Notes in Apia

常夏の島サモアで暮らす、青年海外協力隊員の覚え書き

協力隊員と薬物

前書きがずいぶん長くなってしまったので、目次に入れました。笑

タイトル件は2つ目から。

 

全然関係ないのに長い前書き

また放置してしまった...。汗

そうしてる間も、もちろん世界は動いてて。

ここ数日だと、何と言っても「イチロー引退!」でしょうか。

数年前から低迷が続いていて、引退か!?なんて何度も言われてましたが。

有言実行で50歳までプレーしてほしかったなぁ。

まぁMLBにこだわらなきゃ、50超えても平均以上のプレーができたと思います。

 

って、この辺り、選手それぞれに思想と言うか、生き様があって。

それがまた考えさせられます。

中田ヒデみたいに脂がのってる時期にあっさり辞めちゃう人もいれば。

カズみたいに50超えてもプレーしてる、とんでもない人もいて。

辰吉みたいに誰にも認められなくなっても、現役と言い続けてる人もいる。

傍から見てるだけの我々が何をどう言おうと/思おうと、決めるのは本人ですが。

 

個人的には、どこまでも好きなことに没頭して、やれるだけやりきる姿が見たい。

辰吉とか、なんかもうめちゃくちゃネガなことばっかり言われてますが。

それでもあれだけ貫けるのは男の美学以外の何物でもない。

私には、チャンピオンの時の辰吉と同じか、それ以上にカッコよく映ります。

もちろんカズも。

50超えてプロの現役サッカー選手なんて、それだけで尊敬に値します。

俊輔も現役続行を決めてくれて、ホントにうれしい。

今季も活躍してほしいなぁ。

 

あ...と言っても、芸能人は別。

スポーツ選手は契約を切られたり、やりたくてもやれない状況になるけど。

芸能人は事務所の力?なのか何なのか、老害としか思えない人もたくさんいません?

 

キーを下げてもなお声が全然出てないのに歌ってる歌手とか。

全然面白くないのに若手とスタッフが無理やり愛想笑いしてるのとか。

寒いを通り越して、見るに堪えなくないですか?

芸能界の場合は、上岡龍太郎みたいにスパッと辞めるのがカッコいいなぁ。

もちろん百恵ちゃんも。(現役時代を知らんけど笑)

 

隊員と薬物の関係

あ、妙に前書きが長くなってしまった...。

全然関係ないのに。汗

ということで本題。

もちろんピエール瀧インスパイアです。 時事ネタ避けるって言ってたのに。笑

 

青年海外協力隊は、もちろんみんな途上国に派遣されます。

...と、親御さんやご家族が気になることのひとつは薬物じゃないでしょうか。

特に中南米とか。本場ですし。

実際、ウルグアイ・チリ・コロンビアあたりは大麻が合法みたいです。

 

って、あえて「薬物」なんて書きましたが。

大麻は薬物ですかね?

じゃ、タバコは?アルコールは?

日本で違法だからって「危険な薬物」とは限らないし。

逆に日本で合法でも危険なものもあります。

 

そもそも、大麻マリファナガンジャとハシシ、違い分かりますか?

これら全部「大麻」です。

 中身はちょっと違ったりしますが、大麻大麻

ヘロインとコカインと覚醒剤とアヘンとモルヒネの違いは?

...って、ほとんどの人は答えられないですよね。

もちろん私もざっくり知ってるだけで、完全には答えられません。

 

日本だと、こういうこと誰も教えてくれませんよね。

ただ一様に「危険だ」なんて言うばかりで。

臭いものに蓋するだけで、実際に何なのか、どう危ないのか、教育するべきでは?

「危ないから知らないでいい」っていうのは一番ダメで。

「危ないからこそ、ちゃんと教える」が正解だと思うんですよね。

性教育とかも同じで。

タブーにすればするほど、間違った情報で間違った方向に進むんじゃない?

 ...あ、また逸れた。汗

 

ま、日本で違法な、これら全部を「薬物」と呼ぶとして。

実際、協力隊の派遣国では、日本よりは身近に薬物が存在します。

 

タンザニアの場合

アフリカの地理に詳しい人はピンと来るかと思いますが。

タンザニアの隣はマラウィです。

で、マラウィと言えば「Malawi Gold」。

泣く子も黙るマリファナの産地です。

そして私の任地Mbeyaはマラウィ国境とザンビア国境へ向かう道の交差点。

となると、そりゃもう、ね。笑

市場に行けば、端のほうで「Goldあるぜ?」と声かけられますし。

 

ラスタの友達は人目を憚らずガンガン吸ってました。

↓コイツとか。笑

f:id:jptzws:20190325213127j:plain

街中の隊員宅(帰国前の半年くらい、私が管理)の横の路地はスモーカーの溜まり場で。

夕方~夜に家に帰ると、若いヤツらがヘロヘロになってて。笑

「先生(私のこと)、Goldいる?一緒にやろうよー」なんて言ってくる。

そんなときは「ここで吸うのはいいけど、オシッコするな!」と。

大麻を吸うと動きたくなくなる(ダウナー系)なので、排水路にオシッコするんですよね。

おかげで乾季はずいぶん臭かった。困

 

キリマンジャロ登山でも、ポーターの若い子たちはほとんどみんな吸ってました。

大麻は鎮静作用があるので、体が楽になるんでしょうね。

自分の体重より重い荷物を抱えて6,000m近い山を登るんだから無理もない...?

 

...って、タンザニアでは違法なんですが。笑

 

アッパー系/ダウナー系

そう、大麻はダウナー系なんです。

アルコールはたいていの場合、アッパー系ですよね?

呑んだらテンション上がって元気になる。

ゲラゲラ笑ったり、暴力的になったり、活動的になる。

でも大麻は鎮静作用があって、むしろホンワリ&ヘロヘロ脱力する感じ。

 ...いや、経験談ではなく。 って、説得力ないな。合法なとこでやりました。もちろん。笑

だから、こんなニュース↓はめちゃくちゃ印象操作です。

突然暴れて錯乱なんて、大麻ではあり得ません。そんなヤツ見たことない。

 私の知る限り。

むしろ、記事の最後に出てくるMDMA(エクスタシー)のせい。多分、間違いなく。

 こっちはやったことないので定かじゃありませんが。 って、ホントに!笑

 

冗談抜きに、ちゃんと啓蒙活動をしたほうがいいですよね。

こういう誤った情報って言うか、印象操作に騙されちゃいけない。

最近の中学とか高校とか、教えてるのかな?

避妊とか感染症予防とかもさ。どうせセックスするんだから。

マンガやAVが教材でした、なんて悲劇でしかない。

 ...あ、また逸れてく。汗

 

サモアの場合

私は「マリファナ買わない?」とかは、数回しか声を掛けられませんでしたが。

実はFaleolo空港の近くに大麻畑を持つ村があるとか。

で、そこに近づいた若者が銃で撃ち殺されたとか何とか。

真偽は不明ですが、サモア人も日本人も噂していたので割と本当かも。

 

...って、サモアでも違法ですよ、念のため。笑

 

ま、サモアの場合、輸入はあり得ません。多分。

というのも、通貨が弱すぎるし、リスクを冒して輸入しても買える層が限られるから。

で、サモアで栽培するとなると、温度も湿度も高すぎ...。

ということで、サモアでは高品質な大麻は入手できません!

Peace Corp.の手持ちを分けてもらうのが一番かもしれません。

 ...って、何のガイドだ。笑

 

大麻以上の薬物(コカインとか覚醒剤とか)は、ほとんど見聞きしませんでした。

サモアでもタンザニアでも。

もちろん、行くとこに行けば、あったんでしょうが...。

それは日本でも同じです。

 

ということで。

サモアに限らず、自国や隣国でガンガン栽培してるとかでもない限り、ほとんどの派遣国では心配いりません。 >親御さん

たいていの国では違法ですし。

何より、協力隊に参加しよう!なんてメンタリティと薬物は全然結びつきません。

ちょっとやってみることはあるかも?しれませんが、続くもんじゃありません。

隊員は自由に使えるお金が少ないので。笑

って、半分冗談みたいですが、健診も年に1回あるし。

 

薬物?な存在 

日本を含め、その国以外では違法でも、嗜好品として親しまれてるものがあります。

 

サモアの場合

サモアを含め、オセアニアで有名なのがカバ(=アバ)

このブログでも何度か書いてますが、サモアでは主にセレモニーで飲みます。

田舎だと昼間から飲んだりするそうですが、フィジーほどじゃない。笑

コショウ科の植物の根を粉にして水で溶いて飲むんですが...。

見た目、泥水。味もおいしくない。汗

鎮静&若干の幻覚作用があるらしいですが、結構な量を飲まないとダメらしい。

私、一度頑張ってそれなりの量を飲んだんですが、まっっったくでした。

アルコールのほうが断然いい!って結論です。笑

カバはバヌアツが一番!なんて話もあるので、試したい方はバヌアツ産をどうぞ。

 

エチオピアの場合

チャット」と呼ばれる葉っぱがあります。

覚醒剤と同じくアッパー系で、多幸感や高揚感が得られるとか。

f:id:jptzws:20190325224115j:plain

エチオピアでは合法なので、その辺で売ってます。

生のまま葉っぱ(特に若葉)を噛んで、唾液と一緒に汁を飲むんですが。

これがまた不味いこと不味いこと。orz

若者はコーラとかを片手に噛んでました。

が!これまた効果が出るには相当噛まなきゃいけないらしくて。

2束買って一晩中噛んでましたが...結果、まっっっっったく!!

