Notes in Apia

常夏の島サモアで暮らす、青年海外協力隊員の覚え書き

仕事納め@リゾート

何度か書いているように、サモアキリスト教国家です。

そんなサモアのクリスマスは...特におおはしゃぎとかなし!

...ま、何カ国か経験していますが、街で浮かれてバカ騒ぎなんてのは、ごく限られた大都市だけという印象です。

キリスト教圏におけるクリスマスは、基本的に家族で過ごすものなので。

離れて暮らす家族が一堂に会する、年に一度の機会です。

日本で言う「お盆」みたいな?笑

なので、「恋人たちの甘い夜」なんて、日本みたいな非キリスト教圏の一部だけかと。

 

私は...ビレッジステイのファミリーのところに行こうと思っていたのですが。

理学部の同僚に招待されたので、そっちへ。

...と、当日朝から体がダルく。

明日から旅行の計画があるので、何より体調優先!ということで、急遽キャンセル。

もったいないことをしてしまいましたが、結局、家で一人で過ごすという。笑

イブの夜中に隣(マタイの家)から爆竹と花火が少々。

クリスマス当日は、同じく隣から聖歌が(と言っても、いつも聞こえる)。

それくらいしかクリスマスらしいことはありませんでした。

↓大家に頂いたクリスマスランチ。これもいつもと変わらないような?

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本題。

大学は先週一杯で休みに入りましたが、直前には理学部の仕事納めがありました。

一日目は、新しく中国が建てたオーシャンキャンパスで会議。

↓現代的なビル。個人的には、サモア感のあるメインキャンパス(日本製)のほうが。

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9時開始のはずが、集まっているのは10人。

あまりにも少ないので30分遅れで始めるも、その時点でも14人。

...えーと、理学部スタッフって40人なんですけどー。

11時から最初のティーブレイク。

って、このタイミングでどっと増えた!

何目的で来てるんだよ!笑

その後、13時にお昼↓で、15時過ぎにはまたティーブレイク。

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...食べすぎじゃね?

「ティー」ブレイクといいながら、サンドイッチとか揚げ物とかがたんまり出ます。

午後は甘~いケーキも。

日本人は1.5時間おきになんて食べられませんが...サモア人、本当によく食べます...。

 

二日目はなんとリゾートへ。

行き先はLe Uaina Beach Resortハワイの似た名前の高級リゾートはもちろん関係ありません。

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8:30出発のはずが、実際に人が集まって出発したのは9時過ぎ。

って、それはさすがに慣れてますが...隣の学科長が朝からビールあおってる!

午前中は会議のはずでは...!? 

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そしてホテルに着くなり、朝のお茶!

サモアでは、お腹が空くのは悪なのかもしれません...。笑

 

会議ではいつもそうですが、エアコンからの風が来ないところを選んで座って、更に上着を着てもまだ寒い。

サモアのエアコン、「20度以下&強風」以外の設定を見たことないような。

 

12:30ランチ。

やっぱりこの日もほぼ1.5時間おきに食事でした。

って、入らんよ...。

でもここのチャプスイ、生姜が利いてて今まで食べた中で一番おいしいかも!

 

15時には終わって自由時間になったのですが、残念ながら雨...。

昼過ぎまではせっかく快晴だったのになぁ。orz

ということで、早めに飲み会スタート。

↓まさかこの後、26時まで呑むとは...。

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宴会ではプレゼント交換もあり、大いに盛り上がりました。

↓もらったプレゼント。ちゃんとXSサイズを選んでくれてた。

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肝心のリゾートは...

砂浜はほんの少しですが、超遠浅で子供も安心。その代わりサンゴ礁は結構遠いな...。

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プールもあるし、奥には公園みたいな遊具スペースも少しあります。

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カヤックを無料で使えたり、コスパがいいかも。

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アピアから近く、幹線道路に面しているのでバス(Falefa行きとか)でも行けます。

入り口の向かいには売店があるので、ここで買い込んで部屋飲みがいいかと。

すぐ隣(歩ける距離)にはPiula cave poolがあるのも見逃せません。

 

すっきり晴れた時にもう一度行きたいな、と。

寿司屋に鉄火巻や軍艦巻がある理由

今日は朝から晴れました!

