうくらいですしー。笑
が!
それでも「もっとできる!もっとしたい!」って思うし、「もっとやれた!」とも。笑
だから今も、迷うくらいならガンガン行動に移してます。
そもそも「動かない後悔より、動いた後の後悔のほうが何倍もマシ」かと。
実際、「何かをやった後悔」って、あんまり記憶にないんですよね。
...って、嫌なことはすぐ忘れちゃうしー。反省がないだけ?って話も。笑
ま、叩かないと開かれませんしね。
口開けて待ってたって誰もエサを運んでくれたりしないです。
何かをやらない言い訳を探すより、やっちゃうほうが早いし楽しい。
動かないと何も得られないし、動けば(元々の目的とは違っても)必ず何かを得られるんで。
...ということで。
青年海外協力隊、参加したいけどな...なんて迷ってる人、秋募集にはぜひ!
あ、短期なら春もまだギリ間に合う!
とりあえず選考受けて、通ってから悩めばいいんですよー!!
...今回もひどいオチだ。笑
↓今日のタイトルは、最初の協力隊参加を後押しした一曲から。
デビュー曲にして最高傑作であり至高の名曲。
初めて聴いたとき、心をガツンと殴られたような衝撃でした。
車でラジオから流れてきて、思わずコンビニに停めて真剣に聴いたのを覚えてる。
全然メジャーじゃありませんが、10年以上経った今も大好きなアーティストの一人で。
関西圏のライブはほぼ毎回参戦! って、日本にいれば。笑
アレンジは日本語版、歌と歌詞は英語版がいいなー。
You could've said a word but you turned away
Why do you always act such a passive way?
Now don't you ever think that I would suck up to you
But I still believe in you
↓十余年前のアフリカ上陸初日、ビビッて車の中から撮ってたのが懐かしい。笑
4月末荒まとめ
また更新をサボってしまった...。
別にそんなに忙しい訳じゃないんですが。
隊員としての活動が盛んだと、心がそっちに取られてしまいます。汗
ま、でも3,4月はけっこう更新したほうなんでー。
...って、遊びまくってたからってだけだったり。笑
4月末を荒まとめします。
よく呑む
前回のブログの日は、2人でまずピッチャー3つ空けて。
家に移動して、ビール2,3本ずつ空けて。
ビールが切れたからラム酒。
それも「尾崎のベスト曲は何?」なんて話しながら。笑
結局、明け方4時過ぎまで。
「よく呑むよねー」だって。
...お互いにな!笑
って、翌日(当日か)ふつうに仕事なんですけどー。
ダメ40代。笑
よく働く
以前書いた、新しい活動の第一回ということでLaulii小学校へ。
二日酔いはないけど、声がガラガラ...。汗
が!
いざ行ってみたら「教員の研修会で、先生は立ち会えないけどどうする?」と。
生徒は残してもOKってことなので、授業はできますが...。
結局、サモア人教員が立ち会わないと、後に何も残らないんですよね。
ということで、体育隊員とも話し合って、授業しないことに。orz
事前に電話で確認すればよかったー!
...って、それサモアでは当たり前なんですが。
今まではこの学校に隊員がいたから頼り切って、まったくもって油断してました。
ま、完全なる無駄足にするのも何なので、PCだけチェックしました。
↓図書室兼PCルーム。きれい! 写真、水平出てない...汗
ノートPCがキャビネット内に。が、動くのは8台のみ。 これも...汗 って、直せよ!笑
立ち上げてみると、Win7HomeとWin8.1。
...なのは百歩譲っていいんだけど。
アクティベートしてない!
っつーか、そもそも正規版が入ってない!!
SONYバンドルのOSが入ってたり。汗
ごにょごにょすればアクティベートできちゃいますが、仮にも協力隊員。
それはダメだろ...。
どうしたものか悩ましいな。orz
よく遊ぶ
遊びについては、何を今更ですが。笑
久しぶりにPalolo Deepに行ってきました!
もうね、言うまでもなく、快晴!!相変わらずの晴れ男パワーです。
この日は超コンディションが良くて、最高でした。
思わず、はるか遠くに見えるドロップオフまで行っちゃうくらい。笑
浅いポイントから、いろんな魚が数千~万匹単位で群れていて。
イカやGT、キングフィッシュ、アオヤガラなど、あまり群れで見ない魚も!