ただただ不味い思い出だけが残りました...。涙

 聞けば、コーヒーとかお酒とかを飲み慣れてると効かないとか...。道理で。

これまたアルコールのほうが断然いい!と。笑

 

他の国々の場合

他にも、例えばペルーのコカ。

コカ茶とかコカキャンディーとかありますが。

やっぱり大量に摂取しないと、効果ははっきり出ないようです。

ま、どこの国・地域でも簡単にラリっちゃうようなの、合法にしませんって。笑

そういう意味では、アルコールのほうがよっぽど手軽に&おいしく幸せ感。

  あれ?「ラリる」って死語?汗

 

で、違法となると、日本どころじゃなく厳罰な国も多いです。

中国とか、外国人でも死刑になりますしね。

違法でも取り締まらない国もあるみたいですが、どっちかと言えば少数派かと。

 

あと以前、国内訓練で大麻吸ってる隊員がいた、なんて噂を聞いたことありますが。

 あくまで風の噂ですよ?

そんなのが事実として明らかになれば、協力隊事業そのものが揺らぐ大事件です。

最近はタバコですら喫煙スペースが限られて吸いにくいくらいなので。

大昔の伝説のひとつでしょう、きっと。

 

結論

期待された方には申し訳ありませんが。

途上国で暮らす協力隊員と言えど、薬物に親和性が高いか、と言うとそんなことなく。

せいぜい大麻くらい。 多分。

何より、大半の隊員はお金がないですから。笑

そっちを期待してる隊員がいるとしたら残念だし。

心配されている親御さんがいるなら、安心してください、と。

やる子は日本でもやるし、やらない子はどこにいてもやりませんよ。笑

 

ピエール瀧に思う

電グル」なんて言っても、若い子は知らんか。

 昔、私の周りは「電グル」って呼んでました。最近言わないみたいね。

 そもそも「グルーヴ」って言葉自体、もうミュージシャンしか使わない?もしかして。汗

ちょうど高校生くらいの頃にデビュー&有名になってって。

ディスコ→クラブの変遷期に、和製ダンスミュージックの根幹を作った人たち。

ヒップホップとかEDMとか、その辺の土台と言うか前身と言うか。

超良質なリズムトラックを量産してた。

特にまりん(砂原良徳)

電グルは日本のダンス/テクノポップの祖と言っていいんじゃない?

 もちろん、その前にはYMOが絶対的存在としているんだけど、ディスコ/クラブという意味で。

 

で。

その界隈の人たちってさ。

そりゃやってるでしょー。

良い悪いは置いといて、文化として切り離せないもの。

オールナイトのレイヴとか、そういうの一切なしなんてありえないでしょ。

どんなに若くて昼間寝ておこうと、体もたない。笑

 あー、こんなこと書くとすごい怒られそうだな。

 

ま、それはともかく。

日本では違法だから捕まります。これは分かる。当然。

でも「作品の販売/上映自粛」。これが分からない。全然。

なんでダメなの?

嫌な人は見なきゃ/聴かなきゃいいだけじゃん。

 

極論すれば、芸事なんて作品が良ければ何でもアリ。

クスリやろうが、呑んだくれようが、性に溺れようが、作品がすべてじゃないの?

清廉潔白な人の作品しか認められないの?

じゃ、ビートルズストーンズもクラプトンもやめろよ。

陽水も槇原も、だな。

ウォーホルもマイルスもジミヘンもダメだし。

洋楽のロック/ヒップホップアーティストなんて9割ダメだろ(言い過ぎ?笑)

全部排除したら日本がずいぶんつまらなくなりそうだな。

 

逆に、そういう人たちは、そんな世界に行かないと作れないものを見せてくれてるとも言えるんじゃ?

ゴッホにしてもムンクにしても、心を病んだからこそ産み出せた作品もある訳で。

 って、彼らは違法薬物って訳じゃありませんが。

 

...日本人は求めすぎじゃないかなぁ。

政治家もスポーツ選手も清廉潔白じゃないとダメなの?

いいじゃん、不倫しようが、多少問題起こそうが。

それよりは本道の政治手腕がすばらしいとか、いいプレー見せてくれるとか。

そっちのほうがよっぽど重要じゃない??

なんでスノーボーダーがちょっと服を着崩したくらいで謝罪しなきゃいけないの??

 國母、懐かしいぞ。笑

 

個人的には、ピエール瀧がどうこうとは全然思いません。ファンでもないし。

が!

違法行為をしたから作品もダメ、なんて超ナンセンスだと思います。

 

違法じゃなくても不倫とか騒がれますが。

本業でいい仕事してるなら、周りがどうこう言うことじゃないかと。

例えばそれで優秀な政治家が失脚するなら、それは国として損でしかありません。

 

...もうちょっと冷静になろうぜ、オレたち。

 

 

こんなこと書いてると麻取にマークされたりする?

毛髪検査・尿検査・所持品検査、いつでも受けて立ちますよー!笑

続:帰国隊員「あるある」

こんなことを書くのは(しかも毎回のように冒頭に)すごく嫌なんですが。

もうホントに忙しくて、ブログにまで手も気も回りません...。

引っ越して1ヶ月経つのにまだ部屋も荒れ放題だし。

やりたいことはもちろん、やらなきゃいけないことすら完遂できてない気が...。

日本の生活が忙しいのか、たまたま波が来ているのか、自分の処理能力が落ちたのか。

3番目でないことを祈ります。汗

 

先週はシンガポール&マレーシアに弾丸出張→翌日東京出張でした。

引っ越してきてから4週間中、1週間留守にした計算。笑

↓大渋滞のシンガポール⇔マレーシア国境。

f:id:jptzws:20190313172924j:plain

↓もちろんそれなりに楽しんでしまう。笑

f:id:jptzws:20190313172957j:plain

f:id:jptzws:20190313173000j:plain

f:id:jptzws:20190313173005j:plain

 

実は職場あいさつの日も、いきなり「月末インド行ける?」って聞かれてたんです。

「もちろん!」と答えましたが...サモア(暑)→日本(寒)→インド(暑)って、体壊しそう。

時差もプラス5時間→マイナス3.5時間だしなぁ。

ま、それでも行く気満々だったんですが。

結局はビザが間に合わなくて行けず。orz

 出張なので観光ビザはNG。

 

さらに昨日!「帰ってきたばっかりで悪いんだけど...来週からまた行ける?」と。

当然これも「もちろん!」と答えましたが。

行き先がアメリカ。

「あ...ごめんなさい。無理です。来週からだと行けません」

というのも。

私、以前イランに遊びに行ってるんですよね...。

ふつうならESTAで観光でも出張でも行けるので、すぐ手続きできますが。

イランへの渡航歴があると、ビザが必要になります。

WEB上で手続きして大使館で面接受けて、をしなきゃならない。

って、社用なので、出張扱いで東京まで行かなきゃいけないし。

ビザ発給までの日数も足りません。

ということで、今回も行けず。残念。orz

 

...って、インドもアメリカも行けてたら、家をほとんど留守にする計算じゃ?笑

海外出張要員、これも割と協力隊員の「帰国あるある」かもしれません。

 

ということで、前回の続きで「帰国あるある」追加です。

 

あるある6:期待しすぎな自分に気づく

途上国では、あまりにも非効率的なことや不衛生なこと、接客などサービスレベルの低さetc.が多くて。

「日本だったら~なのに!」と、ついつい比較してしまいます。

もちろん途上国のほうがいいところもたくさんあるんですが。

そういうときは日本が理想郷のように感じて。笑

 

で、帰国して「いざ日本!」と思うと、けっこう肩透かしなことも多かったり。

例えば...時間に遅れちゃいかん!と会議の時間5分前に会議室に着いたら誰もいなくて。

時間ギリギリ~ちょっと過ぎにわらわらと集まってきて、5分遅れスタート、とか。

 って、あれ?ウチの会社だけですか??笑

 

各種申請をイントラ上で処理してるのに、なぜかそれを印刷した紙も必要だったり!!

 って、あれ?やっぱりウチの会社だけですか??笑

小さい頃、マンガ(コロコロコミックとか笑)で見た「21世紀はこうなる」には遠いよなぁ。

 

新幹線の列の並びを理解せず微妙なところに立って、めちゃ迷惑かけちゃう人とか。

人の流れがあるのに、無理やり逆流しちゃってる人とか。(cf.品川駅のコンコース)

 どっちもちょっと見りゃ分かるじゃん?なんかのチャレンジなの??

 

これは後日改めてブログ1本書けるくらいなんですが...

意外と日本もたいしたことないぞ?と思ったり。

日本や日本人のイメージが、実際よりだいぶ良くなっちゃってるんです、きっと。

単純に期待しすぎー。笑

 

あるある7:大事なときを逃す

前回(2005年)、協力隊に参加した時は、よっぽどのことがないと帰国できませんでした。

相当なケガや病気の治療とか、親族(2親等以内?)の危篤~亡くなったとか。

が、タンザニアにいる頃からだんだん緩くなって。

今は就職の面接とか、兄弟姉妹・友達の結婚式とか、何でも帰れるようになりました。

 

...とは言え。費用はもちろん自分持ち。

任国外旅行先のひとつとして日本がある、という扱いなので、年間20日までです。

 治療など、JICA事務所が認める/指示する帰国は別です、もちろん。

なので、やっぱりそうそう帰れる訳でもありません。

 

ということで、大事なイベントを逃しがち。

前回は友達の結婚式をけっこうな数、欠席する羽目になりました。

適齢期(28~30歳)だったってのもありますが、親友の結婚式まで!涙

 

今回も後輩や部下の結婚式を逃しましたが、それは分かっていたこと。

何と言ってもショックだったのは、偉大な先輩方が亡くなっていたこと。

入社して最初の上司や、隣の職場にいた伝説的なエンジニアとか。

さんざんお世話になったのに、ちゃんとご挨拶もできませんでした。

日本にいたって、どうだった訳でもありませんが...それにしても。

 

やっぱり2年も日本を離れていると、身内に不幸がある方もそれなりにいて。

急遽帰国しなきゃ!なんてことも身近に見聞きします。

すぐ出国しても、日本に着くのは翌日夜、なんて派遣国もザラ。

なんなら任地→国際空港のある街でも1日かかったり。

さらに日本国内でも、地元まではもう1日なんてこともありますよね。

なので、「危篤!」なんて聞いてから、どんなに急いでも4~5日後に帰着、とか。

協力隊への参加には、そういうデメリットもあります。

 

