Notes in Apia

常夏の島サモアで暮らす、青年海外協力隊員の覚え書き

Wait&See

...ウソウソ!

一夜明けたら、凹んでた昨日が嘘みたいに元気でした。

単純に、連日の寝不足&呑みすぎでやられ気味だっただけ?

ちょっと体調も悪かったしなー。

よく寝たらオールOKです。

我ながらアホか?ってくらい単純。笑

 

いや、もちろん寂しい気持ちはありますが。

そもそも楽天的だし。

自分を不幸にする要因には敏感で、自動的&即座に距離を取るようになってます。

自分でコントロールできないことは受け入れるしかないしー。

 

ということで。

今日はバリバリ仕事しました!

って、サモア人の同僚とバカ話でゲラゲラ笑うのも、もちろん仕事のうち。笑

今、一番!ってくらい癒される時間でもあったり。

 

仲がいいスタッフとも、くだらない話で長時間盛り上がって。

 業務時間中から。笑

その後はチラッと呑むつもりが、割とガッツリ呑んじゃっちゃってました。

しかもお宅訪問まで。

そろそろ日付が変わりそうです。笑

 

何のことはない、いつもの愛すべき日常が変わらずそこにあって。

 

それに、誰かを失って感傷的になるのは決して悪いことじゃありません。

以前、サモア赴任直後に大好きな人が亡くなったことを知り、かなり落ち込みました。

その人とは、日本を出る前の送別会が最後でしたが。

スキルス性の癌で、すでにステージIV。

帰国後に会えないことはお互いに分かっていて。

なんて言っていいか分からない私に

「気をつけて行っておいでや。サモア、えぇなぁ。アフリカと比べたら天国やでー。楽しみやなー」

と、いつもの優しい笑顔で肩を叩いてくれたのが、はっきり心に残っています。

私よりちょっと年上なだけなのに、早すぎる...。

すごく辛くて寂しくて悲しくて、何もできないのが悔しくて情けなくてイライラして。

...でもそういう経験をしてきたからこそ分かることや得たものもあります。

 

この人の場合は、ちゃんと「これが最後」と分かっていて。

だからこそ後悔のないお別れができました。

 いや、それでも「もっと~できたかも?」とか、今も時々思っちゃいますが。

が!

人生で起きる離別のほとんどは「これが最後」なんて予め分かってません。

「これが最後かも」とすら思えない。

 

40年も生きてると、若くして突然亡くなった人...親もそうだし、友人も何人かいて。

いつ誰に何が起こるかなんて想像もできないんだよなぁ、と実感します。

 

中でも、前回のタンザニア赴任中に亡くなった、高校時代の先輩。

亡くなる直前に、アフリカにいる私を気遣って、めちゃくちゃ優しいメールをくれて。

その文面だけでもすごく愛情を感じて泣けちゃうのに。

彼女とはそれが最後になってしまったので、心にずっと残り続けています。

間違いなく一生忘れません。

 

そして、それ以降、私の心のどこか片隅、ホントに薄っすらと&ほんの少ーしだけですが

「この人とはこれが最後かもしれない」

が常にあるような気がします。

ほぼ無意識に。

だから、ケンカ別れとか捨て台詞とか、絶対しない! ...ようにしてるつもり。

日常的に、相手が誰であっても、いつでも離れるときはできる限りポジティブに。

万が一それが最後になっても後悔しないように。

 

ホント、私がいた頃のタンザニアとか、HIVが蔓延し過ぎてて、昨日まで元気だったヤツが翌日にはもう家から出られなくなったり、ふつうにあったので。

 

そういう意味では、協力隊の赴任とか帰国とか、分かりやすいですね。

いい節目というか。

(きっとまた会うだろうけど、もしかしたら)これが最後かも」と自然に思えるので。

後悔のないお別れ、と言ったら大げさですが。

ちゃんとポジティブに、伝えるべきことを伝えて離れられる、いいタイミングです。

だから今は辛くも悲しくもない!

 

...って。

なんだかずいぶん話が大きくなっちゃったな...。汗

ま、要は、元気ですよって話でした。笑

 

今日のタイトルは「コントロールできないことは受け入れるしかない」から。

 変えられないものを受け入れる力
 そして受け入れられないものを
 変える力をちょうだいよ

元ネタは「ニーバーの祈り」ですね。

 

この曲、10代の宇多田作品でベストだと思うのは私だけでしょうか。

単純にいい曲ってだけじゃなくて、アレンジやミックスも含めて「よくできてる」!

