年をとるのはホントに嫌?
42歳になりました!
30代をアフリカで迎え、40代の初めをサモアで、なんて想像もしてませんでしたが。
40余年も生きてるとそれなりに色々あるものです!
でも先日、大先輩(70代)と話してたんですが、男って中身は全然変わんないですよね。
心の中は図々しくも20代のままだったり。
いや、「18 till I die」なんて人もいましたね(古っ!)。
ま、とにかく42になろうとアホのままです。
これからも「オトナ気」なんて言葉を気にせず、ガンガンいきますよ。笑
年をとるのはホントに嫌?
で、表題件。
私、年をとるの、実は嫌いじゃないです。
むしろ好きって言うか、楽しみです。
「年とるとキツい」とか「年はとりたくない」的なネタは当ブログでも頻出ですが。
それって「結婚なんてするもんじゃない」なんてのと同じで。
本当に心の底からそう思ってはいないんですよ。
私を含めて、多分、大多数の人は。
もちろん、年とると失うものやできなくなることなど、デメリットはたくさん。
特に体!
日本にいるときは、マジで「痛いところがない日がほぼない」感じでした。
肩だったり腰だったり、頭、目の奥、首筋etc.etc.必ずどこか調子が悪くて。
...冗談みたいですが、同世代と話せばみんな同意ですよ。笑
今はサモアのストレスフリーな生活のおかげで、痛いとこないです!いつも!!
でもちゃんとケアしてれば、20代に腕相撲でふつうに勝つし(地味~に強い)。
ボルダリングも部下や後輩たちに負けませんでした。
ダイビング/素潜りでも負ける気しないしなー。
...って、これ、まさに「年寄りの冷や水」。笑
意外とね、40代前半だとまだ体は動きます。
諸先輩方からは「その内だぞ、いきなり来るんだぞ」とか脅されてますが。笑
サモアで一番速い日本人ランナー、同い年だし(フルマラソン2時間40分!)。
今のところ、年をとるのが嫌になるほどの衰えは感じてません。
むしろサボるから萎えるんですよね。言い訳はアカン!
年をとるのは楽しい!
じゃ、年をとって何が良くなったか。
生きるのが楽になります。
そりゃもう断然!
くだらない意地やプライド、つまんない見栄?世間体?ホントどうでもよくなります。
そう思いつつ、多分それなりにまだ残ってるんだろうけど。笑
肩の力を抜いて、自然体で楽に生きられるので、幸せが簡単になると言うか。
自分にとって本当に必要なものや大切なことが見えてくるし。
何かに対処するときの引き出しも増えるので。
たとえば、何かに本気で怒ったり、誰かを憎んだり嫌ったり妬んだりが激減します。
「そんなことより楽しく生きようよー」って心のどこかでささやく声がするんです。笑
自分を不幸にするネガティブな要素を無意識かつ自動的に避けるようになる感じ。
「え?それって本当にいいこと!?」って真剣に聞かれちゃうと答えに困りますが。
実は不幸って幸せの一部だったりもしますからねー。
でも生きやすくなるのは事実です。
ま、仕事でもプライベートでも、自分の裁量で決められることが多くなるし。
当たり前ですが、若い頃より精神的にも経済的にも余裕があります。
って言うか、年をとればとるほど楽しくなってます! ...今のところ。
人生そうじゃなきゃおかしい!!
だって、そうじゃないと生きる希望がなくなるじゃない?笑
早く悠々自適のおじいちゃんになりたいよ、ってくらい。
女性は違う?
女性は...肌の老化とか?そういうの気にしますよね、きっと。
でもそれって生物学的には10代終わり?とかにピークを迎えちゃうわけでしょ?
そこからずっと下り坂って考えたら、それこそ生きる希望がないじゃない?
そんなのとは違うものを追求してる女性のほうがよっぽど魅力的です!
小泉今日子みたいに「アンチ・アンチエイジングです!」って言い切れる人が増えたらいいのに。
「でも男は若い子が好きじゃん」って?