あるある8:浦島太郎

日本に住んでいても、一夜明けたらコンビニができてた!なんてことがありますが。

2年もいなかったら、そりゃ浦島太郎です。笑

ローカルな話で恐縮ですが、若者の街、南堀江はただでさえ入れ替わりが早いので。

オレンジストリートを散歩したら、半分くらい知らない店じゃね?みたいな感覚。

 

あとは友人・知人が年を取っててビックリします。

いや、もちろん自分も同じだけ年を取ってるんですが。

日本で削られながら老いるのと、途上国でのんびり年を経るのは全っ然違う!(断言)

 ま、若い協力隊員たちに囲まれてたからってのも、かなり大きいはず。

弊社は趣味の会社なので、そもそも実年齢より若い人が多いんですが。

そんな中でも私は飛び抜けて若い!(自分で言うか笑 いやでも周りにも言われる)

つーか、みんな老けすぎだよー。

7つ下の後輩が、周りから私より年上だと思われてビックリしたり。

禿げたり太ったり、言いにくい(&もちろん言わない)けど女性もすごい老けてたり。

えー!?そんなに日本ってストレスフルなの?逃げちゃえ逃げちゃえ!と思います。

 

でもなぁ。

たしかに帰国してからはジョギングとかする時間?余裕?もない。

相当強い意志を持ってコントロールしないと。

あれだけ楽しみにしてたボルダリングも、結局まだ行ってないし...。

 「やらなきゃいけないこと」の多さもあれど、私の場合「やりたいこと」が多すぎるって話も。汗

 

...話を戻して。

TVに出てる芸能人とかも浦島太郎です。

全然知らない人がなぜか超偉そうにしゃべってたり。

誰これ?って思いますが、この2年で一気に台頭した人なんだろうなぁ、みたいな。

知ってる人でも、ずいぶんキャラ変してたり(高嶋兄とか!笑)

一発屋芸人は、2年の間に出て&消えてたりするので、みんな知ってるのに自分だけ存在すら知らないなんてことも。

 前回はエドはるみ?とか、しばらくホントに存在も知らなかった。

最近だと途上国にいてもネットニュースとか見られるので、それほどでもないかも?

 

が!

忘れもしない、前回タンザニアからの帰国時。

友人宅でTVを観てて「おぉ、高島彩、年取ったなぁ」って言ったら。

その場にいた全員が一斉に「いや、全然変わってねぇから!!」と。

当時は彼女、めざましテレビに出てたんですよ。

で、みんな毎朝見てるから、変化に気づかないんです。

でも2年ぶりに見たら、そりゃ年取ってるの!!笑

 

あと、「人気の~」「流行の~」は、何であれ、たいてい「?」です。

人気とか流行とかって、その渦中にいてこそ、なんですよね。

外から見ると「え?そんなに人気なの?そんなに良いかぁ?」なんて感じるものです。

意識して、わざとそういうのに踊らされる?乗っていく?のもアリかもしれませんが。

一歩引いて冷静になると、ほとんどの人気や流行の中に真の価値はないものです。

 

...って、あれ?妙に辛口で締めてしまった。汗

ま、これも日本の生活に削られてる悪影響ってことで。笑

【緊急告知】ラジオにサモア隊員が!

しまった!大事なことを告知し損ねてました!汗

先日書いたラジオ番組、今週放送中です!!

粒揃いのサモア隊員の中でも随一のナイスキャラが出演してます。

朝早い時間ですが、是非お聴きください!!

 

昨日&今日の放送分は、radikoのタイムフリーでどうぞ。

って、いい時代やなぁ。涙

 

そんな私は今、マレーシアにいます...。

帰国隊員の「あるある」

帰国直後に受けた健診の結果が届きました。

引っかかったのは尿潜血だけで、再検査も不要。

帰国前後、あれだけアルコール漬けの日々だったのに肝機能にはまったく異常なし!

40過ぎても呑みまくって無傷なんて、神がかり的な肝臓です。

...ホント、我が一族のDNAに心から感謝!orz (←何度目だ笑)

 

帰国して1ヶ月ちょい、引っ越して3週間が経ちました。

とにかく強風にさらされる毎日。

あぁ、そうだ...この街、冬は極寒の強風が吹き荒れ、夏はぴたっと止むんだった。

実際の気温以上に、冬寒く、夏暑い街。

タンザニア前後の都合7年住んで、「合わない」と痛感したんだった。

...うーん、決して悪い街じゃないと思うんですが。

 同期とか、この街で結婚して家買って子育てしてるしなぁ。

でも自分には絶望的に合わない。

国内・海外合わせて、わりと色んなところに住んで、どこも楽しめたんだけどなぁ。

こんなに「住みたくない」と思うの珍しい。 って言うか唯一かも?

 

って、前回に引き続き愚痴っぽいですが。汗

もちろん悪いことばかりではなく。

7年も住めば、それなりにスイートな思い出(笑)もあったりします。

本社エリアで仕事するのはほぼ10年ぶりですが、さすがに知り合いが多い!

前職の関連部署なので、新職場に知ってる人ばかりなのは当たり前ですが。

色んな人が声をかけてくれたり、同期と仕事できたり。

 ※超氷河期の就職で、社内で一番同期が少ない代なのでレアなんです。

設計時代のチームとも、立場が変わったとは言え、また仕事できるのは楽しく。

メンバーの入れ替えはあれど、おなじみの面々です。

中には「いない時もよく話に上がったから、全然久しぶり感がない!存在感ありすぎ」なんて言ってくれる人も。

温かく迎えてくれる、帰る場所が複数あるっていうのは純粋にありがたいです。嬉

 

今回はこの一ヶ月で感じた「帰国隊員あるある」をいくつか書きます。

サモアの話は...次回から戻ります。 ...多分。汗

 

あるある1:日本に慣れない

まぁ色々慣れないんですが。笑

まずは気候!

とにかく寒いです...。凍

「今年は暖冬で暖かい」とか言われても、そんなの知らねぇよ!って感じ。

最近ようやく寒さにも慣れてきました(やわらいだだけ?)が。

それでも他の人よりは厚着。笑

 

帰国日に呑んだ同期(ベリーズ隊員)は「2日で慣れますよ~」とか言ってたけど、全っ然。

そりゃ、ベリーズの高地からの帰国ならアジャストも早いだろうさ。

...ま、サモア→日本の冬は極端な例とは言え。

協力隊員の派遣国はやっぱり暑かったり、南半球で季節が逆だったりが多く。

湿度も違うので、体が慣れるまでは時間がかかります。

乾燥しすぎて鼻かむと血が混じる!ずっとマスクしてるのに!って同期と共感したり。

 

あ、もちろん時差も、ですが。

私は帰国直前、ほぼ寝ない生活だったので(笑)、時差ボケはありません。

 そもそも時差ボケって、西に行く(=遅くなる)ときは大丈夫ですよねー。

 

日本の忙しなさ、天井の低さ、情報過多(案内とか標識とか)な点etc.、色々違和感です。

これが当たり前の日々だなんて、やっぱりちょっと異常では...?

 

あるある2:衰え...

夜になると目が見えなくて手元が怪しい...とか、老眼なんて加齢の話じゃなくて!

 いや、ちょっと始まってて軽く凹んでますが。涙

例えば自転車。

2年ぶりにガチ自転車に乗ったら、変なところがあちこち筋肉痛。

20kmくらい?軽ーく流しただけなのに...。

この感じだと、ボルダリングも初級レベルに逆戻りだろうなぁ。

ドラムはまだセットアップしてませんが、叩くのが怖いくらい。

オープンロールとか、3日くらいサボっただけでもてきめんに衰えますよね。怖

 

5弦ベースを久しぶりに弾いたら、2弦のサムピングを空振ったり。

軽くジョギングしたら、全然走れなくなってたり。

 ジョギングは3ヶ月くらいしかサボってないぞ。 ...って、3ヶ月「も」か。

我ながら信じられない衰えっぷり。汗

 

何事も、2年も離れたら相当期間のリハビリが必要ですね。

...って、一旦リセットしてやり直せるのは、ある意味チャンス! 

染みついた悪癖とか、フォームを見直して修正できるので。

うん、モノは考えよう。ポジティブにとらえるぞ、と。

 

あるある3:止まらない食欲

もうね、日本は世界で一番食べ物が安くておいしい国です。

世界中を旅してる私が言うんだから間違いありません。

日本ほど、どんな店に入っても大ハズレなんてことがなくて衛生的で安い国、地球上の他のどこにもありません!(断言)

 

当然、帰国したら食べまくり!です。

これマジで帰国隊員あるある。絶対。みーんな帰国したら太るし。

「2年間、我慢してたしー」が免罪符で。笑

だってメニューからして、選びきれないくらいの選択肢!

どれもおいしそうだし、実際おいしいし、そりゃもうたまりません。

↓100円の回転寿司でいいんだ!今ならこれだけでめちゃくちゃ幸せになれる。笑

f:id:jptzws:20190303225212j:plain

 

お店に入らなくたって、コンビニで十分。

...いや、十分どころか120点!

しばらくは毎日1つコンビニスイーツを買っちゃう日々でした。

セブンのモンブランとか、300円以下であの味ですよ?