実に一週間ぶりの青空は、やっぱり気持ちいいです。

とりあえず、それだけで気持ちも晴れて元気になります。

 我ながら単純。笑

 

晴れたとき、最優先はもちろん洗濯です。

屋根の下で生乾きの洗濯物も一緒に、全部外へ。

久々にパリッとした触感を楽しめます。きっと。

 

で、街に買い物へ。

学生が休みに入っているので、大学までバスが来ません。

なので、山をずーっと下って、3つのバス路線が交わるところで待ってたんですが。

いつもに比べて、全っ然バスが来ない!

平日ですが、もうすっかりクリスマスモードなんですね...。

しかも、長く続いた雨の後だからか、蚊が大量発生!!

サモアではデング熱が大流行しているので、笑いごとではありません。

座って足をブラブラさせたり、足踏みしたり、とにかく動きを止めずに待つ!

...と、当然バスに乗る頃には汗だくです。orz

久しぶりに晴れたら晴れたで、いいことばかりじゃないですね。笑

 

街に出たら出たで、すごい人&車!

よく考えると、今日はクリスマス前、最後の平日でしたね。

ふだんは露店を出さない店も、道路にまで机を並べてセールしてました。

↓スーパーもクリスマスモード。

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本題。

もうずいぶん前の話になってしまいましたが。

学長Awardsの翌日は、今年最後のスタッフバーが理学部主催で開店しました。

当日は昼過ぎから断続的に大雨!

準備したテーブル類を一旦片付けたり、どうなることかと思いましたが、無事開催。

夕方には小降りになって、19時にはやんでました。

↓これで19時すぎ。サマータイムのおかげで明るすぎです。笑

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↓理学部チームは、カンファレンスのユニフォームに加えて、サンタ帽が追加。

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↓豚の丸焼きは、サモアのイベントの定番です。

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私は、スタッフからの熱~いリクエストに応えて、今回もお寿司を握りました。

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今回もアルミトレイ2つ分、計120貫くらい?もうちょっとかな?

これだけ握ると、寿司職人見習いになった気分です。笑

 

海苔が高いので、握りだけにするつもりでしたが...

半身のマグロから、握りに適した刺身を効率よく取るのは難しいですね。

 買ったマグロの形状のせいにしたいところですが、きっと私の腕のせいです。汗

 

どうしても上手くサクを取れなかった部分は、細かく切ってユッケにしました。

で、新作のユッケ軍艦↓。

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これも大好評でした。嬉

 

魚を生食するサモアには、大きく分けて3つのメニューがあります。

オカ

 塩味のココナツミルクに、マグロが入ったものが一般的。

 細かく切ったきゅうりやネギなどの薬味が入ります。

 が、オレンジを浮かべた塩水に生魚を入れたものもオカ。

 よく聞くと、そもそもは「生魚料理全般」をオカと呼ぶようです。

サシミ

 もちろん日本からの伝来ですが...

 実体は異なり、粉わさびを溶かした醤油にマグロを漬けこんだもの。

 日本人的にはヅケにせずに、バラバラの状態で出してほしい。笑

ポケ

 しょうが、ニンニク、砂糖、チリなどを加えた醤油にマグロを漬けこんだもの。

 私見ですが、韓国からの伝来で、ユッケ→ポケになったと思っています。

 

...ということで、ポケが好きなサモア人が、ユッケ軍艦を嫌いなはずはない!のです。

ふつうの握りも含め、今回もあっという間に消えてなくなりました。

↓って言うか、やっぱりバックヤードでつまみ食いしすぎ!笑

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とっぷり暮れるまで宴会は続いたのでした(また雨降ってる)。

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今回、寿司屋になぜ握りだけでなく、鉄火巻きがあるかよく分かりました。

特に回転寿司!

マグロだけでもいろんな軍艦巻きがありますよね。

なぜか。

そりゃ、マグロのすべてを、握りに使えるきれいな切り身にはできないからです。

食材の歩留まりを良くするために、どうしたって細かい切れ端も使いたい。

そうなると、細長い切れ端は、形を整えて鉄火巻きへ。

さらに残る端切れは、細かく叩いてユッケやヅケにして軍艦巻きへ。

 

...こう書くと、握りが一番良さそうですよね。

が。

私の作った握りと軍艦もそうですが...実はマグロの量的には軍艦のほうが多いかと。

海苔や作る手間も含めて考えると、軍艦のほうが圧倒的にコスト高かも!?

そう考えると、回転寿司でも軍艦巻きを見る目が変わってきますね。笑

 

...ま、握りは「きれいな切り身」に意味があるんですが。

 

 

それにしても...