そんなPalolo Deep、近場過ぎるからか、隊員からは不当に低く評価されがちですが。
実は世界的に見ても有数のシュノーケリングスポットだと思います。
生き物の量・種類・質、難易度のバラエティ、透明度、地形、値段、アクセスetc.、どこを取っても粗がない!
何度行っても、新しい発見と楽しみがある、超良スポットです。
↓4~5m潜れればハリセンボン(ネズミフグ)にも会えます。
今回は相当深いところも行ったので、試しにウォール沿いに潜ってみましたが...
写真を撮れたのはせいぜい16m。
うーん...深いと潜ってく間に逃げられちゃうんだよなぁ。
かと言って、逃げられないようにゆっくり潜ると、あんまり深く行けないし。
...あ、そのうちまとめますが、潜るときは口からシュノーケル外したほうがいいです。
万が一海中で失神したら、浮いてこれたとしても呼吸できずに死にますから。
深く潜ることに執着するあまり、戻りの浮上が早すぎる人も意外と多いです。
上がるときは気泡より遅く、かつ息を吐きながら。
超基本的なことですが、それだけ重要ってことです。
ま、ダイビングじゃないんで、それほど気にしなくても、ですが。
どこかでちゃんと習ったり学んでから潜らないと、ホント、生命に関わりますよー。
あと、サンゴに立つ/座る/掴まるなんてのは以ての外!
ま、生命の危険があるときは仕方ないとしても。
この日、機嫌が良かったのは、ダイビングバッグを新調したからってのも!
フィン、マスク&ケース、シュノーケル、シューズ、カメラ、ライト、水着、ラッシュガード、日焼け止め、虫除け、財布、着替え、タオル、鍵etc.全部ちょうどよく収まってコンパクト!
いい買い物したー!!
よく可愛がる
相変わらず、我が家の犬たちは私にベッタリ。
大家も「彼らはサモア語より日本語が分かるみたい」と。笑
この数ヶ月エサはあげてないんですが、撫でられたり掻かれるのが好きらしい。
サモア人はほとんど撫でたりしないので。
でも犬を飼ったことある日本人は、どこが気持ちいいか分かってますよね。
ということで、今までは2匹だったのに、最近は1匹増えて。
帰ると、たいてい迎えに来て、家まで付いてきます。
かわいいヤツらめ。笑
が、みんなヤキモチ焼きで。
一匹を触ってると、オレもオレも、と突進してきます。
でも3匹同時は無理よ。
手は2本なんでー。
↓我が家の三銃士。彼らのおかげで鍵いらず!?来れるもんなら来てみろ、泥棒!笑
Wait&See
...ウソウソ!
一夜明けたら、凹んでた昨日が嘘みたいに元気でした。
単純に、連日の寝不足&呑みすぎでやられ気味だっただけ?
ちょっと体調も悪かったしなー。
よく寝たらオールOKです。
我ながらアホか?ってくらい単純。笑
いや、もちろん寂しい気持ちはありますが。
そもそも楽天的だし。
自分を不幸にする要因には敏感で、自動的&即座に距離を取るようになってます。
自分でコントロールできないことは受け入れるしかないしー。
ということで。
今日はバリバリ仕事しました!
って、サモア人の同僚とバカ話でゲラゲラ笑うのも、もちろん仕事のうち。笑
今、一番!ってくらい癒される時間でもあったり。
仲がいいスタッフとも、くだらない話で長時間盛り上がって。
業務時間中から。笑
その後はチラッと呑むつもりが、割とガッツリ呑んじゃっちゃってました。
しかもお宅訪問まで。
そろそろ日付が変わりそうです。笑
何のことはない、いつもの愛すべき日常が変わらずそこにあって。
それに、誰かを失って感傷的になるのは決して悪いことじゃありません。
以前、サモア赴任直後に大好きな人が亡くなったことを知り、かなり落ち込みました。
その人とは、日本を出る前の送別会が最後でしたが。
スキルス性の癌で、すでにステージIV。
帰国後に会えないことはお互いに分かっていて。
なんて言っていいか分からない私に
「気をつけて行っておいでや。サモア、えぇなぁ。アフリカと比べたら天国やでー。楽しみやなー」
と、いつもの優しい笑顔で肩を叩いてくれたのが、はっきり心に残っています。
私よりちょっと年上なだけなのに、早すぎる...。
すごく辛くて寂しくて悲しくて、何もできないのが悔しくて情けなくてイライラして。
...でもそういう経験をしてきたからこそ分かることや得たものもあります。
この人の場合は、ちゃんと「これが最後」と分かっていて。
だからこそ後悔のないお別れができました。
いや、それでも「もっと~できたかも?」とか、今も時々思っちゃいますが。
が!