自分が洋菓子店だったら真剣に廃業を考えるレベルです。

同じ値段じゃ勝負にならんぜ、あれ...。

 

さすがにもう毎日コンビニスイーツは止めましたが。

太りますよねー、そりゃ。汗

ジョギング&筋トレを再開しないと。

って、3ヶ月サボってるから走れない...。

走らないから、より太る→ますます走れなくなる、のダウンスパイラル。

3月から生活習慣改善!!と決意しました。

...とか言ってる傍から、業務用ハーゲンダッツ買っちゃってるしー。笑

f:id:jptzws:20190303225058j:plain

 

あるある4:現実感がない

サモアでの生活が夢だったかのように感じています。

お医者さんに「長いこと意識不明だった」なんて言われたら、信じそうなくらい。

それくらい遠くて、嘘みたいに幸せな日々だったな、と。

これ、タンザニアから帰国した時も感じたし。

隊員経験者はわりと同じこと言うので、かなり「あるある」かと。

 

...かと言って、日本の生活もなんかフワフワするんですよね。

違いすぎるからか、馴染んでるはずの日本が薄皮一枚向こうに感じると言うか。

日本は日本で現実感がないんです。

 その「地に足のつかなさ」のおかげで2回目の協力隊に行ったのかも?汗

 

サモア隊員とLINEとかしてると今すぐ戻りたくてギューッとなったり。泣

 

あるある5:物欲王に!オレはなるっ!

帰国したら何でも魅力的に見えて、ついついモノを買ってしまいます。

これまた「2年我慢してたしー」って免罪符が。笑

 

タンザニア帰りはひどかったなぁ。

まずは記念だ!と、自社のカスタムスネアをオーダーして。

 隣の職場で同期が図面引いてくれた。笑

シンバルも何枚か買ったな。

他、色々買いすぎましたが、何よりヤバかったのはCDと本。

帰国から3ヶ月で、CD100枚以上&本100冊以上買ってました...。汗

 昔から「タワレコではカゴを持たない」なんてマイルールを作るほど、CD爆買いはヤバかったんですが。

もちろん全部新品ではなく、Book offとかセカンドハンドも多数。

でも絶対消費する量より買う量が多いので。

それは破綻してるぞ?と気付けて、止めることができました。

人によってアイテムは違えど(服とか靴とか大量買いする人も)、やっぱりタガが外れがち。

ホント、短期間にいくら使ったんだか...。汗

 

が!

2回目の協力隊帰りの今回は、物欲がゼロに近く。

むしろモノが増えることに恐怖感と言うか、拒絶感?があって。

「新しいもの買わないチャレンジ」って感じかも。

引越後に買ったのは、冷蔵庫と洗濯機、ガス台、電気ポットくらい?

 電子レンジは残しといた。

相変わらずTVはないままだし。

服とか、寒さに耐えかねて買った、帰国直後のユニクロセーターとヒートテックのみ!

家具はベッドを買ったけど...

あと部屋には、元々持ってるテーブル&椅子、スピーカー、楽器類だけ。

 ...あ、でも自転車は一般の人が引くくらいのヤツを買っちゃったな。分不相応に。笑

 

アメリカでもブームらしい”こんまり”じゃありませんが。

本当に必要or自分を上げるもの以外は、なければないだけ確実に幸せな生活になると実感してます。

「less but better」は生活においても、証明するまでもなく真実だな、と。

片っ端から捨てる/売る/あげる、で身軽になって良かった。

「あらゆるしがらみを捨てることで悟りを啓く」なんて、仏教インスパイアだな。笑

 

余談

「帰国あるある」と全っ然関係ありませんが。

後輩が「このCM知ってます?84さんに激似!と思って帰国を待ってたんです!」と。

冒頭に出てくる白髪&ヒゲのぬいぐるみが私そっくりだとか。

自分ではまったく似てないと思うんですが...

家族を含め、周りの人たちに聞くと、やっぱり「激似!」だそうで...。

 息子(4歳)に至っては、見るなり「お父さん!」と。おいおい、こんなに老けてないぞ...。

私の20~30年後はこれ!と複数の人に断言されました。

「LINEのアイコン、これにしましょう」とか。

 

Appleとは別離したんですけどー。

 

友達からは「いない間も思い出してもらってたってこと。喜ぶべき!」とも。

うーん...たしかにそうなんだけど...ちょっと複雑な気分です。笑

 

以前も載せた、サモア隊員作の似顔絵

f:id:jptzws:20180802192732j:plain 

↓自作のクレイアニメ

f:id:jptzws:20190303231149j:plain

自分的にはクレイアニメが実物に一番近いと思ってます。自作だし。笑

あ、でも最近はずっとヒゲだな。

復職の憂鬱 ~休職して協力隊に参加→帰国後の一例

ななななな、ナンバーガールが復活だって!?

すごいニュースだ...。

帰国してよかった!嬉

ライブだけじゃなくて新譜にも期待!!

 

...と、言及したいニュースがちょっと古くなっちゃうくらい。

もっと早く更新するつもりが一週間ぶりになってしまいました。汗

あれ?日本でサラリーマン生活って、こんなに自分の時間なかったっけ?

そんなことを痛切に感じる今日この頃です。

サモア生活では本当に自由に使える時間があったなぁ。

楽器練習して、音楽聴いて、本読んで、映画見て、勉強して、手のかかる料理作って。

それでもまだ時間があったような。

相当濃密に楽しんでたつもりだけど、まだやれたな。

...「もっともっとやれた!」なんて思うのは相変わらずです。笑

 

ということで、まだ家も片付いてませんが。

よく見ると、お気に入りのスピーカーやダイニングテーブルに傷が。

おぉぉ、いくらすると思ってんだ...。orz

なんて言いません。

形あるもの、遅かれ早かれいつかは傷だらけ/壊れるものだし。

度重なる引越なのでしょうがないですね。涙

 

ようやくネットも開通しました。

IPoEにしたのでビュンビュンです。超快適。

サモアのネット速度に慣れた身には、タイムスリップした?って錯覚するくらい。笑

 

今回は、協力隊に現職参加した後の復職についてですが。

悪い方向にテンション上がって、かなりダークテイスト。

いい気分/楽しい気分にはならないと思うので、ご注意ください。

あくまで一例です...。汗

 しかも写真なし。

 

12年前、タンザニアから帰ったとき

JICAの帰国研修が終わった翌日に本社に来るよう言われました。

休職中は人事部預かりの身なので人事部へ。

 

本社エリアにはいくつか事業所があるんですが。

地方都市なので、自家用車がないと通えない職場もあります。

なので、帰国前に復職先を教えてもらえないか打診しました。

辞令が下りてから車を探したりしてたら、その間、会社に通えないから。

が!

弊社のアホ人事曰く「辞令までは開示できません」の一点張り。

転勤なら内示があるけど、復職の場合はないんだと。

あ、そう。

じゃ、そういう職場だったとき、どうやって通うのか教えてくれや!怒

「それは復職先の上司とご相談いただいて...」

「だーかーら!そもそも、その復職先を教えろって!どう相談するんだよ!?」

...まったく話が噛み合いません。orz

 

出社した前日までが休職扱いで、出社日(=JICA帰国研修の翌日)付けの辞令でした。

復職先は...案の定、車がないと通えない職場。

たまたま(というか私を引っ張ってくれた)新上司は、元職場の隣チームの先輩で。

よく知った仲だったので、その日は最寄り駅まで車で迎えに来てくれました。

車の入手だけじゃなく、引越などもあったので、さっそく一週間の有休を取って。

...はいいけど、まず今日どうやって帰るの??困

この日は隣の職場に同期を見つけて、駅まで送ってもらいました。

持つべきものは優しい同期です。

 

今回、サモアから帰ったとき

前回の記事でようやく大阪に帰りました

が!

日本の会社は無慈悲です。

12年前と同様、やっぱり翌日には本社に呼ばれました。

それも、大阪から行くから考慮してねって言ったのに、8:45に来い!と。

...5時起きです。

6時の地下鉄に乗りましたよ。

 まぁ今回は事前に復職先を内示してくれたので、若干マシにはなってますが。

 

人事部にて

でも、ですよ。

せっかく朝早く行ったのに、人事のGLが同席したのは冒頭のわずか10分足らず。

会議があるんだと。

それで早く呼んだんだな?

っつーか、別にそうまでして会ってする話じゃなかったよね??

「大阪から」ってまっっったく考慮してねぇだろ!?

 

で、実務担当者から諸々の説明があったんですが。

弊社では「今回の復職を転勤とはみなさない」んだってさ。

特例として、家だけは転勤扱いで社宅の取り扱いだけど。

他、一切の費用負担や手当てなし。引越とか全部自腹です。

平たく言えば「好きで海外に行ってたんだから、どこに飛ばそうと勝手でしょ?」と。

...いや、百歩譲って許容しよう。

でもそれなら休職規定に「復職先は原則的に休職前の職場とする」なんて書くなよ!!

 

しーかーも!

「今日の出社も私費です」だって!!

え?え?え?ちょっと何言ってるか分からないんですけど?

オレ、会社に呼ばれたから、わざわざ本社に出社したんだよね?

登録してる住所、大阪だよね??

でも私費なの?

っつーか、むしろこれ出張だろ!?

旅費はもちろん、出張手当よこせやゴルァ!!怒

 

曰く。

復職日=辞令日は2/1。

本社に呼ばれて行った、この日は1/29。

「84さんはまだ休職中ですから」だってさ!!!

おいおい、じゃ断ってもよかったのか?

業務命令じゃないとでも言うのか??

オレは休みの日に好きで、はるばる本社まで出社したらしいぜ!?

って、冗談じゃねぇぞ、おい!

 

さーらーに!!

「新職場への挨拶は10時に行ってください」と。

でも人事部で話が終わったのは9:15。

45分余ってますけど。

どうしろと?

やっぱ早く来すぎてんじゃん。

もっとゆっくり寝れたじゃん。

ねぇ。

 

新職場にて

...まぁ待つのはタンザニアサモアで慣れたもんです。

早めに行くだけ行っといて、適当に時間つぶすかぁ、と。

で、新職場に行ったら、同期が一人。

おぉぉ、久しぶり!