いや、もちろんそういう人もいるでしょうが。
年齢なんて関係ないって人も多いですよ。
私、4つ上と結婚しましたし、今までお付き合いした女性もほとんど年上です。
なんだ?この唐突なカミングアウト。笑
年は関係ない
ま、「人生を楽しむ」とか「幸せに生きる」のに、年は関係ないですよね。
年とるとそれが比較的簡単だったり単純になる感じ。
でも若いときの楽しさや幸せをそのまま追い続けると、つまらないかもしれません。
肉体的に/社会的にetc.叶えられないことも多くなるから。
が!
楽しみ方や幸せの形が変わります。
ホント、若い頃は想像もできなかった楽しいこともあって。
しかも多分それは、今だからこそ楽しめることだったり。
残りの人生の時間も、実際は不確実で。
そりゃ若い方が期待値としては長いけど。
先日も書いたとおり、いつどこで誰に何が起こるかなんて分からない。
何歳だろうと、とにかく楽しんだもん勝ちなんです。
特に海外で生活していると、年をまったく気にしなくなるというか。
日本みたいに年齢を気にする文化圏のほうが少ないと感じます。
タンザニアなんて、自分の正確な年齢を知ってる人のほうが少なかったしなぁ。
...相変わらず、なんてオチだ。笑
↓Bryan Adams!!
...って、アレ?
20年ぶりくらいに見た気がするけど、こんなだったっけ?
色んなものの見え方が変わるのも年の影響ですかねー。笑
途上国で熱が出たら
熱出ました...。orz
サモアに来てから38℃超えは...3回目かな?
デング疑惑(実はインフルエンザだった)と、あともう一回あったな。
原因
今回の原因は...痩せすぎー。
多分、いやおそらく。
上司や部下、友人など、本気のマラソンランナー達が口を揃えて言いますが
「体脂肪が減ったら病気にかかりやすくなった」
...うん、実感した。
最近、ちょっとやり過ぎた!ってくらい絞ってしまっていて。
ある程度戻さないとな、と思っていた矢先でした。
ささくれや深爪してしまったところが腫れたりちょっと膿んだりして。
普段そんなことないので、連休の呑み&遊びすぎで疲れが溜まってるな、と。
で、よく食べてよく寝よう、と思ってたら。
会議室の氷温クーラーにやられました。
夜、のどがイガイガ&ちょっと体がフワフワして嫌な予感。
と思ったら翌朝、まんまと発熱しました。
この時点では37度台でしたが、喉が腫れると高熱が出るのはいつものこと。
すぐにJICA事務所に連絡して病院を予約しました。
案の定、午後には39度近くまで上がったので、我ながらナイス判断でした...。
病院
が!
いつもの嘱託医がNZに行ってて病院閉めてる!
ということで、第二選択肢の病院に行ってきました。
JICA事務所のある商業施設内なので、アクセスも買い物(薬や食料)も便利!
むしろこっちのほうがいいかも。笑
協力隊員は、事務所に連絡すれば最寄の「信頼できる病院」を紹介してもらえます。
が、単身で途上国を旅しているときは...思い切って大使館に聞いてしまいましょう。
知らない病院は、その地域の医療レベルによっては様々な感染症のリスクがあります。
使い回しの注射針でHIVとか肝炎が伝染った、なんて笑えないですからね...。
解熱鎮痛剤
こちらの病院も先生は女医さんでした。
サモアはホントに女性が活躍している社会です。
もちろん英語が堪能なので、話が早くて助かります。
「解熱剤はあるから抗生剤だけ頂戴」と言うと「パナドールね?」とちゃんと確認。
そう、何度か書いていますが、地域によっては解熱剤の選択が超重要です。
旅の本には「飲みなれた薬を」なんて書いてありますが。
こと解熱鎮痛剤に関してはダメです、絶対。
というのは、万が一マラリアやデング熱、ジカ熱、チクングニア熱なんかだった場合。
商品名で言うと「イブ」とか「ロキソニン」とか。ダメですよ。ホントに。
旅ブログ読んでると、熱出た→とりあえずロキソニン飲んだ、なんてよく出てきますが。
マジで真似しちゃいけませんよー。
じゃ、何ならOKなの?って言うと。
アセトアミノフェンです。
海外では、パナドール、パラセタモールって薬です。
普段飲んでなくても、熱帯系の途上国で熱出たらコレ!です。絶対。
その後
ということで、ぐったりしてた昨日でしたが。
知ってるタクシードライバーや顔見知りのスーパーの店員なんかがみんなすごい心配してくれて、やっぱりサモアはいい国だなぁと改めて。
ホント、この超優しい国民性はどこから来るんでしょう?