人生で起きる離別のほとんどは「これが最後」なんて予め分かってません。
「これが最後かも」とすら思えない。
40年も生きてると、若くして突然亡くなった人...親もそうだし、友人も何人かいて。
いつ誰に何が起こるかなんて想像もできないんだよなぁ、と実感します。
中でも、前回のタンザニア赴任中に亡くなった、高校時代の先輩。
亡くなる直前に、アフリカにいる私を気遣って、めちゃくちゃ優しいメールをくれて。
その文面だけでもすごく愛情を感じて泣けちゃうのに。
彼女とはそれが最後になってしまったので、心にずっと残り続けています。
間違いなく一生忘れません。
そして、それ以降、私の心のどこか片隅、ホントに薄っすらと&ほんの少ーしだけですが
「この人とはこれが最後かもしれない」
が常にあるような気がします。
ほぼ無意識に。
だから、ケンカ別れとか捨て台詞とか、絶対しない! ...ようにしてるつもり。
日常的に、相手が誰であっても、いつでも離れるときはできる限りポジティブに。
万が一それが最後になっても後悔しないように。
ホント、私がいた頃のタンザニアとか、HIVが蔓延し過ぎてて、昨日まで元気だったヤツが翌日にはもう家から出られなくなったり、ふつうにあったので。
そういう意味では、協力隊の赴任とか帰国とか、分かりやすいですね。
いい節目というか。
「(きっとまた会うだろうけど、もしかしたら)これが最後かも」と自然に思えるので。
後悔のないお別れ、と言ったら大げさですが。
ちゃんとポジティブに、伝えるべきことを伝えて離れられる、いいタイミングです。
だから今は辛くも悲しくもない!
...って。
なんだかずいぶん話が大きくなっちゃったな...。汗
ま、要は、元気ですよって話でした。笑
今日のタイトルは「コントロールできないことは受け入れるしかない」から。
変えられないものを受け入れる力
そして受け入れられないものを
変える力をちょうだいよ
元ネタは「ニーバーの祈り」ですね。
この曲、10代の宇多田作品でベストだと思うのは私だけでしょうか。
単純にいい曲ってだけじゃなくて、アレンジやミックスも含めて「よくできてる」!
個人的にかなり好きです。
Jam&Lewisのプロダクションにやられてるだけかなー?笑
ジャケもMVも好き。今見るとめちゃくちゃ若いな!
糸の切れた凧
昨日は帰国隊員+数人で最後の食事会。
ガッツリ肉を!ということで、ステーキとロブスターで有名なKokobananaへ。
↓食べた後で失礼。笑
おいしかった!&楽しかった!!
けど...帰国隊員(と私)は連日の呑み会&食事会でやられ気味。汗
前日までの贅沢三昧が終わって、緊張の糸が切れたと言うか。
肉体的にも精神的にも疲労感が隠せず...。
とか言って、その後も隊員宅で日付が変わっても呑んでたんですがー。笑
何とも寂しくて切ない。
帰国隊員は2人とも仲良くしてたんですが。
特に1人は、年も仕事もバックグラウンドも近いせいか、とても落ち着く存在で。
10伝えるのに、15とか20言葉が必要な人もいるのに対し、3とか4で通じちゃう感じ。
痒いところに手が届きあう相手?
そんなイメージ。
ま、この2ヶ月で見送ってきた大人会のメンバーはみんなそんな感じでした。
で、今。
もうね、抜け殻?燃えカス?糸の切れた凧?
心ここにあらず感が半端ない。
張ってた何かが切れて、これまでの疲れが急にドッときたみたい。
側にいてくれた大切な人たちをみーんな失った気持ち。
もちろん実際にはそんなことなくて、周りにステキな人たちがまだまだたくさんいるんですが。
なぜか喪失感がめちゃくちゃ大きくて。
前から分かってたことで、覚悟も心構えもしてたつもりなんだけどなー。
年を取っても、心のコントロールは難しいですね。
そんな中、実は最近仕事が忙しくなってて。
今日は朝からデータロガーの設定してインストールして、ネットワークのセミナーに出席して、故障した機器を修理してetc.etc.
と言っても、日本にいたときの仕事量とは比べるべくもないんですが。笑
正直、今は全然集中もできないし、何も手につかないなぁ。orz
そんな訳で、しばらくは休養?隠遁?充電?期間が続くかと。
ブログの頻度やテンションも落ちそう...。
あしからず。
...ま、2年の活動期間中、そんな時期があってもいいでしょー?