彼は長らく中国に駐在していたので、会うのも10年ぶり?くらい。

10時まで手が空いてたらしく、話相手になってくれました。

やっぱり持つべきものは優しい同期。

いつの時代も変わりません。涙

 

が、待てど暮らせど、新上司が席に帰ってこない...。

まぁいいや。どうせオレ、好きで(しかも休みの日に自腹で!)出社してるだけだしー。

と、10:45を過ぎ、拗ねはじめかけた頃。

「あ、84さん、来てた!」と新上司が突然登場。

 

実は予期せぬ会議が入ったりして席に帰れなくなり。

庶務の人に、私が来たら会議室に案内するように言ってあったんだとか。

が、庶務の人は忘れたのか、私に気付かなかったのか...。

 大丈夫かよ、ウチの職場。毒

 

そんな訳で、新職場でも上司と話したのはわずか10分足らず。汗

あとは実務の話を先輩社員と...

ってさぁ。オレ、5時起きしたんだぜ?

そもそも出社する必要もなかったんじゃね??ってくらいなんですけどー。

 

社食にて

まぁ文句言っても意味がないので。

気を取り直して、久々の社食でお昼でも。

以前は工場の隣の建屋に、いかにも現場感のある、古臭~い社食があったんですが。

 実は私、そういうほうが好きだったりします。笑

今は、去年できたばかりの新社屋の3階に移ったんだとか。

ふーん。 ...って、行ってビッッックリ!!!

おしゃれなカフェを巨大にした感じの、めちゃくちゃきれいな空間が!驚

ここはGoogleか?Appleか?? 言い過ぎ。笑

 ...なんかいけ好かねぇな、田舎企業のクセに。 ←やさぐれてます。笑

 

が!

まずは売店で10枚綴りの食券を買って、というシステムは変わらず。

えぇ~?そこだけ20年以上前から変わらないの??

入退館とか、とっくに社員証で管理してるんだからさぁ。

社食だって社員証でピッでいいじゃん。

なんか食券に利権でも絡んでるのか? なんて。笑

ま、この詰めの甘さが弊社だよなぁ。

なんかその"いなたさ"にホッとしました。

 

いざ社宅を

お昼を食べた後は、社宅担当の元へ。

何と言っても、この日のメインタスクは家探しです。

...って、お昼休み中なので、また待ちです。

でも昼休み中に人を働かせるわけにはいきません。

 あれ?日本ってこんなに待つ国だったっけ?毒

 

社宅担当と話すと「家決めるまで滞在します?」と。

は?できれば今日にでも決めて、大阪帰りますけど?

と...「いや、今日書類出して(外部委託業者)、そこからさらに下請の不動産屋さんに情報が行って、物件をいくつか見繕ってもらって紹介ってなると、2,3日はいただかないと...」

 

...。

いや...あのさぁ。

あなたは何も悪くない。悪くないよ。

っつーか、アホ人事よぉ。

わざわざはるばる本社まで(しかも私費で)人を呼びつけるなら、だ!

それくらいは先にやっとけーーーーーーー!!!

何?じゃ、一回大阪に帰って、物件が出てくるまで待って。

物件を見に、また来なきゃいけないわけ??

もちろんまた私費で、な。怒

ホント、どんだけ仕事できねぇんだ!

分かるだろ?住所登録、大阪にしてんだから!!

仮に出張費が出るとしたって、一回で済ませられるようにするだろ、ふつう!?

そーれーが!そもそも私費だぞ?

何が悲しくて2往復もしなきゃいけないんだよーーー!!!涙

 

それも、だ!

そもそもオレは転勤なんてまっっったく希望してねぇ~~~~~!!

もういいから大阪に帰してくれ...。

帰国するなり、なんて仕打ちだ。orz

 

 ...ということで、お金も時間も無駄に使って、ようやく復職したのでした。

 

実は休職前...

いざ協力隊に合格し、晴れて休職が決まった際、上司の上司(部長)と面談しました。

直属の上司と違って都内の事務所にいるので、あまり話すこともありません。

が、「そんなつもりで登用した訳じゃないのは分かってますよね?」と。

 実は休職願を出した直後に管理職に登用されてました。

で、「84さんの事情も考慮して大阪で仕事してもらってましたが、休職後はそういうことも考慮しなくていいってことですよね?」みたいな捨て台詞!

 

...いや、あのさぁ。

それを言っても誰も得しなくね?

っつーか、オレが録音してたら炎上ネタよね?

そしたらアンタ一人のせいで弊社はブラック企業扱いですよ。

って、そんなことすら分からないほどアホな人じゃないんですが。

よっぽど腹に据えかねると言うか。

ま、怒ってたんでしょうね。笑

 

でもさぁ。

オレが休職願出したほうが先だしー。

管理職にしたら取り下げるとでも思ってたんでしょうか?

そんなのオレのこと分かってなさすぎ。

むしろ出世なんか1mmもしたくねぇぞ。

設計時代から「現場にいたい!」って昇進とか断り続けてるの知ってるはずなのに。

自分の判断ミスじゃん。

 

そこ行くと直属の上司。

休職願出したら「お!また行くんだ?よっしゃよっしゃ」とすぐハンコ。

「え?いいんですか?」って聞いたら「ダメっつったら辞めちゃうでしょ?」だって。

さすが、よく分かってくれてるよなぁ。涙

 

まぁ、そんな感情論で人事が決まるなんて会社じゃないけど。

以前そう言っちゃったなら実際に動かしちゃダメよね。

逆に、動かす可能性があるなら間違っても言っちゃダメでしょ。

なんつーか、またひとつ弊社に幻滅。

 いや、基本的には全然悪い会社じゃないどころか、むしろ超いい会社なんですが...。

 

 

↓みんなに分かってくれとは言わない。

気づいたら俺は夏だった風景

街の中へきえてゆく

ボーカルマイクに57もさることながら。

フロント3人の、テレキャスジャズマスター、SBVってチョイスが素晴らしすぎる。

帰国直後 荒&粗まとめ

新居を決めて引越して新職場に通い始め...大忙しです。

って、ずっと日本にいたら何てことなかったタスク量だと思うんですが。

2年に亘るサモアのんびり生活のおかげで、頭も体も追いつきません。

それなりのリハビリ期間が必要です。笑

 

更新をサボっていたのにはもうひとつ理由があって。

家にネットがまだ引けてない!からです...。

物理的な工事がいらないのに、申し込みから2週間以上かかるってどうよ?

日本もたいしたことねぇなぁ。 なんて。

スマホはもちろん生きてますが、なぜかテザリングできず。

サモアに行く前の夏から使っているので、もういい加減、買い替え時なんですが。汗

 

って言うか、そもそも引越が激混みらしく。

一昨日まで荷物も届かずマットに寝袋で生活してました。

ま、お風呂入れてビール呑めりゃそれだけで天国なんで、全然問題なかったんですが。

タンザニアサモアのおかげで、どこでも楽しく生きていけるようになってます。笑

 

とりあえず前回に続き、サモア出国から帰国直後までを荒く&粗くまとめます。

こっそり涙を拭いたファレオロ空港の後から...。

 

帰国前夜:オークランドで呑む

前回書いていませんが、出国当日は朝からビール呑んでました。

空港でも呑んで、機内でも呑んで。

何とも言えない気持ちを肴にお酒を呑む。

呑まずにやっていられない。

...うん、アル中まっしぐらな、良くない呑み方ですが。

人生でちょっとくらい、そういう時期があってもいいと思うんです。笑

 

機内では同期6人バラバラでしたが、オークランド空港ではなんとなく一旦集まり。

それからそれぞれの宿泊先へ解散。

って、女性3人、男性2人はそれぞれ同じところで。

ひとりなのは私だけでしたが。

 

重い荷物を引きずって市街に行くのは嫌なので、ちょっと高いけど荷物を預けます。

日をまたぐトランジットの際は便利かもしれません。

 

荷物を置いたら、さっそく呑みに出かけます!

カナダのヨットガール(オークランドに滞在中)や同期女性も集まるはずだったんですが。

諸々の事情で、結局は同期の男3人だけで呑むことに。

これ、気付いたら実はかなりレアでした。

なかなか同期の男3人だけで呑むことありません。

...って、もしかしたら初めてだったかも?

 

オイスターバーでワイン空けて。

アイリッシュパブで久々のギネス!!!涙

f:id:jptzws:20190208181817j:plain

なかなかない機会に、積もる話は尽きず...。

2時過ぎまで呑んじゃいました。

翌朝フライトなのに。汗

 

帰国当日:空港・機内・新宿で呑む

絶対に寝過ごすわけにはいかない!と目覚ましを二重にかけましたが。

目覚まし前にちゃんと起きました。

呑みすぎ&寝なさすぎ&体調激悪の割には頑張った。笑

 

日本からのフライトが遅れたため、折り返しで乗る我々も当然遅延。

そんなときは朝だろうが呑むに限ります!笑

フライト中も機内食をつまみにビールを呑み。

あとはただひたすら寝るだけです!

インフルエンザが猛威を振るってると聞いていたので、このフライトからマスク必須!

食事とトイレ一回以外、ほとんどずっと寝てました。

って、ゆっくり寝たのは久しぶりな気が...。汗

エコノミーシートなのに、まったく問題なく爆睡!

 

同期の一人は牧師の家に2年間ホームステイしていて。

それで、ここ最近のご飯前は毎回サモア風のお祈りをリクエストしてたんですが。

↓もちろんフライト中もシートチャットで!笑

f:id:jptzws:20190208222202j:plain

私:お祈りよろしく

相手:(お祈り) アーメン

私:アーメン ありがとう

 

成田上空で旋回を始めると、見紛うことなき日本の景色が。

ホント、何とも言えない気持ちでいっぱいになります。

嬉しいような寂しいような楽しいような悲しいような。

Welcome Japanボードの前で同期6人で写真を撮って。

サモア隊員のLINEグループに送り。

最後のメッセージを投げたらグループを退会。

これ、ほぼ毎回、先輩隊員たちがやってきた通りなんですが。

うーん、ホントに終わり!