体重が減っているせいか、初動が早かったのが良かったのか、抗生剤効きまくり。
今朝になったら、喉も指も腫れが引き、熱もほぼ下がりました!
↓サモアで抗生剤ったらコレ!強い薬が標準なのはデカい人が多いから?笑
今回は高熱が出た割には回復が早くて助かりました。
...この回復の早さは筋肉量の増加と関係ある?ない? なんて。笑
いや、まだ油断しちゃいけないですが...。
シーツやバスタオルの正しい?洗濯頻度
最近のサモアは雨季が終わりかけ、昼間晴れることが多くなりました。
まぁ「乾季」と言っても、日本の梅雨時と変わらないくらいの雨量があります...。
なので正しくは「大雨季」が終わって「小雨季」になったって感じ。笑
で、何がうれしいって洗濯物!
私は日本にいても乾燥機が嫌いで。
やっぱり日光に当てて干したいんです。
パリッと乾いた感じがいいし、なんか殺菌できてる気にもなりませんか?笑
が、タンザニアと同じく、サモアも赤道直近なので紫外線がハンパない(日本の7倍とか)!
色物・柄物は、ビックリするほどあっという間に色が落ちます。
ので、Tシャツなど、わざと裏返して干すのが大切。
ふつうに干すと数回でパリパリになってしまうプリントなんかも長持ちします。
※これ、もちろん日本でも有効です!
で、ここのところ、嬉々として洗濯してる訳ですが。
日本人って清潔好きな割に、意外とバスタオルとかシーツの洗濯頻度が低いらしい。
ちなみにシーツの場合、
nifty調査結果によると、1位「月に2回以上(半月に1回くらい)」で25%、2位「2カ月に1回程度」という回答が多かったようです。
だって!嘘でしょー!?
2ヶ月に1回なんて全然「清潔」じゃないじゃん!
ダニとかすごそうだよ...。怯
バスタオルも調べてみると「臭わなきゃOK」みたいなのも出てきて。
...いや、臭ったら、それもう遅すぎでしょー?
ちなみにサモア人の場合、バスタオルは一回使用ごとに洗うのが標準みたいです。
...って、ステイ先の家族他、調査母数はめちゃ少ないですが。
協力隊の国内訓練では、寝具は週一の交換でした。
毎週一度だけ、使った寝具(シーツ、枕カバー、掛布団カバー)の回収があって。
新しい寝具が置いてある部屋が開く、と。
ま、もちろん換える義務はなくて、各自の判断ですが。
でもここで換えないと2週間使用ってことになるしな...。
と思ってたら、毎回は換えない人も意外と多く(男女問わず!)。
ある隊員は「え?シーツって換えるもの?」なんてこと言ってたり。
...ホント、 お母様が何もかもやってくれるご家庭だったんでしょうなぁ。驚
個人的には...
バスタオル→1回使用したら!
寝具→最低週イチ!汗かいたなーってときは都度!
って感じです。
枕も洗濯機で丸洗いできるヤツなので、週イチで洗ってます。
加齢臭しちゃったら悲しいからねー。切実。笑
これ言うと「当たり前じゃん?」と「えぇ?そんなに洗ってるの!?」に分かれますが。
じゃ、どれくらいの洗濯頻度が適切なの?って調べると...
バスタオル、何回使ってから洗う? | 衛生微生物研究センター
ほらー、やっぱり「シーツ→週一」「バスタオル→使用都度」じゃん。
もっと洗おうぜ、オレたち!