 

あー、お寿司屋さん行きたいなーーーーー!

回転寿司でいいから!!(心の底から。笑)

雨季のサモアで生じた新たな謎

ここ一週間くらい、断続的にずーっと雨です。orz

雨がやんでいても湿度100%近いので、洗濯物が乾きません。

太陽が出ないと気持ちもローになりますよね...。

 

そんな中、生活圏内のネット環境も絶不調。

大学は人がいないのに激重で、ICTチームが「Digicelと対策中」と口ばかり。

家も、最寄のアンテナがつい先月新しくなったばっかりなのに重い(こっちはBluesky)。

↓作業員(二段目)が見えるかな?左が古いアンテナ塔。ちなみに大学構内です。

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私のスマホはデュアルSIMですが、二社ともダメなのでお手上げです。

LINEとか、SMSベースのサービスはふつうに使えます。

が、Facebookみたいな画像盛りだくさんなサービスはもちろんダメだし、数百KBのデータを添付したメールを送るのすら、一旦キューに入って、しばらーく待つと送信済になるくらい。

ですが、今、サモアはクリスマス・シーズンに突入して、すべてが開店休業状態。

復旧は来年ですね...。涙

 

雨続き&ネット難民。

こんなとき、ちょっとサモアを嫌いになります。(いや、かなり、か?笑)

 

ブログに画像を上げるのも一苦労なので、今日はテキストネタ。

先日の謎↓が解けました!


犯人は...

 

 

 

「ネズミ」でした。

おそらく間違いなく。

というのも、件の本棚の最上段に、足跡と尻尾の跡ができていたので...。

雨に濡れて泥だらけで避難してきたんでしょうね。

 

それにしても、その辺のゴミ箱周辺のほうが、よっぽどいい食べ物あるんですが...。

 私はオフィスに食べ物を一切残しません。

 

って言うか...

 

どうやって入ったんだよーーーーー!?

 

四方の壁はコンクリート、床はタイル張り。

窓はルーバーですが、隙間がないどころか、外側には虫除けの網。

ドアにも天井にも、ネズミが入れそうな穴・隙間なんてありません。

このまま住処にされてはたまらないので、何とか対策したいところですが...

侵入経路が分からないので、対処のしようがありません。

 

犯人が分かったのに、新たな謎が生じてしまいました...。

「チィーーーホーーーゥ!!!」は実話。

Return to Paradiseから帰ったその足で、夜は大学のイベントでした。

その名もVice Chancellor's Awards。

Viceと付いていますが、学長のことです。

無印Chancellorは名誉学長的な扱いで、卒業式などの際にしか見ることはなく。

実務レベルの、いわゆる学長は「Vice Chancellor」です。

この辺り、イギリス式を踏襲しているようです。

 

で、その学長Awardsですが、生徒が表彰されるのではありません。

その年度、優秀だった教員が各学部ごとに選出(他薦)されて表彰されます。

言ってしまえば、年に一度の教員の慰労会みたいなもんです。笑

 

が!

実はこのイベント、参加費がWST50(≒2,250円)もかかります。

なので、正直出席する気は全然なかったのですが。笑

なんと学部長が、私の分も支払うので是非出るように、と!

そんな訳で、ありがたく理学部テーブルに座らせていただききました。

 

サモアンファレが飾り付けられ...

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生バンドが演奏。

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食事は、珍しく海ぶどうがあったり。

 サモアにもあります(JICAの援助で養殖してたりします)。

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初めからバンドがバンバン演奏して、学長初め、踊りまくり。

酔っ払ってきた後半はまさにカオスです。

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ビールをサーバーから直飲みしたり(女性です)。笑

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そんな中、年間最優秀部門には我が理学部が選出!!

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さらに、宝くじでは特賞が理学部講師に!!!

それもなんとReturn to Paradiseのペア宿泊券2泊分。タイムリー。笑

 

理学部は特に若い講師が多いこともあり、ものすごい盛り上がりました。

こんなとき、日本だと「イェーイ!」とか「ヒューゥ!」「ウォー!」でしょうか。

が、ここサモアでは、「チィーーーホーーーゥ!!!」です。

モアナと伝説の海でマウイが言うヤツ。

あれ、映画の中の話じゃなくて、実世界でホントに言うんですよ。笑

ダンスのときも、盛り上がってくると「Cheeeeehooooo!!」みたいな。

どこから声出てんだ!?ってくらいデカい声で。

 

大いに飲み食いして、ちょっと疲れましたが、非常に楽しかったです。

 

来年も出席!?