自分の番になるとやっぱり寂しい。

 

到着ロビーではやっぱりなんとなく6人で集まって。 どうせまたすぐ会うのに。笑

それからそれぞれの宿泊先へ。

重いスーツケースはさっそく送りました。

 

って、他の国に派遣されていた同期が待ってくれているので急がないと!

 ※フライトがすでに1時間遅れ。

そう、派遣が一番遅かったサモア隊員は、帰国も当然一番遅いのです。

一番早い国との差は、なんと1ヶ月!

時期が近い国でも1週間は早く赴任&帰国しています。

もう日本の生活に復帰しているのに、呑み会を企画してくれました。

 

が!そんな同期呑み会は、これまた諸々の都合で予定通り行かず。

蓋を開けたら、サモア隊員男3人と、他国隊員男2人だけ!

寂しい...。

なんて言いません!

それぞれ英語のクラスが一緒で、ひとりは生活班も一緒で、身内も同然。

めちゃ遅れてしまったけど、男5人で楽しく呑みました。

 

帰国翌日:サモアOB・OGと呑む

前日は、電車を降りてからホテルまで、心底凍えました...。orz

「この冬一番の寒気」なんてニュースでも言ってたし。

何より、30℃超のサモアから真冬の日本は温度差ヤバすぎです!

本当にマンガみたいに歯がカチカチ鳴るくらい、全身震えました。

 

ということで、さっそく防寒着を手に入れないと!

新宿の人混みにはマスク必須!

というか日本に向かうフライトから片時も手放せません。

この体調でインフルウィルスに曝露したら、確実に感染&発症します...。

背に腹は代えられないので、手近なユニクロでセーターとヒートテックを。

おぉぉ、ユニクロ様。なんて温かいんだ!!笑

 

本来、帰国の翌日はJICA本部で帰国研修ですが...

金曜に帰国したので、この日は土曜日!

JICAだってもちろん土日は休みです。

 

ということで、夜はサモア隊員OB・OGたちと呑み会です。

みんな日焼けで真っ黒だったのに、白くなっててビックリ!

って、まぁ当たり前なんですが。

黒いイメージしかないので、日焼けしてないのが違和感ありすぎです。笑

↓そんな愛すべき先輩たちへのお土産はサモアビール!同期6人で1本ずつ手分け。

f:id:jptzws:20190208225322j:plain

2次会も行って、その後カラオケまで行って、朝5時まで!!

平均年齢高めなメンバーでしたが...酒も夜も年寄りのほうが強いと言う。

誰が筆頭?...まぁ予想通りです。笑

 

帰国2日目:高校同期と呑む

毎日命を削りすぎです。

このままではインフルにならなかったとしても倒れてしまう...。

ということで、ホテルで爆睡。

ベッドでちゃんと寝るのは...実に一週間ぶり?汗

 

が!夕方からは高校の同期と呑みです。

しばらく日本を離れるといいのは、行く前や帰国したときに「せっかくだから」って色んな人から声をかけてもらえることかもしれません。

日本でふつうに生活していたら何年も会わなかったりするのに。

 

で。

どんなに久しぶりでも、会った瞬間、当時に戻るのが古い友達の良さですね。

「変わんね~」とか言い合いながら、お酒が進みます。

ただ...タンザニアから帰ったときから感じてたんですが。

やっぱり日本でずっと仕事をしてる人と私では、感覚や価値観が大きく異なります。

話しながら、時々言いようもなく遠くに感じて、少し寂しくなりました。

って、変わったのは自分のほうなので何ともですが。汗

 

どんなに長くごぶさたをしてても

電話ひとつかけるだけ

学生に戻れる

 

一緒に呑んだのは、友人の中でも1,2を争う酒豪。

ちゃんと勝負したら多分負けるだろうな、ってくらい。

この日も2人で快調に呑んで...たら、なんと!

店の瓶ビールを呑み尽くし、各々好きなお酒を。ってタイミングで。

トイレに立とうとして、ふらついてコケた!!驚

えぇっ!?そんなに呑んでないよ?大丈夫??

店を出る頃には完全に千鳥足で。

腕を掴んで支えて歩いて、駅の改札までは送りましたが。

あれくらいの酒で酔っ払う奴じゃなかったのに...。

年?

いやいや、ストレス。多分、間違いなく。

中間管理職って辛いよなぁ。涙

オレももうすぐあの姿か...と思うとサモアに帰りたくなりました。

 

帰国3日目:健診前日でも呑む

明けて月曜日、JICAによる帰国研修1日目です。

今回はたまたま金曜に帰国だったので、土日ゆっくりできましたが。

ふつうは帰った翌日から帰国研修です。

 

協力隊はぴったり丸2年で帰国します。1/26出国なら2年後の1/25帰国。

 ※もちろん教員の現職参加任短、延長などを除きます。

なので、出国日が一緒だった国は、帰国日も同じ。

当然、帰国研修も一緒になります。

そこで国内訓練が一緒だった同期と会って「わー、久しぶりー!」みたいな。

タンザニアから帰ったときはそれが楽しかったり。

 

が!

何度も書きますが、サモア隊員は他の同期よりずいぶん遅く出発しました。

ので、帰国研修もおなじみの6人だけ。

なんて言うか...おなじみ過ぎて、帰ってきた感が薄いんだよなぁ。笑

 

研修と言ってもたいしたことをするわけではなく。

帰国して協力隊経験をどう還元するか、なんて話とか。

就職斡旋の話もあったり。

外務大臣からの感謝状をもらったり。

 

あ、あと公用パスポートを失効させて、自分のパスポートを返してもらったり。

そう、以前ちらっと書きましたが、協力隊員には公用旅券が発行されます

失効後はちゃんと手元に返ってくるので、旅の思い出は残ります。笑

 

他、職種などによっては個人面談が別途あったり。

JICA関連なら、さっそく就職関係の話を聞きに行ったりもできます。

 

私は、と言うと。

研修後、ずっと求めていた温泉へ!

ホントは同期男3人で行くつもりだったのですが、一人が色々長引いて2人で。

サモアで刺青入れたヤツもいるので、タトゥーOKな蛇骨湯へ。

和彫りガッツリのお兄さんもいてましたよ。えぇ。笑

 

都内のど真ん中で「無加温の源泉かけながし」なんて贅沢言いません!

気持ち良かった~~~。涙

ジェットバスも露天も良かったけど、何よりサウナが。

数日前まで天然サウナみたいな国にいたのに。笑

 

上がった後は、またも同期男3人で呑み。

って、翌日健診ですが。

帰国したばかりで日本の酒を我慢しろなんて無理です、無理。

健診結果が悪かったら何なの?って感じ。

ダメな大人の見本。笑

 

しかも行った店がたまたまプレモルMaster's Dreamのドラフト!

...もうね、震えた。

比喩じゃなく、本当に文字通り震えた。あまりに旨くて。

日本ってすごい国だな...。

こんなに旨いビールが存在するだけで比類なく素晴らしい。涙

 

帰国4日目:健診後も呑む

JICA帰国研修2日目は健康診断です。

自覚がなくても、寄生虫もらってたり、感染症に罹っている可能性もあるし。

JICAとしては絶対に必要なアフターケアだと思います。

 

遅刻が当たり前のサモアに慣れきった同期6人...。

心配でしたが、なんと5人は時間前に到着!

遅れたのは1人だけでした。ちょっとだけ。

 

で、問題になったのが検便。

前日午後に容器をもらって、当日朝までに採取。

これ、便秘気味の人は無理ですよね。

 実は遅れた一人は出すために頑張ってたらしい。笑

それでも5人は提出したんですが。

提出した5人中4人が「量が足りない」と言われてしまいました!

えー!?それって説明書の指示がおかしくないか?5人中4人がNGだぜ??

しかも「今日の16:30までか、今週中に持参してください」だって。

いやいや、今日みんな各地に帰るよ!怒

 

ということで、出さなきゃいけません。

中にはフライトを予約しているので、時間がよりタイトな子も。

「じゃ、食べに行こう」とすぐ一致するのが我が同期の良いところ。笑

10時半くらいでしたが、近くに24時間営業の日高屋が!

ラーメン!チャーハン!餃子!ビール!!

テンション上がって、さっそく向かいます。

で、6人揃って日高屋で酒宴。

平日午前中ですけど何か?

周りの目なんて気にもなりません。笑

 

同期6人だけで呑むのも滅多になくて、事前訓練から合わせても4回目くらい?

もちろん上で書いたサモア語のお祈りもして。

でもこんな機会も本当に最後なのか...と思うと、急に寂しくなります。

初めは、おなじみのサモア隊員6人だけでつまらない!なんて思いましたが。

逆に最後まで6人だけってのは、むしろ贅沢だったのかも、と。

同期ともちゃんとお別れする、いい機会でした。

 

...あ、肝心のものはちゃんと出ました!

出なくても、送るか、地元で検査して結果だけ送ればOKとのこと。

無理して出さなくていいらしい。

当たり前か。笑

 

新幹線に乗って、いざ大阪へ!

出張とかでもそうなんですが。

御堂筋線に乗って淀川を渡ると「あぁ、帰ってきた!涙」と。

新大阪辺りは私の中で大阪じゃないらしい。笑

 

さっそくなじみの美容室へ!

小汚さに輪をかけたオッサンが堀江界隈を歩いていいのか?ってドキドキしながら。笑

「あんまり黒くないし、長髪じゃない!誰が切ってたの?」なんて言われ。

久しぶりに自分以外の鋏が入りました。

そう、サモアでは結局ずっと自分で切りました

一回くらいサモアの床屋とか、ファミリーに切ってもらえばよかったかな?

でも酔っぱらうと切りたくなって、シャワールームで切っちゃうんですよね。

で、翌朝愕然!みたいな。笑

慌てて修正すること多数でした。

当然なんですが...日本のプロが切ると違うなぁ~~~。嬉

8年くらいずっと切ってもらってたし。

さっっっぱり!!