...ま、他人がどうしようと、その人の勝手なんですが。笑
「日本人は清潔好き」の割には、そうでもないこともあるよねー。って話でした。
連休ログ
先日、「日本のGWいいなー」なんて書いたばかりですが。
先週末、サモアでは母の日で三連休でした。
しかも6/1は独立記念日で、また三連休です。
や、逆にしばらく連休がない日本の皆さんに申し訳ない。笑
あ、横浜市民だけは開港記念日がありますよねー(元横浜市民)。
...と思ったら、今年は土曜日か! なんとまぁ...。
ご愁傷様です。
新隊員!
2週間前に派遣された新隊員とようやく会いました。
今回は男女1人ずつ。
サモアではどんどん隊員数が減っていて、大丈夫か?ってなりますが...。
JICAの資金ショート問題がここにも?なんて邪推してしまいますね。
...ま、我々協力隊員には直接関係ありません(今のところ)。笑
新隊員2人も、毎回のことながら新鮮でエネルギーに満ちていて頼もしい感じ。
理学療法士には、みんなでウォーキングをチェックしてもらって、それぞれ体作りのアドバイスをもらったり(超当たってて怖いくらい。さすがプロ!)。
若い男性隊員とは、ガチで腕相撲!したり(最近本気でやりすぎー。大人気ない笑)。
ホント、協力隊で出会う人たちは、みんな個性的で魅力的です!
ふつうに生活してたら絶対会えない人との出会い、これこそ協力隊の醍醐味だよなぁ。
人狼ゲーム
散々呑み食いした後、一部の隊員がどハマりしている人狼ゲームを。
名前は知ってましたが、プレイするのは初めて。
こういう頭脳戦?心理戦?は得意中の得意!
...でもマジでやりすぎると人格を疑われかねないので要注意。笑
今回は、7人の内、人狼2人という設定でしたが、これだと人狼がかなり有利で。
が!
面白い!!
私以外にも初めてが何人かいて、「え?ルール理解してる!?」ってことが多々ありましたが、そういう不確定要素も含めての読み合いが、またいい感じ。
昼から呑み続けて、かなり酔っ払った頭でも、けっこう真剣になってしまいました。
って、新隊員とさっそくこんなゲームして...。
短時間で人となりが分かりましたが、仲良くなったのか、むしろ怯えられたのか。笑
問題飲酒(アルコール使用障害)
で、よせばいいのに、また朝5時まで...。orz
まぁ楽しいから全然気にしないんですが。
まさにその日、こんな記事↓も。
WHOの基準に照らせば、アル中(もしくは予備軍)は山ほどいるぞ?って話です。
なので一応、記事中にリンクがあるスクリーニングテストをやってみました。
判定は...「問題飲酒はあるが、依存症には至らない」でした!
でも「減酒支援」だってー。
日本人男性の酒飲み、上位10%くらいには入っちゃってる計算。
あんまりそんなに呑んでる意識ないけどなー。と思ったら。
記事中のこれ↓、耳が痛いなー。汗
一般に、大量に酒を飲む人、すなわち呑兵衛は、自分の周囲に飲む人が多くいるために、自分ではそれ程大量には飲んでいない、自分の飲み方は普通だと考えている場合が多い。
んー、まぁたまにはまた断酒するかぁ。
...無理のない範囲で(小声)。笑
↓これはまた別で頂いた、タロイモのお酒。
蒸留の結果、なんと50度超!
その割に、甘い香りと軽い口当たりで、あっさり呑めてしまう危険なお酒です。
ラム酒より呑みやすいくらいなので、新しいサモアの特産品として期待大!
...って、まだ市販されてませんが。
こういう開発中のものを色々試せて、改善要望を言えたりするのも隊員の醍醐味かも。
サモアにはコミュニティ開発隊員がいないし、そんなに機会は多くありませんが...
タンザニア時代は色んな商品開発に絡ませてもらいました!