...んー、でもWST50かぁ。笑

サモア一有名なリゾート「Return to Paradise」

師走とはよく言ったもので、こんな南の島でも慌しい日々です。

大学も授業は終わっていますが、連日様々なイベントがあり。

ブログネタが増えるのはともかく、書く時間と気力が...。汗

 

そんな中、サモアに来て初めて、いわゆるリゾートホテルに行ってきました。

その名も「Return to Paradise(以下、RtoP)」。

同名の映画のロケ地になった場所だとか。

そのおかげで、どうもサモアで一番有名なようです。

 

アクセス

地図を見ると分かるように、この辺りは幹線道路が海岸線から離れていてアクセス難。

今回はSV(シニア・ボランティア)のお誘いだったので、車で行きましたが...。

車の運転が禁じられている我々JV(青年海外協力隊)はタクシーしか手段がありません。

アピアからだとWST65(≒2,900円)くらいはかかりそう。

 RtoPのシャトルは、当然ながら超高いのでNG。

安く上げるなら、Lefaga行きのバス&タクシーかな?

幹線道路からの分岐点にちょうどタクシースタンドがあるので。

そこから未舗装路を約4km。

RtoPの案内では、幹線道路までのタクシーがWST8(≒360円)になってました。

ふつうはWST1/600mくらいですが、道も悪いし、他の選択肢もないので妥当かと。

 

ロケーション

村のさらに先、RtoPのためだけに切り拓いた道の先が敷地。

途中にはゲートもあります。

ゲストと関係者以外、まず入ってこられないので、治安はかなり良いかと。

 

ちなみに日帰り利用もできますが、ゲートでクーポンを買う必要があります。

クーポンは、中での飲食に使えますが、プールは利用できなかったり、クーポン自体がそれなりに高い(金額失念)ので、オススメしません。

あくまで泊まりに来るところかな、と。

 

部屋&施設

部屋は一部しか見ていませんが、きれい!&広い!です。

ここにケチを付けたら、サモアでは他のどこにも泊まれませんってくらい。笑

シャワーも温度・湯量とも十分。

 カーテンがなかったり、床に傾斜がなくて水が溜まったりはご愛嬌。笑

設備もエアコン&ケーブルTV、冷蔵庫、電気ポット、ドライヤーと完璧です。

 久しぶりにNHK World観ました。笑

椅子もベッドもテラスも快適です。

 

あ、シャンプー、リンス、石鹸はありましたが、歯ブラシはありませんでした。

SVが持ってきてなくて、WST10(≒450円)で買わされてました。高っ!

 

 

プールは小さいのが4つ。

泳ぐ大きさでもないし、塩素臭がかなり強く、個人的にはあんまり。

足を浸けて本を読んでる人がいましたが、そういう使い方がいいかも。

 

レストラン&バー

宿泊した水曜夜はFiafiaショーでした。

Fiafiaは直訳しにくいですが、この場合「お楽しみショー」って感じでしょうか。

 サモア語は苦手です...。笑

サモアのホテルは平日の集客のためか、たいてい水か木の夜がFiafiaです。

内容はどこも大差ないらしく、アバ(カバ)セレモニーがあって、歌と踊り、ファイヤーダンスです。

 ファイヤーダンス以外は、Cultural Villageでも楽しめます。

 

RtoPも例外ではなく、取り立てて言うこともないかな、と思いましたが。

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...なんと、この少年↑、サモアンダンスのJr.チャンピオンだとか!

大人たちに混ざっても遜色ない、エネルギッシュなダンスでした。

 

サモアのダンスはどこで見ても、すごい揃ってる!みたいな感動はありません。

が!どこで見ても「みんな超楽しそう」なので、すごく幸せな気分になります。

やっぱり演者が楽しんでいるというのは、「良いステージ」の一条件かもしれません。

この夜も、とても!楽しい時間でした。

 

ちなみに料金はWST30(≒1,350円)。

内容的には十分ペイする金額と感じました。

料理も込みだとWST80(≒3,600円)。

こちらは見た感じ、別途アラカルトで注文するほうがいいかなぁ、と。

ま、金額的には同じくらいになりましたが、好きなものを頼めるので。

肝心の味は...おいしかった!文句なし!