個人的にかなり好きです。

Jam&Lewisのプロダクションにやられてるだけかなー?笑

ジャケもMVも好き。今見るとめちゃくちゃ若いな!

糸の切れた凧

昨日は帰国隊員+数人で最後の食事会。

ガッツリ肉を!ということで、ステーキとロブスターで有名なKokobananaへ。

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↓食べた後で失礼。笑

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おいしかった!&楽しかった!!

けど...帰国隊員(と私)は連日の呑み会&食事会でやられ気味。汗

前日までの贅沢三昧が終わって、緊張の糸が切れたと言うか。

肉体的にも精神的にも疲労感が隠せず...。

とか言って、その後も隊員宅で日付が変わっても呑んでたんですがー。笑

 

何とも寂しくて切ない。

帰国隊員は2人とも仲良くしてたんですが。

特に1人は、年も仕事もバックグラウンドも近いせいか、とても落ち着く存在で。

10伝えるのに、15とか20言葉が必要な人もいるのに対し、3とか4で通じちゃう感じ。

痒いところに手が届きあう相手?

そんなイメージ。

ま、この2ヶ月で見送ってきた大人会のメンバーはみんなそんな感じでした。

 

で、今。

もうね、抜け殻?燃えカス?糸の切れた凧?

心ここにあらず感が半端ない。

張ってた何かが切れて、これまでの疲れが急にドッときたみたい。

側にいてくれた大切な人たちをみーんな失った気持ち。

 もちろん実際にはそんなことなくて、周りにステキな人たちがまだまだたくさんいるんですが。

なぜか喪失感がめちゃくちゃ大きくて。

前から分かってたことで、覚悟も心構えもしてたつもりなんだけどなー。

年を取っても、心のコントロールは難しいですね。

 

そんな中、実は最近仕事が忙しくなってて。

今日は朝からデータロガーの設定してインストールして、ネットワークのセミナーに出席して、故障した機器を修理してetc.etc.

と言っても、日本にいたときの仕事量とは比べるべくもないんですが。笑

正直、今は全然集中もできないし、何も手につかないなぁ。orz

 

そんな訳で、しばらくは休養?隠遁?充電?期間が続くかと。

ブログの頻度やテンションも落ちそう...。

あしからず。

 

...ま、2年の活動期間中、そんな時期があってもいいでしょー?

なんて。笑

 

 

で。

「糸の切れた凧」と言えば、この曲の矢野さん。


色んなライブで度々「すばらしい日々」を演ってますが。

ホント、このライブは鬼気迫るというか、神がかってるというか。

ここまで突き抜けてる矢野さんもそうは見られません。

まさに「糸が切れた凧のような」って感じ。

さらにバック3人の演奏もすさまじい。

特にミノ・シネル。

ちょいハネ気味で合わせていくところとかたまりません。

 

いや、とんでもない演奏です...。

本当に心の奥の奥まで響く。

今まで聴いたすべての音楽からひとつだけ、と言われたら、私はこれかもしれません。

それくらい好き。

 

YouTubeには途中からだし画質も音質も悪いムービーしかないので、ぜひ!DVDを。

矢野顕子S席コンサート [DVD]

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レビューもみんな大絶賛ですね。

「すばらしい日々は、音楽表現の一つの頂点だと思います。」

うん、オレもそう思う。

贅沢三昧

週末と月曜(自主休暇。笑)は贅沢してきました!

まずは大好きなビーチに行って。

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がっつり沖まで出てシュノーケリング

ここはビーチは最高ですが、シュノーケリングは沖まで出ないとクリアな視界がないし、大物にも遭えないので。

たまにはマジで潜らないと腕が落ちる! なんて。

それなりの頻度で潜ってますけどねー。笑

 

で、これまた大好きなリゾートへ。

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ここはかなり遠浅ですが、けっこう大物も来ます。

なんと!この日はエントリー直後に亀が!!

十分立てるくらいの深さなのに。

砂浜からエントリーして亀に遭遇するまで1,2分?

シュノーケリングでそんな経験はさすがに初めてです。

 

そして...この中にいた生き物を捕まえました。分かりますか?

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...って、この写真だと獲った本人もギリギリ分かるレベルですが。汗

 

こんな小さいタコがいました!