おかげで市販されてないものをたくさんお土産で持って帰れたり。笑
そういや、サイザル麻のバッグとか、色々いまだに使ってるぞ!10年以上前なのに。
HDD&デジカメその後
PC2台に加え、立て続けに調子が悪くなった外付HDDとデジカメですが。
ホント、天中殺だか大殺界だか厄年だか知りませんが、何なんでしょう...。orz
まずは外付HDD。
ケースから出して直接繋いでみると生きてる。
分かってたけどよかった。データが無事で一安心。
ってことで、大学のPC(DELLのデスクトップ)に内蔵してしまいました。
光学ドライブなんて使わないので、外して入れ替えて。
結果論としては、USBで繋ぐより速いし便利だし、万が一にも盗まれにくいし正解!
じゃ、ケースは?と色々チェックしてみると。
単純にUSB端子の接触不良でしたー。汗
故障って、たいていの場合は分かってしまうと単純なもんです。
コネクタの形状を修正して、端子を磨いて終了~。
こういった比較的小さい端子は、感熱紙で磨くといいです。
感熱紙の表面の細か~いパウダーがちょうどいい研磨具合なので。
身近にある感熱紙...そう、レシートです。
サモアでもスーパーでもらえるので、無尽蔵にあります。
印刷面を外側にして適当に畳んで軽くテンションがかかる厚さにして。
コネクタに何度か出し入れしたらOKです。
それで直らなかったら、おとなしく新しいコネクタなりケーブルを買いましょう。笑
ま、今回は内蔵化してしまったので、直したケースはとりあえずお蔵入りです。
デジカメ。
細かいわ~~~。涙
集積度が高すぎです。
幸か不幸か、近眼なので老眼の兆しはまだありませんが。
さすがに1005(1.0x0.5mm)以下の部品は厳しいなぁ。
細いはんだゴテも糸はんだもルーペも持ってきてないし。
正直、ちょっと投げ気味です。
ホント、最近はスマホにもタブレットにも、十分きれいなカメラ付いてるし。
何ならもう一台デジカメ持ってるし。
そこまで頑張って直す価値あるー?なんて。笑
隊員ドミトリーを探してみて、ルーペか老眼鏡でもない限り、ちょっと放置かなぁ。汗
母の日inサモア(2回目)
直したMacBook Pro、好調です。
ホント、オーブン様様です。
が!
大学で使っている外付HDDが調子悪くなりました。
と言っても、おそらく中身は無事で、ケースの問題だから傷は浅いかな?
さらに!!
デジカメが調子悪くなりました。
ま、水中用と普段使いと2台持ちだし、スマホもタブレットもあるから傷は浅い...かぁ?
...って、おかしくない??
PCが立て続けに2台おかしくなって、さらにHDDとデジカメ。
ホント、天中殺でも来てるのか!?今年(数えで43)は後厄ですが...
そういう類、全然信じてませんけどー!!!怒
ま、電子工学隊員なんで、全部自分で直してナンボです。
めんどくさいけど頑張ります...。orz
本題。
サモアの母の日は5月の第2日曜。
なんと祝日になり、翌月曜は振替休日になります。
キリスト教由来でもないのに何故?ってのは去年書いたとおりです。
ということで、今日はNUS理学部で母の日パーティーでした。
理学部スタッフは、女性25人に対し男性16人なので、自然と負担増。
なんと男性一人WST100(≒4,500円)の集金でした!
14時スタートってことだったんですが、時間通りに始まるはずがない!笑
...と思って、学科長や秘書長(いずれも女性)など、重鎮たちと一緒に会場入り。
って、この時点で14:30過ぎでしたが。
↓ガラーン。むしろだいぶ早く着いちゃったほう。汗
そこから待つこと30分。
15時過ぎにようやく開会しました。
いやー、まだまだサモアン・スタイルには慣れきっていないようです。笑
で、サモアのスタイルとして、給仕役と主役がけっこう厳密に分かれます。
今回はあくまで「母の日」なので、女性たちが落ち着くまで、男性は給仕に徹します。
...ま、みんなお酒が入ってきたら関係ないんですが。笑
たらふく呑んで食べて。
下ネタ(男女ともサモア人は大好き!)でゲラゲラ笑って。
お腹一杯になったらテーブルを脇に寄せて、大音量の音楽でダンスタイム!