↓海老のカッペレッティ

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↓Fish of the day。この日はマシマシ(シイラ)のロースト

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朝食は海を向こうに見ながらプールサイドで。

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ビュッフェの内容は、高級ホテルにしてはイマイチだけど、ロケーションは◎。

 

バーも海の真上にあって、ロケーション的には最高ですが。

ビールはともかく、カクテル1杯WST25(≒1,125円)とか、超高いので...。

ワインとか、おつまみなんかを持ち込んで部屋飲みが正解ですね。

部屋は本当に快適です!

 

ビーチは...Google Earthで見ると分かりますが狭いです。

幅150mくらい?

ドロップオフがすぐそこに迫っているので、奥行きも60mほど。

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きれいはきれいだけど、ちょっと残念だな...

と思いきや!

中に入ると、魚影が濃い!

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魚の量も種類も豊富で、70~80cmのカツオみたいな大物もいました。

サンゴ礁、砂地、岩場、磯が、狭いエリアにギュッと濃縮されています。

やや波が強いですが、干潮時は大人なら十分足が着くので安心です。

ただ、真水が流れ込んでいるので、干潮時は水がユラユラして見えます。

すぐ近くのSavaiaと同じで、急に冷たい真水に当たったりもするのが玉に瑕。

やっぱり王道の「満潮から1時間後」くらいを狙うのがいいかと。

 

まとめ

ロケーション、施設、食事、海、すべてにおいて高水準。

さすがにいい値段するだけあります。

白人のゲストに囲まれて、日常を忘れるにはベスト・プレイスかと。笑

 

しかもなんと、100%サモア人所有&運営だとか!

ホントかよ...と、すぐには信じられないくらい、レベルが高かったです。

接客は、外資系の高級リゾートには劣るようですが...。

協力隊員としては、こういうところにこそ、お金を落とさないと!

サモアに来たら、Return to Paradise。オススメです。

映画を見てからだと、より楽しめるかもしれません。

雨季のサモアで起きたホラーな出来事

本格的に雨季に入ったので、昼間も雨が多くなりました。

日本の梅雨と違い、中途半端にどよーんと曇り、みたいなことはあんまりなく。

降るか晴れかのON/OFFという感じで、雨が止むと嘘みたいに快晴になります。

あ、ON/OFF以外にもMAX(バケツひっくり返したような豪雨)がありますが。

いずれにしても中間がない。笑

 

で、そんな雨から逃げるのか、家の中に虫が増えるような...。

特に嫌なのがムカデ。

ファミリーで行動するようで、1匹出ると数日中に続けて1,2匹出ます。

殺虫スプレーで済むし、だいぶ慣れましたが...

死角から足元に近づいているとやっぱり慌てます。

 二度と咬まれたくない...。

 

しかも!

自宅はともかく、大学のオフィスにまで出ました!

って、二階だぜ、おい。

まぁ日本でも場所によっては二階(かつ室内)に出るらしいので仕方ないですね。

すでに弱っていましたが、スプレー(もちろんオフィスにも常設)で仕留め。

ほうきとちりとりで片付けました。

...と、ここでゴミ箱まで捨てに行けばよかったのですが。

帰りを急いでいたのか、ちりとりに残したままオフィスを出ました。

 

翌日。

しばらく気付かなかったのですが、ふと本棚に目をやると。

胴体が半分のところでちぎれかけたムカデの死骸が!驚

しかも一番上の棚に!!愕

 

最初、「昨日、片付けたムカデと争ったヤツかな?昨日は気付かなかったけど」なんて思ったのですが。

ちりとりを持ってこようとしたら、その中にあるはずの死骸がない...。

 

...ということは?

 夜の間にオフィスに侵入したナニカが!

 ちりとりの中にあったムカデの死骸を!

 本棚の最上段で!

 ディナーにしようとした!?

おぇ~。orz

 

つーか、ムカデ(相当硬い)を食いちぎれるヤツって何だよ~。涙

しかもドア近くに置いたちりとりから、わざわざオフィス最奥の本棚の最上段まで?

そんな顎とパワーの生き物って何??

 

ふつうに考えるとネズミっぽい?

でもオフィスに出入りできるような隙間や穴はないしなぁ。

 

Gはそんな顎もパワーもないよなぁ。

 

ムカデならパワーも顎もあるだろうけど...わざわざそんな距離を移動する?

しかも共食い??