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 写真の後、もちろん戻しましたよ。食べてません。念のため。笑

ダイビングを始めた頃は、なんでインストラクターはあんなに生き物を見つけられるんだ!?と疑問だったし、目立つものしか見つけられない自分が悔しいものでしたが。

40~50本を超えた辺りから、急にいろんな生き物が見えるようになってきました。

そうすると、シュノーケルでも要領は同じで。

岩場で保護色に擬態したタコなども、なぜか自然に目で捉えることができるように。

なぜなんでしょう?

もちろん、どういうところにどんな生き物がいるかを自然に覚えてきてるとは言え。

自分でも不思議ですが...こうなるとそろそろ中級者と言っていいかな?笑

 

ちなみに、このリゾートは値段がめちゃ高い点が玉に瑕ですが...

雰囲気、スタッフ、海、設備、食事etc.すべてのレベルが高い!

たまーの贅沢にはうってつけです。

1日目。個人的にサモアで一番おいしいポケ!(※自作除く笑)

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2日目。割とアルデンテ。がんばったな!笑

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さらに帰り際にもうひとつ。

いい機会なので、未訪だったリゾートへ!

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うん、隠れ家的な雰囲気がいい感じ!

次は泊まりで来たいなー。

ここまで、ひたすら海入ってビール呑んで、のんびりするだけの時間でした。

 

さらにさらに!アピアに戻って、夜はゲストを加えて食事会。

今度は打って変わって、文字通りお腹を抱えて笑い転げる時間。

呑み会はいつも楽しいですが...実際に腹筋が痛くなるくらい笑ったのは久しぶりかも。

ホント、周りにいてくれる人に恵まれてるよなぁ、と改めて感謝。

 

ということで、2ヶ月に亘る放蕩生活の締めくくりでした。

私のサモア生活、もうこれ以上ないんじゃない?ってくらい遊んで呑んだ2ヶ月。笑

今日、また帰国隊員と(おそらく今度こそ本当に)最後の食事会がありますが。

明日からは現実世界に戻ります! ...と言ってもサモアですがー笑

 

...きっと。笑

 

↓こんな景色(島の南側へ降りる道路)を見ることもしばらく自省。 ...多分。笑

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あ、ちなみに。

写真が物語ってますが、言うまでもなく、天気は快晴!でした。

相変わらず、晴れ男パワー絶好調です。笑

...って、おい、神様!?

ラスト・フィアフィア

昨日は(も?笑)朝から盛りだくさんでした。

 

新しい仕事

朝、まずはサモア気象局へ。

つい先週、送別会に参加したばかりですが、帰国隊員の最終プレゼンがあったので。

↓サイクロンGitaで半分に折れてしまった気象局の通信塔。

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実は、プレゼンを聞きに行っただけではなく、活動の一環です。

ひとつ前の帰国隊員の時も、活動先の学校からコンピュータ教育を打診されましたが。

今回も同様で、気象の計測機器などのメンテナンスをサポートしてもらえないか、と。

なので、まずはプレゼンを聞いて、彼の活動内容を詳細につかんで。

で、今後の打ち合わせや、気象局の概要や実際の現場を知ることが主眼でした。

 

協力隊は、基本的には自分の派遣先で活動しますが。

こうやって人と人との繋がりから、自分のできることで協力するのも活動の一環です。

もちろんJICA事務所も了解してます。

前大使からは「ガンガン暴れちゃってよ」なんて言われてるし。笑

 

気象局での活動がどれくらいの頻度になるかは不明ですが。

やっぱり新しい環境、新しい人たち、新しい仕事というのはワクワクします。

スタッフもすでに顔馴染みだし。

ホント、いい機会を与えてもらいました!楽しみ!!

 

中間&帰国前報告会

午後は、JICA事務所で報告会。

私のひとつ下の隊次の中間報告と、帰国隊員の最終報告でした。

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サモアの学校年度の兼ね合いもあって、1次隊(7月派遣)、3次隊(1月派遣)は学校隊員が多く、2次隊(10月派遣)や4次隊(4月派遣)は専門職が多くなる傾向があります。

今回報告した4次隊は、全員が専門職で。

ふだんは活動について詳しく話す機会もあまりないですが、やっぱり仕事の話になると表情からして違って新鮮だし、技術レベルが高い人たちなので、活動内容も高度です。

やっぱりみんな、その道のプロなんだよなぁ、と尊敬の念を改めて。

 

中間報告は、初めて後輩隊員の報告を聞くので、なんだかちょっと親みたいな気分。笑

帰国前報告は、いつもは外に出さない熱い思いを感じるシーンがあったり、言葉のひとつひとつが響いて、とても感動的。

帰国隊員2人は、とても近しい存在だっただけに尚更でした。

ホント、涙をこらえること数回。汗

 

ラスト・フィアフィア

報告会の後は、隊員ドミトリーで帰国隊員と最後の呑み会です。

本来は送別会ですが、前回の送別会で合同開催してしまったので(1ヶ月も前なのに!)