 

家では子どもたちが大きくなっててビックリ。

2年も離れてれば当たり前?

いや、夏に一回遊びに来たし、2週間に1回はSkypeしてたのに。

でも実際に会うと「デカ!」ってなります。笑

健康&まっすぐに育っていて喜ばしい限り。

相方には頭が上がりません。

 

もちろんこの日もビールやら自家製梅酒を。

プレモルブラック!これも旨い!

f:id:jptzws:20190216100316j:plain

 

その後:呑みは続く...

えーと...「呑んでばっかりだな」って?

はい。帰国前後は、もうホント冗談抜きにずーーーっと呑んでました。汗

 

この後も、前職場の上司と呑んだり、仲いい後輩の旦那(どんな関係だ笑)と呑んだり。

他の国に行った同期の子と会ったときは昼前から呑んでました。笑

 

サモアでも日本でも、一緒に呑んでくれる人がたーくさんいて。

一人で寂しがる時間を与えてくれないと言うか。笑

いや、本当に人に恵まれた人生だな、と。

 

前回と同じ締めになってしまいますが...「感謝」これに尽きます。

サモア出国まで 荒&粗まとめ

帰国から早10日余。

サモアを出る前もそうでしたが、日本に着いてからも超!慌ただしい日々です...。

 

が、この間、何人かの方から「ブログ、ちゃんと続けてね!」と激励いただき。汗

更新をサボっている間にも、アクセスしていただいている方もいらっしゃいます。

このニッチなニーズしか満たさないブログに対し、本当にありがたい限りです。

 

せっかくなので、書き残しているネタを消化するまでは続けたいと思います。

細々と?かもしれませんが。笑

 

ということで、遅ればせながら今回はサモア出国までを荒く&粗くまとめます。

先日の「ただただ呑む」の続きから...。

長ーーーくて写真がありませんが、よかったら。

 ※この間、人の顔が写ってる写真ばっかりなので

 

出国7日前:ラストとことん会

結局、最後まで月イチペースを守って開催された「とことん会」。

当初のコンセプトの「とことん呑む」はいつのまにか薄まり。

すっかり「とことん美食」になりました。笑

そこで原点回帰すべく、今回のテーマは「とことん突き出し」になり。

各自が自慢のつまみ&肴を持ち寄りました。

結果...やっぱり「美食会」でした!笑

みんなの創意工夫で、サモアで手に入る食材をとにかくおいしく!

「え?こんなのどこで買ったの?」なんて驚きがあったり。

料理のアイディアを共有したりする、本当にいい機会でした。

もちろんみんなと仲良くなれるし。

毎回毎回、とにかく食べ物がおいしくて、ついつい食べ&呑みすぎましたが。

最後もまたおいしかったーーー!!!

 

...のはいいんですが。

参加していた、私を含め帰国隊員4人。

誰も翌日の報告会資料ができてない!!汗

しかも私は連日寝てなくてフラフラ。

「ちょっとでいいから寝かせて」と言ったんですが、30分足らずで起こされ。

結局いつもと変わらず、最後まで起きて朝5時まで呑んでましたー。

命削りすぎ...。orz

 

あ、そういえば、一本残していたタヒチワイン

ロゼは残念でしたが...白はめちゃくちゃおいしかったです!!

梅酒!?ってくらいフルーティーで、みんなにも好評でした。

買うならこっち!です。

↓写真右がおいしい白。左は残念なロゼ。

f:id:jptzws:20190102181053j:plain

 

出国6日前:帰国報告会→送別会

それでも朝は来る。

ということで、この日は午後イチからJICA事務所で最終報告会です。

2,3時間寝た後、午前中に頑張ってなんとか資料は作りましたが...。

当然のようにアルコールが残ってるだけではなく。

ドミトリーの極寒クーラーで、完全に喉&鼻をやられて風邪っぴき。orz

 

同期のひとりに至っては、一旦寝たのに朝6時に起きて、また呑み始めたらしく。

直前にトイレで吐いてから発表に臨む始末。笑

 

が!そんな状況下でも、それぞれが自分らしい「いい発表」をするのが我が同期。

 って、自業自得で「そんな状況」なんですが。笑

感極まって涙する子もいれば、もらい泣きする子もいたり。

苦楽を共にした同期の発表には、やっぱりいつも以上に感慨深いものがありました。

スタッフからは「会場が酒臭かったよね?」なんて言われてしまいましたが。

「気のせいです!」と断言。

...どう考えても無理があるよなぁ。笑

 

発表後はサモア支所長と個人面談。

と言っても、つい2ヶ月ほど前に赴任したばかりなので、特に何とも。なんて。笑

歴代支所長、みなさんそうでしたが、今回の方も非常に気さくでフレンドリーな方。

私は立場的にも気を遣っていただいて、スタッフに混ぜてもらって一緒に呑んだり。

ごく短期間でしたが、本当にお世話になりました。

 

そう、JICAスタッフの任期も2~3年なので、隊員任期中に変わったりしますが。

この2年のサモアの支所長は変わりすぎ!でした。

繋ぎで短期に来た方も含めて、4人目。

これほど変わる例も珍しいと思います。

もちろんサモアに問題があったとかではなく、偶然です...。

 

その後はいよいよ送別会。

が、会が進む中でも、全然自分のこととは思えず、実感のないままで。

自分が主役のパートもある送別ムービーを不思議な気持ちで眺め。

みんなの前に立たされるまで、まるで他人事のように感じていました。

記念品はいつも、帰国隊員それぞれに縁の深い?隊員から渡されるのですが。

そこで大好きな子から渡されて、ハグした瞬間!

急に「あ、ホントに最後なんだ!」と現実感が襲ってきて。

いきなりどうしようもなく寂しくて切ない気持ちでいっぱいになりました。

最後のあいさつも(多分無意識に考えるのを拒否していて)準備していなかったのですが。

その場で言葉を絞り出す中で、どんどん「最後感」は大きくなり。

危うく泣きそうになりました。

 小汚いオッサンの涙なんてまったく需要ありませんから!ホント、気を付けないと。笑

 

体調は悪化する一方でしたが、二次会にも顔を出して。

でも最初の一杯以外は水とニウ(=ココナッツジュース)のみ!

なぜなら翌日も大切なイベントがあったから。

 

出国5日前:賀詞交換会→男呑み

去年も書きましたが、「ガシコウカンカイ」。

音で聞くと、何それ?って感じですが、文字で見ると「賀詞交換会」。

なんとなく「あ、新年会?」って感じですよね。笑

去年まではサモア日本人会と日本大使館の共催でしたが、今年は大使館主催。

ということで、去年に増して硬めです。

 

で、それがなぜ「大切なイベント」かと言うと。

昨年末の天皇誕生日レセプションで歌った日本&サモア国歌

これのリベンジをしよう!と目論んだからです。

あのときは一人欠けてしまったので...。涙

 

が!そこはお硬い上にお硬い、大使館のこと。

最初に打診したときは「日本国歌はともかく、サモア国歌はNG」でした!

曰く「在留邦人のイベントで、その国の国歌を歌うなんて前例がない」と。

いや、最初は「硬すぎない!?」と思いましたが、よく考えると確かにそうで。

これがサモアのポップソングなら問題ないんです、きっと。

でも国歌となると話が別です。

大使館という公式な立場で他国の国歌を軽々しく扱えない、というのは理解できる話。

 

...とは言え。

そこをサラリーマン生活で培った交渉術で何とかするのがオッサンの役目です!笑

大使は日本に一時帰国中だったので、直訴は控えましたが...

書記官?参事?役職は分かりませんが、実務担当に熱いメッセージを送って。

大使館職員にも「絶対無理だと思います」と言われる状況から、何とか大使に打診していただくところまで持っていき。

なんと!両国国歌の歌唱OKの回答を頂きました!!涙

 

...いや、自分でも何でそこまでこだわったんだろ?とも思いますが。

天皇誕生日レセプションに向けて、5人でかなり練習したんです。

最初は「大丈夫か、これ?」ってレベルから、練習の度に良くなっていって。

本番直前には「あ、これアカペラでいけるじゃん!」ってとこまで。

なのに、一人欠けてしまって。

それも欠席した本人がめちゃくちゃ責任感が強い子で、ずーっと気にしていて。

だから帰国する前に、できれば大使もいる公式のイベントでリベンジしなきゃ!と。

 

迎えた、賀詞交換会での歌唱本番。

君が代の斉唱も好評を頂きましたが。

その後に歌った、サモア国歌。

私の隣に前回欠席したアルトの子がいることだけでも嬉しかったんですが。

歌い終わった後の拍手とどよめきが忘れられません。

会場の音響(深いリバーブと適度なディレイ)にも助けられたとは言え。

練習でもそうそう出ない、なかなかの出来栄え!

何より5人揃って初めて人前で発表した喜び!!

帰国前の変なテンションとも相まって、ステージから降りてメンバーとハグした瞬間、またも泣きそうに...。汗

↓ようやく5人揃ったー!! ボカし足りない?笑

f:id:jptzws:20190205154501j:plain

 

そんな賀詞交換会の後、もちろん体調は悪いままですが、男呑みです。

そもそも青年海外協力隊は近年ずっと女性のほうが多いんですが。

最近のサモア隊員も女性が多い中、久しぶりに新隊員2人とも男だったので。

これは最後に「男だけの呑み会」をやらないと!と。

訴求力の低い企画なので、おそらく最初で最後の機会だろうな、とは思いましたが。笑

 

が!

蓋を開けてみれば、隊員だけでなく、ODAプロジェクトで来ている邦人も加わって。

総勢20名弱?の日本人男性が集まってくれました。

私も一仕事終えたので、アルコール解禁!です。

後は野となれ山となれ、と。笑

 

呑むだけじゃなくて、汗だくでキャッチボールしたり。

もちろん女性がいたらできない話もしたり。

男って、いつまでたってもガキのまんまだな、と。

でもそれこそが男の醍醐味!