他にいくらでも虫の死骸なんて(オフィス外に)ありそうだけど...。

 

オッサンですが、マジでちょっと怯えてます...。汗

こんな時は落ち着くために素数を数え...じゃなくて。

先日のきれいなビーチと、マグロユッケ丼(お寿司の余り)を思い出して平静を...。

↓もちろん本文関係なし

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天皇誕生日レセプション

先週の金曜は、大学のカンファレンスの後、Tanoa Tusitala Hotelへ。

ここはApia市内でも指折りの高級ホテルで、元々は日本企業の経営だったとか。

何年か前に譲渡してしまったそうですが、さすがに施設などはすごくきれいです。

 

そこでなんと!

日本大使館主催の「天皇誕生日レセプション」に出席しました!

...って、今頃?12月じゃなくて?と思いますよね。

が、本来の12月23日は(特にキリスト教圏では)、ゲストにとってタイミング悪すぎ...。

ということで、各国の日本大使館では、早めにイベントを行うのが通例だとか。

エリザベス女王の誕生日と似たシステムですね。笑

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当然、各国の在サモア大使や領事などのお偉いさんが集う、超フォーマルな会です。

...そんな場に、なぜ私が??

もちろん青年海外協力隊員みんながご招待いただけるはずはありません。

それは...日本人会の理事をしてるから!

ただそれだけです。笑

ボランティアからの理事は3人いるのですが、内ひとりは不在で欠席。

もうひとりはSV(シニア・ボランティア)。

ということで、協力隊員は私だけ...。

って、場違い感、すごくないですか?汗

 

小心者の私は一人で会場に向かわず、出席するJICAスタッフに同行。

弱すぎ?

いやいや、一人で行ったら、とても居たたまれない空間でした!

そもそも立食パーティー自体がダメですよね...。

あれが得意な日本人っているんでしょうか?

 得意だったら、それはそれで、なんか胡散臭い...笑

 

もちろん服装もフォーマル。

といっても、 ドレスコードは「Pacific Formal」なので。

開襟の半袖シャツ(アロハOK)、巻きスカート、ビーサン ←これでホントに正装です。

毎度のことながら、この点はずいぶん気楽です。

 

大使とサモア首相の挨拶&乾杯に始まり、鏡割りも!

↓鏡割りに使われた日本酒の樽。日本から空輸だよなぁ、きっと。

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※初め、縮こまっていた私は、全然写真を撮れていません...汗

 

食事も、和食とまではいきませんが日本風。

↓マグロの姿造り?

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↓海苔巻き

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めちゃきれいに巻けてる!

と思ったら、寿司屋経験のある大使館スタッフ作だとか。道理で!

 大きい大使館は専属の料理人を帯同していますが、サモアはできたばかりの小さな大使館なので...

 

飲み物も、獺祭や鳥海など人気どころの純米大吟醸がずらり。

梅酒もあったり、我々日本人は大喜びで堪能しました。嬉

ゲストはやっぱりワインやビールを飲む人が多かったようですが...。

 

飲み食いになってしまえば、こっちのもの。笑

久しぶりの日本酒も食事もおいしく頂きました!

 

それにしても、会場の出入りは顔パスでした。

ボディチェックや金属探知機なんかも一切なし。

ま、私たちは数少ない日本人どうしですから、まだ分かりますが、他のゲストも。

国賓にそんなことしたら国際問題?

でも新聞やTVなどのメディア関係者もいたし。

そもそも、トイレ(外)のほうから誰でも入れる環境でした。

これ、国によっては、銃を構えた人がドアの外にいても全然おかしくありません。

下手すると会場内にも。

が、サモアの場合は、首相ですらSPなしでフランクな感じ。笑

 

こういうときに、サモアは本当に平和な国だなぁ、と思います。

銀行でも、素手のガードマンが出入口にいたりいなかったりだし。

日本の基準で考えると当然かもしれませんが、世界基準だと銃器携帯のガードマンとか金属グリルでがっちりガードのほうが一般的かと。

 

帰り際も、さすが一流ホテル。

エントランスにタクシーがいなかったのですが、スタッフがサッと走りより。

「タクシーか?呼んでくるから座って待ってて」と。

 ...いや、これも日本なら当たり前ですが、サモアでこれが実現するホテルはすごいんです!笑

 

行く前と会場に入った直後はビビリ倒しましたが、非常に楽しい&おいしい会でした。

来年も是非お呼ばれされたい!

楽しみです。