 

あ、「フィアフィア」というのは、直訳が難しいですが...

「お楽しみ」とか「Happy」とか、そういうイメージの単語です。

この場合は「party」って意訳できるかと。

「最後のお楽しみ」、もしくは「最終パーティー」って感じです。

 

ちょうど公立校の学期休みと重なっているので、地方の学校隊員もたくさん参加。

SV(シニア・ボランティア)も含めて、ほぼ全員来たんじゃないか?ってくらい。

↓みんなで持ち寄り。この後、椅子をやめて座布団にしたら居酒屋みたいでした。笑

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私は、男性隊員の熱いリクエストでラフテー(沖縄の角煮)

女性隊員からの、これまた熱いリクエストでレアチーズケーキ。

他、同じくリクエストで、もやしナムルと煮卵の計4品を提供。

自分からは同じものを何度も持っていかない主義ですが。

リクエストがあれば話は別です。

 

特にラフテーは、想定以上の三枚肉が手に入ったのでテンションが上がりました!

味の最終チェックは、生まれも育ちも沖縄の隊員からお墨付きをもらって。

2kg作っていきましたが、結構あっという間になくなりました。

遅れてきた人が食べられなかったり。笑

4品とも大好評で食べてもらえたので何よりでした。

 

本当に喜んでもらえるか/喜んでもらえているか分からないよりは。

リクエストをもらって、目の前で「おいしい!」って次々消えていくのを見るほうが。

そりゃやっぱり。

ね。

 

サーバーのビール(50L)は無事に空いて。

とても!おいしくて楽しくて盛り上がった呑み会でした。

帰国隊員が自宅に戻った後も、数人となんだか真面目な話で朝まで。

結局、最後まで呑んで&起きてたのは私でした。笑

 

オッサン、一番元気じゃん! って、ホント無理すんなよ、オレ...。orz

サモアでオカマショー!

今週もなかなかの過密スケジュール。

...もちろん遊ぶほうです。笑

平日にも関わらず毎日呑み。

サシだったり、何人かだったり。

昼だったり夜だったり、家だったり店だったり。

とにかく話は尽きないし、何より楽しいので。

ま、仲のいい隊員が帰国する前はそんなもんです!!

って、ひとつ前の帰国隊員の時から2ヶ月近く、ずーっとこんな享楽生活が続いてるような...。汗

 

そんな昨日も、昼過ぎから帰国隊員と呑んでました。

「84、忙し過ぎない?もうすぐ帰国する感じの勢いだよね。帰国隊員より予定が詰まってるっておかしくない?笑」

なんて言われましたが。

そりゃ、君らとそれぞれ個別に付き合ってるからだろー!?笑

 

本題。

夜になったら期せずしてファファフィネ・ショーが始まりました。

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ファファフィネというのは、いわゆるオカマちゃんのことです。

何度か書いてますが、オセアニア島嶼国の多くではオカマが文化として根付いています。

特にサモアでは、生まれた時から女の子として育てられる男の子もいたり。

見た目から何から女性!という人もいれば、見た目も普段も男だけど仕事終わりから女性、という「17時からオカマ」なんて人もいたり。

トイレだけは男性用を使うとか、その在りようはホントに様々です。

 

日本と大きく異なるのは、全然特別視されない点。

幼少期から身の回り(家族だったり)にたくさんいるし、差別意識も生まれにくいのかと。

就職の点でも特に差別されている様子はなく、ふつうに要職にも就いてたり。

隊員の中には「サモアで一番仕事できるのはファファフィネ!」なんて言う人も。

 

で、昨日のショー。

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結論から書くと、超!楽しかった!!

サモアで観たステージの中で、文句なしに圧倒的一位です。

帰国隊員も「もっと早く知りたかったー!もう一回観たい!!」って言うくらい。

 

4人のファファフィネが順番に入れ替わりながら、それぞれのステージを務めます。

言ってしまえば、基本的に有名曲を流して口パクしながらダンスするだけなんですが...

ちゃんと毎回違う衣装に着替えて出てきて。

女性をやたら押し出した後、急に男に戻ったり。

最前列に座るカップルやハゲ頭のおじさんにちょっかい出したり。

とにかく盛り上げる術に長けていて、お客さんも大喝采&大笑い。

2丁目のショーパブと比べても全然遜色ない(むしろ勝ってる?)レベルと感じました。

↓最後はお客さんも交えてダンスタイム!