...いつもながらのサモアン・パーティーです。
まだまだ宴は続きそうでしたが、雨が降りそうだったんで私は早めに辞退。笑
いつも思いますが。
「母の日」とか、名目はどうでもよくて。
単に呑んで食べて騒ぎたいだけです。笑
が!
すごく健康的というか、幸せになるのが上手というか。
「えー、恥ずかしくて踊れなーい」とか「ダイエット中だからサラダだけー」なんてヤツはいないし。
みんな、人生を楽しむ術を自然と身に付けている感じ。
ホント、日本人はこういうとこ見習うべきだよなぁ、と。
誰にも迷惑かけない「正しい羽目の外し方」みたいなものを知ってる気がします。
色んな国に行きましたが、やっぱり日本人はそういうの飛びぬけて下手だと感じます。
「世間体」とか「恥」、「失敗を認めない」文化。
もちろん美しいし、誇るべきものだけど、度が過ぎると自分を縛るだけ。
自分の「常識」とか「当たり前の価値観」、少しは疑っていいかも。
何より、もうちょっと自由に人生を楽しめればいいよなぁ。
...と、ちょっと酔っ払った頭で考えて終わり。
はぁ...HDDもデジカメも週末で直すぞ。orz
サモアの中心でマザボを焼く
昨日、「自分のMacBook Proが起動しなくなったけど直したよ」と書きました。
が!
直ったと思ったのは束の間。
またすぐ調子が悪くなりました。
ということで、「サモアの中心で~」シリーズ3作目。 シリーズだったのかよ!?笑
「サモアの中心でマグロを握る」に続き...
パソコンの中のメイン基板のことです。
これを「焼く」。
えぇ、文字通りオーブンで焼きましたよ、というお話です。汗
※この記事の真似して失敗しても、もちろん責任取りませんよー。自己責任でどうぞ!
発生した症状
調子が悪くなった、とは具体的に...
1) FHDのムービーを再生すると盛大なブロックノイズ→電源断
2) 起動するも画面が縞模様
3) 起動シーケンス中に画面がブツ切れ表示に→電源断→再起動を繰り返す
1)→3)と、どんどん症状が進みました。
この時点でだいぶ嫌な予感です。
これ、ソフトじゃなくてハードが原因だよね...。
試しにセーフモード(Win)で起動してみると、画面が荒れながらもちゃんと起動。
でもふつうに起動しようとすると、3)の状態に。
はい、これGPU周りです!
実際、すぐバラしてみると、GPUが熱い熱い。
起動→電源断の十数秒だけでこんなに熱くなる!?ってくらい。
MacBook Pro(Early 2011)のGPUトラブルは有名?で。
ちょっと調べると、いまだに山ほど情報が出てきます。
...って、あれ?
たしかリコール出て、マザーボード交換してもらった気がするんだけど...。
ま、それでもダメってことは、設計か製造に真の原因があるんでしょう。
原因と対策
ファン掃除&ヒートグリスを塗り直したばかり、ってことは放熱の問題じゃない。
多分、ハンダクラックです。
...なんて書くと、扱いが荒いから?なんて思う人もいるかもしれませんが。
むしろ衝撃でハンダを割るのは意外と大変です。
実際には、湿度と温度。
湿気を吸ったり、熱で伸縮、なんてことが繰り返されると割れます。
ね?「湿度と温度」って言ったらサモアじゃん?笑
...半分冗談です。サモアは暑いけど寒暖差はないので。
で。
昔の牧歌的な基板だと、パターンもハンダも見えるんですが。
最近のPCとかスマホとか集積度が超高い基板だと、見えもしません。
チップ部品も0603(0.6x0.3mm)とか、ピンセットでもつまめないよ!ってサイズですし。
CPUとかGPUみたいな足がたくさんあるICは、BGAって実装方式でハンダ接合が部品の下にあるので、まったく手が出せません。
人の手でどうにかできる時代はとっくの昔に終わってるんです...。
じゃ、どうするの?