最高の時間でした。

 

出国4日前:ダウン...

翌日曜日。

そもそも最後にファミリーとゆっくり過ごそうと決めてたんですが。

朝から体調激悪です。

って、そりゃそうだよなぁ。汗

 

次の日からも外せない予定がギッシリなので、ひたすら寝てました。

と言っても、自分でコントロールできるレベルではなく。

たまにトイレなどで目が覚める他は、本当に泥のように眠るだけ。

眠ると言うか...半分以上意識を失ってました。

うん、呑みすぎ&眠らなすぎの日々が続きすぎー。orz

 

って、この時点で荷作りも部屋の掃除もまったく始めていないのは秘密です。汗

 

出国3日前:本当のラストダイブ!

月曜朝、熱も下がって、何とか動ける!

となれば、来客を放っておく訳にはいきません!! 

トンガで仲良くなった日本人と一緒に、今度こそラストダイブです。

先日のラストダイブでは足を痛めて潜れなかった子も一緒にリベンジダイブ。

 

今回はAqua Samoaで、ずーっと潜りたかったポイント、Wiko's wardrobeへ!

が...やっぱりシーズンオフです。

残念ながら透明度は低く、一本目は視界10mくらい。

魚影etc.も、直前のタヒチとは比べようもない感じ...。

二本目も、ひどいときは5mくらいで、ほぼ何も見えず。

近くに亀がいても、シルエットクイズ状態。涙

 

それでも最後に潜れてよかった!

雨季なのに晴れただけでも御の字だし。

何より、いい思い出ができました!!

 

結局サモアでは...通算12本?かな??

って、少な!!

2年住んだのに、2週間行っただけのタヒチより断然少ない。汗

もちろんタンザニアより沖縄よりも少ない。

もっと潜れたなー、とも思いますが、シュノーケリングでも十分楽しいからなぁ。

潜りたいところは潜れたし、満足してます。

 

翌日は家の退去。

まったく手付かずの家ですが、ダイビング後に慌てて片付け始め...。

これ、ホントに帰国できるのかよ...。orz

 

出国2日前:Whatever

この日は朝から表敬訪問。

まずはサモア国立大学を管轄する財務省です。

って、ホントは日本大使館財務省と、連続で行けるはずだったんですが。

財務省の都合で急遽時間変更。

朝と夕方、2回に分けて街に降りることになり、片付け中の私にはいい迷惑です。

 

しかも!

なんと急に、街と大学の間の道にある橋の拡幅工事の調査が入って、通行止め!

タクシーで向かったはいいのですが、大混乱&大渋滞!です。慌

「何時から用事?」と、ふだんは時間なんて気にしないサモア人も気を遣ってくれて。

ドライバーの機転で、ぐるっと大きく遠回り。

結果的に、ギリギリ時間通りに到着できました!!

いやー、なじみのタクシースタンドのなじみのドライバーでよかった。

ふだんから仲良くなっておくもんです。笑

もちろんチップははずみました!

 

表敬訪問後は、一旦家に帰って、ひたすら片付け&掃除です。

当然汗だくなので、裸で腰にラバラバ(サモアの薄い布)一枚の恰好。

誰も見てないし、見てもファミリーだし。

何よりサモアの村の中なら、これが正装!です。笑

 

夕方には、今度は日本大使館へ!

タクシーもかなり早めに手配します。

大使に先日のお礼をしつつ、見知った館員の方々にもごあいさつ。

うーん...ホントに最後なんだよなぁ...。

帰国の実感には波があって、全然帰る気がしない時もあれば、最後!って感じる時も。

 

家に帰り、最後の荷造り&片付け。

ずいぶん遅くなってしまいましたが、何とか17時には終え。

大家ことファミリーのママにあいさつに行きました。

この時は感傷的になんて、まったくなってなかったし、そんな気もなかったんですが。

大家と話していたら、もう抑えようもなく涙が止まらなくなり。

年甲斐もなく、大号泣してしまいました...。

 

犬たちとの別れは覚悟していたのですが。

ファミリーは文字通り家族になっていたんです。

こんな遠く離れた南の島に家族ができたことがうれしくて。

本当に温かい言葉をたくさんかけてもらって。

血の繋がりとか言葉とか国籍とか関係なく、人ってこんなに繋がれるんだな、と。

 

Oasisの至高の名曲「Whatever」の最後のリフレインに

Whatever you do, whatever you say, yeah I know it's all right

って歌詞がありますが。

そんなことを恋人でも家族でもない人から心から言ってもらったのなんて初めてで。

あぁ、ここに本当に心を許せる、安心できる人たちがいるんだな、と。

それってめちゃくちゃ幸せなこと。

この人たちと出会えた、それだけでも協力隊に来た意味があった!と思えました。

寂しい涙じゃなくて、幸せすぎの涙。

 

家を引き払って、荷物を抱えて隊員ドミトリーへ。

なじみのタクシースタンドからバンを出してもらいました。

家も村も大学も、何なら通る道も、すべてが最後だなんて信じられません。

実感のないままドミトリーでご飯作って、泊まってた同期や他の隊員と呑む。

 

出国前日:最後の晩餐

隊員ドミトリーは、我々と入れ替わりに来る新隊員のために大掃除。

が!

そんな中に、昨日私が大量の引継ぎ物品を持ち込んでしまいました...。

でも家電などの大物は、先に引き継ぐ人を決めていたので、あとは食品など。

基本的に大掃除に来た隊員で分けてもらっちゃいました。

 

で、みんなが大掃除する中、私は、と言うと。

荷物の割り振りに四苦八苦。

預入荷物は23kgに、手荷物は7kgに収める必要があります。

2年前にも書きましたが、規定サイズを超えるとめちゃ高い金額を取られるので。

規定に収まらないなら、荷物を1つ足して、事前申請&前払いするほうがお得です。

 

ちなみに今回はNZで一泊するので、預入荷物もオークランドで一旦返されます...。 

翌朝乗り継ぎなんだから、預っておいてくれればいいのにー。

NZは持込制限も厳しい(蜂蜜NGとか)ので、乗り継ぎ時は要注意。 

 

そして!最後の晩餐は、おなじみPaddles!!

何かの節目には必ず来ている気がします。笑

お値段もなかなかですが、雰囲気や味が他ではありえない!ので。

f:id:jptzws:20190205155105j:plain

料理も相変わらずおいしかったし、ワインも一人一本以上空けてご満悦。

至極のひとときでした。

f:id:jptzws:20190205155126j:plain

...って、また「あぁ、ホントに帰るんだなぁ...」なんて。寂

 

ドミトリーに戻ってからもさらに呑んで、またも終わらない夜...。

 

出国当日:涙はこっそり

雨季ですが、朝から嘘のように晴れて。

やっぱりウチの隊次は晴れだよね、なんて。

ドミトリーには旅行会社のバンが迎えに来てくれます。

が、他の隊員とはそこでお別れ、とは行かず。

みんな別のバンタクシーで空港まで来てくれました。

 

...って、これ苦手なんです。

見送るのも見送られるのも。

だってめちゃくちゃ切なくなるじゃないですか!

だからこれまでも、どんなに大好きな、仲がいい人でも、一度も空港まで行かず。

前日夜などにこっそり個別にお別れをしてきました。

タンザニア時代、自分が帰るときには「見送り来ないで」って言ったほど。

 いや、結局その時もみんな来てくれちゃったんですが。困嬉涙

 

サモアの学校スケジュール的に、小中学校は休み期間。

ってことで、教育隊員が多いサモアでは、かなりの人数が暇してて。

さらにそれだけじゃなく、トンガで仲良くなった子や留学生、サモア人まで!

総勢20人以上が見送りに来てくれました。

 

でもホント苦手なんです...。

もちろん気持ちはすごくうれしいんですが。

ということで、ランチ食べるって名目でこっそり少人数で抜けたり。

端のほうでひっそりして、さっさとゲートを抜けてしまおうと画策してたんですが。

当たり前ですが、仲のいい隊員に限って向こうから来てくれちゃうんです。

いや、お前とお別れしたくないから逃げてんだよ、こっちは!涙

↓あーぁ、ついに乗る飛行機が来ちゃった。

f:id:jptzws:20190205154724j:plain

勝手に「こんな弟/妹がほしかったなー」なんて思ったりしてましたが。

よく考えると、ほとんどみんな10歳以上離れてたりするので、ずいぶん図々しい。汗

実際は「年の離れたいとこ」とか「親戚の子」くらいなんですよねー。

それでも全然年の差を感じさせず付き合ってくれて。

お別れの時に泣いてもらえるなんて、ホントいい子たちです。

日本社会で出会っていたら、ありえなかった関係性なわけで。

「人との出会い」、これは間違いなく協力隊参加で得られる最大の収穫です。

 

もう言葉も出ないし、いたたまれない気持ちになって、真っ先にゲート内へ。

と、同じようなことを感じたのか、同期のひとりも早めに。

思えば、一番よく一緒にご飯食べたり呑んだりしたなぁ。

と、出国審査を終えて搭乗口に向かう間に号泣し始めた!

バカ!おい、泣くなよ!!もらっちゃうから!!!

...オッサンは誰も見ていないところで、こっそり涙を拭いましたとさ。

↓搭乗直前に最後のManutagi。苦いよ、苦い。涙

f:id:jptzws:20190205154902j:plain

↓日本に帰るなんて信じられない!

f:id:jptzws:20190205162330j:plain

 

2年、長いようであっという間です。

以前、誰かが「騙されてるかのように早い」なんて言ってましたが。

まさしくその通り。

タンザニアサモアも、気付いたら終わっちゃってました。

それだけ楽しかったってことの証明な訳で。

とてもとてもとても幸せな時間でした。

協力隊生活で出会ったすべての人に心から感謝。