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とにかく楽しすぎて、呑みすぎました。笑

今日、これからが(公式には)最後の呑み会で本番なんですが...。

主役の帰国隊員2人も私も、すでに割とヘロヘロです。

アルコールより眠気が...。orz

ちょっと休んでから参戦します!

先日ナムア島で呑み勝った後輩隊員がリベンジに燃えてるらしいので。笑

先週末-2

アピアは日曜の午後からずっと断続的な豪雨。

サモア全域に大雨警報が発令されたくらいです。

終わりかけとは言え、さすが雨季。

今は降りすぎにしても、降るのが当たり前で、快晴続きのサバイイ旅行が異常でした。

 

本題。

先週の土日は、帰国隊員の卒業旅行ということでナムア島へ!

昨年の10月以来、半年ぶり。

 個人的な裏テーマは、もちろん「晴れ男パワーの検証」です。笑

 

前回来たときも思ったのですが...島まで近いよね?コレ泳げるよね?

同じことを考えるヤツはいるもので。

「この距離なら泳げますよね?泳いでいきましょう!」と。

で、荷物は他の人にお願いして、同期3人&帰国隊員で泳いでいくことに。

我ながら...よせばいいのにー。笑

 

ま、そもそも700~800mくらい?だし、干潮だったので歩ける所も多く。

深いところでも2mちょいなので大丈夫だろうと。

...いや、一応いざというときのために、私はフィン付でライフガード役です。

が、結局はみんな余裕で泳いでいけました!

 

島に着いたらさっそくBBQ。

持っていった肉や牡蠣、野菜の他に、目の前の海で獲ったばかりのウニ!

日本の濃厚なウニとは異なりますが、獲りたて&焼きたては格別です!!

 

肝心の天気は...BBQに夢中で全然写真を撮ってないのですが。汗

ウポル島のほうに厚い雲があって、快晴ではないもののナムア島は晴れ!

木曜から続いて3連勝! と十分言えるくらいの天気でした。笑

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雨は、BBQが一段落して、宿の夕食が出る頃になってから。

まぁ暗くなってからは外で遊ばないし、雨だろうと関係ありません。

帰国隊員のリクエストでギターを持っていったので、同期の歌姫etc.と延々BGM。

みんなで呑んでる間中、40曲くらいやったかな?笑

ちょっと練ればレパートリーに追加できそうな曲もあって、でもメモるの忘れる。汗

最後はみんなで帰国隊員に向けて「栄光の架け橋」を。

自分で企画しておいて何ですが...やっぱりちょっと感動的でした。

 

日曜も厚い雲に覆われたものの、結局雨らしい雨は降らず。

朝起きた直後と帰りの車で、ちょっとだけ霧雨くらい。

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これを百歩譲って引き分けとしても...雨季のサモアで3勝1分!

後から聞いたら、アピアや南部では土日ともけっこう降ってたそうで...。

それとサバイイ旅行を考えると、これはもう間違いなく「晴れ男」認定でしょう!!笑

 

この4日一緒にいた隊員と「雨降らないねー。日頃の行いだね笑」なんて言ってたら。

「今、一番大切なことはうまく行ってないんですけどね

その代わり他の全部がうまく行ってるんですよ」

と。

うわ、その感覚、オレだけじゃないんだ!?すごい分かる!! とちょっとびっくり。

「今幸せすぎて、この後悪いことが起こりそうで怖い」的な話はよく聞きますが。

時系列が違って。

いいことと悪いことが同時に起こってる感じ。

一番叶えたいこと・守りたいものには届かない代わりに、他のすべてが神がかり的。

みたいな。

...うん、まさに今それ。

どうなってんだ? >神様

 

ちなみに、家に帰ってしばらくしたら、今日まで繋がる豪雨スタート。

ね、やっぱり晴れ男が出先から戻ると雨なんですよ。

また旅に出るかー。笑

先週末-1

週末遊びまくった後、今日は雨。

ホントにサモアの天気はよくできてる。笑

そんな訳で、晴れ男パワーを検証した先週後半の記録を。

 

気象局フェアウェル

木曜の夕方、サモアの気象局に勤める先輩隊員の送別会に参加。

以前、赴任一周年記念のBBQにも伺いましたが、あれから早1年弱...。

本当に時間の過ぎるのはあっという間です。

 