外から全体にガッツリ熱を加えるんです。
そうすると、ハンダがちょっと溶けて→また固まるので割れが直る、と。
実際の生産でも、基板に部品を実装するのはそういう方法で。
非常に荒っぽく言うと、
基板にクリームハンダを塗る→部品を接着→焼く→ハンダが部品と基板を繋ぐ
です。
これを「リフロー」なんて言いますが。
私は設計者であって製造のプロではないのでこのくらいで...。汗
で、まぁこれを素人が自宅でやろうとすると。
「オーブンで焼く」ってことになる訳ですね。
事前準備
いや、ためらいはありました。もちろん。
ただ、放っておいて直るものではないし。
自分のPCが使えないのは、まさしく死活問題。
かと言って、サモアで新しいPC買うなんてなぁ。選択肢ないし。高いし。
何より、「動かない後悔より、動いた後の後悔のほうが何倍もマシ」です。笑
ということで、バラします。
マザーボードだけにする必要があるので、いつもより余計にバラします。
小さいですねー。
いまだに現役で使えるハイパワーPCも、裸にするとこんなもんです。
これ焼いて、プラスチック溶けないの?って思いますよね。
が、上に書いたとおり、生産工程でもふつうに焼くくらいなので。
ハンダで付いている部品のプラは、耐熱と思って間違いありません。
今回の場合、メモリソケット(写真右下)だけ、外れないけど少し気になったので...
こうしました↓
アルミホイルで包んだだけなので、ただの気休めです。笑
で、オーブンを予熱!
と言っても、我が家のガスオーブン、温度設定なんてありません。汗
1~5の5段階なので、まずは4で予熱しました。
...って言うか。
「マザーボードをオーブンで焼いて修理」って話を検索すると。
「~℃で~分」とか出てきますが。
...全部嘘っぱちです!!!
「ハンダの溶ける温度が~℃だから」とか、それらしく書いてあったりしますが。
そもそも、オーブンの温度設定にそこまで精度がありませんよ、と。
大体、そんな簡単にリフローの温度や時間が設定できるなんて、ホントに素人考え。
実際の工場でも、製造のプロが何度もトライ&エラーを繰り返して設定するんです。
「a℃でプリヒートして、b分かけてc℃まで上げてそこでd分、e分かけてf℃に落とす」
とか、それもすごい精度の下で。
それ知ってたら、「家庭用のオーブンで予熱~度で~分」なんて鼻で笑っちゃう。
基板アセンブリのプロの皆様に失礼です!
いざ、オーブンへ
じゃ、何が適切なの?
個人的に思うコツとしては、「高温短時間より、中温中時間」です。
ハンダごてを考えると逆ですが。
基板全体に熱を加える際は、急な温度変化は避けたほうが良さそうだな、と。
かと言って、低温長時間だと内部のハンダが溶けなさそうだし。
ということで、オーブンを3に落として3分焼いてみました。
...単純に経験と勘です。論理的な根拠なし!笑
で、次が肝心。
焼きあがった後、すぐに触っちゃいけません。
オーブンの扉を少し開けて、ゆっくり室温に戻します。
それにしても、オーブンで何か焼いて、こんなにワクワクしないの初めてだな...。汗
素手で触っても、熱くも温かくもないくらいまで放っておいて...
いざ組み上げ!!!
結果
...写真一枚で十分ですね。
完全復活!です。今度こそ。
リアルに「チィーーーホーーーゥ!!!」って出ました。人生初。笑
七三くらいの確率で失敗すると思ってたので。
しかも!
調子悪かったUSB端子が復活したり、思わぬ副次効果も!!嬉
ま、おそらく恒久的な効果はなく。
きっとその内に調子悪くなると思いますが。
「また焼けばいいんでしょー?」とちょっと気が楽になりました。笑
帰国まで残り9ヶ月弱!頑張れMacBook Pro!!
↓祝杯をなんと「一番搾り」で!こんな時に呑まずにいつ呑む!?
久しぶりに呑んだけど、めっちゃくちゃ!!!おいしいなぁ、やっぱり。
ちなみに355mlでWST5.5(≒248円)。
...って、あれ?日本で350ml缶って、コンビニだと230円くらいしなかったっけ?