なんて。笑
で。
「糸の切れた凧」と言えば、この曲の矢野さん。
色んなライブで度々「すばらしい日々」を演ってますが。
ホント、このライブは鬼気迫るというか、神がかってるというか。
ここまで突き抜けてる矢野さんもそうは見られません。
まさに「糸が切れた凧のような」って感じ。
さらにバック3人の演奏もすさまじい。
特にミノ・シネル。
ちょいハネ気味で合わせていくところとかたまりません。
いや、とんでもない演奏です...。
本当に心の奥の奥まで響く。
今まで聴いたすべての音楽からひとつだけ、と言われたら、私はこれかもしれません。
それくらい好き。
YouTubeには途中からだし画質も音質も悪いムービーしかないので、ぜひ!DVDを。
- アーティスト: 矢野顕子
- 出版社/メーカー: Sony Music Direct
- 発売日: 2012/12/26
- メディア: DVD
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レビューもみんな大絶賛ですね。
「すばらしい日々は、音楽表現の一つの頂点だと思います。」
うん、オレもそう思う。
贅沢三昧
週末と月曜(自主休暇。笑)は贅沢してきました!
まずは大好きなビーチに行って。
がっつり沖まで出てシュノーケリング。
ここはビーチは最高ですが、シュノーケリングは沖まで出ないとクリアな視界がないし、大物にも遭えないので。
たまにはマジで潜らないと腕が落ちる! なんて。
それなりの頻度で潜ってますけどねー。笑
で、これまた大好きなリゾートへ。
ここはかなり遠浅ですが、けっこう大物も来ます。
なんと!この日はエントリー直後に亀が!!
十分立てるくらいの深さなのに。
砂浜からエントリーして亀に遭遇するまで1,2分?
シュノーケリングでそんな経験はさすがに初めてです。
そして...この中にいた生き物を捕まえました。分かりますか?
...って、この写真だと獲った本人もギリギリ分かるレベルですが。汗
こんな小さいタコがいました!
写真の後、もちろん戻しましたよ。食べてません。念のため。笑
ダイビングを始めた頃は、なんでインストラクターはあんなに生き物を見つけられるんだ!?と疑問だったし、目立つものしか見つけられない自分が悔しいものでしたが。
40~50本を超えた辺りから、急にいろんな生き物が見えるようになってきました。
そうすると、シュノーケルでも要領は同じで。
岩場で保護色に擬態したタコなども、なぜか自然に目で捉えることができるように。
なぜなんでしょう?
もちろん、どういうところにどんな生き物がいるかを自然に覚えてきてるとは言え。
自分でも不思議ですが...こうなるとそろそろ中級者と言っていいかな?笑
ちなみに、このリゾートは値段がめちゃ高い点が玉に瑕ですが...
雰囲気、スタッフ、海、設備、食事etc.すべてのレベルが高い!
たまーの贅沢にはうってつけです。
1日目。個人的にサモアで一番おいしいポケ!(※自作除く笑)
2日目。割とアルデンテ。がんばったな!笑
さらに帰り際にもうひとつ。
いい機会なので、未訪だったリゾートへ!
うん、隠れ家的な雰囲気がいい感じ!
次は泊まりで来たいなー。
ここまで、ひたすら海入ってビール呑んで、のんびりするだけの時間でした。
さらにさらに!アピアに戻って、夜はゲストを加えて食事会。
今度は打って変わって、文字通りお腹を抱えて笑い転げる時間。
呑み会はいつも楽しいですが...実際に腹筋が痛くなるくらい笑ったのは久しぶりかも。
ホント、周りにいてくれる人に恵まれてるよなぁ、と改めて感謝。
ということで、2ヶ月に亘る放蕩生活の締めくくりでした。
私のサモア生活、もうこれ以上ないんじゃない?ってくらい遊んで呑んだ2ヶ月。笑
今日、また帰国隊員と(おそらく今度こそ本当に)最後の食事会がありますが。
明日からは現実世界に戻ります! ...と言ってもサモアですがー笑
...きっと。笑
↓こんな景色(島の南側へ降りる道路)を見ることもしばらく自省。 ...多分。笑
あ、ちなみに。
写真が物語ってますが、言うまでもなく、天気は快晴!でした。
相変わらず、晴れ男パワー絶好調です。笑
...って、おい、神様!?