今回もBBQと聞いていましたが、急遽室内での会食に変更になってました。

が!天気はこの通り!まずは一勝。笑

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ホントはライブも外のほうが気持ちいいんですが。

今回はフェアウェルで選曲もバラード寄りなので、室内で正解。

 

一曲目はCyndi Lauperの「Time after time」

前回、「古き佳きアメリカンソング」がサモア人にウケると学んだので。笑

ま、原曲からして文句のつけようがない名曲ですが。

カバーアレンジが世界中に山ほどあるので拝借してしまいます。

↓Tuck and Pattiバージョン。これ以上の「Time after time」を私は知りません。

...って、もちろん、こんな超絶テクニックでは弾けないので。汗

換骨奪胎しまくって、気分だけT&Pアレンジですが。

サモア人も「Time after time~♪」と大合唱!

大盛り上がりでよかった!

 

実はこの曲をこのアレンジで演るのは...18年ぶり? 年取ったな...笑

当時よりはそれっぽく弾けて、こんな年でも多少なり上達してるんだな、と。嬉

 

二曲目はイルカの「なごり雪

これは歌い手の選曲で、世界観がちょっと外れてますが。

実は帰国隊員がすごく好きな曲だということで、まったくもって正解。

これまた山ほどカバーがあるので、元ちとせ秦基博のピアノアレンジを参考に。

...って、YouTubeにないな。 ↓とりあえず秦基博のギターアレンジ。

いやー、声がズルい!

彼が歌うとそれだけで「いい曲~」ってなりますね。

 

全然関係ありませんが、YouTube秦基博と言えばコレ↓です!


名曲と名作を合わせる、間違いないヤツ。

これを見たらタッチ全巻を読み直したくなって→読んで号泣。

...それ、私だけじゃないはず!笑

って、もう一回読みたくなってきたぞ。

 

今一番好きなのはコレ↓。超名曲。



...ずいぶん話が逸れたな。汗

三曲目はサモアの曲「Tofa mai feleni」

やっぱり最後はサモアの歌をみんなで歌いたいので。

まさしくフェアウェルにぴったりの、友人との別れを歌った名曲です。

アレンジは完全に西洋音楽のコードでリハーモナイズしましたが。

元々が名曲なので、どう料理しようとおいしい、そんな感じ。

こういうシンプルなメロディーは、塩コショウだけ、くらいが一番です。

 

協力隊員の職場の送別会に出るのは2回目ですが(1回目は小学校)

やっぱり隊員が、すごく愛され&大切にされているのが伝わって、かなり感動的。

サモアにいると、本当に日常的に人の優しさや温かさ、愛情を感じます。

もうね、今回も泣きそうでした。関係ないのに。笑

↓お立ち台まで登場したダンスタイム!

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帰り、「どっかでもう一杯呑んでいきません?」と、歌姫と気分が一致。

送りの車を断って、2人で夜道を長々散歩してバーへ。

...そう!いなくなるのはやっぱり寂しい!!

そんな気持ちが自然に共有される同期の存在がありがたい。

 

ラストダイブ企画

金曜日は、政府の偉いさん(引退した政治家)が亡くなったということで臨時の休日に。

せっかくの休みなので、もう一人の帰国隊員のリクエストでダイビングを企画。

 

ライセンス持ち3人の他、体験ダイブ3人の計6人。

みんなで一緒に潜ることが目的なので、事前講習から付き合います。

↓もちろん天気は快晴!2勝目です!!笑

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いざ海へ!

と言っても、体験チームと一緒なので、潜るのはトレーニングサイト。

事前に「あんまり面白くないポイントだけど...」と言われてました。

が!

とは言え、ですよ。そこはサモアの海。

亀、カサゴウツボウミウシ、マジックコーラルetc.を堪能しました。

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↓緊張の隠せない体験チーム

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↓余裕の笑顔!のライセンスチーム。写真は雄弁ですね。笑

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2本目を終えると曇って、一時霧雨っぽくなりましたが。

帰りに虹が出たから結果オーライです!2勝目は2勝目!!笑

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SVフェアウェル

ダイビングの後は、SV(シニアボランティア)宅で食事会。

散々お世話になりっぱなしの上、今回もすごいご馳走!

海鮮をこれでもか!ってくらい頂きました。

フェアウェルって言うか、ただひたすらご馳走になっただけ...。汗

 

身も心もお腹一杯の木&金でした。

...って、ここのところ常に、ですがー。笑