なんでサモアで輸入したのとほぼ同額なんだよー。
ただでさえサモアン・タラなんて超弱い通貨なのに。
日本の酒税のバカ高さだよなぁ...。
PCトラブル再び
「嘘でしょ~!?」
思わず口を衝いて出ました。
なんとメインで使ってるMacBook Proが起動しない...。orz
昨日、「大学のオフィスで使ってるPCが飛びました」なんて書いたばっかりなのに。
実際には数日の差があるとは言え、同時期に自分のPC2台が飛ぶなんて。
なんだ?雨季が終わって、そういう季節??
オレに天中殺でも来たのか!?笑
実際には起動はしてるっぽくて。
最初は「画面がおかしいだけじゃないのー?」なんて思ってましたが。
作動音をよーく聞くと、起動シークエンスの序盤で止まってる?っぽい。
HDDなら回ってる/アクセスしてるとか分かるけど、SSDは全然分かりません。笑
ファンの動作音しか手がかりがない...。
大学のPCなんて正直どうでもいいですが、自分のMacは生命線です。
仕事からプライベートのエンタメまで、ほぼすべて賄ってると言っても過言じゃない!
...あ、スマホとタブレットがあれば、まぁ何とかやりくりできちゃうのか?実際は。汗
ま、何にせよ、PCが動かないと大問題です。
ということで、コイツも分解&大掃除です。
...とか書くと「え?MacBookも開けちゃうの!?」なんてリンゴ信者がいますが。
どこのPCであれ、変わんないよー。ってのがエンジニアの本音です。笑
たしかに、アルミモノコックボディは、工業デザインとして美しいと思います。
が!
中を開ければ、別にAppleだから優れてるとか特殊、なんてことは特にないです。
むしろ一時期のSONY(vaio Zシリーズとか)のほうが鬼気迫る感じがあったな。
おぉ、設計者、本気出してるなー、みたいな。
あ、誤解なきように書いておきますが。
これでも私、かなり年季入ったマカーです(20年超)。
大学受験が終わるなり、結果を待たずにLC630(懐かしい!)を買って以来、Mac一筋。
Power MacとかG3、初代iMac、ポリカーボネイトのMacBook等々。
家族が買ったものも含めて、散々いじり倒してきました。
...ので、逆にMacを神格化してないんでしょうね。
で、バラし始めたんですが。
ハードを触って直らなかったら頭痛いなぁ...。
サモアでどうなっても悔しくないように、古~いMacBook Pro(Mid 2010)なんですが。
BootCampでMac OSとWin7 Proのデュアルブートにして、かつSSDを3パーティションに分けて、データドライブはexFATにしてetc.
頭使わないとセットアップできない環境なので、再インストールとかホント勘弁。
どこかに手順メモを残してるはずとは言え...。涙
ネットも遅いので、OSのアップデートなんかもどれだけかかるか分かりません。汗
ということで、バラシ&掃除→再組み立ても、自然とすごく丁寧になります。
って、日本出る前に、こんなこともあろうかと総メンテしたのになぁ...。
でもサモアに来て1年3ヶ月強。
ちょうどいいタイミングだったのかもしれません。
やっぱり中には埃が多少なり溜まってるし。
ヒートグリスも硬化してました。
使ってない端子類なんて、見るのも嫌なくらい汚れてたし。
...組み上げ後。
祈るような気持ちで電源を入れました。
ジャーン♪ (G♭)
とは鳴りませんでした...。
...あ、いや、鳴らさない設定にしてるので。笑
が!
無事に起動!!
危なかったーーー。orz
ということで、無事に復旧です。
タンザニアでも色々ありましたが、途上国は埃が多いからか、よく不調になります。
電子工学やコンピュータ技術の隊員は、特殊ドライバーセットとヒートグリスは必須ですね。
ホント、転ばぬ先の杖!
ホームセンターで売ってるような安物でいいから!!
あ、一般の隊員も、OSのディスクとかリカバリーメディアは絶対!ですよ。
ハード的に問題なかったら、OSの再インストールしかないです。
PC買ったら、まずリカバリーディスク作る!
最近は必須です。
それをやったとしても日本に置き忘れると悲劇ですから。
お忘れなく!!